旅先に必ずもって行くのがご朱印帳。
現在2冊目。
左上の方は下関の赤間神宮で、下の方は平泉の中尊寺で購入したもの。
表紙のデザインがオリジナルです。
中尊寺の方は銀杏色のカバー付き。
国宝の華鬘(けまん)が金箔で押されています。
屋島寺(香川)に行った際大雨に見舞われて鞄がびしょぬれになり、一緒に御朱印帳も上部が雨でよれよれに…
一部金箔が剥がれてしまいました。
それ以来持って出掛ける時は必ずビニール製の巾着袋に入れています。
表紙だけならまだしも中味がダメになったら泣くに泣けない。
基本的に和紙に墨汁なので滲んだりということにはなりませんが、やっぱりね…
赤間神宮の方は、神宮の入り口を刺繍で写しています。
奥州藤原氏、平氏とどちらも好きで、興味のある人たちに所縁のあるお寺ということもあり、ほぼ一目惚れで購入しました。
***
ご朱印は随分昔からあるようで、元々は自分で書き上げた写経を神社やお寺に納めた時の証明…
というか証書として受け取っていたものらしいです。
それが時代が下ると読経でもよくなったりしたそうで、いくつか変遷を辿りものすごーく簡素化されたのが今の形のご朱印だそうです。
つい旅行に行ったというスタンプ感覚で集めてしまいますが、元々はありがたいものだったみたいですね^^
大体どこの神社仏閣でもご朱印は頂けます。
初穂料は300円が相場。私が今まで訪れた所では伊勢神宮だけが200円でした。
ごく稀にお志となっている所がありますが、そういう所は300円でいいと思います。
頂く場所ですが、大抵社務所や寺務所、本堂等に「御朱印」と書いてある板が掲げられているので、そこでお願いします。
御朱印帳を忘れた場合はその旨を伝えれば半紙に書いたものを頂けます。
私もたまに持って行くのを忘れますので、帰ってから貼り付けています。
たかが300円と思われるかもしれませんが、例えば中尊寺なんてお堂ごとに御朱印があります。
一山寺院なので、関山にある山院をひとまとめにして中尊寺というんですね。
それぞれに御朱印があるというのはその為だと思います。
で、変にこだわって全部集めているとお土産代以上の金額になります。
ホント侮れません。というか、マジで笑えない金額になります。
私は流石にそこまではしませんので…
1寺社につき大体1朱印で止めています。
神社用と仏閣用と分ける必要があるのか?という事ですが…どうなのでしょう。
詳細は調べた事がないので知らないのですが、私は一緒にしています。
出掛ける際の荷物が増えるのも嫌ですし。
それで何か注意を受けたという事もないので特に問題はないのだろうと思いますが、気になる方は寺社で尋ねるのが良いかと思います。
ネットでも出ているかと思いますので、その辺りが気になる方はご自身でお調べください。
そしてご朱印帳も大抵のところで購入が可能です。(1000~1500円程度)
何の模様も入っていないオーソドックスなものから、どこでも売っていそうな可もなく不可もない柄のもの、また寺社オリジナルのデザインのものまで様々です。
この辺りは個人の好みですね。
私はせっかく買うのだし、一生残るものだし、ということでオリジナルデザインのものを購入してます。
どうせなら綺麗な方がいい(^^
現行のご朱印帳が半分埋まったあたりから次を探し始めないと、中々気に入ったものが購入できないのが悩みです(笑)
また購入したら…
朱印帳の下、本名なのでモザイクを掛けましたが、フルネームで名前を書いて頂いています。
中尊寺の方は姓だけだったなー
※
私のご朱印帳はというと…
自分ルールがありまして”歴史的に有名な寺社のものを集める”というもの。
歴史的に有名なというか、日本史と深い関わりがある所、というか。
ルールから逸脱する事も結構ありますが(笑)、これは1冊終らせるのに相当時間が掛かりました。
始まりはここから!
