2008年3月15日(土) この週末は、久し振りに次男と共にキャンプツーリングに出掛けた。
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無事、第一希望の高校への入学も決まった春休みの週末。 シースケープポイント5を積んだクルマは蒲刈へと向かう。
少し風はあるが天気は良い。 これくらいなら、漕ぐのには問題なさそうだ。
普段のソロキャンプツーリングに比べるとかなり多いが、それでもこの時期の二人分にしては最小限に抑えた荷物をポイント5にパッキングしていく。
さあ、出発だ!
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今日は小潮。 潮の影響はほとんどない。
まずは架橋中の豊島大橋を横に見ながら豊島の南端に向かって漕ぎ進み、そこから岸に沿って北上。 豊島と大崎下島との間を結ぶ橋の下にある漁港で一休みする。
この豊島は、『家船の島』として有名な島であり、以前、家船を調査するフィールドワークに来た事がある。
こんなに身近な地元の島に、家船の文化が残っているということは、本当に素晴らしい事である。
漁港に停泊していた『家船』を見ながら、次男に家船の構造や、長期の漁に出かけた時の生活などについて説明する。
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再び漕ぎ出し、大崎下島の北岸に沿って漕ぎ進み、御手洗へ。
午後1時過ぎ、漕ぎだしてから約2時間半ほどで御手洗に到着した。 『あー、腹減ったなあ』
少し遅いが、お気に入りの食堂でお昼ご飯だ。
少し遅いので、だれも居ない静かな地元の食堂。 お気に入りの『中華そば』を二つ注文した。
うん、この出汁が美味いんだよなあ。 次男も気に入った様子。
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食事を終えると、街を散策。
ここは、御手洗でも有名な歴史のある時計屋さん。
時計を修理する作業場や、ショーウインドウの時計を眺めていると、おじさんに話しかけられた。 『どこから来たん?』
『こんにちは。 今日は、蒲刈から来たんです。 次男が春休みなんで、二人でシーカヤックを漕いで来たんですよ』 『ああ、そう。 カヌーで!』 『ええ、そうなんです』
『今日は今から帰るの?』 『今日は、今から岡村島でキャンプの予定です』
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『さっき、修理する作業場を見させていただきましたが、すごいですね』 すると、『ちょっとこっちに入りなさい』と、店内に入れていただいた。
『この大時計がねえ、もう150年前の時計なんよ』 歴史を感じさせる、だが、整然と整理整頓された店内に、ひときわ存在感を醸し出している大時計。
この時計屋さんは有名なので、様々な雑誌やテレビ番組で紹介されている。 4代目というご主人に、雑誌の記事を見せていただいたり、様々な時計の話、スイスやアメリカでの時計産業の歴史について、そして100年前にスイスから送られて来たと言う、今でも色褪せていない昔のポスターなどなどについて、次男と一緒に貴重な話を聞かせていただく。
それにしてもスゴい。 深くて幅広い知識。 次男も、感心しながら話を聞いていた。
↑ 70年前に日本で制作されたと言う、アナログな機構を利用した初めてのデジタル時計。 でも、何時まであと何分というのが直感的に分かりにくいので、売れなかったそうな。
『ありがとうございました。 本当に興味深く、貴重なお話を聞かせていただいて、楽しかったです』 『じゃあ、気をつけて』
今日は、次男と一緒に『あるくみるきく_旅するシーカヤック』となった。 うれしいなあ!
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街の散策を終えると、みかん畑の中にある急な山道を登り、展望台へ。
ゼイゼイ言いながら、階段を上り詰めると、展望が開ける。 うん、やっぱり御手洗に来たらここだよなあ。
次男も、ここからの景色は気に入った様子。 しばし休憩し、360°の瀬戸内の景色を楽しむ。
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『今日は、家船も見たし、御手洗の中華そばも食べたし、時計屋さんに貴重なお話も聞けたし、好い一日だったなあ』 ようし、じゃあそろそろ岡村島に行くか!
