あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: とびしま海道_岡村島&小大下島日帰りツーリング&広島交響楽団・第367回定期演奏会

2017年02月26日 | 旅するシーカヤック
2017年2月25日(土) 朝起きて天気予報をチェックすると、今日は昼から風が上がる予報。
となると、今日は近場で早めに漕いで、午後からゆっくりとキャンプを楽しもうというプランで出掛けることに。

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近場でキャンプを楽しむとすると、『とびしま海道』がお気に入り。
キャンプ道具を積み込んだままのワゴンに乗り込み、デフロスターで凍ったフロントグラスの氷が溶けるのを、車内でコーヒーを飲みながら待って出発。

安芸灘大橋を渡り、下蒲刈〜上蒲刈〜豊島〜大崎下島、そして岡村島へ。

凍えるような寒さの中、シーカヤックを浜に下ろして出発準備。

***

今日は大潮だが、この時間帯は上げ潮なので、ここから東進なら潮に乗って漕いで行けることになる。

まだ風もなく、日が当たればそこそこ暖かい。

ナローのウッドパドルに、冬の定番、コーカタットのドライスーツ。
下に、暖かい下着を着ているので、漕いでいると汗ばんでくるほどである。

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小大下島との間の海峡では、少し潮が複雑にぶつかりあう。

場所によっては、フェリーの引き波と相まってザブリザブリと高い波を漕ぎ抜けることに。

小大下島のあたりは、白い石灰岩が多いのが特徴。

昔の護岸も白い石が使われているし、

浜の石も白っぽいので、海の色もきれいに見える。

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石灰工場らしき廃墟。

何に使われていたのか不明な護岸。


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大下島との間の海峡へ到着。

遠くには、しまなみ海道の橋が見える。

潮止まりに近い時間帯なのだが、ここはいつもの通り早い流れ。


***


今日はここでUターン。

岸沿いの景色を楽しみながらのコースタルツーリング。


それにしても、本当に独特の美しい海の色。

これを見るためにだけでも、このエリアに漕ぎに来る価値があるというものだ。
素晴らしい!

***

転流した潮に乗って、快適に漕ぎ進む。

久しぶりに、みっちりと漕ぎ込み、気持の良い汗を流した。

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シーカヤックの潮抜きをし、濡れた手が凍えそうになりながら後片付け。
着替えて車に乗り込み、ヒーターの効いた車内でしばらくすると、人心地つくことができた。

大長のスーパーで買出しし、キャンプ候補地へ移動。

すると、キャンプ場はガラガラに空いているのだが、強い西風が吹いている。

吹きっさらしのスペースで、この風の中キャンプする気は急速に失せ、残念ながらキャンプは諦めることにした。


***

明日は昼から予定があることだし、まあいいか。
せっかくの晴天の土曜日だったが、残念ながらキャンプなしの日帰りツーリングとなってしまった。

***

日曜日の昼からは、広島交響楽団の第367回定期演奏会。
家でお昼ご飯を食べると、ロードスターで妻と一緒に広島市内にお出かけである。

場所はいつものHBGホール。

***

妻はピアノ派だが、俺はバイオリン派。
でも、反田恭平のCDを聞いてから、俺もピアノに興味を持つようになってきた。

今回は、ケマル・ゲキチが出演ということで楽しみにしていたのだが、怪我をされたということで急遽、清水和音さんという方が代演である。

とはいえ、これも縁。
清水さんの演奏を楽しみにすることにしよう。

***

まずは、メンデルスゾーンの『序曲 美しいメルジーネンの物語Op.32』

続いて、リストの『ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124/R.455』
清水さんのダイナミックかつ繊細な演奏と、オーケストラとの絶妙なハーモニーを楽しませていただいた。

アンコールは、リストの『ペトラルカのソネット』

***

休憩の後、シューマンの『交響曲第1番 変ロ長調 Op.38 春』

今日は、本当に美しいメロディーの曲が多く、オーケストラの素晴らしさを堪能させていただくことができた。

アンコールは、メンデルスゾーン『弦楽八重奏』

今日も、コンサートホールで生演奏のオーケストラの醍醐味を、たっぷりと味あわせて頂くことができた。

いやあ、やっぱり地元に交響楽団があるというのは良いものだなあ!

***

この週末も、残念ながら日帰りツーリングにはなってしまったが、とびしま海道を漕ぐことができ、日曜日には広島交響楽団のコンサートも楽しむことができた。
充実した週末の日々。

生涯不良のサラリーマンシーカヤッカー。
さて、来週はどこで何して楽しもうか?

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瀬戸内シーカヤック日記: 周防大島でキャンプ&俵山温泉宿泊、シーカヤック&バイク堪能連泊旅

2017年02月20日 | 旅するシーカヤック
2017年2月18日(土) 月曜日は有給休暇が取れたので、久しぶりとなる連泊旅を楽しむことにした。
土曜日に予定が入っていたイベントが、前日夜に急遽キャンセルになったという連絡を受けたので、旅の目的地を変更すべく、早速天気予報と楽天トラベルで宿をチェック。
これで、3連休の予定は決定!

***

土曜日は、風が強い予報なのでハナからシーカヤックを漕ぐのは諦めて、のんびりキャンプを楽しむつもり。
なので、いつもより遅めに家を出た。

昼前に、いつもの浜に到着。

西風が強く、海は一面ウサギが飛ぶ荒れ模様。

風に飛ばされないよう注意してテントを張り、ペグをしっかりと打ち込んで、さらにテントの中に重しとなる荷物を入れる。
キッチンもセットして、これで今年初となるキャンプの宿はセット完了。

***

今日は、密かな楽しみが。

先日、地元の刃物屋さんで購入した、キャンプ用ナイフを持ってきたのである。
これまでオピネルを使っていたのだが、店頭で見て気に入ったこの道具を使ってみるのが楽しみだ。

いつもなら、お弁当を買ってきてお昼ご飯を済ませるのだが、今日は簡単調理を楽しむことに。

白ネギを、キャンプ用ナイフでカット。
スパスパスパ。
これが、なんとも良い切れ味。

***

100スキにオリーブオイルを一垂らし。

白ネギと魚ロッケをじっくりと焼き、ポン酢でパクリ。
ビールをゴクリ。 『うーん、美味い!』

魚ロッケの後は、ピリ辛オイルサーディンで味を変えてみる。

うん、これはお酒にも合うなあ。


***

空は晴れているが、相変わらず風は強いまま。

海はギラギラと、完全な荒れ模様。

自転車を漕ぐのも大変そうなので、しばしウオーキングを楽しむことに。

テントも飛ばされそうな強風の中、汗ばみながらのお散歩である。

久しぶりの強風下でのキャンプの日。

日がな一日、海の景色を眺め、ビールを飲み、ラジオを聴き、本を開く。
『うん、なかなか良い休日じゃあないか!』

***


晩御飯は、ワンタンスープを使った簡単鍋。

昼の残りの白ネギに、鶏肉やつみれを追加し、たっぷりの一味で味を締める。

『ああ、これは体が温まるなあ』

夜は、キャンドルの微かな明かりで、静かな時間を楽しんだ。

***


朝起きると、昨日の風は止んで、静かな芸予諸島らしい冬の朝。

空には半月が残り、コーヒーを飲みながら、次第に明るくなる朝の景色を楽しむ。

少し冷えるので、ストーブに火を入れ、股火鉢状態。

***

今日はどうやらシーカヤックを漕げそうである。

しばし、朝の散歩を楽しむことに。

海は穏やか、風もなく、快適なパドリング。

目の前の島まで漕ぎ、Uターン。

1時間ほどの、朝のお散歩ツーリング。

***

お昼ご飯は、俵山温泉に向かう途中の道の駅のようなスペースで、うどんを作って食す。

ストームクッカーで調理。

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午後2時前に俵山温泉に到着。
今回も、俵山温泉での定宿である、『たまや』さん。

