あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 『この世界の片隅に』_映画の舞台となった呉の映画館、呉ポポロで監督舞台挨拶&サイン会

2016年12月08日 | 旅するシーカヤック
2016年12月08日(木) 今日は午後休にして家に戻り、昼過ぎには呉の映画館、呉ポポロへ。

今話題の映画、『この世界の片隅に』の監督挨拶&サイン会が、平日の今日開催されるのである。

***

さすがに今日はほぼ満員。

俺自身はこの映画のことを知らなかったのだが、先週妻と次男が見に行っており、特に映画好きな次男からはとても良い映画としてその評価を聞いていた。
その後、日曜日のラジオ番組で監督が電話出演されている話を聞き、今日開催される監督挨拶に合わせて観に行こうと決めたのである。

***

原作も読んでいなかった俺であるが、地元である広島や呉が舞台でもあり、主人公のすずさんの独特のキャラクターや、アニメーションで表現される地元呉の昔の風景や、戦争中の生活などに引き込まれ、シミジミ、じわじわと感動の映画!

エンドロールが終わった時、自然に拍手が起こったのも当然である。

***

映画が終わった後は、片渕監督の舞台挨拶。

企画スタート後は、6年にも亘る長い期間、そして数え切れないくらい何度も何度も呉に通われ、すずさん同様に外から来た人間ではあるが、それが実際に住んでみるとどんな感じなのかを知ることが重要であったとのこと。
また、長く通っているうちに、古い建物が少しづつ取り壊されていくことも、街の発展には必要だが、やはり寂しさも感じられていたということである。

決して派手でも饒舌でもないが、朴訥と、言葉を選びながら、自分の気持ちを伝えたいと話される監督の挨拶は素晴らしいものであった。
『広島を、そして呉を舞台に、こんな素晴らしい映画を創ってくださって、本当にありがとうございました』

***

その後は、パンフレットを購入してサインをしていただいた。

家に戻って、映画の余韻を楽しみながら飲むビールの美味いことよ!

パンフレットも読み応え十分なので、ビールを楽しみながら読ませていただくことにしよう。

今日も、素晴らしい映画に出会うことができて、至福の1日であった。
『ありがとう。 この世界の片隅に うちをみつけてくれて』

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瀬戸内シーカヤック日記: しまなみ海道カヤック&バイク、キャンプツーリング_哀愁の生名島訪問

2016年12月04日 | 旅するシーカヤック
2016年12月2日(土) 朝起きると、いつもの週末のルーチンワークである天気予報チェック。
『あ、これはキャンプに行けるんじゃないか!』
昨夜の予報では、日曜日は朝から雨となっていたが、最新の予報では昼前からの雨に変わっていた。

まだ寝ていた妻に、『ごめん、予報が変わったから予定を変えてキャンプに行ってくるよ』と告げる。

***

着替えを詰めて家を出発。 向かうは『しまなみ海道』
どこの浜にしようかと考えながら東に向かってクルマを走らせる。
『うん、最近封印していたが、あの島に久し振りに行ってみようか』
久し振りに訪れる島、なんだかドキドキするなあ。

***


『久しぶりだなあ』 今日はいつもの船ではなく、懐かしの青丸で生名島入り。

いつもの浜へ。 今日は風もなく、それほど冷え込んでもおらず、絶好の遊び日和。

これまで年に何度も眺めていたお気に入りの風景。

***

このキャンプ場の管理機関が変わるというのは聞いていたので、iphoneで調べて電話してみる。

『すみません。 キャンプ場なんですが、今日泊まれますか?』
『いいえ。 当日の予約はできないんですよ』
『。。。 あ、そうなんですか。 分かりました』

残念ながら、久し振りに訪れた生名島でキャンプはできないようである。

***

でもせっかくだから、海に漕ぎ出すことにした。

今日は、いつものパドリングパンツにブーツ、そして上は先日購入したワークマンの薄手の撥水ジャケットを試してみることに。

岩城島の造船所の近くまで漕ぎ、

平内島へ。

平内島の東岸を漕ぎ登って、亀島へ向かう。


***

亀島では、久し振りに訪れる龍神様にご挨拶。

帽子とサングラスを取り、手を合わせて海旅の安全を祈願。
この辺りは潮流が複雑で、あっちではこう流れていたのが、こっちでは全く逆の流れになった。
多くの島の間を流れる潮流の押し引きのバランスによって、とても複雑な潮流となるのである。

経験の少ない人にはお勧めできないが、いわゆる『海の道』を観察しながら漕ぎ進む練習をするには打って付けのエリアなのだ。

芸予ブルーの景色を楽しみながら、気持ちよいパドリング。

『さあ、そろそろ戻るとするか』

この辺りは、芸予諸島らしい箱庭のような美しい景色が楽しめるエリア。
お気に入りだったのだが、次に訪れるのはいつになるだろうか。。。

***

カヤックを引き上げると、今度は自転車を下ろす。

近くで釣りをしていたおじさんが通りかかり、『お、カヤックの次は自転車か!』
『はい、ちょっと島を一周してきます』

このMTBは、今週ペダルを交換したばかり。

15年前に購入した時のまま、同じペダルを使い続けていたのだが、さすがにベアリングが痛んでいたようで、手で回してもクルクルと回らなかったのである。
と言う訳で、ペダルを交換しようかなと話していたら、妻がプレゼントしてあげる、というので新たなハーフクリップや交換用工具とともに新たに手に入れたのである。

安全性向上のため、こんなリアライトも取り付けた。


***

生名島を時計回りで一周する。

ハーフクリップは、こんな感じ。

ペダルを変えた効果は驚くほどで、別の自転車になったかと思うくらい漕ぎが軽くなった。
劣化したペダルの軸受けのところで、かなりパワーをロスしていたようである。

空は青く、快適なサイクリング。

あちらこちらで秋を感じる、しまなみの休日。


***

浜に戻ると、シーカヤックとMTBをカートップし、立石港へ。

『これまで10年ほど毎年何度も通ってキャンプし、一時期は勝手に『なんちゃって上島町観光大使を自認』してブログで情報発信させていただき、シーカヤックや自転車などなどでいろいろと楽しませてもらいました。 それらも全て良い想い出。 生名島、本当に今までどうもありがとう』

***

車を走らせ、伯方島へ。

サイクリングターミナルで手続きをして、鶏小島キャンプ場へ。
今日は他にはお客さんがいないようで、このキャンプ場を独り占め。

テントを張り、キッチンをセットすると、少し遅めのお昼ご飯。

昼は軽めに、ビールとコロッケ、おむすび、味付け卵天。

絶景を眺めながら飲むビールは最高である。

***

今日はもう予定がないので、あとはのんびりまったり。

次男がキャンプの時にでも、とプレゼントしてくれた獺祭を飲みながら、ラジオを聴き、本を開く。
船折瀬戸を行き交う船を眺める。

潮流に乗って下っていく船は軽快に、

逆潮を上っていく船は、重々しく進んでいく。

***

上を見上げると、爽快な青空。

簡単なつまみを作って獺祭をゴクリ。


***


日が陰ってくると、少し早めの夕食の準備。

今日のメインは、イベリコ豚のシャブシャブ。

これが、なんとも言えず脂が旨く、タマラない!
ビールをゴクリ。

船折瀬戸の夕暮れ。

綺麗な夕焼けを眺めながら、お湯割の焼酎をゴクリ。


***

翌朝。

天気予報通り、まだ雨は降らないようだ。
テントから這い出すと、カセットガスのヒーターに点火。

『ああ、これはやっぱり暖かいなあ』

朝食は、冬のキャンプの定番、『だし道楽のアゴ出汁』を使ったうどん。

かき揚げを載せ、一味を振って、『ズルズル、ズルルー』 『ああ、美味い』
やっぱ、冬のキャンプの朝はこれやなあ。

***

キャンプ道具を片付けると、しばし朝のお散歩ペダリング。

体も徐々に目をさます。


***

家に戻る途中、竹原あたりから雨が降り始めた。 生名島でキャンプができなかったのは残念だったが、今回もなかなか充実した週末だったじゃあないか。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 晩秋の江田島お散歩カヤック&バイク

2016年11月26日 | 旅するシーカヤック
2016年11月26日(土) この週末は、土曜日の夜から雨の予報なので、今日は日帰りツーリング。
朝はいつもよりゆっくりとコーヒーを楽しみ、着替えを準備して家を出る。

***

車で走る事1時間足らず。 お気に入りの浜に到着。

他には誰も居らず、静かな晩秋の芸予諸島の海辺。
まだ日が差していない手前の深い藍色の海と、日に照らされて透明感のある明るい芸予ブルーの空とのコントラストがなんとも美しい。

***

安全装備とお茶セットを積み込み、イザ出発。

多少風はあるものの、気持ちの良い朝である。

もう25年位通っている漕ぎ慣れたエリアを、これまた手に馴染んだパドル、アークティックウインドで静かに漕ぎ進む。

岸ベタを漕ぎ、景色を楽しみながらの朝のお散歩。


***

今日はちょうど満潮の時間のようだ。

満潮時しか潜り抜けることができない洞窟へ。

読み通り、今日は通り抜けることができた。

開けた視界は、芸予ブルーの絶景!

