書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

地球規模の写真展

2007-03-31 20:40:53 | 思う事
写真家の江崎さんのご案内で、福岡の写真家の栗元文雄氏の写真展に行った。

予備知識もプロフィールも知らなかった私は、会場に入るや否やびっくり!

日本の山々はもちろん、エベレストをはじめ、世界中の高峰の写真展だった。

それも、自然現象を織り込みながら・・・。素人の私でも、この写真一枚一枚に物

凄い時間と労力がかかっているのかがわかった。

この栗元さんは定年後に写真を始められたと聞いてまたびっくり!

定年後世界中の山の登山だけでもすごい事なのに、何日も何日も機材を持って歩い

て登ったり、食料が尽きるまで山小屋にこもっては、自然現象(日の出や日の入

り、満月や星、霧)の一瞬を待って撮られた写真ばかり。

また、タイトルヤ解説も栗元さんの人となりや知識の深さが充分表されていた。

今日はとっても好いものを見せていただき感動した。

バンド「 mabule 」 のフライヤー

2007-03-31 09:26:43 | 思う事
昨日東京でバンド活動をしている次男からメールが届いた。

「母さん!バンドのフライヤー出来たから送るね。4月1日のライブはDVDになるんだよ!」って。

フライヤー???

ポスターかチラシ?

二人の息子たちは、小4からミュージカル劇団に入り子供の頃からナマの舞台の面白さを知ったんだろう。
すばらしい指導者やいろんな人たちに出会い私も子供のおかげで感動の連続だった。それから次男は独学でギターやドラムをし、音楽だけにとどまらず、いろんな事に夢中だった。
 
 小学校、中学校、高校と、夏休みにはミュージカル劇団で全国ツアーをしてまわっていろんな経験をしていった。全国ツアーと言っても、贅沢なツアーではなく、お布団や自炊道具をキャラバンに乗せ、お寺や公民館に泊めて頂きながらのツアー。屋久島、岡山、東京、長野・・・。 

 中学の時は、保育園の頃からやっていた大好きなサッカーの部長をしながら良くやったなあと関心する。

指導者の渡邊学先生は筑波大から熊本大学に来られ、現在も平成音大の教授をされている。

「音楽は、音を楽しむものだ!」とみんなに教えてくださった。

沢山の人たちとの出会い、感動を小さい頃から体で感じた息子たちは、高校を出るなり家を飛び出した。

特に次男には・・・。

高校の時は随分泣かされ、振り回された。先生方にも多くのご迷惑をかけた。

卒業後、梅雨明け間近の夕方、中型バイクにギターと少しの荷物だけもって大分まで走り、フェリーで上京。
全く知らない東京に一人で行った。

あれから2年、次男は多くの人たちに支えられている。

私が上京した時は優しい目で迎えてくれ、私のプチ書展のパーティには帰熊し、生演奏で花を添えてくれた。

 人として頑固に生きて、人として詩を創り、曲を創って歌い続けて欲しいと願う。

明八橋

2007-03-31 08:37:58 | 思う事
一本の桜の木は、この明八橋の横に咲いている。

ここの橋は、新町三丁目と唐人町に架かる橋で、旧藩時代には、この橋は当時板橋だった。この横に堅固な石垣があって、新三丁目御門という城内に入る櫓門があったが、明治八年に(1875)に取り壊され、肥後の石工により石のめがね橋に架け替えられた。

 現在は、ここのめがね橋を知ってる人は少ないと思う。隣に橋がかけられ、その橋を車や人は使う。それでここの橋は役目はほとんどないが、この桜の季節になると、この橋の横に敷物を敷いて、町内の人たちが宴会をする。

 何故かここの橋の上だけ時間の流れが違うから不思議なところだ。

夜桜満開

2007-03-31 08:18:09 | 思う事
昨日は4月下旬の気温になり、桜の花が一気に咲いた。

近くのスーパーに行ったら、一本だけある桜の木が元気に咲いていた。車の通りの多い所なのであまり上手くは撮れなかったが・・・。

月末は、いろいろと教室の事務処理と作品整理に追われ、2日間は睡眠が足りなかったなあ。

焼き鳥かって帰って美味しくビール飲んだ

今週も頑張った!