部屋もきれいで、食事も美味しく、のんびりまったり過ごせる良い宿である。

***

早速自転車を下ろし、しばしペダリング。

俵山温泉への入り口で写真を撮り、

初めて訪問する能満寺へと向かう。

ここが、能満寺。

結構カラフルなお寺である。


***

手を合わせ、能満寺を後にする。

少し風はあるものの、快晴で気持ちの良い休日である。

少し山道も走り、宿へと戻った。


***

ここからは、温泉三昧。

宿泊者は、チケットを購入すると、当日の12時から翌日の12時まで入り放題となるのである。
白猿の湯に入り、

部屋に戻って休憩し、

夕食前には町の湯へ。

***

18時からは、楽しみにしていた夕食。

この宿では、部屋でゆっくりと食事を楽しめるのが嬉しい。
刺身をパクリ、ビールをグビリ。

もう、何も言うことはない。

〆は、美味しいご飯とお漬物、そしてふくも入ったお吸い物。

最高である。
『ごちそうさまでした』

しばし休憩すると、温泉に入り、部屋に戻ると本を開く。

『おやすみなさい』

***

朝目覚めると、お風呂に入って体を伸ばす。
朝食も、いつものように充実したメニュー。

『ごちそうさまでした』

***

今年初となるキャンプも楽しめた、3連休の連泊ツーリング。
キャンプを楽しみ、カヤックを漕ぎ、自転車を漕いで、温泉三昧の最高の休日であった。

生涯不良のシーカヤッカー。 さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 極寒の朝は、『こすま潮彩ルート』をお散歩サイクリング

2017年02月12日 | 旅するシーカヤック
2017年2月12日(日) 今日も朝から冷え込んでクルマのフロントグラスは凍っており、風もあって、海に出る気にはならない冬の朝。
ことしの週末は悪天候の日が多く、シーカヤックを漕いだのはまだ2回ほど。
キャンプツーリングには未だに出掛けられておらず、なかなか海を楽しむことができないでいる。

***

無理をすれば海にも出られないこともないのだが、自分の鍛錬のためにでも、漕ぐ技術を磨くためでもなく、ましてや主義主張を訴えるためなどではなく、純粋にシーカヤックでの海旅を楽しむことが目的の俺は、基本的に漕いで楽しそうな日でないと海には出ないのである。
それでも、美味しいランチや自転車でのお散歩、クラシックコンサートなど、オフの楽しみには事欠かないので、こんな厳しい冬でも充実した休日を過ごすことができている。

今朝は、アップダウンのあるコースでのウオーキングを終え、家に戻ってコーヒーを飲んで一休みすると、自転車でお散歩に出かけることにした。

***

今日のウエアリングは、
上は先日ユニクロで購入したブロックテック、

足元は、

クリップにピッタリとフィットするクロックス。
まさに、お気軽お散歩サイクリングの出で立ち。

***

久しぶりに、広の交差点から南下して、長浜方面へと漕ぎ進む。

このルートが、『こすま潮彩ルート』と名付けられているとは知らなかったなあ。

長浜へと向かう峠。

子供の頃、夏には毎日のように自転車でここを超え、長浜の海水浴場に遊びに行ったものである。
元海水浴場の隣にある漁港。

海水浴場だった浜は、今では護岸されて浜が小さくなり、昔の面影はない。

冬らしい、少し寒々しい芸予諸島の景色。


***


再び自転車にまたがり、小須磨へ。

ここには小さな神社がある。

『磯神社』

帽子をとり、手袋を外して、参拝。

この辺りには、白井水軍という水軍が居たのであろうか?

***

古くはあるが、手を入れる度、整備を重ねる度に、愛着が湧く自転車。

今日は、先日交換したグリップがとても良い感じ。

握るというよりも、手を乗せておく感じで、疲れず快適である。

***


小須磨のこの浜も、子供達が小さい頃には時々釣りや浜遊びにやってきた懐かしい場所の一つ。

港では、昔の海水浴場でよく見た貸しボートのような小船を発見。

この『一帆景』というのは、一体なんなのであろうか?

***

海沿いの快走路。

快晴ではないのが残念だが、とても気持ちのよいペダリング。
仁方の漁港では、こんな漁船が何隻も舫われていた。


***

ぐるりとコースを回り、広まで戻ってきた。
お昼ご飯は、俺のお気に入りのうどん屋さんへ。
『峰』

ここのうどんがなんとも美味いのである。

今日も、一番好きな『かけうどん』

いろいろなメニューがあるのだが、シンプルなこのかけうどんが、ここの美味しい出汁を麺を心底楽しめるのだ。

ハフハフ、ズルリ。 うーん、美味い!
『ご馳走様でした!』

***

国道から一本南側の、人通りも少ない快走路。

気温は低いが、日が当たればそこそこ暖かい。

もう直ぐ12時。

今日は、約2時間コースである。

***

豊栄新開の公園。

この辺りには、俺が子供の頃は交通公園というのがあり、エンジン式のゴーカートがあったのである。
子供の頃から動くものや自動車が大好きだった俺は、ここのゴーカートに乗るのが楽しみで、時々通っていたことを思い出す。

学校の友達とも、よくレースをやったなあ。
そして、公園の前にあった駄菓子屋さんで、お菓子を買って食べていたことも思い出す。
いやあ、懐かしいなあ。

***

寒い冬の日曜日は、地元の懐かしいエリアを自転車でお散歩サイクリング。
生涯不良のシーカヤッカー。 さて、来週こそは海に出られるかな?

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瀬戸内シーカヤック日記: 雨の休日は尾道散策

2017年02月05日 | 旅するシーカヤック
土曜日は、午前中に野暮用があったので、それが終わるとアップダウンのあるコースをウオーキング。
午後は、1時間ほど自転車で汗を流し、地元の銭湯でのんびりまったり。
夜は再びウオーキングと、歩いて漕いでを楽しんだ1日であった。

***

2017年2月5日(日) 朝起きると雨の音。 天気予報通りである。
朝食を済ませると、妻と次男と三人で車でお出かけ。

***

1時間半ほどで、尾道に到着。

家を出るときは雨が上がっていたのだが、尾道ではかすかに雨が残っていた。

今日は、尾道といえばうちの定番である朱華園さんと、町歩きが目的のフラリ旅。

雨の朝だからか、まだ商店街は人気もまばらである。

***

とあるお土産やさんの前に行くと、そこの方に呼び止められた。

『イベントやってるんで、ぜひ参加していってください』
『100人限定なんですが、これから商品化しようと考えているお菓子を食べていただいて、アンケートに答えて頂きたいんですよ』

という訳で、お菓子とアンケート用紙を受け取り、お店の奥にあるスペースで6種類のお菓子をいただいた。

試食といっても、たっぷりと量がある。
この6つの中から、一番美味しいお菓子を選んでその番号をアンケートに答えるようになっている。

どれも美味しくいただいたが、一番印象に残ったお菓子を選んでおいた。
『ごちそうさまでした』

***

開店までまだ時間はあるが、行列ができるのも早いので、いつものように早めに朱華園さんへ。

まだ誰も並んでおらず、俺たち家族が一番乗り。

少し早めお店の中に入れていただいた。

***

今日は、次男がチャーシュー麺、妻が中華そば、俺は初めて食べてみるワンタン。

番号札は、それぞれ1番である。

しばし待つと、チャーシュー麺、

中華そば、

そして最後に、俺が頼んだワンタンがやってきた。


***

『いただきます』

初めてのワンタン。 スープは中華そばと一緒であるが、麺はなく、大きなワンタンがたっぷりと浮かんでいる。
皮はトロトロで、餡はねっとりジューシーで熱々である。
『ハフハフ、ズルリ』 『うーん、美味い』

『ごちそうさまでした』

***

食事を終えると、商店街を散策。
懐かしい玩具やさんや、尾道に来るといつも立ち寄る帆布のお店。

マルシェのようなイベント。

刃物屋さんにも立ち寄り、美しいナイフでしばし目の保養。


***

尾道は、子供達がまだ小さかった頃から何度も訪れた想い出の町。

やはりたまには、ブラリと散策するのも良いものである。

帰る頃には、朱華園さんは大変な行列になっていた。


***

この冬は、天候が荒れたり、野暮用があったり、美味しいランチの予定があったりで、なかなかキャンプツーリングに行けていない。
まあ、カヤック漕ぐ以外にも、様々な楽しみがあるから仕方がない。

さて、生涯不良のシーカヤッカー。
来週こそは、キャンプツーリングに行けるかな?

