コロッケ先生の合格術

ゼロからはじめる受験勉強!
全国の受験生が、一番結果を出す志望大学別参考書、最小の時間で最大の効果をだす参考書を紹介!

コロッケ先生の受験日記

2007-08-19 00:35:51 | コロッケ先生の受験日記
科目別学習革命が勝利を呼ぶ!

受験勉強をするにあたって、大切なことは科目によって
アプローチの仕方が大いに違うということです。
今日は、社会科の科目についてお話します。

ほとんどの受験生は、教科書を何度も熟読し、
理解してから問題集をやるようにしていると思います。
最短距離の受験勉強を目指すならばこのやり方は、合理的ではありません。

最初に、日本史の勉強からお話します。
まず、問題集を2冊用意します。問題集は、解かないで、
はじめから問題と解答をインプットしていきます。
まずは、知識や解き方を覚える所から始めます。
なぜこのように、勉強するかというと、問題集には試験に
出題されるものが集められているからです。

1冊目の問題集は、『はじめる日本史50テーマ』を使用します。
この参考書の実践問題の( )に赤の水性ボールペンで解答を記入し、
ひたすら読んで覚えてください。

2冊目の問題集は、『30日完成スピードマスター・日本史問題集』
を使用します。この参考書は、「詳説日本史B」の太字の語句を中心に
設問が構成されている本です。最初から解答を赤の水性ペンで書き込み、
ひたすら覚えていってください。

次に、志望大学の過去問10年分を完全に覚えてください。
ここまでやると、何が試験で重要なのかを把握することができ、
重要ポイントのみ記憶できたことになります。

ここに、知識を体系化するために、『超速!日本史の流れ』・
『超速!近現代史の流れ』・『超速!日本文化史の流れ』を使用します。
この参考書は、日本史を物語風に語ったシリーズで、
政治史を中心にした歴史の流れを重視した本です。
試験にあまり関係ない情報を大胆にカットした本であるため、
内容の網羅性には、少し疑問がありますが、それを凌駕するほどの面白さがあり、
特に『超速!近現代史の流れ』は傑作です。

そして、さらに体系化した知識に肉付けをするために、
『菅野の日本史B講義録1~4』を使用します。
この参考書の1巻~4巻を使用し、古代から現代までの流れを把握します。

ここまで終了したら、この時点で初めて『詳説日本史B』を覚えこんでいきます。
この教科書を、まず二冊用意してください。
一冊は、通読用の本として、もう一冊は、問題集として使用します。
通読用の本で勉強した範囲を、問題集用の本で確認する方法をとります。
一回目は、問題集用本の太字の語句だけを黒くマジックで塗ります。
二回目は、固有名詞の部分を全て黒くマジックで塗ります。
三回目は、年代および欄外の語句までも黒くマジックで塗ります。
このようにして、三段階に分けて、『詳説日本史 B』
を黒く塗りつぶしていきます。最終段階では、黒い部分が大半を占める
問題集になっていますが、これを完璧に読めるようになっていれば、
日本史の勉強は終了します。

次に、史料問題集を1冊つぶします。
『日本史そのまま出る史料 一問一答』を使用します。
この参考書は、日本史の代表的な史料をとりあげ、
それに関する小問が何題かついている優れた参考書です。
史料の問題をやる時は、キーワードを見つけることができるかが全てです。
したがって、キーワードの発見に重点をおいてください。

最後に、『日本史そのまま出るパターン一問一答』と
『受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史』を使用します。

ここに紹介した参考書は、一番オオソドックスなものを持ってきました。
大学によって、当然、使う参考書は異なります。
大切なことは、最初に問題集によって、はじめから
問題と解答をインプットしていくということです。

このことを徹底して実行してください。


受験とは、「困難と希望との戦場」である。
どちらが勝つか。絶対に、希望を勝たせなければならない。
いま、どんなに苦しくても、人は「勝つためにうまれてきた」からだ。
頑張れ!! 受験生!!

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明治大学商学部最短距離勉強法(22)

2007-08-19 00:35:06 | (4)創価・上智・慶應・明青立法中学
数学(1)

例年3題で、そのうち1題は、選択肢から解答を選ぶ形式、
他の2題は記述式であり、試験時間は、60分です。
頻出分野としては、「数と式」および「数列」が、
最もよく出題されており、次いで「微分法・積分法」「場合の数」
「確率」「図形と方程式」「指数・対数」の出題頻度が高い。

難易度は、基礎的問題が1題、標準的な問題が1題、
やや難しい問題が1題の構成になっている。
全体的に見ると、基本事項重視だが、試験時間に対して計算の処理や、
問題の意図を読み取るのに時間がかかる設問が多く、
手際の良さが求められるやめ、日頃から繰り返し勉強することが要求される。

なお、地歴公民では、満点を取ることは非常に難しいが、
本学の数学は勉強次第では、十分に満点が可能である。
数学で受験したいという方のために、中学程度の数学を理解したという
前提から始めて90%以上得点できる勉強法をお話します。

なお、数学の暗記については、日本史や世界史の暗記とは異なります。
どういうことかというと、数式や数値を丸暗記しても駄目です。
つまり、与えられた条件や数値が少し変わっただけで、
できなくなってしまうからです。
それでは、どういう暗記をすればよいのかというと、
解答のプロセスを暗記するのです。
解答を自分なりに、箇条書きし、まとめ、あるいは、
解答を文章で要約説明することを試みてください。
このことを、根気よく徹底的にやると、数学が得意科目になります。

①『これでわかる数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』を使用します。
この参考書は、教科書レベルの問題を網羅的に手厚く説明した本であり、
教科書レベルの問題を完全理解し習得することができます。
例題を解く際には、問題文とねらいだけを見て解いてください。
もし、3分間考えても分からなければ、解答解説を読んで、
模範解答までのプロセスを暗記してください。使用期間は、3ヶ月です。

②『元気が出る数学ⅠA・Ⅱ・B』を使用します。
この参考書は、一問一問の問題を、豊富な図解と素晴らしく
分かりやすい丁寧な解説で、説明している本です。
基礎数学を扱っているため、受験数学の基礎固めを
効果的にマスターすることができます。
解法パターンや計算テクニックを完全に理解し、暗記してください。
使用期間は、2ヶ月です。

③『数学はじめからていねいにシリーズ』を使用します。
この参考書は、数学ⅠA・ⅡBの範囲を
全6分冊でカバーしている講義形式の本です。
基本事項から、教科書レベルの典型的な問題までを
分かりやすく丁寧に理解させてくれます。
②の元気が出る数学ⅠA・Ⅱ・Bで理解できなかったときに、
この参考書を使用して、弱点を克服するための補助本として活用します。

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