コロッケ先生の合格術

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偏差値40からの6.5ヶ月、日東駒専必勝法!

2008-01-25 09:20:04 | コロッケ先生の受験日記
MTさんが、伸一塾に来たのは、受験の6ヵ月半前です。
彼女は、初級公務員を受験することを決めていたため、
受験勉強はまったくしていない状態からのスタートでした。
しかし、そんな不利な状況を見事にくつがえし、
専修大学法学部に合格したのです。

英語・国語・社会の戦略的な勉強を開始しました。
それは、合格最低点と受験日までの日数から割り出した戦略です。
合格最低点は、190点でした。190点のうち80点を日本史で確保し、
古文で25点、国語常識で20点、現代文で20点、英語50点を
目標として掲げました。

日東駒専の特徴として、英語は、本格的な長文問題が少なく、
難しい単語がキーワードにならない。実は日東駒専の場合、
長文の全体の意味があまりわからなくても解ける問題が、
少なくないのです。また、語彙・文法問題が多く、
英作文が出ない(ただし、整序英作文は出題される)。
このことは、短期間に50点を獲得することができるということです。
私は、専修大学法学部の長文型問題の解き方を伝授し、
長文問題で30点を確保できる力をつけさせました。

また、語彙・文法は、『必出短大入試英語スーパーダブルチェック』
『中学英単語1800』『高校入試でる順 中学英熟語350』
『合格英単語600』『合格英熟語300』を完全にマスターする
までやりました。ここで重要なことは、単語のスペルを覚える必要はありません。
つまり、スペルは捨ててかまわないのです。スペルを正確に
覚える時間があったら、一つでも単語の意味を、多く暗記してください。
この時点で、本学の問題で、英語に関しては50点を確実に
超えるようになりました。

次に、古文ですが、専修大学法学部で必要な古文単語は、
おおよそ300程度です。『ゴロで覚える古文単語記憶術』を完全暗記させ、
『古文入門合格のおきて』をつぶしました。
そして、『荻野文子の「古文」に強くなる実況放送(上・下)』
を仕上げに使ったのです。この時点で、古文に関しては、本学の問題で、
ほぼ90%を獲得できるようになりました。

国語常識は、漢字の問題集を1冊、『ゴロで覚える文学史』
『マドンナ古文常識217』を使用しました。
現代文は、評論文一点集中で攻略しました。
現代文講義(基礎・初級・中級)をマスターしていきました。

最後に、日本史は、『詳説 日本史B』を、まず二冊用意しました。
一冊は、通読用の本として、もう一冊は、問題集として使用します。
使用方法については、受験日記(科目別学習、日本史)を見てください。
6ヶ月で、この本をほぼ全て暗記しました。
この時点で、日本史に関しては、本学の問題で、
90%を獲得するにいたっていました。

これだけの勉強を6ヶ月半でやり終えたわけですが、
偏差値40未満であった彼女が、見事に合格したのは、
科目別の勉強範囲を決め、おこなった結果です。
本番の試験では、200点を超えていました。

日東駒専は、7ヶ月間、全てをかけて勉強すれば、
偏差値40からでも合格できます。それを彼女が教えてくれました。

合格の後、彼女は、4年間勉強をやりつづけ、昨年ドイツに留学しました。
人間は、遅いということはないのです。まったく受験勉強していない彼女が、
8月から始め、6ヶ月半で見事に合格したのは、あきらめず、
言われたことを忠実におこなった結果です。

困難は、逃げれば逃げるほど追いかけてくる。
だから立ち向かうしかない。
頑張れ!!受験生!!

限界を破ろう!そう決めたら伸一塾

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