<仏大統領>怒って退席 仏出身の産業界代表が英語で演説
「フランス人ならフランス語を使うべきだ」――。24日までブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)首脳会議の席上、フランス出身の産業界代表が英語で演説したため、同席したシラク仏大統領が怒って退席するハプニングが起きた。
(略)
シラク大統領は24日の記者会見で「フランス人がEUの場で英語を話したので強い衝撃を受けた。聞きたくなかった」と胸中を説明し、「英語文化の席巻」から世界を守る意味でもフランス語は重要だと訴えた。(毎日新聞) - 3月25日10時11分更新(YAHOOニュースより)
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フランス人が英語を含めたアメリカ文化の席巻を嫌っている、とよく耳にします。そんなフランス人の感情を証明した形の、今回のシラク大統領の行動。アメリカに現在住んで英語を使用しているわたしも、「英語文化の席巻」に貢献している一人なのでしょうか?ある意味ではそうなるのかもしれません。日本で生まれ育ったので、本来ならば日本語だけで十分生活できるわけですし。
わたしは個人的に、英語という言語自体は好きです。もし英語が好きでなかったら、アメリカに来ようとは最初から思わなかったでしょう。多くの日本人のように、わたしも中学校から習い始めました。当時は、中学生になったら英語を習うのは当たり前で、「日本人がなぜ英語を習うのか?」などと考えたことはありません。しかし何年かして、英語の広まりはイギリス帝国主義の広まりの結果だとわかると、英語に対して嫌悪感を覚えたことも事実です。だから英語を捨てるべきか?それは違うかな、と思いました。英語という言語自体は、イギリス帝国主義を広める手段であったかもしれませんが、帝国主義そのものではありませんし。
よく言われるように、言語は目的というよりは手段。ある程度の英語力があったからこそわたしはここオレゴンで、ライフスタイル全般について多く学んでこれたわけです。「わたしは英語ペラペラのバイリンガルよ、オホホ!」と言うだけでは、自分が、「英語文化」という「強者/エリート文化」の一員だと宣言しているだけですね(それだけで満足の方もいらっしゃるのかもしれませんが)。
ちなみにアメリカの公式言語は?ないんですよね。英語は共通語になっているだけです。ラテン系の住民が増えているので遠い将来、共通語の座はスペイン語に取って代わられるのかもしれません。
「フランス人ならフランス語を使うべきだ」――。24日までブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)首脳会議の席上、フランス出身の産業界代表が英語で演説したため、同席したシラク仏大統領が怒って退席するハプニングが起きた。
(略)
シラク大統領は24日の記者会見で「フランス人がEUの場で英語を話したので強い衝撃を受けた。聞きたくなかった」と胸中を説明し、「英語文化の席巻」から世界を守る意味でもフランス語は重要だと訴えた。(毎日新聞) - 3月25日10時11分更新(YAHOOニュースより)
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フランス人が英語を含めたアメリカ文化の席巻を嫌っている、とよく耳にします。そんなフランス人の感情を証明した形の、今回のシラク大統領の行動。アメリカに現在住んで英語を使用しているわたしも、「英語文化の席巻」に貢献している一人なのでしょうか?ある意味ではそうなるのかもしれません。日本で生まれ育ったので、本来ならば日本語だけで十分生活できるわけですし。
わたしは個人的に、英語という言語自体は好きです。もし英語が好きでなかったら、アメリカに来ようとは最初から思わなかったでしょう。多くの日本人のように、わたしも中学校から習い始めました。当時は、中学生になったら英語を習うのは当たり前で、「日本人がなぜ英語を習うのか?」などと考えたことはありません。しかし何年かして、英語の広まりはイギリス帝国主義の広まりの結果だとわかると、英語に対して嫌悪感を覚えたことも事実です。だから英語を捨てるべきか?それは違うかな、と思いました。英語という言語自体は、イギリス帝国主義を広める手段であったかもしれませんが、帝国主義そのものではありませんし。
よく言われるように、言語は目的というよりは手段。ある程度の英語力があったからこそわたしはここオレゴンで、ライフスタイル全般について多く学んでこれたわけです。「わたしは英語ペラペラのバイリンガルよ、オホホ!」と言うだけでは、自分が、「英語文化」という「強者/エリート文化」の一員だと宣言しているだけですね(それだけで満足の方もいらっしゃるのかもしれませんが)。
ちなみにアメリカの公式言語は?ないんですよね。英語は共通語になっているだけです。ラテン系の住民が増えているので遠い将来、共通語の座はスペイン語に取って代わられるのかもしれません。
やはり何故英語を知らない間にせかい共通語と認めている自分をみつめなおす必要がありますね
「英語は世界の共通語」なのかは、一考する価値がありそうですね。
マーフィーさん、
イギリスとフランスの確執は、昔からよく言われていますね。最近では、2012年オリンピック開催地における、ロンドンとパリの争いがありました。シラク大統領の今回の行動をどう評価するかはともかく、日本人も英語との付き合い方というのは考えたほうがよさそうですね。
アメリカの共通語がスペイン語に変われば
世界でもスペイン語が多く話されるようになる気がします。
でもホント香港は日本語が通じなくて
英語なら通じたので
やっぱり英語喋れないと辛いなぁって思いました。