***

沖にある岩まで漕ぎ進む。

この辺りでは、以前スナメリを見かけたこともある。
遠く対岸は周防大島だから、スナメリもこのあたりまで遊びに来ることがあるのだろう。
Uターンしてしばし漕ぎ戻り、

バウを西に向けて長島へ。

途中の休憩時には、スプレースカートのストラップがパドルの保持に役立つ。

これは便利だなあ。

***

長島で引き返し、

お気に入りの浜へ上陸。

秋も深まり、海水の透明度が素晴らしい。

しかし上陸すると、いつものようにイノシシの足跡が。。。

これさえなければ、ここでキャンプが楽しめるのになあ。
かなり以前、まだ猪が出没していなかった頃、冬に独りでキャンプしたことを懐かしく思い出す。
『ああ、あの時は大きな火球が見えたんだよなあ』

***

休憩では、メスティンと固形燃料のアルコールバーナーを取り出し、お湯を沸かす。

少し風があるので、簡易風防が大活躍。

お湯が沸くと、インスタントコーヒー。 絶景を眺めながらの一杯は、非日常に浸ることができる至福のひと時。


***


『さあ、そろそろ戻ろうか』

今日は、2時間ほどのツーリングを楽しんだ。 最高!

***

シーカヤックをカートップし、着替えると、お昼ご飯。

今日は江田島のうどん屋さんへ。

注文したのは、天ざるそば。
『ごちそうさまでした!』 あー、美味かったなあ。

***

午後は少しだけ自転車を楽しむことにした。

昨日の夕方、久し振りにこのMTBを洗車して磨き、注油しておいた。
さすがに年季が入っているので、ピッカピカにまでは綺麗にならなかったが、それでもいつもより光っている。
こうして手を掛ける度に愛着が深まり、手放せなくなっていく。

***

ヘルメットを被り、グローブをはめると海沿いの道を漕ぎ進む。

気温もペダリングにちょうど良く、しっかり漕ぎ続けると少し汗ばむ感じ。

三高港まで行き、缶コーヒーを飲んで一休みし、出発地点に戻る。

広島らしい牡蠣棚。

時間は短かったが、気持ちの良いサイクリングであった。

こうやって毎週少しでも漕ぎ、久し振りとなる輪行旅に向けて、ちょっとづつ自転車用の足を作っていければいいな。

先週取り付けたハーフクリップは、とても良い感じであった。 これは十分使えるなあ。

***


今日は、シーカヤックと自転車で、江田島を堪能することができた。

明日は雨だが、今日は楽しい休日を過ごすことができた。

さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 日曜の朝は2時間お散歩サイクリング&ハーフクリップ取り付け、リーガルシューズ修理完了

2016年11月20日 | 旅するシーカヤック
土曜日は、朝からアテンザワゴンのタイヤ交換へ。
まだスリップサインは出ていなかったのだが、サイドウオールに何箇所か劣化によるキズが生じていたので交換することにしたのである。
前にタイヤ交換したのは2010年だから、エコ運転を心掛けているおかげか、長持ちしたものだ。

***

2016年11月13日(日) 朝食を済ませ、コーヒーを飲み、明るくなると着替えて準備完了。
今日は朝から雲が多く、なんだか海に行く気がしなかったので、自転車で出かけることにした。

俺の自転車はスペシャライズドのハードロック・コンプFSというフラットバーのマウンテンバイク。

かなり前なので記憶は定かではないのだが、おそらく15年以上は使っていると思う。
何よりこの色がお気に入り!

横浜単身赴任時代には、会社の同僚と一緒に、MTBレースのメッカであった『富士見パノラマ』でのクロスカントリーにもこの自転車で出たことがある。
『あー、懐かしいなあ』
厳しい登りは漕ぎきれず途中から押して上がったのだが、草原でのダウンヒルがなんとも気持ち良かったことを、今でも鮮明に覚えている。

***

広島に戻ってからは、街乗りメインということでセミスリックタイヤに変え、整備しながら乗り続けてきた。

色は褪せ、ところどころに少しは錆びも出てはいるが、まだまだ十分に使える状態。

最近、ロードバイクが欲しいと思うようになり、インターネットで調べたり、このMTBを購入した地元の自転車屋さんに行ったりしているのだが、実際に乗ってみると体に馴染んで愛着もあり、まだまだ使えるのでなかなか購入に踏み切れないでいる。

***

橋を渡り、

古い商店街を抜け、

トンネルを避けて海の見える峠を走り、

天応まで。

片道約1時間のペダリング。

***

コンビニでドリンクを購入し、一息ついてUターン。

海岸沿いを漕ぎ戻り、呉の街へ。

晩秋を感じる通りをゆっくりと走り抜ける。

イチョウの黄色が美しい。

イチョウの葉の絨毯のある場所で一休み。

『ああ、もう少しで秋も終わりだなあ』

呉越え峠では、ロード乗りの方に抜かれ、脚力のない俺はノロノロ登坂。
『うーん、やはり本格的に自転車に乗らない俺にはロードは無駄かも。 長年連れ添い、体に馴染んだ、このMTBがちょうどいいのかも知れないなあ』

***

家に戻り、シャワーを浴びて着替えると、妻と車で広島市内へ。
加減速、コーナーリング、ブレーキングのシーンで、新しいタイヤの感触を確認。 『うん、これはなかなか好い感じじゃないか』

街では、まず一蘭でラーメンの昼食。
その後、次男に頼まれた買い物をし、妻も欲しいものを見つけ、修理を頼んでおいたリーガルの靴を受け取り、自転車用のハーフクリップを購入して家に戻った。
リーガルの靴は、踵が当たる部分の皮が痛んでいたので貼り替えをお願いし、ついでに減っていた底の踵部分も交換していただいた。

これら修理一式で、6千円弱。

他の靴と日々順番に使ってはいたのだが、この靴を一番愛用していたので、修理して使い続けることができるのはやはり嬉しいものである。

***

家に戻ると、自転車にハーフクリップを取り付ける。

これまで、ストラップの付いたクリップを使っていたのだが、次男もこの自転車に乗るかもしれないということで、安全を考えて外していたのである。
だが今朝の漕ぎで、ペダルだけだと靴の位置がずれることがあり、やはり漕ぎづらいので、ストラップのないハーフクリップを付けてみることにした。

実際に取り付けて試走してみると、『あ! これ、なかなかいいんじゃネ』

***

さて、そろそろ秋も終わりが近づいてきた。 『さて、来週はどこ行こう?』

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瀬戸内シーカヤック日記: 秋の連泊カヤック&バイク、島根半島ちょっとだけお散歩ツーリング

2016年11月13日 | 旅するシーカヤック
2016年11月11日(金) 朝起きるといつものように天気予報をチェック。
島根半島は今日は風があるようだが、明日土曜日は風が落ちる予報。 これなら漕げるかも。