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瀬戸内シーカヤック日記: 春帆楼・広島店限定『白子祭り』&チャイコフスキー・交響曲第3番

2017年01月28日 | 旅するシーカヤック
2017年1月28日(土) この土曜日は次男が仕事が休みだというので、『久しぶりに飯でも食いに行くか!』という事で、多忙で疲れている次男の慰労も兼ねて前から店を予約していたのである。
そのお店は、春帆楼広島店。

毎年1月には、広島店限定の『白子祭り』があり、年に一度のお楽しみとして、恒例としているのである。

***

去年は、長男と一緒に来たのだが、その時のあまりの美味しさを家に戻って話すと、妻も今度は是非行きたいと言っていたので、今年は妻と次男と一緒に出かけることにした。

11時半の開店に合わせて店に入る。

今日も開店から、多くのお客さんで店は賑わっている。

***

まずは、先付けから。

飲み物は、もちろんエビスビールでスタートである。

続いて、吸い物。

お楽しみの最初は、『とらふく薄造り&白子刺』

白子もたっぷりと載っており、これはなんとも贅沢な一品である。

ポン酢に薬味を入れて食べると、『うーん、これは絶品!』
ふく刺しをパクリ、エビスビールをゴクリ。
ああ、至福のひと時。

***

こうなると、日本酒が欲しくなる。 『雁木』を注文。

これは、おちょこを3つ頼み、次男と妻と一緒にゴクリ。
『お、これはやっぱり美味しいね』

***

とらふく白子みぞれ煮。

もう、何も言うことはない。。。

ニヤけた顔で、日本酒をゴクリ。

***


ふくちり鍋。

とらふく白子源平焼。

***

ふく唐揚げ。

ここまでくると、やはりヒレ酒が欲しくなるよなあ!

『おお、この一年一度の香ばしいヒレ酒よ!!!』

***

〆は雑炊。

絶品!

そして、コーヒーと水菓子を頂いた。

ご馳走様でした!

***

一年一度の、広島店限定のお楽しみであった。
『うん、これはまた家族で美味しい料理を堪能することができて、いい休日じゃあないか』

***

友達と会うという息子を残し、妻と一緒にエディオンに行って手に入れたのが、このCD。

先日の広響コンサートで聞いた、チャイコフスキーの交響曲第3番。
指揮をされた小林さんによると、なかなかコンサートでは演奏されない貴重な曲なのだそうだが、聞いてみると素晴らしかったので、どうしても手に入れたかったのである。

俺は、チャイコフスキーの華やかで美しい旋律が好きなので、この曲はまさにツボ。
家に戻ってCDを聴くと、広響のコンサートでの感動が蘇ってきた。

***

また、少し悲しいお知らせも届いていた。
春帆楼で会計するときに聞いた、施設の関係があり、この春で広島店が閉店になるのだとか。

せっかくお気に入りになった、白子祭りが来年以降は楽しめないということになる。
残念ではあるが、これは決まったことであり、どうしようもなく仕方がないこと。

せめて、閉店までにもう一度お店に行き、美味しいふく料理を妻と楽しみたいものである。

***

生涯不良のシーカヤッカー。 今日は美味しいふくの白子祭りをたっぷりと堪能した。
幸せな休日。 さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 広響・第366回定期演奏会『血統の証』&雪の朝はお散歩シーカヤックツーリング

2017年01月21日 | 旅するシーカヤック
2017年1月20日(金) 仕事を終えると、HBGホールへと向かう。
今日は広島交響楽団の第366回定期演奏会の日。 2017年になって初めてのクラシックコンサートである。

ホールで妻と落ち合い、会場へ。

今日の指揮者は小林研一郎さん、ヴァイオリンはアレクサンドラ・スムさん。
いずれも初めてなので楽しみである。

***

まずは、シベリウスのヴァイオリン協奏曲二短調Op.47
初めて聞く曲。
モスクワ生まれだという、アレクサンドラさんのヴァイオリンと、小林さんの指揮による広響の演奏を楽しむ。
拍手喝采!

アンコールは、バッハ作曲・無伴奏パルティータ/サラバンド。

でもこうやって改めて聞いてみると、俺にはやはり庄司紗矢香さんの方がツボかも。

***

休憩の後、チャイコフスキーの交響曲第3番二長調Op.29『ポーランド』
この時は、演奏を始める前に小林さんが解説された。

この曲をオーケストラで演奏することは珍しいのだとか。 また、第2楽章から第4楽章までは、チャイコフスキーらしいペシミスティックな曲だというお話も。
特に第3楽章は、涙なしでは聞くことができないと思いますよ、との事。

驚きの出だしの第一楽章から始まり、解説の通りの流れ、そして盛り上がる最終楽章へ。
この演奏にも、盛大な拍手喝さいが!

演奏前に指揮者の方から解説を聞いたのは、初めてであったが、これはなかなかいいものである。

***


今日のアンコールは、ドヴォルザークの『ユーモレスク』
これも、小林さんの解説を聞き、小林さんならではの人の一生を4分間に凝縮するという演出による、なんとも感動的な演奏であった。

素晴らしい! これだからやはりCDじゃなく、コンサートが好いのである。

***

2017年1月21日(土) 夜のうちに降った雪で、周りの山々は白く雪化粧。
車も、フロントガラスもボンネットも全て凍り付き、ガチガチであった。

エンジンをかけてヒーターを効かせ、しばらく待ってガラスの氷が溶けると家を出る。
今年に入ってから週末は荒れた日が多く、なかなかキャンプツーリングに出かけることができないのが残念ではあるが、まあ自然相手の遊びだから仕方がない。
今日も、お気に入りのエリアで日帰りお散歩ツーリングを楽しむことにした。

***

今回も誰もいない、静かなお気に入りの浜。

風はなく、気温は低いものの冬としては絶好のツーリング日和。

今シーズン初めてとなる、ドライスーツの着用。

***

冬の芸予諸島の水はより一層澄み渡り、この綺麗な海をシーカヤックで漕ぎたいという気持ちを高ぶらせてくれる。

では出発!

お気に入りのウッドのナローブレードに、今日はさすがにグローブも着用。


***

日が高くなり、海面に日差しが当たると、水蒸気が立ち上がる。

気嵐とまではいかないが、なかなか幻想的な雰囲気。


***

前回は、北上して島を一周したので、今回は南側の自然海岸エリアを散策することに。

まずは、目の前にある島へ漕ぎ渡り、カウンタークロックワイズで一周してみる。

石を運ぶ大きな船。


***

昼前からは風が上がる予報だが、この時間帯でも時折雲に覆われて、すでに天気が崩れそうな雰囲気も醸し出す。

それでも日が当たると、ぽかぽかと冬の陽気も感じられる。


***

貴重な自然海岸が残る半島側にに漕ぎ戻り、いつもの浜に上陸した。

ここは、25年前からのお気に入りの浜。

ポットに詰めてきた熱い紅茶を飲み、クッキーを頬張る。

熱い飲み物を摂ると、体が芯から温まる。 ありがたい。

***

この辺りの海域の、海の綺麗さといったら。。。

瀬戸内海が汚いなんて言わせない。

休憩を終え、カヤックに乗り込もうとした時、ふと休憩用のクッションを背もたれのところにつけてみようか! というアイデアが浮かんできた。

この前シートを修理してからむき出しになっていた、シーカヤックのシートバック部分。
ここに、このクッションがぴったりとハマった。

実際に漕いでみると、クッションが効いて快適な事に加え、背もたれの部分に接する背中のあたりが温かいのが冬の漕ぎには何より嬉しい。
『うん、これからはこれで行くか!』
漕いでいるときには背もたれのクッションになり、浜に上がっての休憩時には座布団代わりになる、一石二鳥である。

***

ツーリングを終えると、シーカヤックの塩抜きをし、着替えてお昼ご飯へ。

いつものお店で、牡蠣天うどん。

『ごちそうさまでした!』

帰る頃には、風が出てきて寒くなってきた。
『うん、これは良いタイミングで漕ぐことができたなあ』

***

それにしても、早くキャンプツーリングに行きたいものである。
生涯不良の旅するシーカヤッカー。 さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 年に一度のお楽しみ旅_大谷山荘別邸・音信

