列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

名鉄全線乗りつぶし(24・終わり) 尾西線

2007年11月01日 | 名古屋鉄道は私鉄の王様

18年8月3日 (木曜日・晴れ) 

 つづき  

 弥富から津島・名鉄一宮で電車を乗り継ぎ、尾西線の玉ノ井駅でついに名鉄全線完乗となりました。今日一日、ロングシートの通勤電車ばかりで食傷気味になって来た頃完乗です。近鉄を乗りつぶしていたときと同じような気持ちになります。尾西線は濃尾平野をのんびり走るローカル線という以外、あまり印象はありませんでした。

 味のある木造駅舎の苅安賀駅。屋根の小ささがちょうどいいです。ここで上下列車の交換がありました。

 楽しみにしていたパノラマカーは、あちこちで見たりすれ違ったりするのに、乗れたのは二日間で1回だけ、しかも阿久比~椋岡のたった1駅だけという寂しさです。

 終点玉ノ井駅には自転車がいっぱい止まっています。線路はここまでで、先へ伸びていこうという力はないようです。むしろ、ここに人々の生活があるから線路がここへ伸びてきたという感じがします。

 二日間電車にたくさん乗って思ったのは、名鉄が愛知や岐阜の生活に密着した電車だなということでした。
 車窓の雰囲気はJRに似ていました。しかし、JRなら走らないような場所にも、名鉄の線路は伸びています。本数が少ない場所もあるけれど、あちこちに線路を伸ばして、しっかり地面に根ざして走っている気がします。地域に密着してきた結果が、今の名鉄の規模(大手私鉄で3番目の路線長)にあらわれているのではないでしょうか?

 これで、阪急・阪神・近鉄・京成に続いて5社目の大手私鉄踏破となりました。(その後、この記事を書くまでに相鉄・西鉄に乗ったので現在7社です。)

 (名鉄全線乗りつぶし編・終わり)

 


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