太田市長とれたて日記

清水まさよしが太田の元気をお届けします

東国原知事、どうしたの

2009年06月29日 | Weblog

東国原知事がマスコミで派手に取り上げられている。これを書いたのは先週のこと。多少時差ぼけがあるかも、でも読んでもらえればありがたい。

 

笹川総務会長がコメントしていたように「あほらしい」に尽きる。どうして、あの知事にマスコミが群がるのだろうか。無視すればいいのに。テレビが追いかけるから舞い上がる、要はタレントの習性、それだけ。
「地方分権、地方分権」といっている。昔から首長ならだれでもが指摘してきた「財源、権限」これをオウム返ししているだけ。なにも新鮮さがない。
つまり、自分では何も考えず、何もやっていない。そうとしか思えない。
どうしてかというと、国のことばかり言っているけど自分の県はどうなの?である。どんなことを市町村に分権したのか、税源をどのくらい市町村に渡して効果がどうだったのか、具体的な事例がひとつもでてこない。「地方分権選挙」なんて大層なこというが、自分でやっていないことを他人にだけ押し付けようとしているのが「こっけい」でならない。
「お笑い」でしかないんだよ。

 

県と市町村だって分権はできる。
できる立場にいるのだから、市町村への分権(財源、権限の委譲)をどれだけ進ませてきたのか、先ず言った方がいいんじゃないかな。宮崎県はどんな分権をやってきたんですか。
私たちも浅野さんとか増田さんとか「地方分権」の論議はしてきた。何年もかけて。
東国原知事の話を聞いているとあれよりも粗雑で、借り物を使ってしゃべっているとしかいいようがない。そんな方には何も口先だけで何もできっこない。

 

地方分権について「東国原流の指針」みたいなものをつくったのか、というとそれはない。知事になってどんな行政改革をしたのか、それもない。聞こえてこない。
そりゃ、半天を着てマンゴーがどうの、地鶏がどうの、そんな宮崎宣伝をしていたことは確か。それはお笑い芸人の域。そんなことは行政手腕のうちでわずかのこと、主流ではない。

 

その東国原知事が「総裁に?」ふざけた話だ。真顔で言うのは病人に近い。
自民党も少しおかしくなっていないか。そんなお笑いタレントに「衆議院選挙に」なんてお願いに行ったり、そして「総裁選の候補に」なんて条件をつけられ。
古賀さんも「ふざけんな」と椅子をけって帰ってきちゃえば男になれたのに。大人の行動なのか、屈辱を感じないのか、どうも素人には分からない。

 

参議院の比例区なんか、タレント、マスコミに乗った人が目立つようになった。
お笑い芸人も国会議員になっている。700人もいる国会議員だから、だれが混じってもそれほど問題はないのかも。半分くらい吉本興業出身者にしてしまえばいいんじゃないか。どんな国ができるか見ものである。まあ、「税金を払うにはもったいない」という常識のある日本人だってでてくると思うが。
2世議員が話題になったが、2世議員はそれなりに勉強している。お笑い芸人、タレントの方がずっとお粗末。数合わせだけの議員だ。
議員になった自分が、議員にふさわしくないことに気づかない。4千万円もの税金をもらっていて。もったいない。そう思う人がいないのがタレントらしい。
「出馬するおれたちが悪いわけではない、党が『やってくれ』と言うのだし、国民がおれたちを選ぶのだから」そういわれればそうだ。
選ぶわれわれがその程度の政治認識でしかないのは確か。

 

議員も多い、多すぎる。
小泉チルドレンって何やった? 再議決の数合わせに使われただけじゃないの。中身は分からないが、端からみてるとそうとしか思えない。その分いらないじゃないか。
10人減れば4億円。100人減れば40億円減らせる。700人もいるんだから100人くらい減ってもどうってことないんじゃないかな。

 

政治主導で行政を引っ張っていく時代になる。官僚任せの時代は終わる。
発想力もなく、人真似して格好よく振舞うタレント議員なんていらない。といっても、選ばれちゃうんだけど。
どこか、変だと思うんだけど。

 

東国原知事は、「そのまんま東」さんなんだよ、結局は。
宮崎より東京が好きな「そのまんま東」さんなんだよ。芸人は東京か大阪が似合う。宮崎は東京への足がかりでしかないのが見え透いている。

 


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