ネットで宿を探し、支度をして少し遅めに家を出る。

***

松江自動車道を途中で降り、道の駅でお昼ご飯。

久しぶりの出雲蕎麦である。

アゴ野焼き天ぷらが載った十割蕎麦。

***

宿に向かう途中の道で、秋を発見。

車を降りて、しばし紅葉狩りを楽しむ。

秋晴れでないのが残念だが、それでも美しい紅葉。


***

オロチダム湖に車を停め、自転車を下ろす。

ここからは、ダム湖の周りを漕ぐサイクリングロードをお散歩ツーリング。

少し風はあるものの、車も少なく快適なペダリング。

途中から山道へ。

景色を楽しみながらの楽しい漕ぎである。

***

ここからは、少し厳しい登りが続く。
一番低いギアに落とし、這うようなスピードで目の前だけを見ながら、試練の漕ぎ。

飛び出しそうな心臓の鼓動を感じながら、まだ先にある坂のてっぺんを目指して、ひたすらペダルを踏み続ける。

『なんとか登りきったぞ』 劣化した53歳。 もうヘトヘトである。

坂を下ると、座り込んで水分補給し、しばし休憩。

約1時間ほどのお散歩ツーリングだったが、これは良い運動になった。

***

チェックインまでは、まだ時間があるので少しこの辺りを探検。

駐車場に車を停め、しばしウオーキング。

誰もいない静かな山道を歩き、秋を感じる。

展望台からダム湖を見下ろす。


***

今日の宿は、『奥出雲多根自然博物館』

博物館を見学し、チェックインすると、すぐ側にある『長者の湯』へ。
この温泉は、俺のお気に入りの温泉の一つ。 今日は、宿から浴衣で歩いてお風呂へ。

気持ちの良いアルカリ泉にゆっくりと浸かり、一度ホテルに戻る。
本を読んでしばし休憩し、再び長者の湯へ。

今日の晩御飯はここのレストランでいただくのである。

生ビールを飲み、

揚げたての天ぷらを、抹茶塩でいただき、
焼酎に切り替えて、

奥出雲豚の鍋を楽しむ。


***

飲みを終えるとご飯の時間。

仁多米と味噌汁に、追加で卵を注文し、お気に入りTKG.
『ごちそうさまでした』

宿に戻り、仁多米を使った日本酒を楽しむ。

『おやすみなさい』

***

朝、目が覚めて、ふと外を見ると、気温はなんと『3℃』

『いやあ、さすがに奥は冷え込むんだなあ』

今日の朝食は、宿の6Fでいただく。

朝から釜炊きご飯でTKGをいただき、漕ぎに備える。


***

ここから車で島根半島へ。

海岸まで行ってみると、少し風がありウネリが入っている。
場所を移動し、いつもの浜へ。

今日はここからシーカヤックを出すとしようか。

いつものように透明度の高い美しい海。

ここも少しウネリが入っているものの、漕げないほどではない。

漕ぎ進むほどに海の色が変わり、楽しませてくれる。

***

お気に入りの入江に入って、しばし休憩。

ペットボトルのお茶を飲み、海底観察を楽しむ。

でもすぐ側の岩にはウネリが打ち付け、こんな景色に。。。


***


しばらく漕ぎを楽しむと、湾内に戻り、のんびりまったり。

空は晴れて、とても気持ちの良い朝である。


***

ウネリがあったので、遠出はできなかったものの、この時期に島根半島を漕げただけでもラッキーであった。
シーカヤックを引き上げ、潮抜きをし、着替えると買い出しへ。

ハマに戻ると少し遅めの昼ご飯。

大好物のエビスビールと、出雲そば。
今日は、少し贅沢に山掛け蕎麦にしてみた。

綺麗な景色を眺めながら飲むビールの、なんと美味いことよ。

蕎麦を食べ、ビールをゴクリ。

***

蕎麦だけでは足りなかったので、これまたいつものパン屋さんで買ってきたピリ辛ソーセージのパンをつまみにビールを飲む。

至福のひと時。


***

夕方は、少しウオーキング。

まずは海沿いを歩き、いつもの防波堤へ。

集落の中もしばし散策。

神社へもお参りしてみた。

『旅の安全をお護りください』


***

約1時間のお散歩を終えると、晩御飯は、刺身から。
今が旬だという『バトウ(マトウダイ)』と、

脂の乗った『ハマチ』


メインはピリ辛もつ鍋。


***

暮れなずむ海辺の景色を眺めながら飲む、エビスビールは最高である。

誰も居ない静かな島根半島の浜。


***

夜は月が美しい。

夜中に目がさめると、ちょうど月が水平線に沈んでいくタイミング。

日の入りではなく、月の入り。 月没である。


***

今朝は4時過ぎにテントから這い出し、まだ暗い中ヘッドランプを点けて片付け。
車にパッキングを済ませ、5時に出発して家路についた。

久しぶりの連泊の旅。
お気に入りの島根半島でのシーカヤックとキャンプを楽しみ、とても充実した休日であった。

秋も深まってきたなあ。 さて来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 周防大島でカヤック&錦川沿い・行波でキャンプ&バイク

2016年11月06日 | 旅するシーカヤック
2016年11月5日(土) 今日は朝3時半頃目が覚め、それから寝られなくなった。
久しぶりの週末キャンプ旅だから、気分が高揚していたのだろうか?

若い頃は遊びに行くのが楽しみで、休日になると平日よりも早く目が覚めていたものだが、なんだかそんなのとも違う感じ。
それでもコーヒーを淹れ、マックを立ち上げて天気予報をチェック。
少し風は上がりそうだが、予定していた周防大島で、なんとか漕そうな感じである。

***

着替えを準備し、今シーズン初となるカセットボンベを使うアウトドア用ストーブも引っ張り出し、自転車をカートップ。
まだ暗い中準備が完了し、いつもよりかなり早く出発。
『朝早くからドタバタしてごめん。 じゃあ、出掛けてくるから』

***

途中で車を止め、自動販売機へと向かう。

呉の名物の一つ、『だし道楽』のアゴ出汁を購入。
寒い冬のキャンプの朝は、このアゴ出汁を使った美味いうどんで体を温めるのが、俺の最近の冬のキャンプの楽しみの一つ。

***

周防大島に近づくと、意外と風がある。 『え、今日は漕げるかな?』

まずは、テント場を確保しようといつもの浜に行くと。。。
なんとこんな早朝なのに、すでにテントがいくつも貼られていて、先客が。

すでに人がいる浜にはテントを張らないというのは、シーカヤックでのキャンプにおける暗黙のルール。
先客がシーカヤッカーか否かは分からなかったが、俺の中では同じこと。
『残念だけど、今日は別の場所でキャンプをすることにしよう』

***

道の駅のある近くの駐車場に車を止め、下見。
ここなら風裏となり、漕ぎだすことができそうである。

今回の楽しみの一つは、先週末に修理したシートとフロアに敷いたサーマレストの効果。

シーカヤックを車から降ろし、安全装備とお茶を準備して、出発である。


***

シーカヤックを海に浮かべて乗り込むと、やはり足元は快適である。

フカフカのサーマレストが、なんとも踵に優しい。
『これは好いねえ!』

バウを東に向け、上げ潮に乗って漕ぎ進む。

空は晴れ、風も弱く、絶好のパドリング日和。

***

いくつもの小島を巡り、

小さな島の浜に上陸。

上陸すると、いつもの癖で椅子になる漂流物を探し出す。

しつらえた椅子に座り、持参したお茶を飲み、しばし休憩。

このひと時が、シーカヤックツーリングの楽しみの一つ。

誰もいない無人島の浜で、独り静かに、綺麗な景色を眺めながら過ごすひととき。
これ以上、贅沢な時間があるだろうか?

***


今日は結局、1時間半のお散歩ツーリングを楽しむことができた。

『さて、今日はどこでテントを張ることにしようか?』
普段走らない、周防大島の南西海岸沿いの道を車で走ってみたが、キャンプできそうな浜はなさそうである。
じゃあ、ということで、車を北に向けて走らせる。

途中でお昼ご飯と晩御飯の食材を買い込み、到着したのは、

錦川沿いの行波。
ここは昔、家族で川下りに来た時、日帰りツーリングのゴールとして何度も使った懐かしい川原である。

***

早速テントを張り、道具を取り出して、キッチンをセット。

お湯を沸かし、少し遅めのお昼ご飯。

ビールをグビリと飲み、ピリ辛で美味しいカップラーメンをパクリ。

『うーん、美味い!』

***

『ごちそうさまでした』
食事を終えると、しばし散策。

少し風があるものの、晩秋を感じさせる景色と、秋らしい高くて蒼い空。

橋を渡ると、錦川らしい美しい風景が楽しめる。

橋の上から見える川は澄み、川底までクッキリと見える。

川の下流側では、落鮎を取るためのワナも仕掛けられ、川漁師さんが鮎を見張っている。


***


橋を渡ったところにある商店を覗いてみると、地元産という松茸が売られていた。
この時期になると値段も下がっているようで、せっかくなので家族へのお土産として購入してみた。

傘が開いている方が、香りが高いとの事。 つぼみのものと比べてみたが、確かに良い香り。
明日の晩御飯が楽しみだなあ!

***

日が陰ってくると、ストーブを引っ張り出す。

カセットボンベをセットし、スイッチをひねって着火。
『あー、これは暖かい』

日和ったと言われても仕方がないが、この歳になるとこれはもう冬のキャンプの必需品である。
晩御飯は、だし道楽の出汁を使った鍋。

豚バラ、ニラ、焼き豆腐、舞茸、そしてだし道楽。
ビールを飲み、焼酎を飲みながら暖かい鍋を食べ、満天の星空を眺める。
至福のひと時。

***

朝はさすがに冷え込む。
テントも地面も、たっぷりと降りたツユでしっとりである。

テントから這い出すと、ヒーターに火を入れ、お湯を沸かして朝食の準備。

今朝は、俺の冬キャンプの朝食の定番、かき揚げうどん。

だし道楽の出汁が決め手。

『あー、本当に美味かったなあ。 ご馳走様でした』

***

食後は、再びお湯を沸かしてコーヒーをゆっくりと楽しむ。
しばらく休憩すると、着替えて、自転車を車から降ろし、朝のお散歩である。

錦川沿いの、車が少ない道をペダリング。

橋を渡って国道をしばらく走り、沈下橋へ。

四万十川が有名だが、錦川にも幾つかの沈下橋があるのである。

しばらく走って車に戻り、朝のお散歩ペダリングは終了。

***

干していたテントを畳み、自転車をカートップして、片付け完了。
『ああ、この週末も天気に恵まれ、またまた楽しいキャンプ旅であったなあ。 さて、来週はどこ行こう?』

***

そして夜ご飯。

『あー、松茸のええ香りがたまらんなあ!』

ホイル焼きも二種類。

土瓶蒸し替わり。 一口啜って驚いた。
松茸って、こんなに美味しい出汁が出るのか!
いやあ、これは香りも良いし本当に旨いなあ。

松茸ご飯。

至福の晩御飯。 『ごちそうさまでした!!!』

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瀬戸内シーカヤック日記: 記録映画の系譜_ニッポン国古屋敷村(小川プロダクション、昭和57年)、シーカヤック整備