2017年01月08日 | 旅するシーカヤック
2017年1月7日(土) この週末は、前から楽しみにしていた旅が待っている。

山口県の湯本温泉にある、大谷山荘の別邸・音信に泊まる、妻と二人での一泊旅。
この宿は、50歳になった一区切りを記念して初めて宿泊させていただいたのだが、宿の雰囲気と食事の美味しさに魅了され、年に1度だけではあるが泊まりに行き、今回が4度目の訪問となる。

これまで、11月、9月、7月と、秋と夏に泊まっているので、今回は冬に泊まろうと1月にしたのである。
季節によって料理が変わるので、それが楽しみの一つ。

今回9月には予約していたのだが、その後にビッグニュースが入ってきた。
そう、12月に行われた日露首脳会談である。
今回の宿泊は、なかなか良いタイミングであった。

***

長門周辺はこれまで何度も訪れており、主だった観光地やディープな景勝地なども行っているので、今回は本当に音信でゆっくりと過ごす時間を楽しむだけの旅。
そのため、朝はいつもよりゆっくりと、遅めの出発。

この宿への旅は、ロードスターで行くことに決めている。

10万キロで一度交換した幌であるが、18万キロを超えてそれなりに年季が入り、破れた箇所をテント生地で補修しているのが痛々しいが、全く雨漏りもせず機能的には問題ない。

さすがにサスペンションはヘタってはいるが、エンジンは絶好調で、もうすぐ19万キロである。

***

チェックインの14時ちょうどに宿に到着。
荷物を降ろし、クルマを預けると、いつものように茶室に案内される。

まだ鏡餅が飾ってあり、正月の雰囲気が残っている。

まずはお菓子をいただき、運ばれてきた抹茶をいただくと、非日常の世界への扉が開く。

***


小さなフロントで鍵を受け取り、部屋へと向かう。

音信は部屋数も限られていることに加え、子供連れは宿泊できないことになっているので、廊下を歩いていてもほとんど人に会うこともなく本当に静かな空間。


***

今回は、これまで泊まったことがない部屋を予約してみたので、楽しみである。

メインの部屋は、こんな感じ。

お気に入りの山側の部屋とはまた違った雰囲気である。 妻は気に入った様子。

***

浴衣に着替えると、さっそくお風呂へ。
部屋にも露天風呂があるのだが、まずは大浴場で、ドライブの疲れを癒すことに。

ここでは、カードキーを2枚渡してくれるので、本当に使い勝手が良い。
普通の宿なら、鍵が1つだけなので、『何時頃に風呂から出て、どこで待ち合わせするか』を妻と相談するのだが、それぞれ鍵を持っていると、そんな面倒が要らないのだ。
『じゃあ、ごゆっくり』

お風呂場に向かう廊下も、もう通い慣れた感じで嬉しい。

ここの大浴場は、いつもほぼ貸切状態のことが多く、他にお客さんが居ても、一人か二人程度。
静かに体を伸ばすことができるのである。

また、俺はここの岩盤浴が大のお気に入り。
専用のガウンを着て、温かい床に寝そべり、体から汗が噴き出してくるのをじっくりと楽しむ。
しっかりと汗を出し、体から日頃の疲れとストレスを放出すると、露天風呂に入ってサッパリ。

***

風呂から出ると、音信文庫で本を借りる。

この宿での楽しみの一つは、風呂上りにビールを飲みながら、普段見ることのないような本を開くこと。

また今日も、お気に入りのクラシックのCDも持参したので、部屋に備え付けのオーディオで聞きながらビールを飲み、音楽を聴き、本を開く。

これぞ至福のひと時。


***

再び大浴場で岩盤浴を楽しみ、

休憩して、部屋の露天風呂でのんびりまったり。

***

夜の食事。

今回は、以前試してお気に入りとなった部屋食。

広々とした綺麗な部屋で、妻と二人、ゆったりと食事を楽しめるのが、なんとも贅沢な時間である。

ビールの次は、雁木をお願いした。

この肉料理は、妻が大絶賛していた。

せっかくなので、料理を運んでくださる方に伺った、プーチン大統領との会食でも供されたという日本酒、『東洋美人』も試してみる。

『ごちそうさまでした』

何年か前に総料理長が大谷山荘の方に移られたということで、最初に泊まった時とは味も雰囲気も変わってはいるが、部屋でゆっくりとおいしい料理をいただくことができ、大満足の夕食であった。

***

翌朝起きると、外は雨。

いつもよりゆっくりとベッドでゴロゴロする時間を過ごし、部屋の露天風呂で朝風呂を楽しむ。

朝食は、目覚めのスープから。

いつもながら品数も多く、一品一品がおいしい朝ごはん。

特に、ノドグロの西京焼きが美味しかった。
『ごちそうさまでした』

***

部屋に戻ると、新聞を開く。
今日は、地元の新聞をお願いしていたので、山口新聞である。

記事の一つに、安倍総理の山口帰郷の話題が載っており、その予定を見るとなんと今日は大谷山荘でのイベントに顔を出されるのだとか。
これまた話のネタが増えたなあ。

***

部屋でまったりとお茶を飲みながら、本を開く。

そして再び露天風呂。

今回も、温泉三昧である。

***

11時前にチェックアウト。

フロントでは1組しか対応できないので、順番待ち。

名残惜しいが、これで非日常の世界から現実世界に戻るのである。

クルマの準備ができたということで、玄関に行き、ロードスターに乗り込み、宿の方に見送られながらの出発。
『どうもお世話になりました。 また来ますので、よろしくお願いします』

***

呉まで戻り、給油して燃費を計算すると、ほぼ16km/L。

19万キロが近いというのに、新車の頃と比べても全く燃費は変わっていない。

***

大谷山荘別邸・音信で、妻と二人で非日常を楽しむ、年に一度のちょっぴり贅沢な楽しみの旅。
さて、次はどの季節に行こうかな? 楽しみだ!

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瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPで『とびしま海道・農道散策の旅』_一峰寺公園

2017年01月05日 | 旅するシーカヤック
2016年1月5日(木) 今日は風が強く、シーカヤックを漕ぐには適さないので、YB125SPで日帰りツーリングへ。

***

俺の住んでいるエリアは、とびしま海道やしまなみ海道が近く、125ccの原付二種で旅するには絶好のエリアなのである。
蒲刈に渡る安芸灘大橋では、250ccでは650円掛かるのだが、125ccではたった50円で済む。
また、しまなみ海道の各島に渡るためのフェリーも安く、交通量の少ない海沿いの田舎道を、125cc単気筒エンジンのバイクでトコトコとのんびり走るにはうってつけなのだ。

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気温が低く風も強いので、防寒のウエアリングをしっかりと決め、安芸灘大橋を渡る。

先日オイル交換したばかりなので、エンジンもミッションも絶好調。


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下蒲刈から上蒲刈を抜け、豊島へ。

芸予諸島らしい多島美の景色を楽しみながら、橋を渡る。

大崎下島に入ると、標識を探す。

『おお、こっちが一峰寺公園か!』

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初めて通るループ橋。

この辺りは、柑橘類の栽培が盛んな土地。

風はあるが晴れて芸予ブルーが楽しめる農道を、のんびり登っていく。

狭くてクネクネの、島らしい農道である。


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標識に従って登っていくのだが、結構狭く荒れた路面の急坂が続く。

これは、クルマではあまり走りたくない道である。 バイクでよかったなあ!


