しいはらウクレレ工房のブログ サイクリングとたまに手織り

自転車好きなウクレレ製作家 キチンとしたウクレレ製作講座を開講してます!愛知県瀬戸市の小さな山小屋から

ネック製作

2020-11-22 13:38:33 | ウクレレ
ネックに限らず、木目に対して縦たて横よこが真っすぐのほうが、後々変形が少ないので、木取りという段階で、この面が柾目、こっちは板目になるようにと、ザクザク削って行きます。
ザクザク削るから削りクズがたくさん出ます。

この木くずは、米ぬかをふりかけて、堆肥にしてから畑にまきます。

HOSCOウクレレキットの塗装、早くも完了

2020-11-11 20:58:28 | ウクレレ
一昨日がサンディングシーラー、昨日がトップコート、今日がマスキングテープ剥がしで、三日間で塗装終了!はや(笑)。

普通に作るウクレレは、さすがにこんなに早くできませんが(しませんが)、今回はお気軽貸出用ウクレレなので、これでよし。
先日貼ったコアのヒールパッチもきれいにシマシマが出ました。

ちょっと個性を

2020-11-08 20:21:19 | ウクレレ
先程、フレットを圧入したHOSCOウクレレキットですが、指板とブリッジは僕が作ったものなのですが、もう少し色が欲しいなと思いまして、コアのヒールパッチを貼ってみました。
少し大きめに切り出して、形を整えました。
これで、他の人のウクレレキットと間違えることはないでしょう。わはは。


僕はフレット後打ち派

2020-11-08 17:37:20 | ウクレレ
指板にフレットを打つのには、指板だけの状態のときにフレットを打ち込む先(さき)打ち。
指板をネックに貼ってからフレットを打ち込む後(あと)打ちの2つの方法があります。
僕の勤めていた中西楽器製作所では、それなりの台数を作っていたので、効率の良い先打ちでしたが、僕が一人で作るようになってからは後打ちしかやったことがないです。
後打ちは、いろいろメリットがあるんですが、時間がかかるので、そこがデメリットでしょうか。

先打ち、後打ちと書いてますが、僕はフレットは打つのではなく、圧入しています。
指板に打ったフレットの上面をヤスリで平らにするのがイヤで、これも、一人で始めてからずっとこのやり方です。

ところで、このフレットを圧入しているウクレレは、HOSCOウクレレキットです。
妻のウクレレ教室の生徒さんなどに貸し出すウクレレなので、あまり高価なウクレレだと、お互い、いろいろ緊張しますので(笑)。

コアのサイド曲げ

2020-10-31 21:09:10 | ウクレレ
今はソプラノサイズで、パイナップル、マーチンタイプ、あと、マーチンタイプよりも幅の広いタイプの3つを主に作っています。
で、今回作るのは、マーチンタイプよりも幅の広いタイプのものです。
このタイプを僕は、なぜだかハワイ形、と呼んでいます。
なんでだ?

なぜハワイ形と呼び出したのか忘れてしまいました。
当時の僕は、この形がハワイに思えたんでしょう。うーん、やっぱりなんでだろ?