先日、愛知県常滑市の小学校の運動場で、女子児童3人が回旋塔遊具にぶら下がっ
て遊んでいたところ、突然支柱が折れ、順番待ちしていた女子児童の左足に当た
る、という事故がありました。
この回旋塔は4月に岐阜県大垣市で起こった木製遊具事件を受けて、常滑市教育委
員会などが目視点検したそうですが、問題はなかったといいます。
ですから小学校にしてみれば思わぬ不慮の事故だったのでしょうが…この事故か
ら、私は大阪・エキスポランドのジェットコースター事故を思い出しました。
エキスポランドの場合、車輪軸を年1回以上の探傷試験を行うという遊具施設の検
査標準については全く知らなかったといいます。
その後、全国の同タイプのジェットコースターを持つ遊園地が国土交通省の号令
により一斉点検を行って、今では運行再開をしているようですが…だからといっ
て、安全性という面で、完全に信頼を得たわけではありません。
それは人間の心理としては当然のことだと思います。
そのことは今回の小学校の件でも同じことがいえるのだと思います。
ですから、今後、どのような検査、点検によって確認するのか、学校の遊具等に
関しても問われることとなりますが、私はそれ以上に、逆に安全性にこだわりす
ぎて、子どもたちから遊具を切り離すことを心配しています。
運動場などにある遊具は、子どもたちの健康的な成長を促進していく上で、無く
てはならないものです。
そして、その遊具という場所の確保が、人間関係のつながりを作る場を保障する
ことになると思うのです。
また、ドラム缶のような中にもぐる場所が、家庭と学校で常に監視されている自
我の逃げ場になっていることも事実ではないでしょうか。
さらに遊具と子どもを切り離すということは、包丁を子どもに扱わせない行為に
も通じる部分があるかと思うのです。
経験の欠落というのはもちろんのことですが、全て危険、危険…ということで、
回避することばかりをしていると、実体験としてその危険性が分からないために、
無造作に行動をする子どもが増えていくように思うのです。
逆に言えば、そのような場が、子どもたちの危険性回避の感覚を身につけさせる
場となるのではないでしょうか。
ですから、安全性の確保と子どもたちの遊ぶ環境の保障とはまた別問題として考
えるべきでは…と思っています。
て遊んでいたところ、突然支柱が折れ、順番待ちしていた女子児童の左足に当た
る、という事故がありました。
この回旋塔は4月に岐阜県大垣市で起こった木製遊具事件を受けて、常滑市教育委
員会などが目視点検したそうですが、問題はなかったといいます。
ですから小学校にしてみれば思わぬ不慮の事故だったのでしょうが…この事故か
ら、私は大阪・エキスポランドのジェットコースター事故を思い出しました。
エキスポランドの場合、車輪軸を年1回以上の探傷試験を行うという遊具施設の検
査標準については全く知らなかったといいます。
その後、全国の同タイプのジェットコースターを持つ遊園地が国土交通省の号令
により一斉点検を行って、今では運行再開をしているようですが…だからといっ
て、安全性という面で、完全に信頼を得たわけではありません。
それは人間の心理としては当然のことだと思います。
そのことは今回の小学校の件でも同じことがいえるのだと思います。
ですから、今後、どのような検査、点検によって確認するのか、学校の遊具等に
関しても問われることとなりますが、私はそれ以上に、逆に安全性にこだわりす
ぎて、子どもたちから遊具を切り離すことを心配しています。
運動場などにある遊具は、子どもたちの健康的な成長を促進していく上で、無く
てはならないものです。
そして、その遊具という場所の確保が、人間関係のつながりを作る場を保障する
ことになると思うのです。
また、ドラム缶のような中にもぐる場所が、家庭と学校で常に監視されている自
我の逃げ場になっていることも事実ではないでしょうか。
さらに遊具と子どもを切り離すということは、包丁を子どもに扱わせない行為に
も通じる部分があるかと思うのです。
経験の欠落というのはもちろんのことですが、全て危険、危険…ということで、
回避することばかりをしていると、実体験としてその危険性が分からないために、
無造作に行動をする子どもが増えていくように思うのです。
逆に言えば、そのような場が、子どもたちの危険性回避の感覚を身につけさせる
場となるのではないでしょうか。
ですから、安全性の確保と子どもたちの遊ぶ環境の保障とはまた別問題として考
えるべきでは…と思っています。
コロンさんは、男性だったのですね。かわいい女性かと勘違いしておりました。
硬いしっかりとしたご意見、よく考えれば、分かりますね。とはいえ、最近の中学生、高校生は、文字や文章を見ただけでは、男性か女性か分からないものが多いです。逆のこともしばしば、です。
最近、遊具の事故、多いですね。時期的なものかもしれませんね。
点検不足などによる不具合は困りますが、でも、危険、危険と言って、だんだんと遊具が減っていく、ということでもまた、困りますよね。責任を学校や市区町村が取らなければならない、という怖さもあるのでしょうが。
運命の記事、興味深く拝見させていただきました。マキャベリの言葉、いいですね。
私も、実は、人生、ということに、非常によく思いを巡らせています。
因果の理法や人との出会い。
自分の人生を見つめ直すということも含めまして、様々、学んでいきたい、と思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
ところでほんとに最近、遊具の事故が多いですよね…。
長年設置していていることから、金属等が腐食しているんだと思いますが…それを確認する方法ももう少ししっかりとしたものにしてほしいですね。
また『運命』の方も読んでいただいたようで…感謝です。
運命はいろいろな考え方ができると思うので、考え方もひとそれぞれだと思いますが、ただ、それを自分が積極的に人生を生きる材料にはしていきたいですよね。
ほんとにご丁寧に素敵なコメントをいただきありがとうございます。私の方こそこれからもよろしくお願いいたします。