存在感

家の表と裏に金木犀がそれぞれ一本

あります。これが咲き出すと風向き

によらず芳香が家にの中に入ります。

開花日は毎年違います。気象条件が

違うので当然ですがそれでも早い時

は九月下旬から遅ければ十月上旬に

は咲きます。今年は２７日から咲き

出しました。しかしこれも一週間の

命、次の雨ではかなく散る定めです。

 

　　　「人間も花もそれぞれ咲いて散る」

　　　「芳香で存在感を主張する」

　　　「歳月を刻み年輪太くする」

　　　「庭狭くなるほど花の数が増え」

 

　　　　　本日の歩数 2,908歩(休み)

　　　　　今月迄平均 6,448歩

 

眩む➄

ある日裏庭で猫の鳴き声がしました。

探すと目の青い仔猫でした。どうし

たものか考えた末、これも何かの縁

と思い飼うことにしました。青い目

の仔猫に娘がソラと名付けました。

黒いサスケに白いソラが加わりわが

家は七人と二匹の大家族になりまし

た。娘が中学生になった頃でした。

 

　　　『捨て猫と目が合わぬよう遠回り』

　　　『愛犬も寄り添いケアをする心』

　　　『貸しペット情が移って返せない』

　　　「愛犬と踏みしめて待つ春の風」

　　　『ペットにも戒名つけてお葬式』

 

　　　　　本日の歩数 3,663歩(休み)

 

(ゲンノショウコ)

 

活気

松山の孫の運動会に行って帰り

ました。田舎と違い都市部の運

動会は活気が違います。児童も

多いし保護者や家族もその三倍

はいると見ました。片道二時間

往復四時間やはり遠出は疲れま

す。土産に孫をもらって帰りま

した。明日娘が迎えに来ます。

 

　　　『焼肉を孫と囲んで小さな幸』

 

(2019年8月・川柳城の和・課題「幸」・山本　節選・入選)

 

　　　　　本日の歩数 6,081歩

 

耕起

稲刈り後の田を耕起する作業を

“春田起こし”と言います。読ん

で字のごとく新春の仕事ですが

昨今事情が違います。今直ぐに

やらねばヒエが繁茂して種を蒔

き散らし来年の田植え時にまた

増えます。田のヒエは庭のドク

ダミに匹敵するほどの嫌われ者

です。ヒエを増やさないために

耕起して田面を乾燥させます。

 

　　　「田起こしを春まで待てぬ温暖化」

　　　「来年の事は分からぬ米作り」

　　　「悪役もおって見どころあるドラマ」

　　　「絶滅の願い届かず増えるヒエ」

 

　　　　　本日の歩数 4,073歩(休み)

 

 

 

転嫁

郵便局へ行く用事があったので

ついでに一円切手を求めると一

枚もないという。全国的に足ら

ない状況だとも言われた。増税

分を切手代に転嫁するなら十分

に用意しておくのが筋だろうと

思う。無いものは仕方ないので

二円切手を買って帰りました。

 

　　　「増税が庶民の財布ねらい打ち」

　　　「生きている限り増税追って来る」

　　　「増税がいやなら稼ぐほかはない」

　　　「増税で得をするのは誰なのか」

 

　　　　　本日の歩数10,584歩