中尊寺金色堂のご朱印、1ページ目。
これを見た時感動しました。鮮やかで。初めてのご朱印がこれだったので続けようと思った。
その隣は中尊寺の本堂、その隣は同じく平泉、毛越寺(もうつうじ)の。
参拝年月日、ご本尊、寺社名が書かれた上で朱印が押されます。
目の前ですらすらすら~と書いて下さるので、目が釘付けになります。
一番右端が長野市の典厩寺(てんきゅうじ)。
典厩は武田信玄の弟信繁の事です。川中島の合戦で討死。
その隣が川中島の合戦地でもらったもの。
お寺でなくてももらえるんですねえ…
まさかここで御朱印を貰えると思わなかったので、ここでは御朱印帳を持っておらず書いたものを頂きました。
「再訪された時に、剥がしてちゃんとしたのを書きます」と言って頂いたんですが、このままの方がいいや。笑。
飛騨高山の高山陣屋にもご朱印を頂ける所があります。
お寺でなくても貰える所が時々ありまして、そうした所で出会うと大概半紙に書いてもらうことになります…
その隣が松代、真田家の菩提寺・長国寺。ここで真田六文銭のキーホルダーを買った。
左のが信州上田の真田神社!
すごく哀しかったのが、右側、伊勢神宮。
きっと参拝人数が多すぎるんでしょう。
その隣が広瀬武夫の広瀬神社(大分)、さらにその隣が藤原鎌足の談山神社(奈良)。
そして極めつけ。右から
山口の赤間神宮(安徳天皇)
京都の乃木神社(乃木希典)
京都の大石神社(大石内蔵助)
東京の東郷神社(東郷平八郎)
東京の乃木神社(乃木希典)
広島の厳島神社(平清盛)
鹿児島の南洲神社(西郷隆盛)
アホですか私。東京の乃木神社でお願いした時はまじまじと顔を見られました(笑)
一番右は香川の善通寺。弘法大師ゆかりの地。
壷井八幡(大阪)でお願いしたら、"河内源氏発祥の地"でした。
ご朱印帳、ぺらぺらと捲っていたらあそこ行ったな、ここ行ったな、と色んな事を思い出します。
たまに見るとすんごい楽しい。
(※2010/6/15)
検索サイトからこのページに来られる方が余りに多いので、少々改訂しました。
また御朱印帳に関する本も幾つか出ているようです。
・御朱印ブック
・決定版御朱印入門
もっと詳しく知りたい!と思われた方は、こちらを御覧になったらいいかもしれません。
(※2012/6/26)
「中尊寺×ご朱印」の検索でこのページに来られる方が非常に多いです。
ありがとうございます。笑
更に少し改訂しました。
上の写真、金色堂の見開き1ページのご朱印が欲しいという方は、金色堂でご朱印帳を購入して下さい。
同じご朱印帳は本堂でも購入できたと思いますが、その際のご朱印は多分本堂のものなると思うので。
そしてこちらのご朱印帳は他に比べて高い。
ご朱印の初穂料込みで2000円していたと思う。
金箔押し、カバー付きという辺りね…まあ仕方ないかという気もする。
赤間神宮の方は1000円でした。こちらはビニールのカバーがついている。
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本年もよろしくお願いいたします。
御朱印、祖母が集めてました。旅行から帰ってくるたびに見せてもらうのが楽しみでした。
今は出歩けなくなったのですっかりそういうのもご無沙汰で……って、自分で集めればいいじゃんということに今気付きました(爆)。
そういえば、沈没したトルコの『エルトゥールル』の引き上げ調査が始まったとニュースでやってましたね。
『比叡』で微妙に広瀬つながりなので、興味を持って見てました。
明けましておめでとうございます。
こちらこそ今年もどうぞ宜しく…
おばあさまも集めてらしたんですね!
ご朱印を集める本来の目的は"旅の思い出作り"ではないんですが、やっぱり記念になるな~と思いつつ集めてしまいます(笑)
エルトゥールル号が引き上げられるんですか~
というか、まだ沈んでいたんですね…知らなかった。
どんな調査が出るんでしょうね。ワクワク(笑)