海辺のスクリーム

おととい食べそびれた「守山乳業のソフトクリーム」（300円）。やっぱり食べたくなって、昨日の午前中に「湘南ベルマーレひらつかビーチパークby湘南造園」（長い！）まで自転車を飛ばした。
すでに気温がかなり上昇していたこともあり、僕の前に買っているカップルがいた。二人でペロペロやるんだろうなんて不埒なことを考えつつ（笑）後ろ姿を見送って、購入。

おぉ、すごい盛りだ。
盛りじゃないか、高さかな？
でも、お兄ちゃんががクルクルやってくれるわけだから、心意気みたいなものを感じるわけで、ここはやっぱり「盛りがいい」と表現したい。
もちろんこの時は、これから起こる事態を知る由もなかったのである。



カメラのシャッターを切っているうちに、明らかに表面が溶け始めてきた。カメラをしまって歩きながらペロペロ始める。もちろん、一人でだ（笑）。
すでにクリームはコーンの部分にも流れ出している。これは危険だ。頂点をペロペロやっている場合ではないぞ。根元の部分も、というか下から上へ舐め上げないと・・・

うわーっ！！

大きな声をあげた時には、クリームの部分がコーンから折れて落下。思わず片手で受け止めるも、３分の２はボードウォーク上に着地した。受け止めたのは、３分の１のみ。
その３分の１をコーンに戻したのだが、そのときコーンの中が空洞だったことを確認した。
つまり、ソフトクリームは上に乗っかっていただけで、根を張っていなかったのである。そりゃ、折れるはず。

ボードウォーク上にある３分の２をそのままにしておくわけにもいかないので、空いた手で拾い上げ水場に運んで流したのである。
手がチベタイなぁ。しかも、ベットベトですよ。そして、悲しい。
ただ、水道で手を洗いながらも、もう一方の手で持っている３分の１はどんどん溶け続けている。これはもうペロペロしている場合ではなく、がぶりとやって飲み込む、がぶりとやって飲み込む、これしかない。

ん～、頭が痛い。
ようやく食べ終えて、僕はまだボードウォーク上に残っている５分の１程度を、カバンから取り出したティッシュできれいに拭き取り、そしてようやく落ち着くのであった。

ということで、まったく味の記憶がなくレビューが書けないという何とも情けない結末だ。
そのかわりに、ことの顛末をダラダラと書き綴るノンフィクションになったのである（笑）。