リーダーシップの旅 見えないものを見る

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書) (新書)
野田 智義 (著), 金井 壽宏 (著)



場所：江東区図書館

本当は研修で金井先生の講義を受ける前に課題図書として読んでおかないといけなかった本。
リーダーシップを旅になぞらえて書いています。
社長になろうと思ってなった人はいる。
リーダーになろうと思ってなった人はいない。
リーダーは自らの行動の中で結果としてリーダーになる。
はじめからフォロワーがいるわけではなく、結果としてリーダーになるプロセスにおいてフォロワーが現れる。
見えないものをあると思ってしまった人がそれを見ようとして何かに突き動かされるように行動をはじめ、それに共感した周りの人間がついていったとき、リーダーとフォロワーになるようです。

正直、本を読んでいるときには今ひとつ、どころかさっぱりぴんときませんでした。
それがワンピースを読んでわかったような気がします。
遅ればせながら最近ワンピース読んでいます。
ルフィは海賊王になると決意します、はっきり言って思い込み、その実現性は言い出した時点では誰の目にも皆無。
でも、そんなルフィに、ゾロも、ナミも、ウソップも、サンジもついていきます。
たぶんこれです、この本に書いていること。
ワンピース読んでて、たしかにルフィにはついていきたくなりました。
こいつとなら打算を抜きに苦楽を共にしたいと。

もし、仕事で仲間にこういう感情を抱かせることができたなら、理想的ですね。
その集団はものすごく強いですね。
少々のことにはびくともしないでしょう。
ルフィのようになれるか？
難しいでしょう、でも、なりたい、そう思いました。
って、ワンピースの書評になってしまった…