2016年10月30日 | 旅するシーカヤック
2016年10月29日(土) この週も木曜金曜で東京出張。 このところ、毎週のように出張続きである。
今日は風が強いので、シーカヤックはハナから諦めて他のプランを模索。

いろいろ検索してみると、広島映像文化ライブラリーで『ニッポン国古屋敷村』という記録映画が上映されることがわかった。
調べてみると、なかなか評判も良いようであり、『あるくみるきく』をライフワークとする俺にはぴったりのドキュメンタリーのようである。

上映時間は、なんと210分。 3時間半という長編映画である。
映像文化ライブラリーは椅子がイマイチなので、長時間の鑑賞はなかなか厳しそうなため、今回は一人で出掛ける事にした。

***

バスで広島へ。

風は強いが空は秋晴れで、気持ちの良い朝。

年に何度も訪れる『広島映像文化ライブラリー』


***

今月は、記録映画の系譜というテーマで様々な映画が上映されているようだ。

『カラコルム』や『秘境ヒマラヤ』、『人間蒸発』なども観てみたかったなあ。

***

映画は、夏でも寒いことがある古屋敷村の、ある夏の冷害の実態調査から始まった。

日々の気温の記録と、稲の開花と受粉状況の観察と記録。
同じ村内でも受粉状況の違う田んぼの調査。
山から吹き降ろしてくる『シロミナミ』というヤマセを、地形を模した立体模型とドライアイスの煙で再現して、冷たい風の影響を受けるエリアを詳細に確認していく。

稲刈りの終わった田んぼを掘り、地下の地質を調査することによって、その田んぼが50−100年近く耕作されてきたことを推測するなど、本当に様々な深堀調査を実施。
田んぼや稲の根っこにおける鉄分の影響、稲の開花や受粉の詳細なんて、この映画で初めて知った。

また今なら、コンピューターを使ったシミュレーション映像で見せることを、分かりやすい模型を使って素人にも理解できるように、本質をついて丁寧に解説していることには驚いた。

***

途中で画面に、『休憩』という文字が。。。  これは黒澤映画か!
10分の休憩を挟んでの後半は、様々な人が登場して昔の話を語られる。

この村に嫁に来てから40年間、遠い山の上にある炭焼き小屋や田畑まで毎日何度も往復したお婆さん。
何が辛かったと言って、毎日重い荷を背負って往復する炭焼きが、本当に嫌だったとの事。
カメラが、その山道を登っていくのだが、登っていく映像と息遣いを見て聞いているだけで、その大変さが伝わってきた。

この急勾配の山道を、足元の悪いなか、重い荷を背負い、雨の日も風の日も雪の日も、毎日多い時には何度も何度も往復。。。

今はもう、この道を通わなくてもいいんだね、おばあちゃん。 本当にご苦労様でした。
これからは、今まで苦労した分、里のお孫さんと楽しい時間を過ごしてくださいね。

***

あるお爺さんは、かつて皆んなで一生懸命道を作った事を語る。
その時には、道ができたらどんなに生活が良くなるかと、希望を持っていたそうだ。
それが、道ができて街との行き来ができるようになると、逆にこの村で貧しい生活をしていることが嫌になり、街に出る人が増えたとのこと。
また、電気が来てテレビが見られるようになったが、それも都会の生活と自分たちの生活とのギャップを知ることになって、村の人たちの考え方や価値観が大きく変わってしまったことを嘆いていた。

まさにこれが、以前言われていたような、高速道路の開通や架橋によるストロー現象そのものなのであろう。

***

他にも、自ら志願して戦争に行き、恵まれた体格もあって選抜された優秀な兵隊さんとして活躍し、いろいろと勲章を貰った元軍人の方。
逆に徴兵で兵隊にとられ、誰のために・何のために戦争をしているのか解らないまま、殴られ、命令され、動かされ、なんとか生きて帰ってはきたが、生きているうちは絶対に戦争には反対していくという方。
壮絶なニューギニア戦線から生きて帰り、その後もラッパと軍服を大切にして様々な行事でラッパを吹いているという、熱く饒舌に戦争を語る方。

戦場で若い子供を亡くし、死亡通知だけ送られてきて、その後10年ほどは子供の死を受け入れられなかったと言うお婆さん。
紙切れ一枚で、遺骨も遺品もないまま、自分の子供の死を受け入れるというのは、いったいどんなものなのであろうか。。。

小さな村から戦争に行き、あるいは戦争で子供を亡くされるなど、様々な経験をされた複数の人々の視点で、戦争の多様な実態を浮き彫りにしていく。

***

山では、炭焼きがとても大切な仕事の一つなのだとか。
雪の中、山を登り、木を切って、雪の斜面を利用して木を炭焼き小屋まで下ろしていく。
炭焼き小屋は、地元にある木や土、石、粘土などを使って、仲間と一緒に一から築き上げていくのである。

かつては村を出て、鉄道の工事の仕事をやったのだが、『仕事をするのに人に使われるのは本当に嫌だった。 同じ使われるのなら、炭焼き小屋に使われる方が自分には合っている。 今は、炭焼きの仕事をしているのが楽しくて仕方がない』という言葉を深く受け止める。

***

また何年か毎に冷害で飢饉に襲われる村では、養蚕を始めたことで、暮らしむきに変化が起こったとの事。
最初に養蚕を始めた家では、本場に大工さんと一緒に行って養蚕小屋の構造を勉強し、また養蚕のプロにも来てもらって指導を受けたそうだ。
そのような努力の甲斐もあり、生糸の価格上昇を受けて、村では裕福に暮らせるようになった時期もあったとの事。

アップの映像になった蚕が、桑の葉をワシワシと食む音にはビックリ。

そんな栄華の時期には、村で花火大会も行われ、その時の事を今でも鮮明に覚えているというお婆さんのモノローグも心に残る。

***

終わってみれば、あっと言う間の3時間半。
インタビューの場面では、話し手から自然な流れで話を引き出すというよりも、撮影する側からグイグイ食い込んでいく感じが少し気にはなったが、それでも地元の言葉で朴訥と話される昔の貴重な話の記録としては貴重なものだと感じた。
ものすごく感動するとかいう類の映画ではないが、『民俗学』に興味があり、『あるくみるきく』を実践している人なら楽しめる事は間違いない。

いやあ、これは良い記録映画に出会う事ができたなあ。
この週末も、なかなか充実した休みじゃあないか!

***

翌、日曜日は、朝ごはんを食べるとシーカヤックを車から降ろし、シートの修理。

中古で買ったこのカヤックは、シートバックが劣化していたので、安物のエアマットを貼り付けていたのだが、さすがにそれも草臥れてきたので修理することにしたのである。

シートの生地を切って中のクッションを剥き出しにし、ベースから剥がす。

中のクッションはまだ使えそうなので、接着剤でベースに軽く固定。

シート生地の縫い付けられていた、バックルベルト部分を切り取り、シートバックに直接接着剤で貼り付ける。

これで、シートバックもこれまで通りの位置で支えてくれるだろう。

最後に、あまり出番がなくなっていた、ショートサイズの古いサーマレストをフロアに敷く。

これは昔、内田さんが雑誌で書かれていた、贅沢だがパドリング時の快適性を上げる方法で、いつかやってみたいと思っていたのである。
長時間の漕ぎでは、結構かかとに負担が掛かり、俺のかかとにはパドリング時にフロアにあたる部分にタコができているほど。

これで、足元が快適になるはず。 次回の漕ぎが楽しみだ!

***

コーヒーを飲んで一休みすると、お昼ご飯を食べに妻と家を出る。

今日のお昼は、オレ達のお気に入りのラーメン屋さんの一つである、黒瀬の『まつうら』

今日は開店10分前に到着し、一番乗りであった。
俺は、エビ塩。 妻は、あさり塩。

いつもながら美味しいラーメンをいただいて大満足。
『ごちそうさまでした』

***

買い物をして、少し遠回りして家に帰ることに。

久しぶりに、懐かしい海沿いの道をドライブ。
コンビニでコーヒーを買い、海岸沿いの公園でしばし休憩。

『こんな時間も久しぶりだね』

***

家に戻ると、メダカの水槽の水替えをし、アウトドアグッズを収納しているスペースを整理整頓。
ロードスターを久しぶりに洗車&ワックスがけして、すっきりさっぱり!

