抱かせろ
2011年01月09日 | 猫
猫は犬程飼い主への思いがない、だから割合気楽に付き合えると思っていた。
しかし、相棒のniniがいなくなり、妻とは未だ気を許していないkikiの思いは
犬のそれみたいなプレッシャーを私に与えるようになった。
その話を妻にすると、
「いいじゃない、あなたは抱けるんだから」
niniがいなくなってから妻は猫を抱いていない。昨日は妻が棚の奥に逃げ込んだ
kikiに話してた。
「ねえ、kiki、出てらっしゃいよ。遊ぼ」
「ねえ、kiki、ちょっと出て来て抱かせて」
「ねえ、お願い」
「ねえ」
遂に最後は
「抱かせろ!!」
妻の「猫抱けない症候群」は悪化している。
しかし、相棒のniniがいなくなり、妻とは未だ気を許していないkikiの思いは
犬のそれみたいなプレッシャーを私に与えるようになった。
その話を妻にすると、
「いいじゃない、あなたは抱けるんだから」
niniがいなくなってから妻は猫を抱いていない。昨日は妻が棚の奥に逃げ込んだ
kikiに話してた。
「ねえ、kiki、出てらっしゃいよ。遊ぼ」
「ねえ、kiki、ちょっと出て来て抱かせて」
「ねえ、お願い」
「ねえ」
遂に最後は
「抱かせろ!!」
妻の「猫抱けない症候群」は悪化している。
お昼、仕事を終えて帰宅すると、妻が
「kikiちゃん、お待ちかね」
寝室のベッドでkikiが寝てた。
着替えて、側に行くと、ごろごろ喉を鳴らし身体を
擦り付けて来た。しばらく遊んでやって出て行こうとしたら
「何だ、もう終わりかよ」
って顏をした。
午後2時、nini出棺。送り出す前にkikiにあわせようとしたら
kikiは逃げた。取りすがって泣くというような人間が想像する
ような場面にはならなかった。
「kikiちゃん、お待ちかね」
寝室のベッドでkikiが寝てた。
着替えて、側に行くと、ごろごろ喉を鳴らし身体を
擦り付けて来た。しばらく遊んでやって出て行こうとしたら
「何だ、もう終わりかよ」
って顏をした。
午後2時、nini出棺。送り出す前にkikiにあわせようとしたら
kikiは逃げた。取りすがって泣くというような人間が想像する
ような場面にはならなかった。
夜中、kikiがベッドに上がって来る度に、何かあったのかと電気を
付けて猫ハウスを覗く。大丈夫、息してる。二度程繰り返し朝になる。
覗いてみる、弱々しいけど規則正しい呼吸。朝食後、仕事場に行く前、
妻に「もう昏睡状態だから苦しみも何もないよ」と慰めにもならない
ような言葉をかけ出かけた。
11時頃仕事場に妻から電話。
「niniか?」
「ん・・・・」
「そうか、昼休みになったらすぐ帰る」
帰宅して猫ハウスを覗いたら朝と同じ姿勢でniniは横たわっていた。
「よく頑張ったな」
二人で会話もなく食事した後、遺体をダンボール箱に移した。
「女の子だからピンクの毛布をかけるの」
toraやオジサンと同じように深大寺の火葬場のお世話になる事にした。
この間、kikiは何処かに隠れて顏を出さなかった。
今度は一匹になったkikiのケアも必要だ。
付けて猫ハウスを覗く。大丈夫、息してる。二度程繰り返し朝になる。
覗いてみる、弱々しいけど規則正しい呼吸。朝食後、仕事場に行く前、
妻に「もう昏睡状態だから苦しみも何もないよ」と慰めにもならない
ような言葉をかけ出かけた。
11時頃仕事場に妻から電話。
「niniか?」
「ん・・・・」
「そうか、昼休みになったらすぐ帰る」
帰宅して猫ハウスを覗いたら朝と同じ姿勢でniniは横たわっていた。
「よく頑張ったな」
二人で会話もなく食事した後、遺体をダンボール箱に移した。
「女の子だからピンクの毛布をかけるの」
toraやオジサンと同じように深大寺の火葬場のお世話になる事にした。
この間、kikiは何処かに隠れて顏を出さなかった。
今度は一匹になったkikiのケアも必要だ。
niniは今日はもう水も飲もうともせず、じっと猫ハウスです。
午前中、少し外に這い出てトイレに行くそぶりをみせたので連れて
行きましたが何もなし。午後からは全く猫ハウスで身動きしません。
時々覗くと、かすかに呼吸しているようです。でもその間kikiが
ずっと付き添っています。kikiが付いていてくれる方がniniも
安心なのかも知れません。
妻が「あなたが具合悪くなってもあんなには付き合えない」
午前中、少し外に這い出てトイレに行くそぶりをみせたので連れて
行きましたが何もなし。午後からは全く猫ハウスで身動きしません。
時々覗くと、かすかに呼吸しているようです。でもその間kikiが
ずっと付き添っています。kikiが付いていてくれる方がniniも
安心なのかも知れません。
妻が「あなたが具合悪くなってもあんなには付き合えない」