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しばらく走ると、ようやく展望台に到着した。

展望台は2か所ある。
上にある展望台からの眺めはこんな感じ。 北側には、大崎上島が見える。

南側は、愛媛県の七五三浦あたりが遠望できる。


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下側の展望台に下る。

こちらからは、こんな眺め。


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上側の展望台から少し林の中を歩くと、

水分神社。

旅の安全を祈願。

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再び下側の展望台へ。

リアボックスから荷物を出し、しばし休憩。

温かいコーヒーと、呉名物のエーデルワイス・パリスクッキー。
ベンチに座って海を眺めながら、大満足のティータイム。 『うん、ここは気に入ったなあ』

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しばらく休憩すると、山を下る。
1速、2速のエンブレを使い、石や枝、砂などに注意しながら、ゆっくり慎重に下っていく。
帰りは、途中から別ルートにトライ。

トンネルを越えると、

絶景が目の前に広がった。

***

山を下ると、ミカンを運搬する機械が残されていた。

さすがにもう現役ではないのだろうな。

大長では、ミカンを購入。

袋に詰めて測ると、ちょうど2kg。

お金を払った後、お兄さんがミカンを3つほどサービスしてくれた。 『ありがとう!』

少し走ると、毎年ミカンを購入する無人販売所が。

ここでは、いしじミカンを購入。 500円也。

***

橋を渡って岡村島へ。

こんなことになっていたとは知らなかった。

縁結びのスポットになっていたのである。


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海沿いの展望台でお昼ご飯。
固形アルコール燃料を使うコッフェルでお湯を沸かし、トムヤンクンヌードルを食す。

箸を忘れていたので、硬めの枯れ枝を拾って即席の箸を作成。
風が強かったが、持参した風防がしっかりと役に立ち、ちゃんとお湯を沸かすことができた。

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持参した水筒には、フィールドアンドストリームと、エコマリン・オーシャンカヤックセンターのステッカー。

『懐かしいなあ』
トムヤンクンヌードルを食べ終えると、残ったお湯で紅茶を入れ、もう1枚のパリスクッキーでデザートタイム。


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荷物をパッキングし、YB125SPにまたがって、岡村島をクロックワイズで一周する。

お昼ご飯を食べる頃から雲が広がってきたが、午前中は冬の青空に恵まれて、楽しいバイクツーリングを楽しむことができたのはラッキーであった。

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なかなか楽しい、とびしま海道での原付二種バイクツーリング。
このあたりは農道が多くあり、原付二種ならではの探索ツーリングが楽しめるので、今年は機会を見つけて新たな農道や展望スポットを開拓していきたいものである。

今年の冬休みはこれにて打ち上げ!
生涯不良のシーカヤッカー。 はてさて、この週末はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 2017年初漕ぎは地元のお気に入りのエリア & YB125SPのオイル交換

2017年01月03日 | 旅するシーカヤック
2017年1月3日(火) 朝から快晴で風もない今日は、2017年の初漕ぎ。
今日は日帰りだから、地元で一番のお気に入りの日帰りツーリングコースを漕ぐことに。

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いつもの浜は誰も居らず、さすがに静かな正月三ヶ日の雰囲気。

今年は年初の漕ぎから芸予ブルーに彩られ、絶景の瀬戸内海。

今日のパドルは、ウッドのナローブレード。

冬は、この木の肌触りが温かくて心地よい。

天気も良く、風もなく、今日はグローブ無しでも大丈夫な絶好のお散歩日和。

上げ潮に乗って、小さな島をカウンタークロックワイズで一周することに。


***

波もなく、穏やかな瀬戸内の海。

箱庭のようなこのエリアが、本当にお気に入り。

時折手を休めては、景色を楽しみ、持参した温かい紅茶をごくりと飲む。


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島を回り込んだところにある浜に上陸し、しばし休憩。

本当に気持ちの良い朝である。


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再び漕ぎだし、島を一周。

人工物の見えない、自然海岸を楽しみながらのパドリング。

再び小さな浜に上陸。

紅茶とチーズケーキで、おやつの時間。

目の前に広がる景色を楽しみながら、至福の休憩タイム。

今日は絶好のコンディションの中、2017年の初漕ぎを堪能することができた。

***

家に戻る途中、DIYショップに立ち寄り、バイク用のオイルを購入。
今日は、YB125SPのオイル交換をするのである。
オイル受け用のボックスを準備し、エンジンをかけて2-3分待つ。

ドレンボルトを外し、汚れたオイルを抜ききると、

新しいオイルを注入する。

油量を確認し、エンジン始動。 『うん、軽やかに回って良い感じ』

先日はバッテリーも充電したし、これで冬のバイクツーリングの準備も完璧である。

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今年はカヤックを始めて25年目の節目の年になる

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思い返せば俺がカヤックを始めたのは、確か1992年の12月であった。
その時のボーナスから様々な支出を差っ引くと、十数万円ほどの余裕ができたのである。
そして妻に、『この余りで中古のカヤックを買っていいか?』と伺いを立て、快く了解をもらったので、当時近くにあったアウトドアショップに行ってみることに。
確か『30(サンマル)』という、今は無きショップに行って相談してみると、ちょうど予算に合う中古のファルトボートがあったのだ。

***

それは、フジタカヌーのSG-1という折りたたみ式カヤックで、当時から旅するカヤッカーに憧れていた俺は、まだカヤックを漕いだこともないのに、その場で買うことを即決。
そこからは、即席のカヤック教室の始まりである。

まずはファルトボートの組み立て方を教わり、次に近くにあった広の大川に行き、パドルを使ってバランスを取りながらの乗り込み方、前進する漕ぎ方、曲がり方、バック漕ぎなどを教わった。
河口近くの緩やかな流れだったので、特に危険を感じることもなく、水面に浮かんで自分の進みたい方向に自由に漕ぎ進むことのできる楽しさに、心が震えるのを実感。
買ってから初めて乗ったのだが、『ああ、これこそが、俺が求めていた遊びなのだ!』と、まさに運命の出会いであった。

そしてその練習中に浅瀬の岩にカヤックの底を擦り、船体布に穴が開くというトラブルにも遭遇。
結果、船体布の補修方法まで教わることになり、購入してから数時間の間に、組み立て方、漕ぎ方、補修方法まで一連のレッスンを受けることができたのは、ある意味幸いであったとも言える。

時々人に聞かれるのだが、なぜ俺がカヤックに興味を持ったのか、もう大昔なので全く覚えていないのである。
おそらく当時流行っていたアウトドア雑誌か何かで読んで、『これで旅したら楽しいだろうなあ』と様々な妄想を楽しんでいたのだろう。

***

午前中に即席のカヤック教室を終えると、一度家に帰ってお昼ご飯を食べる、ワンボックスカーにフジタカヌーを乗せ、妻と長男を連れて狩留家の海水浴場へと向かった。
午後からは、早速一人で海での漕ぎ練習を始めたという訳。
何せ、憧れのマイカヤックを手に入れたのだ。 もう漕ぎたくて仕方がないのである。

当時は、こんな格好で漕いでいた。
まだユニクロもなく、フリースや化繊のウエアは珍しくかつ高価だったので、今から考えるとトンデモナイ格好で漕いでいたものである。

下の写真は、1993年1月3日の音戸での初漕ぎの時に、長男を前に乗せての記念写真。

懐かしいなあ!

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カヤックを買ったショップで、技術を身につけるなら、最近島根にできた『カヌーの里おおち』のスクールに通うと良いよと教えられ、それからは年に何度もカヌーの里のスクールやツーリングに参加することに。
当時は著名人を呼んでの練習やキャンプツーリングなどが盛んに開催されていて、今は無きローリーイネステイラーさんに出会ったのもここでのイベントである。

キャンプした川原で、ビールを飲みながら、ローリーさんや梅田さん、堀田さんなどから、様々なお話を伺うことができたのは勉強にもなったし、とても良い想い出である。
また、江の川を下るツーリングでは、こんな激流を下る貴重な経験も積ませていただくことができた。


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その後、沖縄にはまって毎年漕ぎに行ったり、

インフレータブルカヤックを、スーパーカブ90に積んで、四万十川のキャンプツーリングを楽しんだり、

横浜単身赴任時代には、憧れのジョン・ダウドさんと漕ぐ機会をいただいたりもした。

この頃から内田隊長とのご縁に、徐々につながっていったのである。

***

その後も、リフレッシュ休暇を使ってミクロネシアに漕ぎに行ったり、

妻との旅行で訪れたスウェーデンのストックホルムでも、シーカヤックを漕いだり、

また、昨年が9年目となった、地元の島での『シーカヤック教室』を始めたり、

ご縁をいただき、カヌーワールドさんに、バタフライカヤックスのクルーソー460を使っての尺取り虫方式での瀬戸内横断旅の記事を書かせていただいたりもした。

他にも、書ききれないほどの海に関わる思い出が詰まっている。
ホクレア号とナイノア・トンプソン氏との想い出、

記念すべき伝説の第一次瀬戸内カヤック横断隊、

旅する櫂伝馬、家族での錦川や江の川&四万十川でのキャンプツーリング。
尺取り虫方式での瀬戸内横断〜日本海北上編、などなど。

改めて思い返すと本当に様々なことにチャレンジし、失敗して挫折した辛さに打ち拉がれることもあれば、時には叫びたいほどの達成感も味わい、カヤックとの運命の出会いによって、とても充実した24年間であった。

***

1992年にカヤックを始めて、今年の12月で25年目となる節目の年。
生涯不良のシーカヤッカーとして、今年はどんなテーマを設定して漕いで行こうかな。
本格始動する春に向けて、旅をプランニングする時間も楽しいひと時。

さて、今年はどんな旅を楽しもうか? 楽しみだ!

