太田市長とれたて日記

清水まさよしが太田の元気をお届けします

税金の無駄使い、厚生労働省が1位。

2007年11月12日 | Weblog

税金の無駄使いランキングの発表があった。厚生労働省がずば抜けて1位、その金額は実に62億6千万円。
報道で知る限りだが、労働局職員がやってもしない超過勤務をやったかのように見せかけて1億5千8百万円を支給したというのがある。ねこばばしたわけだ。
庁舎が閉まってだれもいないのに残業していることにして残業手当をもらう。きわめて意図的で悪質ではないか。まさに、税金泥棒である。
処分は責任者の減給、わずか10分の1を3ヶ月。そのほかはありきたりの戒告、訓告など。
「これが舛添大臣の処分なのか」とあまりの寛大な処分におどろいた。

 

正確には覚えていないが、社会保険庁の国保徴収代行していた市、町で横領があったとして「刑事告発」すると力んだ。そして、社会保険庁は舛添大臣の指示で実行に移した。
テレビにでる彼の顔は犯罪人を糾弾する検事のような、いや検事以上の顔つきだった。「おれこそが正義の味方」といわんばかりだった。
市町村はそんな不祥事があれば必ず上部機関に相談する。「懲戒免職、横領された金額の返還、こういう処分をします」というお伺いをたてる。「それでいいでしょう」という社会保険庁の出先の許可をもらう。手順を踏んでいた市や町である。
なのに、大臣という権限をもった舛添さんは泥棒呼ばわり、市長や町長を小ばかにした発言をくりかえした。

 

「厚生労働省の職員はどうなのよ」といいたい。残業もしない職員が残業手当を取っていたことは横領にはならないのか。税金の横領そのものではないか。
650人がその対象になっている。みんな市町村と同じように懲戒免職、そして告発したらどうですか、といいたい。でないと、「小人の戯言」になってしまう。
国と相談して処分したのに、権力者になった大臣は「刑事告発」までやる。自分の傘下の職員には懲戒免職もできない。おかしな話である。

 

来年の3月までには5,000万件の国民が不安に思っている年金問題を解決すると大見得をきっている。その問題解決に使うお金は税金である。あるいは、年金の横流しである。いずれにせよ乱費であることを知るべきだ。


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