いちごを食べるんだったら!

2007-03-29 03:15:58 | 思う事

 「20個のいちごを何人で食べると一番美味しいかな?」
ってお習字教室の子供たちに前聞いた事がある。

子供たちは、「20人なら1個だから・・・。」
「10人なら2個ね。」「5人なら4個」・・・・。

「全部独り占めして20個食べても、なんか美味しくないよね!」
「好きな人と2人なら!」
「4人!」「5人!」

中に、「本当はもう少し食べたいけど、20人で食べたが一番美味しいかも!」
って一人の子が・・・。

さてさて、何人で食べたら美味しいかなあ?

素敵なお友達

2007-03-27 19:51:48 | 思う事
素敵な笑顔の85歳のUさん。

10年ほど前にお写経をご縁として知り合った。

それからお写経を中心に月2回ほどお宅に訪問して一緒にいろんな書のお勉強をさせて頂いている。

Uさんは、ご自分で考えられたリハビリプランを毎日続けておられる。

お手玉3つをおじゃめとして30回した後、離れたところに置いたザルにお手玉が全部入るまで右手、左手で投げ入れられる。

テーブルの下にはローラースケートが置いてある。いすに座っている時、足をローラースケートに乗せ前後に動かされるそうだ・・・。もう脱帽!

一緒にいろいろおしゃべりしても全く年齢を感じさせない若さ。

知恵袋と応用の利く順応性をお持ちで、素敵な笑顔の先輩は人生の大先生だと思う!

春の海ひねもす・・・。

2007-03-27 07:28:03 | 思う事
春です。

お昼にのんびり出来る時間が欲しいなあ。ッテ思います。

『安穏(あんのん)』
(意味)やすらかで、おだやか。
この音の響き、本当にいい響きだ。


花が咲き始め、心もうきうき。

虫たちが這い出してくる啓蟄(けいちつ)もすぎ、人間もうずうずするはず。
また、同じように、のほほんとしたい春。

先日、ある方からお電話を頂いた。

「『あっけらかん』って生きるのもいいですよ。」って、

(意味)何もなかったようにけろっとしているさま。

大人になってなんか自分が窮屈になったような気がする。
昔はもっとあっけらかんだったかも。

少し、春の風を大きく吸い込んでみよう。

春彼岸のお弁当

2007-03-25 19:48:11 | 思う事
手作りの精進お弁当。

今日は御参りに行けなかったけれど、お弁当いただきました。

沢山の方々の愛情がいっぱいのお弁当。

私が下ごしらえを担当したのは、ごぼうとサツマイモ。

とっても美味しく煮込んであった 。

皆さんお疲れ様でした。

櫻(さくら) 2

2007-03-25 18:16:09 | 思う事
さくらについて調べてみた。

字源辞典『字統』白川静著によると、

桜、旧字は櫻。
中国の古代の辞典では、「果なり」とあり果樹のゆすらうめの事を言う。
中国では櫻のことを、含桃、桜桃、わが国では、毛桜桃というもの。

わかりやすく言うと、さくらんぼが生る木をいったらしい。

どうでもいい人にはどうでもいい事でしょうね。
私はちょっとスッキリした。

2007-03-25 17:07:49 | 思う事
日本中が桜(ソメイヨシノ)の開花予想や開花宣言に大騒ぎ。

熊本にも開花宣言があり、今日は暖かかったせいか午後からは随分桜の花も開いたと思う。

伊勢物語の中にも桜は詠まれている。

《世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし》

私なりの解釈では、世の中に桜の花がなかったならば春の心は騒がしくないのに・・・。(あなた様が居られなかったら私の心は騒がなくてすみますのに・・・。)みたいな感じでしょうか?

 中国の古典の漢詩には、梅、桃、杏、梨の花はよく詠まれているが、桜の花の漢詩にはまだお目にかかったことがない。中国には桜はなかったのかなあ。