空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『茜唄(下)』23-54

2023-10-08 23:04:52 | 本の森


源氏の地元のせいか、
私はどうしても源氏側の目線で歴史を見がちなんだけれど。

それ以外にもやはり、
勝てば官軍という要素もあるんだなと思いました。
歴史は後の時代のものによって
書き換えられる、までは言わなくても、
多少に関わらず、描かれない部分、
負けたものには反論の余地もない、
ということがきっとあるんだろうなと思う。

歌に乗せて、口伝的に
平家物語を野に放つっていうのは
うわあ、そんなやり方もあるのか!
って感じました。
琵琶法師は今は…いるのかなぁ。
伝統を絶やさないということの意味も考えました。

友達が読んでいなかったら
手に取らなかった本かもしれない。
きっかけをありがとうございました。


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