2．「存在」～オリジナルポエム～尾崎豊の曲名をお借りして・・・第二章

「存在」
～オリジナルポエム～
故尾崎豊への思いをこめて


さまざまな思惑の糸がからみあい
大きな繭が生まれ出づる

君にとって
君の存在は大切かもしれないけど
僕にとって僕の存在は
あきれるほどちっぽけだ

世間という大海原に
漕ぎ出した
笹の葉の船のように

波にのまれ
まっさかさまに落ちてゆく

もがけば
もがくほど
糸は手足に心にからみつき
僕の無力が印される

僕は何を求めているのだろう
僕の魂がこの世に存在したときはきっと
生の喜びに満ち溢れていた

夢や希望が
現実から遠く離れていくたび
僕は何かを失っていった

もがいて
もがいて
もがききったら
そこにまた
新たな光を見出すことが可能だろうか

人生の終着駅に降り立ったとき
僕の存在は
誰かの心に
残るだろうか・・・・

尾崎詩絵里★シェリー★



尾崎豊の曲名をお借りして
私の言の葉を紡いでみたい　
第二章「存在」

この企画は、ポエム、小説専用ブログと同時掲載です。




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存在は、私が、バンドで初めてコピーした
尾崎の曲。
私が大学生の時。
キーボードを演奏した。
尾崎の曲を
メロディーと
詞をなぞることによって
今、私は、自分自身の存在を
「肯定」できるのかもしれない
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序章　尾崎豊のようにはなれないけれど
第一章　「街の風景」
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