江東区図書館生活

本棚の本をずいぶん少なくすることができました。

読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング [単行本]

2012-01-19 00:30:54 | ★★★☆☆おもしろかった
読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング [単行本]
奥野宣之 (著)



場所:江東区図書館

情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス) [単行本(ソフトカバー)]
奥野 宣之 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/9975f828a4891976053bb0043a6d8241
↑の続編。
今度は読書記録。
読んだのに残らないのは読んでないのと同じ、読んだからにはしっかりと残す、インストールリーディング。
その方法として著者が選んだのが1冊のノートにまとめること。
やり方は、前の本と同じ。
1冊といいながら、ノートはどんどん使っていくから、どのノートに書いたかのインデックスを別に作って検索可能にする。
だったら、最初からデジタルにしてクラウドにつっこんでもええんとちがうかなぁ?
いわゆるノートはかなり私的なことも書くので、クラウドにつっこんでしまうのはふさわしくないけれども、読書記録ぐらいならええんやなかろうか。

以下、メモ。
●<P.88>・「自分にとって」重要な内容(本の引用)
・そこで発生した「自分の考え」(本の感想)
の二点にフォーカスします。
★これでいいのだな。
万人受けする書評を書くわけではなく、自分のための記録。
徹底的に自分にこだわる。
すでに身についていることをメモしても仕方がない。
新たな気付きを残せばいい。

●<P.96>線を引くのに使っているのは、紙巻式の色鉛筆、黄色のダーマトグラフです。これは「考える技術・書く技術」(板坂元/講談社現代新書)で紹介されていました。
便利な点はまず、蛍光ペンと違って、ペン先の乾燥を気にしなくていいこと。
そして、文字の上をなぞっても読みにくくならないことです。
★紙巻式の色鉛筆、使ってみる価値有りそう。

●<P.99>ペンでチェックしておいた箇所のうち、もう一度読んでも「おお」と思うところだけを抜き書きし、コメントをつけておく。僕は「ねぎま式読書ノート」と名づけた独自の方式でこれをやっています。ルールは、抜き書きには「●」、乾燥や補足説明などの自分の言葉には「☆」をそれぞれ付け、交互に書いていく。
★さっそく採用、いい感じ。
どんなしるしを使うかはいろいろ試してみる。
とりあえずは●と★。

●<P.113>読書ノートで本を手放す。それは、とりもなおさず、本当に気に入った本だけをいつでも手が届く本棚に並べておけることにつながります。
本当にいい本だけを手元に残して、本を捨てていくことは緊張感を伴います。最後の別れになってしまう可能性があるからです。
だから、せめて読書ノートという「語らいの記録」を残しておくことがその慰めになります。読書ノートだけが本と自分との関係の証明書になるわけです。
重要なのは本自体より「読書体験」のほうです。
★ある意味、実践中。
そもそも買わない、図書館で借りて手元に置くべきかをフィルタリング。
2度読みたいと思う本はそう多くはない。
ましてや、何度も読み返したくなる本はほとんどない。

●<P.114>作家の北方謙三さんは、旅行に持って行くときには、既読の面白かった本を鞄に詰めて行くと書いていました。「面白いとわかっている本を持って行きたいから」だそうで、言われてみればもっともです。
旅行のときに読みたい本、辛いときに読む本、そういった長く付き合える本を探すことが常日ごろの読書の目的と言っていいかもしれません。
精神的にまいっているときに、いざ元気の出る本を探そうと思っても遅いのです。普段から、一時的にでも強くなっている精神の有り様をノートに残しておくことは、メンタルヘルスの面でもいいと思います。
つまり読書ノートの作成を通じて、「この本を読めば、いつもこういう気分になる」というシステムを組み立てていく。
★これは目からうろこ。
はずれの本を旅先に持っていって、残念な気分になることあるなぁ。
なるほど。
せっかく普段からフィルタリングしているのだから、こういう使い方をしないとな。




コメントを投稿