きぼーる1階で開催している、「長崎原爆・千葉空襲展」を見てきました。
原爆の写真からはこれが人間なのかというような無残な姿を、原爆が落とされた時の物品からはそれらを使用していた人たちへの想像が湧きあがり、逃げ出したくなるような気持ちになりました。
戦前戦中戦後については、なかなか正面から向き合えず、命を落とした人たちを美化することで、現在の私たちをも免罪しようという心性があることが気になっています。
それは、こういったむごい現実に向き合い、受け止めることが余りにも重すぎて、逃げているのではないか。
そういった弱さを隠すために、威嚇的な行動に出てしまうこともあるのではないか。
そんなことを、会場で感じました。
千葉市は、平成元年2月28日に「平和都市宣言」をし、宣言20周年の平成21年には、平和市長会議に加盟しています。
平和市長会議には、平成25年6月現在、世界の156カ国の5645都市が加盟しています。
千葉中央駅前には、
平和都市宣言記念像 『FUTURE SUPPORTERS』 未来を支える人々
がありますが、ご存知ですか?
平成7年7月7日に、千葉空襲・終戦50周年を記念して、平和都市宣言のシンボルとして、空襲の被災地である京成千葉中央駅東口に設置されたのだそうです。
明日、7月7日は、千葉市が空襲に見舞われた日です。
七夕空襲です。
その日に、地域で、
戦争体験を語る会 ~悲惨な戦争を二度と繰り返さないために~
を開催します。
8回目になる今年は、戦争中、教鞭をとっておられた大正10年生まれの高橋トシ子さんと、戦争中は中学生で海軍に憧れていたという、山岸康祐さんに、体験を話していただきます。
お楽しみ企画としては、
徳永馨さんのアコーディオン伴奏による当時の唱歌など。
そして毎年、
「美味しすぎる、当時はこんなのではないぞ!」
と、ご批判ざくざくなのに、お鍋がからっぽになるスイトンです。
鎌取コミュニティセンター 1階の創作室で、午前10時からです。
どなたでも、ご自由にお越しください。