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↑ 板谷駅
12月30日(土曜日・雪のち曇り)
(その7)のつづき
(その8)
高畠から米沢行きに乗り、ここで福島行きに乗り継ぎました。
晴れ間が見えてきました。雪がまぶしく感じられます。
福島行き普通(米沢駅にて)
1つ目の駅は関根駅。9:16に下り米沢行きが発車して以来、およそ4時間ぶりにこの駅へ電車が着いたことになります。ホームにはきれいに雪が積もっています。足跡すらありませんでした。
親子連れ一組が、この電車を見に来ていました。
電車は標高を上げていきます。山の木は、枝や葉に至るまで白くなっています。雪の重みに負けて、折れてしまった枝があるのが分かります。すべての枝が下に垂れ下がっている木は、まるでお辞儀をしているように見えます。
大沢駅から、このように屋根で覆われた駅が3つ続きます。豪雪から駅の設備を守るための設備だと思います。屋根より、シェルターとでもいうべきか。
大沢の次が峠駅、奥羽本線で最も標高の高い駅です。「峠の力餅」の駅売りが名物の駅です。売り子さんの声がよく響きます。しかし、僕の前で残念にも売り切れてしまいました。売り子さんは、意外にもといっては失礼ですが、若い方でした。僕より若いかもしれません。
峠の次の、板谷駅。駅を覆うものがあるにも関わらず、ホームに雪が積もっているのが不思議でした。
赤岩駅。
つづく