海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

私の部屋の風物詩 上海の冬

2013-12-30 | 写真日記

 日本の昭和を思い出すヒューズ

私が上海で住んでいるアパートは1991年に出来た古いアパートで広さは約63平米くらい。家賃は来月から2年契約し200元上がって4000元(約68000円)になる。家賃は三ヶ月おきに前家賃として大家に振り込む。細かい事を言えばきりがないが、一つだけ重大な欠点があり電気容量が30Aしかないので冬は相当辛い。このアパートは、6階建てで24世帯が住んでいる小さなアパートなのだが、この中で私が一番電気を使っているようで、外のヒューズを頻繁に飛ばしてしまう住人なのだ。

上海は湿度が高いので冬はシンシンと冷えるのだが、上海の普通の家庭ではいつも暖房は控えめなので、部屋の中は中国の東北から来た人もびっくりするほど相当寒い。まぁ、もちろん東北ではボイラーのお湯が部屋を流れいるので単純に比較は出来ないのだが。では、上海人はどうしているかというと、部屋の中でダウンコートを着ている人がいるくらいに、着膨れしている人が多いのだ。日本の環境に慣れきっている日本人にはありえない光景だが、これが上海では普通。

 

非常用に使っている撮影用LEDライト 

大掃除も半分終わり部屋の模様替えも終わって一息ついて、お茶を飲んでいるとプッツン。これが昼間だとまだ良いが、夜はけっこう厳しいものがある。以前一度だけ夜にヒューズを飛ばし、変えのヒューズが無くなっていた事がありその日は即寝た。そんな時に重宝するのが、ローソクとLEDライト。私の部屋には、サンプルも含め撮影用LEDが20数個あり、撮影でもそうだが停電時も活躍する。そして、原始的だがやっぱりキャンドルは一番頼りになる。

いつもお茶市場で100個単位で仕入れる

 日本のみなさんも地震などの災害用として乾電池で使え、どこにでもクリップで止める事が出来る撮影用LEDは便利ですよ。撮影用LEDの種類は日本だとPanproductが一番多く取り扱っていて、取付アイテムもほとんどそろいます。

 

 

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12/26上海はPM2.5が400オーバー

2013-12-27 | 写真日記

 

昨日の上海の天気は風が冷たくPM2.5指数が400オーバーだったので、小学校などは休校。私は試作品のマウントが出来たので、それを受け取りに向かい即とんぼ返り。この大気に対する具体的な対策方法が無いので、上海もすでに人が住む場所では無くなりつつある。

猪突猛進し一歩引いて物事を見ない風土は、中国の伝統的な悪習なので諦めている。なので来年からは、新鮮な空気を時々体に取り入れる為に、LCCを使い日本への帰国回数を増やそうと思っている。

 

 

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上海郊外の南翔にある李流芳の屋敷

2013-12-26 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

上海から近い南翔に行って一番よかったのが、李流芳(1575-1629)の屋敷だ。李流芳は、詩や本や絵などの名作を数多く残した芸術家であり、その広大な屋敷をそのまま残し今公開している。

 

娘のベット

息子と娘の勉強部屋やベットルームや台所など当時のまま残しているので、当時の生活や雰囲気がよくわかる。

 

明時代の建物や家具はシンプルで、派手な造りでないので私は好き。 

 

排水溝までもがアート

 この李流芳の屋敷は、入場料を30元(約500円)とられるので一般の観光客はほとんど来ない。なので、ゆっくりと静かな中で見る事が出来るが、一歩外に出ると人の渦と騒音で気分が悪くなる。明時代の屋敷をそのまま残している場所は少ないのでお勧めです。

X-pro1 XF35mm f1.4 MD Rokkor 50mm f1.4

 

 

 

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12/24小米の携帯電話「紅米」5万台は、1分8秒で完売

2013-12-25 | 写真日記

「小米」で会員登録して、順番待ちの時に出てくるキャラ

一昨日のブログで書いた携帯電話「紅米」を友人が欲しいというので、昨日の12時ちょっと過ぎにネットアクセスし順番を待っていると延々と上の画像が。

結果は、これ。

今回は、5万台用意され小米ブランドの携帯「紅米」は、1分8秒で完売となってしまった。5万台の中には携帯販売の店も仕入れる為に参加しているはず。それを店舗で200元ほど上乗せして販売するのだ。この「紅米」のボディカラーは赤と白と黒があるのだが、やっぱり赤が一番人気。それにしても、1分で5万台を売り切る人気の高さにはちょっと唖然。

この「小米」という会社は、2010年に出来た会社なのだが、オーナーの雷軍はまだ42歳。広告費を使わず自社サイトでのみで販売するやり方で現在「華為」の次の第5位。すでに携帯製造会社のZTEのシェアを抜いているのはすごい。この人もジョブスの大ファンだった人。

日本のスマホ製造会社は青息吐息なのに、こちらは元気一杯。時々フリーズする日本製スマホより安くて使い勝手はとてもよいので、私も小米のファンになりそう。

 

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スマートフォンを中国ブランドの小米に変えた。

2013-12-24 | 写真日記

 

約一年半ほど使用した中国ZTE製twin sim対応のスマートフォンが動作不安定な為に、新しく小米ブランドの「紅米」に変えた。ネット上では799元だが上海駅近くの携帯屋がひしめいているビルの中の店では、約1000元(約17000円)で売られている。動作確認も必要だったので、その店で直接買いその場でsimを入れてみる。

私の場合、会社専用の携帯と個人の携帯を分けて使っているので、現在上海で通話用simは二枚持っている。一台の携帯に二枚のsimが入るtwin simタイプの携帯は種類が少ないので探すのが結構手間なのだが、小米は以前から気になっていたブランドなので一度使ってみる事に。まだ使って数日しか経ってないが、以前使っていたZTE製よりも使いやすいしタッチパネルの感触も問題ない。

私が上海で初めて買った携帯は1998年でスウェーデンのEricsson製が1500元くらいだったと記憶している。つまり、今回買ったスマートフォンより高かった。当時まだ携帯電話は中国全土であまり普及してなく、携帯電話はまだ庶民には高価な買い物だったのだ。それが今携帯ユーザーは10億人を突破している。

私の元アシスタントや若い中国人が持っている携帯は、私の小米より値段の高いiphoneやサムソンが多いのだが、数年後はそんな高い値段の携帯でなく中国製で十分という時代がすぐそこに来ているような気がする。欲しい物は携帯だけでは無いからだ。

中国製の携帯電話を本土で買った場合に一つ欠点があるのだが、Android携帯はGoogle playに繋がらない事。そんな時は、香港で買うかヤミでOSを入れ替えるしかない。私の場合はスマートフォンよりタブレットのipad miniがメインなので、携帯電話はスマートフォンを使っているが、ほぼ95%通話専用として使っている。今現在の中国では、スマートフォン以外で、まともな携帯はほとんど売ってない。

5年以上前だったと思うが、日本の携帯はsim解除され密輸されていたほど要望があった時代が懐かしいのだが、将来タブレットが普及したら、携帯は日本のようなガラパゴス携帯の方が良いと言われる時代がまた来るかもしれない? いいえ、そんな事は絶対に起こりえない。そんな事をするより、タブレットからbluetooth経由の携帯子機がボールペンサイズで定番になっているはず。

 

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