本当は「キングコング」か「Mr.&Mrs. スミス」を見に行こうかと思ったのですが、銃撃戦や血なまぐさいのはちょっとパスしたい気分だったので。
「マッハ!!!!!!!!」以来久々に見るタイ映画。
タイの伝統楽器ラナート(木琴)奏者・ソーン師という実在の人物をモチーフにした物語でした。
単なる音楽物かと思っていたのですが、とても良かったです。
演奏も凄かった!役者さんは映画のために相当練習したんじゃないかなあ。
主人公ソーンと大先輩クンインの競演は圧巻でした。
これだけのために見ても決して損はしないと思う。うん。
物語は過去と現在(といっても1930年代)を往復する形で進んでいくのですが、見ながらどちらの展開も気になって…
結局は過去現在ともかなり美しい形で終焉を迎えていました。
個人的には"近代化"という名の下に"伝統"が否定される戦時中のタイの動きが気になった。
タイといえば巧みな外交で、東南アジアでは唯一欧米の植民地化を逃れた国です。
微笑みの国とも言われているし、私も旅行中に多くの現地の人に親切にしてもらったり…
私の中では全体としてかなり印象のいい国なので、そんな歴史があるものだとは露知らず。どの国にもハードな歴史があるもんだと思いました。
それはともかく…
物語の終盤は感動しました。
民族のルーツを否定する国家の姿勢を軍人に問いただすシーン。
そして強い意志でラナートを演奏するソーン師の姿。
とても印象的でした。
素晴しい音楽は人の心を動かすんですね…
久々に見た爽やかな感動作でした。
今年39本目の映画:『風の前奏曲』
「マッハ!!!!!!!!」以来久々に見るタイ映画。
タイの伝統楽器ラナート(木琴)奏者・ソーン師という実在の人物をモチーフにした物語でした。
単なる音楽物かと思っていたのですが、とても良かったです。
演奏も凄かった!役者さんは映画のために相当練習したんじゃないかなあ。
主人公ソーンと大先輩クンインの競演は圧巻でした。
これだけのために見ても決して損はしないと思う。うん。
物語は過去と現在(といっても1930年代)を往復する形で進んでいくのですが、見ながらどちらの展開も気になって…
結局は過去現在ともかなり美しい形で終焉を迎えていました。
個人的には"近代化"という名の下に"伝統"が否定される戦時中のタイの動きが気になった。
タイといえば巧みな外交で、東南アジアでは唯一欧米の植民地化を逃れた国です。
微笑みの国とも言われているし、私も旅行中に多くの現地の人に親切にしてもらったり…
私の中では全体としてかなり印象のいい国なので、そんな歴史があるものだとは露知らず。どの国にもハードな歴史があるもんだと思いました。
それはともかく…
物語の終盤は感動しました。
民族のルーツを否定する国家の姿勢を軍人に問いただすシーン。
そして強い意志でラナートを演奏するソーン師の姿。
とても印象的でした。
素晴しい音楽は人の心を動かすんですね…
久々に見た爽やかな感動作でした。
今年39本目の映画:『風の前奏曲』
原理は木琴と同じだと思うんですが、あんな綺麗な音色が出るんだと驚きました。
良い映画でしたね!