この週末は、海には出なかったけれど、なかなか充実した休みであった。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPでリフレッシュ旅_鈍川温泉&今治焼き鳥、しまなみ海道縦断

2016年10月24日 | 旅するシーカヤック
ここのところ気を使う仕事が続いていたが、なんとか一区切りつき月曜日は有給休暇をとることとした。

金曜日は日帰り東京出張があり、土曜日は疲れが出てなんと久しぶりに昼寝をしてしまった。
せっかくの3連休だが土曜日は雨となり、連泊の旅には出ることができなかったものの、この昼寝で少し回復。

でも、日月とも風が強い予報なのでキャンプ旅は諦め、安宿を予約。
これで、準備は完了である。

***

2016年10月23日(日) 朝起きると、ゆっくりと準備をし、朝食を食べると着替えて出発。

バイクカバーを外し、リアボックスを取り付け、リアボックスには着替えや水筒、貴重品などを放り込む。
キーをONにしてチョークレバーを引き、セルモータースイッチを軽く押す。
『ブルルン』

エンジンがかかると、しばらく暖気運転。
キャブ仕様のYB125SPは、暖かい時期でもアイドリングが安定するまでしばらく時間がかかるのだ。

***

そろそろ良いかな?
見送りに出てくれた妻に、『じゃあ、行ってくるよ』
『気をつけて』

ヘルメットのシールドを下ろし、クラッチを切ってギアを1速に入れる。
少しだけアクセルを開き、半クラッチを使ってゆっくりと発進。

さあ、旅の始まりだ!

***

朝の『とびしま海道』を走り、岡村島へ。

ここからはフェリーで今治まで約1時間半の船旅である。
俺は船に乗るのが大好きなので、芸予諸島の景色を楽しみながら海風を楽しむ。

今日は曇りで風が強く、シーカヤックには向かないので、久しぶりのバイク旅は自分としてはなかなか良い企画。

***

来島海峡にやってきた。

橋をくぐり抜けると、今治はもう目の前。

港に到着。

さて、少し早いがお昼ご飯にしようか。

***

いつもなら定番の『かねと食堂』さんに行くのだが、今回は新たな店を開拓することに。

やってきたのは、港からほど近い喫茶店『樅』
『すみません。 ここ、カツライスありますか?』 『はい、ありますよ』
『じゃあ、ひとつお願いします』

静かな店内で、一人静かにカツライスを待つ。

お待たせしました。
『オー、これか』

どうやら、カツライスは隠れた今治名物の様子。

『いただきます』
スプーンでご飯とソースをすくってパクリ。 『お、これは美味いじゃん』
デミグラスソースの深い味わいが、なんともオイシイ。

支払いをして、『ごちそうさまでした。 美味しかったです』
満足して店を出る。

***

ここからは、メインの目的地である鈍川温泉へ。

何度か来たことがある、鈍川せせらぎ交流館。

露天風呂につかると、ヌルリとした柔らかいお湯。 さすが、pH9.9である。

露天風呂に浸かり、寝転んで火照った体を冷やし、サウナで再び汗を流し、水風呂にドボン。

これを何度も繰り返し、2時間ほどのんびりまったり楽しんだ。
疲れが芯から抜けて、完全にリフレッシュ完了。 『ああ、やっぱり鈍川温泉はええなあ』
今度は是非また、妻とタンデムツーリングで来たいものである。

***

今治市内に戻り、チェックインまでしばし港を散策。

久しぶりの今治だが、ターミナルが綺麗になっており、驚いた。

展望台もあり、ビールが飲めるお店も入っているようだ。
今度機会があったら、来たいものだ。

***

3時になると、ホテルへ。
チェックインして荷物を部屋に置くと、ホテルの自転車を借りて今日の夜のお店を散策。

今治は焼き鳥が有名。
何年か前には、鳥林には行ったことがあるのだが、せっかくなので新しい店を開拓したい。

とはいえ、今日は日曜日なので、営業する店も限られる模様。

良い店が見つかりますように!

今治の商店街は閑散としているが、裏に回ると昭和を感じさせる通りもある。

懐かしい看板も幾つか発見。

自転車での散策では、気になるビアホールも発見。
今回は焼き鳥がテーマだが、次回は是非訪れてみたいものである。

***


ホテルに戻り、自転車を返却して、しばし部屋で休憩。
5時前になるとホテルを出る。

向かうは、日曜日も営業している『世渡』さん。

5時を数分過ぎたばかりなのだが、店の駐車場には既に車が何台も停まっていた。


***

お店に入ると、カウンターに案内された。
まずは生ビールと皮。

この皮が、なんとも旨いのだ。
甘めのタレがかかっており、一口食べた時に口から『お、これは美味い』とつぶやきが自然に出てきた。
そして、サービスのキャベツを皮焼きのタレをつけていただく。

次はセンザンキ。 鳥の唐揚げである。

手羽先。 『おお、なんじゃこりゃあ!!!』
熱々で、一口食べるとなんとも旨い脂が口中に広がる。
適度な塩胡椒と、この美味い脂がなんとも言えない美味しさ。

この辺りから、日本酒へ。 『大で。 ぬる燗でお願いします』
手羽先を食べ、口の中の脂を日本酒で流す。
至福のひと時。

砂肝。
これも塩胡椒味で、歯ごたえと味が最高である。
『いやあ、この店に出会えてよかったなあ』

***

お客さんが少し減り、ご主人ともしばし会話させていただいた。

このお店は、どうやら娘さんも含めて家族で切り盛りされているようだ。

また、このお店のお客さんは、地元の方よりも今治以外の県内や、県外からの方が多いことも伺った。
呉の焼き鳥の話にもなり、『呉の焼き鳥は、やっぱり串ですか?』
『そうですね。 こんな鉄板で焼くのはないですよ。 そして呉の焼き鳥やさんは魚料理も多いんですよ』
『へえ、そうなんですか』
『ええ、生簀がある焼き鳥屋さんも多いんですよ。 呉の焼き鳥屋さんは、もともと鹿島という漁業が盛んな島の出身者の方がルーツなんで、そんな風になっているんでしょうね』
『なるほど。 それは初めて聞きました』

***

日本酒と手羽先を追加で注文し、至福のひと時を堪能してお店を出た。
支払いの時娘さんが、『皮も人気なんですけど、手羽先を追加注文する人も多いんですよ』
『そうでしょうね。 本当に美味しかったです。 また来ます』

美味しい焼きたての焼き鳥を心から楽しみ、美味しいビールと日本酒を飲むのが、この店には合っている。
この店では、ご主人との掛け合いのリズムを楽しみながら、美味しい焼鳥を楽しむ雰囲気なので、写真を撮ってそのリズムを崩すのは忍びない。
ここで写真を撮るのは、まさに野暮というものだと感じたので、今回は料理写真はなしである。

『ごちそうさまでした』

正直、これまで食べた焼き鳥の中で、一番美味しかったと言っても差し支えない。
いやあ、これは良い店を開拓できたなあ。

***

2016年10月24日(月) 朝起きると、電気ポットでお湯を沸かし、スープとサンドイッチの朝食。
食事を終えると、着替えて荷物を整理し、チェックアウト。

ここからは、バイクでしまなみ海道を尾道まで縦断の計画。

朝まだ寒い今治市内を抜けて、来島海峡へ。

昨日とは打って変わって青空が覗く景色。

朝の来島海峡大橋の原付道は、造船所に通勤する人達がたくさん走っていることも、今回の発見であった。


***

亀老山展望台。

月曜日の朝。

まだ誰も居ない静かな展望台。

***

能島の近くでは、激しい潮流。

エディとなる岸沿いからは、砂が巻き上げられて茶色い流れができていたことに驚いた。

いくつもの橋を渡り、橋毎にある料金所に止まって200円、100円、50円の料金を支払う。

因島を超え、

向島に入ると、尾道はもう目の前。

最後は渡船で尾道へ。


***

尾道では、久しぶりの朱華園さんへ。

中華そばを頂き、家路へ。


***

疲れた体と心を癒すバイク旅。
お気に入りの鈍川温泉でのんびりまったりと過ごし、初めて訪れた焼き鳥屋さん『世渡』さんで至福のひと時。

いやあ、今回も好い旅だったなあ。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: ロードスターでオープンドライブ_秋の吾妻山へ & 島渡りツーリングアルバム作成

2016年10月16日 | 旅するシーカヤック
2016年10月15日(土) 今週は、まず名古屋への日帰り出張があり、一日おいて東京・横浜への一泊二日の出張と、出張続きの週であった。
さすがに疲れたので、キャンプツーリングに出かけるのは止め、久し振りにロードスターでドライブに出かけることに。

