oregonian way of life. 

オレゴンでの学生生活から南下して社会人生活へ。IT産業でホットなサンフランシスコ・ベイエリアで地味~に文系の仕事してます

シンプルなことにこそ、喜びがある

2005-12-28 | シンプルライフ
わたしが好きなアパレル・メーカーに、「Life is good.」というアメリカン・ブランドがあります(写真)。Jakeという名のキャラクターを冠したこのブランド、「Do what you like. Like what you do(好きなことしなよ。やっていることは楽しみなよ)」、そうすることによって、「『Life is good.(人生とはいいものよ)』と思えるよ」、という非常に楽観的なコンセプトを基にしています。では、どういうことが楽しいのか?「人はsimple pleasure(シンプルな喜び)に飢えている」と、このブランドの生みの親が言うように、人が幸せを感じるのは、本来金がかからないもの。その方は、「アイスクリーム、ピーナッツ・バターとゼリーのサンドイッチ、それに故郷の山」などに代表される、子ども時代の思い出に人間は幸せを感じるものだ、と言っています。日本に置き換えると、「わたあめ、おにぎり、そして故郷の川と山」になるのかな?何にせよ、人生の喜びとは何気ない日常生活にあるものだ、とこのブランドは主張しています。


(ちなみにこれが、ピーナッツ・バターとゼリーのサンドイッチ。おいしいけれど、わたしはやっぱりおにぎりのほうがいい!)

時々、「給料は我慢料」という言葉を耳にします。仕事は面白くないし、できれば辞めたいけれど、お金のために我慢して働いている、という方は多いようですね。そして、「我慢料」が手に入ったあかつきには、我慢して働いている自分への「ご褒美」と称して、欲しい服を買ったり旅行に行ったり・・・。わたしも社会人経験者なので、「給料は我慢料」というのはよく分かります。しかし、そんな日常生活を送って「シンプルな喜び」を知らない人というのは、「Life is good.」の人たちからみると不幸なのでしょうね。

わたしがこのブランドを最初に目にしたのは、去年の夏。言葉では説明できないけれど、「Life is good.」という三文字とJakeの姿に、非常に惹きつけられました。このブランドの生みの親が、「このブランドを好きになる人は、困難なことに直面してきた人が多い」みたいなことを言ってましたが、わたしもその一人だったのかも。誰、とは言わないけれど、今ではセレブにもファンが多いこの「Life is good.」。「シンプルなことにこそ、人生の喜びがある。」そう思えるような人生を送りたいものですね。

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4 コメント

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コメントありがとう (しるぼ)
2005-12-28 15:38:28
辰之助さん、こんにちは

コメントありがとうございます

辰之助さんの文章、とても面白いですね

哲学的でもあり(大学の専攻?)興味があります。

しょっちゅうというわけにはいかないのですが、またたまに覘きにきますので宜しくお願いしますね。
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今日読んだ本にも (蘭丸)
2005-12-28 20:13:21
書いてありました。

『人間は生まれた時は

 食べて寝て、雨風しのげて、可愛がってもらえれば、

 それだけで幸せだったはずなのに、

 あまりにも世の中にたくさんの物が溢れているせいで、

 どんどん生活がややこしくなってしまった』って。

確かにその通りですよね。

「シンプルな喜び」大切にしたいですね。
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子供時代 (マーフィー)
2005-12-29 00:25:43
子供の頃を振り返ると、単純でした。何をして遊ぶかは楽しいか楽しく無いか、親に買ってもらうモノは値段が基準で無く、欲しいか欲しく無いか。 三万円のブレザーより、400円のイチゴケーキを間違いなく選んだはず。 それが大人になるにつれ、あれこれ計算高くなりまして、思考回路が複雑になりました。 改めてシンプルな思考回路を回復してみます。
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シンプルライル (しんのすけ)
2005-12-29 02:39:23
皆さん、いつもコメントありがとうありがとうございます。確かにどんどん複雑になっていくこの世の中。モノに振り回されず、たまには自分の原点である子ども時代を振り返り、シンプルに人生を楽しみたいものですね。
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