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瀬戸内シーカヤック日記: 2016年の〆は周防大島でカヤック&バイク堪能、キャンプツーリング

2016年12月30日 | 旅するシーカヤック
2016年12月29日(木) 休みに入ってすぐは風が強かったので、1日待ってのお出掛けとなった。

***

今年の漕ぎ納めになる今回は、もちろんキャンプツーリング。
シーカヤック旅の楽しみは、海を漕いだ後、浜で海を眺めながら飲むビール。
そして、夜には小さなランプの明かりを眺め、これまでの人生における様々な事を想い返しながら、独り静かに飲むお酒。 この時間が、なんともたまらないのである。

何と言ってもキャンプツーリングは、日帰りツーリングの10倍は楽しいのだ!

***

いつもの浜に到着。

前回は、早朝に到着したにも関わらず、おそらく前日夜から入っていたと思われる先客がいて、キャンプを諦めたお気に入りの場所。
少し風はあるものの、これならシーカヤックも楽しめそうだ。

今回もキャンプが目的なので、シーカヤックはお散歩程度。 ちょっとだけでも漕げればよいのである。

***

いつものアークティックウインドを手に、静かに沖へと漕ぎ出した。

30分ほど漕ぎ進むと、島はもう目の前。

この辺りで少し北風が強くなり始め、空気の温度も下がってきた。
少しだけだが雨も落ち始め、天候が変わる気配。

シーカヤッカーとして、何が大切かと聞かれたら、この微妙な天候変化の気配を感じる嗅覚であると答える。
これはまさに、空気感が変わった、これから荒れる気がする、という何とも説明し難い微妙なものなのだが、長年同じエリアを漕いでいるとこれが判るのである。
そしてこれは、何より大切な安全確保のための、これまでの様々な経験が教えてくれるアラームの一つなのだ。

***

『うん。 ここで引き返すとしよう』

Uターンすると、陸から吹いてくる風が徐々に強くなってきた。
手が冷えるので、コックピットに納めていた手袋を取り出し、装着。

今回も、漕ぎだすときにはそれほど寒くなかったのだが、途中で何かあった時にと手袋を準備していたのだ。
『備えよ!』
まさにシーカヤックツーリングでは、その時々で考えられるリスクを想定し、必要な装備を準備しておくことが大切なのである。

北風は強く、少し北西にバウを向けて漕ぎ進んでいるのだが、時折船体に当たって砕けた波しぶきが、顔にかかる。
向かい風に強いアークティックウインドであることに加え、白波が立つほどではないこれくらいのコンディションでは何の問題もなく、久しぶりのなんちゃって向かい波を楽しみながら漕ぎ進むことはできている。

エッチラオッチラと漕ぎ続け、岸に近づくと、オフショアの風なので徐々に波は穏やかになってきた。

岸ベタでは、いつもの穏やかな芸予諸島の海である。


***

シーカヤックを浜に引き上げると、持参した水で潮抜きをし、着替え、ロープを張って濡れ物を干す。

買い出しから戻ると、お昼ご飯の準備。

今日は寒いので、体が温まるピリ辛カップ麺と、おむすび、そしてビールで簡単に済ませる。

***


今日は晴れの予報なのだが、なぜだか雨が降っている。。。
お気に入りの東屋の下の陣取り、温かいウエアを着て、本を開く。

海を眺めながら、静かな読書の時間。

今回は、久しぶりに池波正太郎を引っ張り出してきた。
『うん、やっぱりこれは面白いなあ』

***


キャンプ旅の楽しみは、時事刻々と移り変わる海の景色。

降っていた雨も止み、青空が見えてきた。


***


午後4時を過ぎると、日が沈む前に晩御飯。 冬の晩御飯は、どうしても早めのスタートになる。

今日は、いつものお魚屋さんで買い込んできた刺身。
エビと、カワハギ。
キャンプの夜は、こうした地元の美味しい幸を楽しむことも大切な喜びの一つ。

エビはネットリと甘く、頭の部分の味噌も堪らない!
カワハギは、肝を少しつけて甘めの醤油でいただくと、これまた絶品!!!
『いやあ、これはビールが美味いなあ』


***

日が沈むと、カセットガスのストーブを点火し、暖をとる。

暮れ泥む瀬戸内の海を眺めながら、独り静かに過ごす浜辺。

***

ちゃんとしたシュラフに加え、持参した複数の毛布/ブランケットを敷いて掛けてと、これまでの冬のキャンプの経験を駆使した工夫で暖かく快適な夜。
周防大島のお気に入りの浜で過ごすキャンプの夜は、おかげでぐっすりと眠ることができ、たっぷり睡眠を確保することができた。

いつもより遅めにテントから這い出す。
ストーブに火を入れ、お湯を沸かしてコーヒーを淹れる。

***

朝食は、昨夜食べなかった一人用のすき焼き鍋。

うどんを入れて、冬のキャンプの朝ごはん。


***


テントを干している間に、テーブルやキッチン、そしてシュラフを片付け、車にパッキング。

テントを畳むと、自転車を車から降ろす。
今朝は、西の方に向かって走ってみようか。

多少のアップダウンはあるが、基本フラットで海沿いの快走路。

往復、約1時間の朝のお散歩ペダリングを楽しんだ。

先日のペダル交換や、チェーンと駆動系の清掃で、メカ部分のロスが減ってとても気持ち良く漕ぎ進むことができたことは驚きであった。
15年以上使っていても、手入れしてあげれば、こんなに長く快適に使うことができるんだなあ!

***

2016年の〆となった、周防大島キャンプツーリング。
カヤック&バイクを楽しみ、キャンプならではのゆったりとした時の流れの中で、瀬戸内らしい景色の移ろいを楽しみ、美味しい刺身でビールも堪能した。
『うん、これはなかなか良いキャンプ旅であった』

『さて、来年はどんな旅を楽しもうか?』

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瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPで行く、しまなみ海道岩城島・よし正宿泊で魚料理堪能ツーリング

2016年12月18日 | 旅するシーカヤック
2016年12月17日(土) この週末は、久しぶりにYB125SPでの宿泊付きツーリングへ。

先日バッテリーの充電を終え、切れたポジションランプも交換して、万全の体制のYB125SP。
土曜日は風も強い予報なので、早々にシーカヤックは諦め、しまなみ海道の岩城島にある『よし正』さんで魚料理を楽しむ旅に出掛けることにしたのである。

***

朝はゆっくりと準備をして、日が当たってきた頃からのんびりと出発。
キャブ車のYB125SPは、エンジンが温まるまでアクセルワークに対して少しグズル傾向があるので、余裕を持ってしっかりと暖機運転。

『ようし、そろそろ出発するとしようか!』

冬仕様になったバイクで、芸予諸島らし海沿いの景色が楽しめる道路を東へと向かう。

ウエアは、冬のシーカヤックキャンプで蓄積したノウハウをしっかりと活かし、決して格好良い格好良いわけではないが、完全防寒体制でバッチリである。
加えて、ハンドルカバーのおかげで、手も冷たくない。


***

尾道を経由して、向島へ。

岩子島の横を過ぎて、因島大橋へと向かう。

因島では、ちょうどお昼ご飯の時間である。

何度か訪れたことのある、『萬来軒』さんへ。

防寒対策はバッチリとはいえ、それでも冬のツーリングで冷えた体に、温かい中華そばが染み込んでいく。
『ごちそうさまでした』

***

因島の土生港から、フェリーで岩城島へ。

このフェリーに乗るのは、今回が初めてなのだ。
何度もこの辺りの海は漕いでいるのだが、生名島でキャンプしている時に岩城島へ行くときには、生名や弓削から出る高速船が便利なので、この航路を使う機会がなかったのである。
短い船旅ではあるが、いつもの海抜ゼロメートルからの視点とは違う景色を堪能する。

***

岩城に到着すると、積善山へ。

狭く曲がりくねった山道を、トコトコと走り、山頂へ。

ここからは、バイクを止めてこの急勾配の坂を徒歩で登っていく。

山頂には、展望台が。

***


ここからの景色は絶景。

冬の休日。 誰もいない積善山の山頂の絶景を独り占めである。

ここにはなんと無料の望遠鏡が備え付けられていた。

覗き込んでみると、

こんな感じ。

***

バイクでゆっくりと山道を下っていく。

途中で秋の名残を発見!