***

毎年秋になると、一度は出かける庄原の奥にある吾妻山。

今日は晴れて涼しい気候のため、絶好のオープンドライブ日和である。

道路の脇は、気持ちのよい田園風景。

稲刈りもほぼ終わり、秋が深まっていることを感じさせる。

***


狭い山道に入り、吾妻山のロッジまでもう少し。


***

駐車場にロードスターを停めると、散策へ。

風は弱く、少し冷んやりして心地良い。

まだ紅葉には早いからか、いつもより人も少なめで静かな吾妻山。

ススキも秋を感じさせる。
こんな高原で、月見ができたらさぞかし幻想的な夜になることであろう。

***

俺たちのお気に入りは、ロッジから近い小坊主。

秋らしい高い空を眺めながら、

小坊主のテッペンを目指す。


***

ここからの眺めが大好きで、かなり前から秋のドライブの目的地の一つになっている。

妻は、牡蠣醤油おむすび弁当。
俺は、サンドイッチ。

途中の道の駅で買い込んできた、高野米の新米おむすびも、妻とシェアしていただいた。

『ご馳走様でした!』 きれいな景色を眺めながら食べるお昼ご飯は、やっぱり美味しいね。

***

お昼ご飯を食べると、しばし散策。
ベンチで、道の駅で買ってきたアップルパイをデザートとしていただいた。
『おお、このアップルパイは美味しいね!』

高原の、大きな樹の下にあるベンチへ。

ここは日陰になるので、気持ち良く高原の静かな時間を楽しむ。

テルモスに詰めてきたお茶を飲み、高原を吹き抜ける心地よい風を感じながら、静かな時間を楽しんだ。


***

『今日も気持ち良かったね。 じゃあ、そろそろ戻ろうか』
帰りの途中の道は車が少なかったので、久し振りに妻に練習がてら運転させてみた。

何年か振りのMT車の運転。
思ったよりは、スムースであった。 これからも、もっと練習してもらおうかな?

***

途中の道の駅で、きのこセットを買って家路につく。

今日は、きのこ鍋だ! ああ、秋を感じて楽しみだなあ。

***

日曜日は昼頃から雨の予報。
朝ごはんを食べると、自転車を引っ張り出し、少しだけペダリング。
呉市らしい、アップダウンを楽しめるコースで、短時間だが気持ちのよい汗を流す。

バリカンで散髪し、シャワーを浴びてスッキリさっぱり。

その後は、アウトドア用品庫をしばし整理整頓する。

***

雨が降る前に、先日行った『子供たちとの島渡りシーカヤックツーリング』の写真を焼こうと、YB125SPで写真屋さんへ。
参加してくれた3人の子供達の写真を選び、枚数が同じになるようチェックしながら選んでいく。
子供達の分に加え、施設用にも写真を準備。

俺は野球には全く興味がないのだが、支払いの時、昨日のカープ優勝で料金が25%割引になっていたのはラッキーだった。

***

家に戻ると、写真を整理し、子供ごとにミニアルバムに収めていく。

少しでも子供達の夏の想い出になればと思っての、毎年のささやかなプレゼント。

お昼ご飯を食べると、再びYB125SPにまたがり、島へ。
途中で雨が降り出し、コンビニでカッパを買って雨の中のツーリング。

施設に到着し、職員さんに写真とアルバムを手渡すと家路に着いた。

***

この週末も、なかなか充実した休みであった。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 雨の大三島で車中泊カヤック&バイク

2016年10月09日 | 旅するシーカヤック
2016年10月8日(土) 予定していた2度目の島渡りツーリングは、昨日夜の天気予報を確認した結果である、午後から風が強くなるとの予報を踏まえて施設の方と相談し、安全を見て中止に決定。
というわけで、朝はいつもよりゆっくりと起き出した。

***

朝の天気予報を確認すると、しまなみ海道あたりでは日曜日は晴れて漕げそうな予報。
でも今日の夜は大雨だそうである。
『今日は、しまなみ方面に行ってくるよ。 でも夜は雨だからキャンプは止めて車中泊にする』

***

という訳で、大三島に到着。
海沿いの道を走っていると、沖合に瓢箪島が見えてきた。
『うん、天気はイマイチだし、距離もそんなになりひょうたん島に久しぶりに渡ってみるか』

ワゴン車からシーカヤックを下ろし、準備をしていると雨が降り出した。

これくらいの雨なら、一人で漕ぐ分には何の問題もない。

カヌーを始めた頃、よく島根の『カヌーの里おおち』の川下りツーリングに通っていたが、その頃は雨が降っても、どうせ瀬遊びで濡れるのだからとまるで子供の頃に戻ったように、はしゃいで楽しんでいたものである。

今では、若い頃のような激流下りはできないが、

あの大雨の後の江の川を長男とタンデム艇で降った時の事は、一生忘れることのない良い思い出である。


***

次第に強くなる雨の中、瓢箪島に向かって漕ぎ進む。

秋とはいえまだ温かく、雨に濡れても全く気にならない。

久しぶりの雨の中のパドリングを堪能した。

***

ショートツーリングを楽しんだ後は、地元のスーパーへ買い出しへ。
お弁当でお昼ご飯をすませると、時間がたっぷりとある。

ちょっと思いついて、フェリーでプチ海旅を楽しむことにした。

船旅が好きな俺には、安い料金でのんびりまったり楽しめるひと時。
盛港から出て、大久野島へ着くと、大勢の人が乗り込んできた。

うさぎの島として有名になっているとは聞いていたが、想像以上の人気のようである。

***

忠海に着くと、しばし街を散策。

残念ながら、ネットで見つけていた食堂は閉店になっており、忠海でおでんで日本酒というプランは幻に。。。

『いろんなところが、徐々に寂しくなっているから、今のうちにいろいろと探索しておかないといけないなあ』と改めて実感。

***

気を取り直して通りを歩いていると、神社を発見したので、参拝させていただくことに。

初めての訪問だが、大きく立派な神社である。

心洗われるような、立派な龍。

『どうぞ、旅の安全をお護りください』

***

フェリーで再び大三島へと戻る。

港に戻ると、自転車を下ろして少し足慣らし。

『明日の朝は、大三島でサイクリングを楽しむことにしよう!』

***

夜は雨だったので、フラットにしたワゴンのリアシートで晩御飯。
ビールを飲み、美味しい刺身をつまむ。

ヘッドランプを点けて開高健のオーパを読んで、しばし旅気分を味わう。
『ああ、俺もこんな旅がしたいものだ』

次第に気温も下がってきた。
夜が更けると、昨日車中泊用にと妻が買ってきてくれた新しい毛布に包まり、朝まで熟睡。

***

朝起きると、空気が入れ替わったようで、少し肌寒い感じ。
車の中でパンとウィルキンソンで朝食を済ませ、顔を洗って着替えると自転車を下ろす。

今日は、大三島の外回りコースを漕いでみようか。
最初はフラットな海岸線。
少し向い風はあるが、眺めも良く、快適なペダリング。

途中から、登りになる。
これが結構きつくて、汗が噴き出してくる。


***

ヒーヒー言いながら上りきると、今度は快適な下りである。
登りを頑張ったご褒美。 しばしペダルを止め、風を切る時間を楽しませてもらう。

神社のそばの公園で小休憩。

温かいコーヒーで一息つく。

***

ここから再び、少しきつめの登りを汗を流しながら楽しむ。
一人なので、どんなに遅くても人に迷惑をかけることなく、自分のペースで漕ぎ進めることができるのが良い。
人に合わせる必要がなく、すべてを自分で決めることができるこの絶対的な自由さと、何が起こってもすべてを自分で責任を取らなければいけない緊張感こそが、まさにひとり旅の醍醐味である。
『やっぱ、旅は一人に限る』

長い登りを漕ぎ切ると、再び爽快な下りである。

海まで出ると、朝の美しい景色が待っていた。


***

出発地点まで戻ると、自転車をカートップして温泉へ。

車中泊とサイクリングの汗と疲れを流し、すっきりさっぱり!


この週末は、島渡りが中止となってしまい残念であったが、安全第一の判断なので後悔はない。
今回参加できなかった子供達とは、また来年一緒に漕げるといいな。 楽しみだ。

さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 夏のシーカヤック教室_毎年恒例の島渡りツーリング

2016年10月02日 | 旅するシーカヤック
2016年10月1日(土) 今日は朝から雨の休日。

買い物がてらお昼ご飯を食べに行こうということで、妻とアテンザワゴンで竹原へ。

お気に入りのラーメン屋さん、『太華園』さん。

今日は一番乗りであった。

***

美味しい中華そばを頂き、家路へ。
途中、アテンザワゴンの距離計が。。。

とうとう90,000km/9万キロに到達!
ロードスターは18万キロを超え、アテンザワゴンも10万キロが視野に入ってきた。
いやあ、よく頑張ってくれているなあ。

***

2016年10月2日(日) 今日は、地元の島で毎年行っているシーカヤック教室の仕上げとなる、島渡りの日。
朝、9時半に島に到着。

少し雲が残っているが、風も弱く、どうやら今日は実行できそうだ。

***

挨拶をし、準備運動を終えると、みんなで集まり、天気予報と潮汐、そして漕ぐ距離を確認。
『安全第一で楽しもうね!』

少し流れがある中を、夏の練習の成果もあり、順調にこぎ進んでいく。

台風の影響か、少し蒸し暑いが、なかなかのツーリング日和である。


***

約45分ほどで島に到着。

潮が高く、まだ浜が出ていないので、ロープでもやっておく。
ここからは、楽しい自由時間。
子供達は、ボートで釣りに。
俺は陸から竿を投げる。

職員さんたちは、お昼のカレーの準備。
ルーの量に対して水が多すぎてスープカレーになったり、ご飯がおかゆのようになったりと、毎年伝説を積み重ねてきているが、『今年は上手くできるかな?』

***

この頃から次第に晴れ、この島のお気に入りの絶景が楽しめる状態になってきた。

職員さんたちにお任せのカレーも、順調に準備が進んでいる模様。

今年は水の量も良かったようで、おいしそうなご飯が炊きあがった。

横では、なんと燻製まで準備されている。


***

ではでは、楽しいお昼ご飯。
綺麗な海を眺めながら、ワイワイガヤガヤ食べる、美味しいカレー。

燻製も供される。

Yさんが釣られたイカも裁かれ、みんなでパクリ。

『うん、これは旨いなあ』
そうこうしていると、イカのホイル焼きまで!

