新中野発 パソコン教室経営者の 『トマト通信』 ブログ版

「新中野パソコン教室」と先生の日常を公私混同でお届けします

とても温かい数学の授業でした

2006-02-02 09:30:24 | 日々の出来事
高倉健さんに続き、入場料金が1000円になる毎月1日の映画の日に『博士の愛した数式』を観て来ました。交通事故で記憶が80分しか持たない天才数学博士とそこに働くことになった家政婦とその息子の幸福な日々を綴った物語。数学と人間への博士の愛情が全編に散りばめられた素敵な映画でした。
数字が「潔い」とか「美しい」という言葉で形容できるなんて考えたこともなかったけれど、数字の後ろに人生を見ているような、博士が口にする「潔い数字」ということばが、何の違和感もなく自然に心に納まります。完全数だの友愛数だのという数字も、本当に美しい数字だと思えてきます。
こんな数学の授業を大昔に受けてみたかったなぁと思いつつ、"kanzen28" なんていうパスワードを考えてしまいましたが、そのわけは映画を見てのお楽しみ。往年の名投手、完全試合を達成したあの江夏豊はその事実を知っていて背番号28を付けたんだろうかと気になって仕方がありません。
『博士の愛した数式』は歌舞伎町の新宿東急などで上映中です。

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2 コメント

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28の数字 (木三ちゃん)
2006-02-03 23:28:18
kenzen28

見てのお楽しみとは、何をみるのですか。

判りません。教えてください。



「江夏の21球」なら知っていますが。



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完全数です (先生)
2006-02-05 08:54:46
映画を見てのお楽しみです。でも、種明かししてしまうと、自分自身以外の約数の和が自分自身になる数のことを完全数と言います。その一つが"28"です。
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