欲深～い、ばぁちゃんが当てたものは

昨日、パソコン塾の春の親睦会に参加しました。
教室は予約制なので
顔見知りの生徒さんには滅多にお会いしませんのに、
一昨年のバス旅行でご一緒していたＮ氏に再会しました。
「きょうはご主人とご一緒じゃないのですか」
「ご主人をまた連れてきてください」っておっしゃって。

あの旅行は、
ばぁちゃんが厚かましいお願いをして、塾生でもない
じいちゃんの特別参加をお許しいただいていたのです。

参加者の最高齢が８４歳の男性。
常連さんで８９歳の男性もいらっしゃいますが、今回は
用事があって不参加でした。
当塾も、平均年齢が年々上昇しているとのことで、
今年の参加者の平均年齢は６４歳でした。

カラオケにビンゴゲーム、
先生方の心づくしのお接待で、会が盛り上がりました。
数々の景品が用意してあり、
ばぁちゃんが欲しかったFLASH　MEMORYには
外れて、とても残念でした。
幸運を引き当てた老婦人、「これはいったいなんですか？」
ああ、もったいな～い。皮肉なものですね。
欲深～い、ばぁちゃんには、
お手拭きタオルが当たりました。

宴会の模様をビデオに４０～５０分収録していました。
カラオケで熱唱なさるみなさん。
「音楽は５段階で２でした。へたくそですが…」って、
マイクを離さない人。
ビデオ編集をしながら、笑わせてもらっています。

エビネの値札をみて！

先日、映像協会主催のビデオ研修会に参加しました。
どなたでも自由に参加できるということだったので、
じいちゃんを誘って、久しぶりに博多へ出ました。

研究会では、
会員の方の未編集テープ（ラッシュ）を全員で視聴して、
そのあと、講師（ＮＨＫカメラマン）の講評がありました。
さすがプロカメラマン、ビデオ撮影や編集の要点を
わかり易く解説していただきました。

帰路、エビネ展の会場近くを通ったので、覘いてみると、
たったのひと株に驚きの値札が付いています。
じいちゃんは何を思ったのか、
家に帰りつくなり、長いことほったらかされて、
細々と咲いている我庭のエビネの手入れを始めたのです。

この季節、日に日に伸びる雑草。
腰が痛いの、膝が悪いの、なんていっておれません。
ばぁちゃんは、毎日、毎日、草取りに追われています。
じいちゃんは、餌場の近辺だけをせっせと掃除しています。
四角い裏庭を、ま～るく掃除してくれています。

お花見

近くの公園で、じいちゃんとお花見会をしました。
早起きして弁当を作って、熱燗を持参しました。

予想どおり、観桜客はパラパラ。
花見の宴の賑わいなどなく、弁当を開いているのは
私たちと他にひとグループのみ。
手入れの行きとどいた森の中の美しい公園ですが、
山の斜面に強風がまともに当たって寒いのなんの。

昔々、この近辺の野山を子供や愛犬を連れて散策し、
毎休日、弁当開きをしました。犬は弾丸列車のように
駆け走り、ため池で泳ぎ、子供達は虫取りに夢中になり、
親も子も愛犬も遊ぶことに夢中だった時代でした。

後期高齢者の仲間入りをしたいま、弁当抱えて、
家から10分足らずのここまで歩いてくるのが精いっぱい。
桜の周りに、誰もいないのをみて、
大声で「♪　いまはだれもいない海～♪　」って、
じいちゃんが歌いだして、それでお開きになりました。

じいちゃん様々、です

昨日は暴風雨の予報が出ていて、心配した桜でしたが、
近所の公園は高地で冷え冷えとして寒いので、桜は
まだまだ大丈夫のようです。しっかり花がついています。

明日は、じいちゃんとお花見の宴を予定しています。
ビデオのネタが欲しいばかりに、
お楽しみの囲碁会までサボらせることになって…
じいちゃんの協力なしには、ビデオ制作は成り立ちません。

先月末に冬鳥のシロハラ君が北国へ旅立ちました。
「六年間も餌をやっている雀は、ちっとも懐つかないし、
シロ君がいないので寂しい」 じいちゃんのつぶやきです。

三月はシロハラ君の姿をずーっと撮り続けました。
そんな中、長いこと空き家だったお隣に
新住人が入居なさったのです。ばぁちゃんは
カメラ目線を気にしながら撮影をしていたのですが…

「家内は趣味で野鳥の撮影をしています。
お宅を撮っているのではありませんから…」って、
じいちゃんが、
隣の奥さんにお断りの挨拶をすませてくれていました。
気配りの行き届いたじいちゃんです。