『オー、これも美味しいね』

***

食後は再び遊びの時間。
とても暑いので、子供達は海へ。

ライフジャケットを着用させているが、それでも目を離さないようしっかりと見張っている。

そして、職員さんたちも、俺も、あまりの暑さに体を冷やすため、海に入る。
『ああ、まだまだ夏の名残や』

のんびりまったり、とても楽しいひと時である。

***

2時半には片付け、記念写真を撮ってから浜を出発。

帰りも穏やかな海で、順調なパドリング。

無事に戻ってきた。


***

今年が9年目となった夏のシーカヤック教室。
シーカヤック教室を始めて数年後にスタートした夏の終わりの島渡りツーリングだが、子供達もとても楽しみにしてくれていて、俺にとっても毎年恒例の楽しいイベントになっている。
今回も安全に楽しめて良かったなあ!

さて、来週末の天気はどうなるだろう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 母を連れての東京ぶらり旅_靖国神社参拝、築地で海鮮料理を堪能、東京スカイツリー&鈴本演芸場

2016年09月26日 | 旅するシーカヤック
2016年9月24日(土) この週末は、シーカヤックの予定は入れず、母を連れての東京ぶらり旅。
実はこれまであまり詳しい話を聞いたことがなかったのだが、お父さん(俺にとってはお祖父さん)を戦争で亡くしたという母は、いつかは靖国神社に参拝したいと思っていたと知り、少しでも思い残すことのないよう、まだ元気なうちにぜひ連れて行ってやりたいということで、様々な記念日を兼ねてこの週末に東京に行くことにしたのである。

***

先週からの台風を気にしていたのだが、タイミング良く台風も通り過ぎ、朝一番の飛行機で広島空港から東京へ。
予定より早く羽田に到着し、モノレールで浜松町。
出張以外で東京に来ることはほとんどないので、週末の東京都心の人の少なさに驚いた!

山手線で東京駅まで行くと、ここからはタクシーで靖国神社へと向かった。
母は以前骨折して以来足が悪く、負担が少ないように今回の旅ではできるだけタクシーを使う予定。

***

初めて訪れる『靖国神社』

こんな機会でもなければ、一生行くことはなかったであろう。
本殿へ向かう道すがら、母から俺のお祖父さんの話を聞く。

これまで知らなかったことばかりで、母がお父さんに会いに行きたいと言っていた気持ちが理解できたような気がした。


***

本殿に参拝した後、昇殿参拝の手続きをして、しばし待つ。
時間が来ると、少人数のグループで昇殿参拝。
会ったこともないお祖父さんではあるが、母の事を思いつつ、遠い戦場で亡くなられたお祖父さんに対し、感謝の気持ちを持って参拝させていただいた。

母も、七十数年振りにお父さんに挨拶できたということで喜んでくれ、本当に今回東京に来て良かったと、心底感じた時間であった。

それにしても、あと1年早く戦争が終わっていたら。。。
たら、れば、という事が無意味であることはよく分かっているつもりだが、それでも母の人生は、どのように変わっていたのだろうか。。。

***

このような機会がなければ一生来ることは無かったと思うのだが、このように遺族として参拝し、資料館を訪問したり、資料を読んでみると、これまでとは違う靖国神社の見方をしている自分があることに驚いた。
また、靖国神社に観光に来ているのか、中国や韓国の人々の姿を結構見かけることにも驚きを隠せなかったことは事実である。

***

靖国神社への参拝を終え、ホテルのある築地に向かう頃には雨が降り出した。
ホテルに荷物を預け、築地まで。

少し遅いが、楽しみにしていた築地でのお昼ご飯。

まずは、すしざんまいさんへ。

違う種類の寿司セットを頼み、ビールを飲みながらシェアして楽しむ。

母も、美味しい寿司を堪能していた。

少し疲れた様子だったので、近場なのだがタクシーでホテルまで戻り、風呂に入って一休み。

***

夜は、部屋でゆっくり休みたいという母をホテルに残し、妻と二人で再び築地へ。

人通りも減り、静かな築地の路地を散策しながら、店を選ぶ。

結局、前から気になっていた『築地玉寿司』さんへ。

カウンターに座らせていただくと、目の前には店長さんの名札を付けた方が居られた。
これはいいなあ。 おすすめを聞きながら、ゆっくりと楽しむことにしよう。

まずはビールと、妻が好きな貝料理。

マグロの頬肉煮込み。


今日のおすすめだという、イワシの刺身。

これが、なんとも言えない絶品!
『うん、これは美味しいね』

***

じゃあということで、これまたこの時期おすすめだという新秋刀魚の握り。

『どうですか。 これもイワシと違っていいでしょう』と店長さん。
『ええ、これはほんまに美味いですねえ』

この流れで、秋刀魚の刺身。

これが、予想とは違ってこんな形で供された。
『うん、これはまた旨い』
炙ってあることに加え、うっすら塩とスダチのいい香りがなんとも堪らない一品である。

最後にスミイカ刺身。

コリコリのゲソも付いて、妻と一緒にたっぷりと堪能させていただいた。

***

『ご馳走様でした』
お昼は寿司、夜は刺身をメインにした海鮮料理で舌鼓。
妻も喜んでくれたようで、本当に楽しいひと時であった。

***

日曜日の午前中は、東京スカイツリーへ。

事前に予約しておいたので、比較的スムースに入場できた。

人は多いが、さすがに景色はなかなかのもの。

360度の都市絶景を楽しむ。

初めて訪れた場所なので、ここも良い記念になるなあ。


***

ソラマチでお弁当を買い込み、タクシーで上野へ。

今日の午後は、鈴本演芸場でゆっくりと過ごそうという魂胆。

到着したのは、開場の15分ほど前だったのだが、既に入場待ちの行列ができていたのには驚いた。

***

今回は、俺の好きな『すず風 にゃん子・金魚』、『古今亭 菊之丞』そして『春風亭一之輔』などが出演する豪華なプログラム。

そして今回の最大の発見は、『三遊亭 歌之介』
歌之介の落語がなんとも俺のツボにハマり、時間いっぱい笑い転げさせていただいた。

***

寄席が初めてという母も、楽しんでくれたようで、嬉しい限り。
妻も、今回のメンバーには満足してくれたようだ。
俺の好みもあって選んだプランだが、疲れの出る二日目の午後に、歩き回ることなく東京らしい雰囲気を楽しんでもらおうという企画は当たりだったようである。

***

帰りの飛行機が、広島空港の悪天候により出発が遅れるというアクシデントはあったものの、無事に広島空港に戻り、家に帰ってきた。
この飛行機の件も、後々、あの時の旅のエピソードの一つとして良い思い出になることであろう。

***

この週末も、母を連れての東京ぶらり旅_靖国神社参拝、築地で海鮮料理を堪能、東京スカイツリー&鈴本演芸場でたっぷりと楽しむことができた。
良い休みだったなあ! さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: あるくみるきく_No.186、特集 川旅 ツーリング・カヌーの週末

2016年09月18日 | 旅するシーカヤック
2016年9月18日(日) 雑用があり、かつ雨の休日。
久しぶりに、懐かしい本を引っ張り出してきた。

***

あるくみるきく_No.186、特集 川旅 ツーリング・カヌーの週末

1982年8月号

***

宮本常一も深く関与した日本観光文化研究所が発行した雑誌だが、もう30年以上前にファルトボートでの川下りを特集していたことには驚かされる。


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服部幹雄さんという方が書かれた記事を読むと、カヤックを使った旅の本質は、30年以上前と全く変わっていないことを実感する。

サラリーマンカヤッカーであった服部さんは、オンとオフをうまく使い分けて、カヤックツーリングを楽しんでおられた様子が、しっかりと伝わってくる。

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こんな記事を読むと、『あー、俺も旅に出たいなあ!』と心底思う。

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さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: あなごめしの『うえの』&宮島の牡蠣カフェ『牡蠣祝』、宮島・呉ブルーラインを巡る日帰り旅を堪能