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無事、第一希望の高校への入学も決まった春休みの週末。 シースケープポイント5を積んだクルマは蒲刈へと向かう。
少し風はあるが天気は良い。 これくらいなら、漕ぐのには問題なさそうだ。
普段のソロキャンプツーリングに比べるとかなり多いが、それでもこの時期の二人分にしては最小限に抑えた荷物をポイント5にパッキングしていく。
さあ、出発だ!
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今日は小潮。 潮の影響はほとんどない。
まずは架橋中の豊島大橋を横に見ながら豊島の南端に向かって漕ぎ進み、そこから岸に沿って北上。 豊島と大崎下島との間を結ぶ橋の下にある漁港で一休みする。
この豊島は、『家船の島』として有名な島であり、以前、家船を調査するフィールドワークに来た事がある。
こんなに身近な地元の島に、家船の文化が残っているということは、本当に素晴らしい事である。
漁港に停泊していた『家船』を見ながら、次男に家船の構造や、長期の漁に出かけた時の生活などについて説明する。
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再び漕ぎ出し、大崎下島の北岸に沿って漕ぎ進み、御手洗へ。
午後1時過ぎ、漕ぎだしてから約2時間半ほどで御手洗に到着した。 『あー、腹減ったなあ』
少し遅いが、お気に入りの食堂でお昼ご飯だ。
少し遅いので、だれも居ない静かな地元の食堂。 お気に入りの『中華そば』を二つ注文した。
うん、この出汁が美味いんだよなあ。 次男も気に入った様子。
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食事を終えると、街を散策。
ここは、御手洗でも有名な歴史のある時計屋さん。
時計を修理する作業場や、ショーウインドウの時計を眺めていると、おじさんに話しかけられた。 『どこから来たん?』
『こんにちは。 今日は、蒲刈から来たんです。 次男が春休みなんで、二人でシーカヤックを漕いで来たんですよ』 『ああ、そう。 カヌーで!』 『ええ、そうなんです』
『今日は今から帰るの?』 『今日は、今から岡村島でキャンプの予定です』
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『さっき、修理する作業場を見させていただきましたが、すごいですね』 すると、『ちょっとこっちに入りなさい』と、店内に入れていただいた。
『この大時計がねえ、もう150年前の時計なんよ』 歴史を感じさせる、だが、整然と整理整頓された店内に、ひときわ存在感を醸し出している大時計。
この時計屋さんは有名なので、様々な雑誌やテレビ番組で紹介されている。 4代目というご主人に、雑誌の記事を見せていただいたり、様々な時計の話、スイスやアメリカでの時計産業の歴史について、そして100年前にスイスから送られて来たと言う、今でも色褪せていない昔のポスターなどなどについて、次男と一緒に貴重な話を聞かせていただく。
それにしてもスゴい。 深くて幅広い知識。 次男も、感心しながら話を聞いていた。
↑ 70年前に日本で制作されたと言う、アナログな機構を利用した初めてのデジタル時計。 でも、何時まであと何分というのが直感的に分かりにくいので、売れなかったそうな。
『ありがとうございました。 本当に興味深く、貴重なお話を聞かせていただいて、楽しかったです』 『じゃあ、気をつけて』
今日は、次男と一緒に『あるくみるきく_旅するシーカヤック』となった。 うれしいなあ!
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街の散策を終えると、みかん畑の中にある急な山道を登り、展望台へ。
ゼイゼイ言いながら、階段を上り詰めると、展望が開ける。 うん、やっぱり御手洗に来たらここだよなあ。
次男も、ここからの景色は気に入った様子。 しばし休憩し、360°の瀬戸内の景色を楽しむ。
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『今日は、家船も見たし、御手洗の中華そばも食べたし、時計屋さんに貴重なお話も聞けたし、好い一日だったなあ』 ようし、じゃあそろそろ岡村島に行くか!