声の綺麗な仲道さんの解説付き。ソナタ、木管との室内楽、そしてコンチェルトと
モーツアルトのピアノ曲の神髄に迫ろうとの企画。仲道さんは各楽器の音色の面白さを
説いていらした。このフレーズは何故あの楽器なのかとかをモーツアルトの
作曲時の音楽観から考察したりして面白い。木管五重奏は弦楽五重奏よりも
音色の変化の楽しみといことを強調されていた。木管といいながらここに金管の
ホルンが入ってているのが面白い。
トルコ行進曲とピアコンは神戸学院で聞いたときよりも音楽が更に
豊かになっている。上村先生や学者各評論家のご意見などさらに研究研鑽
されたのであろう。ホールの違いや楽器の違い、変な勘ぐりとすれば
ギャラの違いとか・・・・いやいやこれは饒舌。
楽器の違いとなるときょうのアンコールで披露された「きらきら星」は
今日はスタインウエイだが次回のコンサートではモーツアルト時代の
シュタインで弾かれるとか。このピアノは61鍵430Hrzのピッチ。
今の基準から考えると随分低い。柔らかい響きになるのかな。
楽しみだ。