こんなところに、綺麗な紅葉が残っていたんだなあ!


***

麓まで下ると海!

やはり今日は風が強い。

『青いレモンの島』らしく、レモンもこの時期黄色ではあるが、そこらじゅうに成っている。

***

午後3時には『よし正』さんにチェックイン。
荷物を置いて、ウオーキングがてら、しばし島内を散策してみる。

ターミナルへ行き、

神社へ参拝。

旅の安全を祈願。

古い『のうきょう』の記載のある看板を発見。

かつては岩城村だったのだなあ。

よし正さんに戻り、お風呂でのんびりまったり。

***

午後6時から夕食。

まずはビールと刺身。

この刺身が絶品である。

メバルの煮付けとサザエ。

穴子の天ぷら。

これが、よし正オススメの日本酒にぴったりなのだ!


***

エビと牡蠣の封禄焼き。

そしてレモンポークの鍋。

いやあ、この肉はなんとも美味そうじゃないか。
そして、鍋では白菜の芯の細切りが、なんともシャキシャキと甘くて美味かった。
『ごちそうさまでした!』

今日の晩御飯は、なんと2時間かけて、ゆっくりといただくことができた。
食事の世話をしてくださる方が、17年前にご主人と一緒に東京から岩城に移住された方で、本業にされている農業の話や、岩城島に移住した後のエピソードなどを伺いながら、美味しい食事と旨い酒、そして楽しい会話の夕食タイム。
『今度は是非、奥様といらしてください』 『ええ、是非そうしますよ』

***

翌朝は、1Fの店舗で朝ごはん。
席に着くと、女将さんが出てこられ、『今ちょうど、噂をしていたところなんですよ』
みると奥には、昨夜の食事のお世話をしてくださった方が居られたので、おそらく、『生名島でキャンプして、シーカヤックで岩城島を一周する途中で、よし正にお昼ご飯を食べに来る人が、昨夜泊まられたんですよ』なんて話をされていたのであろう。

『そういえばお昼にシーカヤックで時々こられていましたよね』 『ええ、そうなんです。 ご無沙汰しています。 昨日は初めて泊まらせていただいて、ゆっくり食事を楽しむことができました』

***

朝食を終え、荷物を片付けると、支払いを済ませて出発。

少し冷え込んで入るが、今日も良い天気になりそうである。


***

お土産は、岩城のレモンと、妻に頼まれていた田村食品の芋菓子。


***

久しぶりとなったYB125SPでの、しまなみ海道一泊の旅。 お気に入りのよし正さんで、たっぷりと魚料理を堪能させていただいた。
やっぱりバイクの旅も良いものである。

生涯不良のシーカヤッカー。 さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 日曜の朝は休山一周サイクリング

2016年12月11日 | 旅するシーカヤック
2016年12月11日(日) 今朝は最近漕ぐ機会が増えてきた自転車で、朝のお散歩サイクリング。
ヘルメットをかぶり、グローブをはめ、ウエストバッグに貴重品一式を入れると家を出る。

日陰では少し寒いものの、日が当たれば暖かくて気持ちのよい冬の朝。

***

阿賀南の裏通りでは、こんなお店を発見。

昔の写真が沢山貼ってある。

これはなかなか興味深い、昔の阿賀の資料。

***

今日は、休山の麓に沿って、時計回りで一周する予定。

海沿いの道を、快適に漕ぎ進む。


***

音戸大橋に到着。

日曜日の朝とあってか、渡船乗り場は閑散としていた。

車とは違って、気になる場所や物があれば、気楽に立ち寄ってみることができるのは、自転車の良いところ。


***

宮原に入る前の、きつい登り坂を、ゼーゼー言いながら登り切り、造船所のエリアへ。
戦艦大和の碑。

呉湾と造船所。

先日観た『この世界の片隅に』では、呉の空襲の様子が描かれていたが、俺たちはそんな悲惨な経験をすることもなく、こんな静かな日曜日の朝を、当たり前のように迎えられていることに、ただただ感謝。
大和が建造されたドック跡。

他のドックには、自衛艦がメンテ中。

遠くには、呉の象徴である灰ヶ峰が。
この世界の片隅に、でも、灰ヶ峰が何度もスクリーンに登場していた。

***

呉越え峠を、エッチラオッチラと登っていく。

ここからは、灰ヶ峰が目の前である。

***

朝からお散歩サイクリングを楽しみ、気持ちの良い汗をかくことができた。

生涯不良のシーカヤッカー。 さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 師走の週末はメンテナンスの1日&地元ならでは宝剣特別純米生酒

2016年12月10日 | 旅するシーカヤック
2016年12月10日(土) 今日は、毎年恒例となっている地元の酒蔵、宝剣の特別純米生酒を受け取る日。
と言うわけで今日はシーカヤックは乗る予定もなく、宝剣での受け取り開始は9時からなので、朝は少し余裕がある。

***

車から自転車を下ろし、整備に取り掛かった。

チェーンが汚れて気になっていたので綺麗にすることに。

今回活躍するのが、パーツクールのチェーンクリーナー。
チェーンに取り付け、

洗浄液を入れてチェーンを回してやると、

こんなに汚れが落ちてくれるのである。

パーツクリーナーも使って、ギアの間に溜まった汚れを落とすツールも使い、日頃の汚れを綺麗にしていく。

『あー、すっきりさっぱり!』
なかなか綺麗になったじゃあないか。

仕上げにタイヤの空気圧調整。

このポンプも年季が入っているなあ。

試乗してみると、ギアチェンジがカシャカシャと気持ち良く決まる。
『うん、これはいいねえ』

***

宝剣酒造へ行くのは、ここ数年はバイクに決めている。
仁方の狭い裏通りに多くの車、そして人が集まるので、そこそこ渋滞するのである。

YB125SPに乗るのは久しぶりなので、バッテリーが心配だ。 ちょっとエンジンを掛けてみるか。
キーをONにして、セルスイッチを押すが、弱々しくセルモーターがうなるだけで、心配した通りエンジンが掛からない。

仕方なく押し掛けを何度か繰り返し、ようやくエンジンが始動した。
『いやあ、助かったあ』 しかしこれは後でなんとかしないといけないな。

***

無事に宝剣酒造へ到着。

行列ができていたが、それほど待つこともなく列は進んでいく。

瓶2本を受け取って家に戻ってきた。

今年も年末年始に、ゆっくりと楽しむことにしよう!

***

妻と買い物に出かけ、お昼ご飯も食べて帰ることに。

訪れたのは、久しぶりの訪問となる『峰』 広にある、庶民的なうどんの名店である。
俺はいつもの『かけうどん』 妻は『たまごうどん』

このかけうどんは、シンプルだが出汁と麺が美味しく、ここのうどんの美味しさがたっぷり楽しめるのである。
『ごちそうさまでした。 あー、美味かったあ!』

***

家に戻ると、YB125SPの切れていたポジションランプを交換。

ヘッドランプのカバーを外し、

買ってきたバルブを取り付ける。
ライトスイッチをポジションランプにすると、

無事点灯!

