保険の疑問にお答えします!

千葉県で保険FPとして活動する筆者が生命保険、損害保険、相続などの疑問にお答えします。

通販の生命保険と代理店とものとの違いとは?

2006-01-06 09:26:08 | 生命保険
 CMや折込広告で通信販売の生命保険が宣伝されているのをよく見かけるかと思います。特に目に付くのは外資系のようですが、これは日本社のセールスウーマンのような販売網がないことや知名度のアップ、潜在的な認識を高めるためのサブリミナル効果を狙っているものと思われます。ではそのような通販のものと代理店販売のものとはどこが違うのでしょうか。
 通販のものが安い、内容もいいということは全くありません。通販も代理店も扱っている保険はほとんど変わりません。では一体何の違いなのでしょうか。
わかりやすく言えば、洋服の青山などの既製品店と町の仕立て屋の違いです。青山などで買う場合、店頭にあるサイズやデザインがしっくりこなければ゛別のものを選ばざるをえません(ウエスト直し位はできますが)。一方仕立て屋の場合、肩幅や股下、ウエスト、ヒップなどを測り、自分にぴったり合った服を仕立ててくれます。すなわち、通販とは既製品であり、代理店とは仕立て屋なのです。
代理店がさまざまに設計するうちの特定のパターンを、日額1万円で一生涯(終身)などと絞り、名前をつけて販売しているだけなのです。保険料も同じ内容ならば、どちらも同じです。
 代理店の方は、自分の好きなように自由に設計してもらえるし、加入後も何かあった場合やわからないことが出てきた場合に気軽に問い合わせして、訪問してもらえます。それに生身の人間同士の温かみがあります。万一途中で保障を増やしたいとか減らしたいとか子供が生まれたなどという場合に、どうすればいいか相談に乗ってもらえます。ですから私は地元密着で親身に相談に乗ってもらえる代理店をお勧めするし、自分もそういう存在になるべく活動しているのです。あなたはどう思いますか?