観光協会、萩の里自然公園などにも問い合わせがあるようですのでお知らせします。
サケのシーズン到来で海岸には棹が林立しているようですが、ウヨロ川にはサケは遡上していません。
「普通に遡上している」という偽情報もあるようですので、証拠写真を撮ってきました。
可能な限り正しい情報をお知らせ致します。
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なぜ遡上していないのか、知る限りの情報で推定します。参考にしてください。
ウヨロ川に遡上するサケは、遡上した親サケが川で産卵して生まれた野生のサケと、孵化放流事業によるサケが混ざっています。
海岸の近くに、孵化放流事業用の親サケの捕獲施設(ウライ)があります。
2012年に、その「ウライ」が大雨による増水で一部が流される事があり、ウライが改修されたようです。
2011年迄のウライ
増水すると河川敷内の草や木や小枝などが流れてきます。
まともにウライに引っ掛るとウライが水圧で流されてしまいます。
除去しきれない場合は、対岸側の柵が倒れるような構造になっていました。
だから、ある程度増水するとサケが遡上できました。
2016年のウライ
川底にコンクリートの塊を埋めるなどして、簡単には流されないように、改造、改修されたと思われます。
流されて来たものを除去作業も容易に行えるようになっています。
ウヨロ川の水位とサケの遡上の関係については、下記を参考にしてください。
「ウヨロ川中流部における2013年度サケ調査報告書」(2014年3月 ウヨロ環境トラスト)-未公表
ウヨロ川の水位は下で知る事ができます。↓ 今の水位は、4.4mです。
北海道感動の瞬間(とき)100選 は,観光協会やガイドが正しい情報提供が出来ないのであれば、
ウヨヨ川は取り下げてもらった方が良いのではないかと思います。
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