***

その後は、バッテリーを取り外し、これまた買ってきた充電器に接続。

バイクのバッテリーを家で充電するなんて、高校生の頃以来だな。
あの頃は、中古の2ストローク50ccエンジンのバイク、MB−5に乗ってツーリングに行っていたなあ。 懐かしい。

***

夕方は、年末に向けていつもの担当箇所であるトイレの大掃除を済ませ、今日はメンテナンス三昧の1日であった。

生涯不良の週末は、もう1日ある。 さて、明日はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 『この世界の片隅に』_映画の舞台となった呉の映画館、呉ポポロで監督舞台挨拶&サイン会

2016年12月08日 | 旅するシーカヤック
2016年12月08日(木) 今日は午後休にして家に戻り、昼過ぎには呉の映画館、呉ポポロへ。

今話題の映画、『この世界の片隅に』の監督挨拶&サイン会が、平日の今日開催されるのである。

***

さすがに今日はほぼ満員。

俺自身はこの映画のことを知らなかったのだが、先週妻と次男が見に行っており、特に映画好きな次男からはとても良い映画としてその評価を聞いていた。
その後、日曜日のラジオ番組で監督が電話出演されている話を聞き、今日開催される監督挨拶に合わせて観に行こうと決めたのである。

***

原作も読んでいなかった俺であるが、地元である広島や呉が舞台でもあり、主人公のすずさんの独特のキャラクターや、アニメーションで表現される地元呉の昔の風景や、戦争中の生活などに引き込まれ、シミジミ、じわじわと感動の映画!

エンドロールが終わった時、自然に拍手が起こったのも当然である。

***

映画が終わった後は、片渕監督の舞台挨拶。

企画スタート後は、6年にも亘る長い期間、そして数え切れないくらい何度も何度も呉に通われ、すずさん同様に外から来た人間ではあるが、それが実際に住んでみるとどんな感じなのかを知ることが重要であったとのこと。
また、長く通っているうちに、古い建物が少しづつ取り壊されていくことも、街の発展には必要だが、やはり寂しさも感じられていたということである。

決して派手でも饒舌でもないが、朴訥と、言葉を選びながら、自分の気持ちを伝えたいと話される監督の挨拶は素晴らしいものであった。
『広島を、そして呉を舞台に、こんな素晴らしい映画を創ってくださって、本当にありがとうございました』

***

その後は、パンフレットを購入してサインをしていただいた。

家に戻って、映画の余韻を楽しみながら飲むビールの美味いことよ!

パンフレットも読み応え十分なので、ビールを楽しみながら読ませていただくことにしよう。

今日も、素晴らしい映画に出会うことができて、至福の1日であった。
『ありがとう。 この世界の片隅に うちをみつけてくれて』

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瀬戸内シーカヤック日記: しまなみ海道カヤック&バイク、キャンプツーリング_哀愁の生名島訪問

2016年12月04日 | 旅するシーカヤック
2016年12月2日(土) 朝起きると、いつもの週末のルーチンワークである天気予報チェック。
『あ、これはキャンプに行けるんじゃないか!』
昨夜の予報では、日曜日は朝から雨となっていたが、最新の予報では昼前からの雨に変わっていた。

まだ寝ていた妻に、『ごめん、予報が変わったから予定を変えてキャンプに行ってくるよ』と告げる。

***

着替えを詰めて家を出発。 向かうは『しまなみ海道』
どこの浜にしようかと考えながら東に向かってクルマを走らせる。
『うん、最近封印していたが、あの島に久し振りに行ってみようか』
久し振りに訪れる島、なんだかドキドキするなあ。

***


『久しぶりだなあ』 今日はいつもの船ではなく、懐かしの青丸で生名島入り。

いつもの浜へ。 今日は風もなく、それほど冷え込んでもおらず、絶好の遊び日和。

これまで年に何度も眺めていたお気に入りの風景。

***

このキャンプ場の管理機関が変わるというのは聞いていたので、iphoneで調べて電話してみる。

『すみません。 キャンプ場なんですが、今日泊まれますか?』
『いいえ。 当日の予約はできないんですよ』
『。。。 あ、そうなんですか。 分かりました』

残念ながら、久し振りに訪れた生名島でキャンプはできないようである。

***

でもせっかくだから、海に漕ぎ出すことにした。

今日は、いつものパドリングパンツにブーツ、そして上は先日購入したワークマンの薄手の撥水ジャケットを試してみることに。

岩城島の造船所の近くまで漕ぎ、

平内島へ。

平内島の東岸を漕ぎ登って、亀島へ向かう。


***

亀島では、久し振りに訪れる龍神様にご挨拶。

帽子とサングラスを取り、手を合わせて海旅の安全を祈願。
この辺りは潮流が複雑で、あっちではこう流れていたのが、こっちでは全く逆の流れになった。
多くの島の間を流れる潮流の押し引きのバランスによって、とても複雑な潮流となるのである。

経験の少ない人にはお勧めできないが、いわゆる『海の道』を観察しながら漕ぎ進む練習をするには打って付けのエリアなのだ。

芸予ブルーの景色を楽しみながら、気持ちよいパドリング。

『さあ、そろそろ戻るとするか』

この辺りは、芸予諸島らしい箱庭のような美しい景色が楽しめるエリア。
お気に入りだったのだが、次に訪れるのはいつになるだろうか。。。

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カヤックを引き上げると、今度は自転車を下ろす。

近くで釣りをしていたおじさんが通りかかり、『お、カヤックの次は自転車か!』
『はい、ちょっと島を一周してきます』

このMTBは、今週ペダルを交換したばかり。

15年前に購入した時のまま、同じペダルを使い続けていたのだが、さすがにベアリングが痛んでいたようで、手で回してもクルクルと回らなかったのである。
と言う訳で、ペダルを交換しようかなと話していたら、妻がプレゼントしてあげる、というので新たなハーフクリップや交換用工具とともに新たに手に入れたのである。

安全性向上のため、こんなリアライトも取り付けた。


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生名島を時計回りで一周する。

ハーフクリップは、こんな感じ。

ペダルを変えた効果は驚くほどで、別の自転車になったかと思うくらい漕ぎが軽くなった。
劣化したペダルの軸受けのところで、かなりパワーをロスしていたようである。

空は青く、快適なサイクリング。

あちらこちらで秋を感じる、しまなみの休日。


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浜に戻ると、シーカヤックとMTBをカートップし、立石港へ。

『これまで10年ほど毎年何度も通ってキャンプし、一時期は勝手に『なんちゃって上島町観光大使を自認』してブログで情報発信させていただき、シーカヤックや自転車などなどでいろいろと楽しませてもらいました。 それらも全て良い想い出。 生名島、本当に今までどうもありがとう』

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車を走らせ、伯方島へ。

サイクリングターミナルで手続きをして、鶏小島キャンプ場へ。
今日は他にはお客さんがいないようで、このキャンプ場を独り占め。

テントを張り、キッチンをセットすると、少し遅めのお昼ご飯。

昼は軽めに、ビールとコロッケ、おむすび、味付け卵天。

絶景を眺めながら飲むビールは最高である。

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今日はもう予定がないので、あとはのんびりまったり。

次男がキャンプの時にでも、とプレゼントしてくれた獺祭を飲みながら、ラジオを聴き、本を開く。
船折瀬戸を行き交う船を眺める。

潮流に乗って下っていく船は軽快に、

逆潮を上っていく船は、重々しく進んでいく。

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上を見上げると、爽快な青空。

簡単なつまみを作って獺祭をゴクリ。


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日が陰ってくると、少し早めの夕食の準備。

今日のメインは、イベリコ豚のシャブシャブ。

これが、なんとも言えず脂が旨く、タマラない!
ビールをゴクリ。

船折瀬戸の夕暮れ。

綺麗な夕焼けを眺めながら、お湯割の焼酎をゴクリ。


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翌朝。

天気予報通り、まだ雨は降らないようだ。
テントから這い出すと、カセットガスのヒーターに点火。

『ああ、これはやっぱり暖かいなあ』

朝食は、冬のキャンプの定番、『だし道楽のアゴ出汁』を使ったうどん。

かき揚げを載せ、一味を振って、『ズルズル、ズルルー』 『ああ、美味い』
やっぱ、冬のキャンプの朝はこれやなあ。

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キャンプ道具を片付けると、しばし朝のお散歩ペダリング。

体も徐々に目をさます。


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家に戻る途中、竹原あたりから雨が降り始めた。 生名島でキャンプができなかったのは残念だったが、今回もなかなか充実した週末だったじゃあないか。
さて、来週はどこ行こう?

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