正林寺法華講員手引書

『折伏・家庭訪問・教化育成・法統相続・教学研鑚・邪義破折・支部組織の充実強化に活用』 法華講正林寺支部 正林編集部

創価学会から日蓮正宗に改宗するには

2005-11-21 | 手引書⑤

 創価学会から日蓮正宗に改宗するには、日蓮正宗寺院に於いて「勧誡式(かんかいしき)」を行わなければいけません。そして創価学会とは根本的に違う、七百年来伝統のある法華講に入講され本当の信心を学ぶことが出来ます。また法華講に入講することで、創価学会では出来なかった総本山大石寺への登山と本門戒壇の大御本尊様に「御開扉」を頂くことが可能になります。
 「勧誡式」では、一度入信してから創価学会によって心に染み付いた謗法の垢を、御本尊様在す本堂に於いて御住職様から洗い流して下さいます。
 法華講に入講されるにあたり、創価学会の組織と法華講の組織は違うことを理解して下さい。創価学会は、僧侶ではなく上の幹部の人から否応なく棚ぼた式に教えてくれますが、日蓮正宗法華講は自分自身が切り開かなければ成仏はありません。発心して寺院参詣をすることです。毎月の永代経や御講には必ず参加しましょう。寺院参詣に人生の道を開く鍵があります。
 日蓮正宗法華講の信心は、自らが心を起こさなければ先に進まず成仏は出来ません。そのため創価学会とは違います。この自らが心を起こすところに大事な要素が秘められているのであります。人生を生きる基本です。私達は、周りから物を与えられる生活に慣れている習性があります。この気持ちが人生に大きな壁となり人間としての成長を止めています。創価学会に所属していますと幹部に依存する「他力本願」が根強くなります。日蓮正宗の信心は「自力本願」と「他力本願」を調和した信心です。「自力本願」と「他力本願」のマイナス面を全て排除し、プラス面を向上させる「僧俗和合」「異体同心」であります。創価学会と違い法華講が小さいのは「爪の上の砂」であり、間違った教えは世に弘りやすく、正しい教えは弘りにくいのです。随自意と随他意の違いです。
 「組織」と聞かれると、組織アレルギーを起こし拒絶される方もおられましょう。創価学会という組織に対し過去にいやな経験をされた方はそうだと思います。法華講の組織は、創価学会の組織と体質が違います。巨額な請求が来る財務はありません。この創価学会にある財務の感覚で、日蓮正宗の御供養精神を考えてはいけません。日蓮正宗法華講の組織は「少欲知足」を基本にした御供養精神と組織の運営を行っています。生活を破滅させるようなことは一切しておりません。日蓮正宗法華講に対する間違った報道が横行しています。
 創価学会から日蓮正宗法華講に入講されるにあたり、学会精神と根本的に異なる面があります。御法主上人猊下を疑うことなく本来の日蓮大聖人の仏法に信伏随従していく気持ちが大事です。心に疑いや戸惑いを感じたときは、すぐに指導教師である所属寺院の御住職様にお窺いを立てることが必要です。また、御住職様ですと緊張される方は、支部の講頭さんに相談されることが大事です。
 法華講の信心は、信心に徹し生活も省みながら修行するものです。信心即生活といわれる信心と生活の両立が大事です。そのなかで信心活動をし「我此土安穏」な境涯や「常寂光土」を地道に作り上げていきます。
 信心の直接的な指導は、御信徒がするのではなく本山から任命された寺院の御住職様が御指導されます。御住職様の御指導のもとに支部講中の講頭さんを中心に活動していきます。「師弟相対」の信心がそこにあるわけです。
 創価学会の誹謗中傷に屈することなく脱会して、日蓮正宗法華講に入講し、本門戒壇の大御本尊様に本当の成仏を御祈念しましょう。