その先にあるもの

前へ前へという推進力がよみがえった。
いや、昨シーズンの好調時よりも、むしろ力強くさえ見えた。
もちろん、結果には満足できないけれど、彼らは一まわりも二まわりも大きくなって小田原アリーナに帰ってきたのだ。
２点のビハインドが信じられない戦いぶり。でも、案外こういう攻めているゲームは落としてしまうことが多いもの。
ところが、今日は違った。以前のように、スマートに決めようとしていない。とにかく、前へ、前へと突き進むのだ。そして遂に、バタバタと、実にドロくさく追いついてしまった。
スタンドの盛り上がりも最高潮。応援の手拍子と一体となって、最後の最後まで攻め続けた。
これで決まらなかったのは、まだまだやることはいっぱいあるよという、サッカーの神様のご意向によるところか。
それにしても、結局今シーズンは、ホーム小田原アリーナで1勝もできずでした。観客数も“満員”には、ほど遠かった。
せめて、平総での最終戦には！
その相手の花巻も、眞境名オスカー監督で今節初勝利。手ごわいぞ。でも、前へ、前へグングン進めば、得点は入る、勝ちに近づく！平総で勝利のダンスを！


阿久津選手に紹介されて登場したミスターＸ（笑）。今回も、前回同様のカタチで始球式のボールを止めてしまった。足が出ちゃうのは、ゴレイロの本能ですね。


夕日を浴びるあのお店は、今日も子供たちで賑わっていた。