2016年09月11日 | 旅するシーカヤック
2016年9月11日(日) 金曜日の午後休を利用した、とびしま海道キャンプツーリングを楽しんだ後の日曜日は、妻と二人で出かけることにした。
せっかくなので、当分出かけていないエリアでプランを検討。
結果、二人ともお気に入りの『あなごめしのうえの』へ行き、宮島をのんびりと散策して、季節限定で宮島と呉を結ぶ海の道である『ブルーライン』を利用して呉まで戻ってくるルートを選定した。

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呉から宮島口まで直通のJR快速で移動。

開店の20分前には到着したのだが、既に店の前には行列が。。。
10時開店の最初のグループは、もういっぱいとのことで、その後のウエイティングリストに入れていただいた。

それでも、第2グループの2番手くらいなので、それほど待たなくても良さそうである。

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しばし土産物屋さんを巡って時間をつぶした後、待合エリアで待つ。

10時30分には名前を呼ばれて、店内へ。

白焼きと穴子飯の上を一つずつと、日本酒のぐい呑を二つ注文。

白焼きは、いつもながら最高に美味い。 塩とワサビでいただくと、日本酒との相性も抜群である。
『ああ、今日はJRで来てよかったなあ!』

穴子飯も、二人で分け合えるように取り皿も一緒に持ってきていただけた。

これまたいつもの美味しい定番。
『ごちそうさまでした!!!』

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フェリーで宮島に渡ると、まずは呉まで戻るブルーラインのチケットを購入。

これで一安心である。
ここからは、宮島散策。 今回は、いつもとは違う宮島を巡るのがテーマ。

天気予報は曇りなのだが、なぜだか空は快晴の青空。
まだ夏の名残を感じる暑い一日。


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気になった階段を登ってみる。

あまり人気もなく、なかなか良い感じ。

少し歩くと、休憩する東屋が見えてきた。

ここが、要害山のようである。
宮島の住宅街が、よく見える。 いつもとは違う光景を楽しんだ。

少し下には神社があり、そこに参拝して階段を下りることに。

急で長い階段を、ゆっくりと下りながら、神社を振り返る。

階段下には、鹿が!


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宮島の裏通りには、昔の看板も残されており、とても興味ふかい散歩が楽しめる。

『石油一日3Lで150畳の暖房ができる理想と夢の常床暖房装置』
まるで京都の町歩きを楽しんでいるかのような景色も。

五重の塔と深緑が美しい宮島の初秋。


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しばし街を散策し、

大聖院へお参りする。

少し高台にあり、風が吹き抜けて、心地よいエリア。


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『子供は親の言うようにはならぬ 親のしているようになる』

二人の息子が自立して、完全な子離れ夫婦になった今、改めてこの言葉をしっかりと噛み締める。


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この後は、気になっていたカフェへ。

狭い階段を登り、目指すお店へ。

初めて訪れるカフェだが、なかなかの眺め。


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暑かった今日一日。 まずはビール! そしてつまみは、牡蠣のオイル漬け。

妻は、レモンスカッシュを注文。

最高の眺めを楽しみながら、のんびりまったりと過ごす楽しいひと時。

追加は、雨後の月の日本酒を。

ネットリと重厚な牡蠣を、ちびりちびりとつまみながら、ビールを飲み、日本酒を飲む。

『ここは最高の眺めだねえ』 『うん、本当にここに来てみてよかったね』

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大満足で店を辞し、

商店街へ。

散策を楽しみ、妻は揚げもみじも堪能。

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時間になると、漁港へ。

ブルーラインのチケットは、俺と妻の番号は1番と2番。
桟橋で、船の到着をしばし待つ。

到着したのは、結構大型の高速船。

これなら快適な船旅が楽しめそうである。

帰路のお供は、千福の日本酒と穴子ちくわ。

親父感満点である。 妻と顔を見合わせて、苦笑い!

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多少の波はあるものの、快適な速度で高速船は呉へと向かう。

呉港内では、自衛隊基地の近くにも立ち寄り、お客さんへのサービスも忘れない。

快適な船旅を楽しんで、呉へと戻ってきた。


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いやあ、今回も、穴子めしのうえので少し早いお昼ご飯を楽しみ、初めて訪れた絶景の牡蠣カフェで楽しい時間を堪能することができた。
最高の休日であったなあ!

さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 半日有給休暇を利用して、地元の島でツーリング&キャンプ

2016年09月10日 | 旅するシーカヤック
2016年9月9日(金) 仕事のキリが良い今日は、午後休にして地元の島へと出かける。

シーカヤックを楽しむ者としては、芸予諸島の中心にある呉は、様々なエリアへのアクセスが良いのが何より。
しまなみ海道へも2時間程度で行くことができるし、周防大島へも同じくらいの距離。
島根半島も3時間コースだし、地元のとびしま海道や倉橋島、江田島あたりなら1時間ほど。

今日は、昼に家に戻ってから着替えを準備し、途中で夕食の食材を買い出ししてもゆっくりと楽しめる、岡村島へ。

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今日は、安芸灘大橋を現金で支払って通過。
まずは大崎下島へ立ち寄り、いつものお店でビールを購入。

地元の指定店で1,000円以上の買い物をすると、往路の橋の領収書があれば、復路の通行券がもらえるのである。
つまり、半額で往復できるということになる便利なシステム。

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ソフトクーラーに入れた氷でビールをしっかりと冷やしながら、岡村島へ。
今日は少し遅いお昼ご飯を、この島にあるカフェでいただくことに。

『まるせきカフェ』
ランチメニューは、今治名物の焼豚卵丼。

食後のコーヒー付きで、ここのコーヒーがなんとも美味しいのである。
明日の朝食のパンも購入して、店を辞す。

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正月鼻へ着くと、まずはテントを張ってから、ツーリングの準備。
今日は、いつもとパターンが違ったせいか、いつもの防水デジカメを忘れてきた!
という訳で、今日の海上での写真は、100円ショップの携帯電話用ソフト防水バッグに入れたiphoneで撮影することに。。。

海は穏やかで、ちょうど満潮の潮止まりタイミングのため、快適なパドリング。

いつもなら、小大下島方面へ向かうのだが、今回は気分転換でバウを北西へと向ける。

大崎上島の西側の海岸線に沿って北上。

この辺りを漕ぐのは久し振りだが、自然海岸が残り、なかなか良い雰囲気である。

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海の透明度もなかなかで、快適なパドリング。

潜り抜けることはできないものの、洞窟もある。


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途中でUターンし、少しだけ大崎上島の南岸を東進してから出発した浜に戻ってきた。

今日は、1時間半のお散歩ツーリングであった。

シーカヤックを潮抜きし、着替えると椅子とテーブルをセットし、キッチンも整える。

椅子に座ると、海を眺めながらソフトクーラーからよく冷えたエビスビールを取り出す。

まずはビールで、独り乾杯。

芸予諸島の暮れ行く海を眺めながら、美味しいローストビーフをつまみに、美味しいビールを飲む至福のひと時。


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今日のメインは、キムチ鍋。

昼間は暑いが、日が陰ってくると涼しくなるので、キャンプの夜に鍋が楽しい季節がやってきたのである。


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晩御飯を食べていると、目の前を通り過ぎる軽トラックが急に止まった。
軽トラックから、一人のおじいさんが降りてこられた。
『こんにちは』と挨拶すると、
『今日はここで泊まるんね?』と聞かれたので、『はい、今日はここでキャンプさせていただきます』
するとおじいさんはポケットから何かを取り出した。
見ると、掌に山盛りの『唐辛子』

『うちの方じゃ、イノシシが出るんよ。 イノシシは、鼻がええから唐辛子を切って撒いておいたら近寄らん』
『やっぱり、ここにも出ますか?』
『わからんが、これをやっとったら少しは安心じゃろう』
『はい。 前にここで寝とったら、テントの外ですごい獣の鼻息を聞いたことがあるんで、出るんじゃないかとは思っていたんです』

『じゃあ、これ』 『いやあ、本当に助かります。 ありがとうございました』

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おじいさんは軽トラックに乗り込み、出発された。
俺は、掌いっぱいに頂いた唐辛子をちぎってテントの周辺に撒いていく。
島の外から遊びに来た俺に、こんな親切にしていただいて、本当にありがたいことである。

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ビールを飲み終えると、ハーフサイズのワインを取り出し、キャンプの夜を独り静かに楽しんだ。

今日はイノシシの心配もすることなく、安心して寝入ることができる。

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朝は少し冷え込み、シルクのシーツに潜り込んだ。

6時過ぎにテントから這い出す。

日差しはあるものの、少し東風が吹いており、雲も多めの模様。
お湯を沸かしてコーヒーを飲み、まるせきカフェで買い込んできたパンで朝食。

東風のため、ここは風裏で穏やかな朝のひと時。

食事を終えると、道具を片付けて家路へ。

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いやあ、こんな近場に良いところがあるから、午後休でも余裕を持ってキャンプを楽しめるなあ。
さて、明日はどこ行こう?

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