ケロの与太

「全力で与太話」
読んだら忘れてください(” ̄▽ ̄)ゞ  

やらない言い訳を探しすぎた

2024年05月05日 | 日記

毎年四月の半ばになると
ぼんやり思い出すのは
憧れの花畑
茨城県大洗海岸近くにあると言う人工の
青い青いネモフィラの花畑

勇者ヒンメルがフリーレンに
「いつか
君にも見せてあげたい」
と言ったのは
きっとこんな天国にいるかのような花畑ではないかと
思うのです



こんな景色がこの世にあると知ったのは
いつのことだったでしょうか
東京を超え千葉を超え茨城を北上する
電車で日帰りするにはちょっと遠い
バスツアーを予約してもその日雨だったら超悔しい
とか言いながら
ぐずぐずと20年
時を同じくしてこの世に登場した
見栄え尊重文化
それと共に
お花畑はどんどん有名になり
海外からの観光客も増えるばかり
もう花を見るのか人を見るのかみたいになっちゃって
車で行っても駐車場に入れず帰ってきた
なんて事もあるらしい
夫の飲み仲間の茨城県民に言わせれば
花も当たり年とそうでもない年もあるらしい
(今年は当たり年らしい)

人間のいない花畑をカメラに収めたいと集まる人々が
早朝開園前から並んで先頭を位置どり
入口から歩いて10分はかかる見晴らしの丘までの道のりを
開門と同時にダッシュする
もう西宮神社の福男選びみたいに
なってる様子も
テレビで見たりして
いやなんか・・
もういいかぁ・・
とか思ってたけど

「去年行かへんかったし、茨城行こうか」

と夫が言いだしてくれた
青森で晴らしたのかと思っていたけど
茨城をまだ諦めてなかった
彼は牛久大仏が見たいらしく依然茨城推し
「あ、じゃあ、
ここも行きたい」
と私が国営ひたち海浜公園の場所を示すと
「ほな、その辺で宿とろか」
すでにその時ゴールデンウィークまで二週間
もうホテルなんて空いてないでしょ?
と思ったけれど
水戸駅の隣に
勝田という駅があるらしく
そのまん前の小さなホテルを予約してくれました
そこにサウナがあったから😁




ううう・・でもなぁ・・
車かあ

わざわざゴールデンウィークに
車で出かける人の気が知れませんな 
( ̄一 ̄)
と、毎年リビングに寝転んで
連休の渋滞情報を報じるテレビを眺めては
鼻で笑ってたこの私が
あの渋滞に自ら身を投じるのか・・
いや
そこは我慢すべき!
これは願っても無い好機!
夫は3時間はかかるその道程を運転する気満々
私は横で座ってるだけ
こんなありがたい話はないのだから

Don't来い 
渋滞っ😓






蓋を開けてみれば
あのレイボーブリッジすら
封鎖されておらず😳
本当に怖くありませんでした・・😳


「千葉に住む人は
ゴールデンウイークに帰省なんかしないから
千葉回りで行くと良いよ」
前日行った美容師さんがくれたアドバイスは本当で
文字通りスイスイと
本当にスイスイと
実に快適なドライブ😳






車に乗って走ってみて
関東平野のどこまでも平らなことを知りました
行けども行けども田んぼか畑か時々川か
その広さは
北海道にいかなくても
そこそこ味わえるものだと知りました



新緑萌える
酒々井パーキングエリアのスタバで




カフェアメリカーノを今日1日分、満タン貰って車に帰ります
それまで
誰がこんなに飲むのん?
と思ってた
ベンディ(=590ml)ってこういう時に使うのだと知りました
マグ持ち込みのシンプルなオーダーに
店員さんも嬉しそう←※思い込み
いやもう私、
積み重ねた努力の甲斐あって
スタバと仲良しと言っても
過言ではありません
( ̄ー ̄)←※思い込み


目指したのはこの花畑
でも、半月ほど季節は早く進んでいるので



まあ、本気で追ったわけでもない夢なら
こんなものでしょう

これが見たかった訳だけれど



私の現実は
こんな感じで





うっすーく
咲いてました


そして
この写真を最後に
スマホの充電が切れました😓

もう少し行くと
もっと綺麗に咲いている場所もあったんですが😓
撮れなかった
これを見にきたのに
撮れなかった🤣





というのも
ネモフィラの前に寄った
牛久大仏でテンション上がりすぎて
予備バッテリーのバッテリーまで使い果たしてしまった😓


思っていたよりずっと
牛久大仏が綺麗だったので


大仏様は
人生半分奈良県民の私
ソウルメイト←違うやろ


死んだ詩人も成仏できる
矢車菊


素晴らしき哉
牛久大仏さま

その感動に電池使い果たして
夢のお花は
私の夢の中で揺れています



スマホは
那珂湊の海を目指す途中で熱も下がり
なんとか動かせるようになりました



この地の豊かな魚介や農産物に触れて
本当に
その活き活きとした鮮度を羨ましく思いました

毎日樹脂トレイの上でラップされたスーパーの魚を買っている私は
なんとなく魚をスーパーから買う感覚でいますが
その根っこにある
力強い第一次産業の事を思い出します
潮の匂いのする風
桟橋の錆
港の名を掲げる看板の文字
ぞんざいに積み重なったように見える一つ一つがとても大きい網やロープ
それらが放つ独特のオーラを肌に感じて
改めて
その存在をありがたく思うのです


水揚げ場に1軒だけあった
プレハブ小屋のような食堂で
輪ゴムのかかったパック販売のタコ飯とエイのフライを
半分こして食べました
那珂湊はタコの漁獲高日本一だそうで
エイは
赤身魚かなと食べてしまった後にエイだと知りました
商品開発で地域を盛り上げようとする努力の賜物の1つの様でした



日が傾いて海がキラキラしてきたので
ココから
宿を目指すことにしました

遠く大洗水族館が見えて
行けなくもなかったのだけれど
還暦前の旅においては
目的を絞り
早め早めの引き上げを心がけることが
それを楽しいものにするコツになるのだろうと
学んだ気がします

時間のあった夜は
水戸駅に出て夕飯を食べ
周辺を一時間くらい散歩して
興味深いものをいくつも見つけました



取り急ぎ
今日は
そんなゴールデンウィークの話


( ̄ー ̄)ノシ




🚗🚙🚚