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日常生活で掘り下げたいテーマを語ります♪
マルセイバタサンと赤福「命」

茅ヶ崎ライブを検討する

2006-09-11 | サザン・桑田佳佑・斎藤誠のライブ
このライブはサザンというより、桑田さんにとって
転機となったライブに違いないでしょう。

生まれ故郷で出来たということより、
結果的にですが、サザン6人での最後のライブだったからです。

茅ヶ崎でやるということで、単なるファンであった自分は
一般発売にかけてみて、全く歯が立たなかったという思い出があります。
このとき応援団に入っていたら、ゲネプロくらいならばいけたかも
知れませんが。

確か当時はマスコミが大騒ぎしすぎで、
ファンとしてはありがたいのか迷惑なのかわかりませんが、
いつの間にか「伝説のライブ」という位置づけになってしまい、
サザンがより神聖化してしまった感じがします。

そして、肝心の演奏の方なんですが、
桑田さんの声がちょっと出てないのかなぁという気がしました。
特に「冷たい夏」でファルセットで歌うべきところが、
全く出てなかったので、桑田さん自身がショックだったかもしれません。

あと、どうもイヤホンがフィットしていないというか。
汗が耳に入って駄目なんですかね。これは
昔から気づいていたんですが。
桑田さんは、パフォーマンス上手ではあるんですが、
一方で、演奏中は、演奏がうまく行っているだろうかと
かなり気を遣っています。現場監督として当たり前かも
しれませんが、特に野外ライブだと、目立ちますね。
これは今も同じですけど。
だから、我を忘れるってことがないんですね。

そして、一応触れなければならないのが、やはり大森さん。
ギターイケていません。
ちょっと酷いかなぁっていうのが、ラチエン通りのシスターでの
ソロです。
基本的に夜中に映像を見るので、途中で、うつろうつろしてしまうのですが、
大森さんのギターが始まったとたん、悪い意味で目が覚めてしまいました。
さすがに全体的に「一杯一杯」という感じが否めなかったのです。
ソロの部分にくると、わかって入るのだけど、無事に終わってくれるかなぁなんて。

これまでは演奏面で言いましたが、
次に桑田さんの発言です。
このライヴは6人の最後のライヴとなってしまいましたが、
大森さんの形としての「休養」がなかったら、
翌年は全国ツアーがあったと思われます。
桑田さんが来年は全国回るぞみたいなことを言っていましたから。
桑田さんはその場限りの発言というのが結構あるのですが、
ある程度プランニングがあるものに対する発言だと思うのです。
どこどこ行くよって言うときは。
その全国ツアーは幻となってしまいましたが、
埋め合わせかもしれませんが、「けいすけさん、いろいろ大変ねぇ~」ツアーが
敢行されたと考えています。ツアー名もぴったりでしょ?

まぁ、色々といいましたが、伝説といわれるライブだとは
思うのですが、何か、完成度とか充実度というと
振り返ったときには、決して素晴らしいとは言い切れないと
言ったら言い過ぎなんでしょうか???

ここでの、いろいろな出来事が転機となって、
現在の「自分にとっては」よきライブに繋がっている気がしてならないのです。