あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: ロードスターで1泊二日の雪道ドライブ_廃線まで49日となった三江線の旅も堪能

2018年02月11日 | 旅するシーカヤック
2018年2月10日(土) この週末は、妻と二人で山陰へのドライブ旅行。
泊まる宿だけは決めているが、どこに行くかは気分次第/天気次第の、いつもながらのフラリ風来坊の旅である。

朝食を摂ってから、ロードスターで家を出る。
呉は朝から雨である。

***

三次を過ぎ、道の駅でしばし休憩。
『3連休だけど、今は三次から浜原まではバスの代行らしいし、今日は雪で人も少ないかもしれないから、浜原まで行って乗れるようなら三江線に乗ってみようか』
俺は何度か『ダホンSpeedTRを使った輪行旅』で乗ったことがあるのだが、妻はまだ三江線に乗ったことがなかったので、廃線までに一度一緒に乗りに行こうと思っていたので丁度良い。

雪道を慎重に走り、浜原駅へ。

11時過ぎに到着。
次の石見川本行きは11時39分発なので、時間的にはピッタリである。
雪の中、何人か写真を撮っている方は居られたが、三次からの代行バスもまだ到着しておらず、さすがに今日は人も少ない。

『2両編成だし、これなら余裕で乗れるねえ』

***

反対側のホームに止まっている列車へと向かう。

まだ車内にはほとんど人は居らず、余裕で江の川の景色を眺めることができる位置の席を確保することができた。


***

『ありがとう三江線』の垂れ幕。

この地域は自動車社会だから、いずれこのような状況になるのは分かっていたはずではあるが、それでも本当に列車が動かなくなってしまうことは残念である。

三次から江津までの輪行旅には、本当にうってつけのルート/移動手段であったのだ。

***

代行バスが遅れたため、列車も定刻を少し遅れて出発した。

この地域には、カヌーの里があるので粕淵駅にはこんな絵も。

かつて、カヌーで川下りを楽しんだ景色を眺めながらの列車旅。

呉とはまったく違う、雪国らしい景色が広がる。

***

終点の石見川本駅に到着した。

表示を見ると、廃線まで残り49日だそうである。

『本当に後少しになってしまったのだなあ』

***

浜原に戻る列車は14時発なので、ここでお昼ご飯にすることに。

昭和の匂いが残る町を、雪で滑らないよう気をつけながら散策。

今日のお昼ご飯は、お好み焼きやさん。

『かんちゃん』
以前ここで食べたお好み焼きが美味しかったので、再訪したという訳。

俺は前回とは変えて、肉玉うどんにチャレンジ。 妻は定番の肉玉そば。

今日もシェアしていただいた。
いただいてみると、肉玉そばの方が美味しいようである。 『うん、次回はやはり定番の肉玉そばだな!』

***

駅前の休憩所で、サービスのエゴマ茶をいただき、駅へ。

この列車で、再び浜原駅まで戻ってきた。

***

54号線まで戻り、途中で給油して宿へと向かう。

ガソリンスタンドの周りは、こんな状態。
今年は本当に雪がお多いのだなあ。

ナビに従い、ちょっとドキドキするような狭い山道も経由して、無事に宿へと到着。
いやあ、ちゃんとした最新スタッドレスにしておいて、本当に良かった!

今日の宿は、奥出雲多根自然博物館。
ここは、全国唯一の泊まれる博物館なのである。

***

部屋に荷物を置くと、早速隣にある佐白温泉・長者の湯へ。
ゆっくりとアルカリ泉に浸かって、日頃の疲れを癒す。

部屋に戻ると、しばし休憩してから晩御飯。

今回は、ここの6Fの食堂でいただくようである。

まずはビールと酎ハイで乾杯!

雪景色を眺めながらビールを飲み、暖かい料理をいただく。
ビールの次には日本酒も。

地元のお酒、七冠馬。

***

食後は、ナイトミュージアムを楽しむ。

宿泊客だけが楽しめる、特別な時間。

化石に関心がある俺は、何度見ても楽しい時間。


その後は再び温泉を楽しみ、部屋に戻って日本酒をいただいた。
『おやすみなさい』

***

朝起きると、気温は-1℃でそれほど冷え込んではいないが、雪が降っている。
ネットをチェックしても、広島までの山越えは、結構道に雪がある模様。

本当は境港で買い出しをし、出雲そばも食べて帰りたかったのだが、早めに戻った方が良さそうだ。

***

朝食をいただくと、宿を辞して家路につく。
冬用タイヤ規制の出ている松江道を、スタッドレスを履いたロードスターで慎重に運転。

結構な雪であり、時には吹雪のような景色になるほどであった。

高速を降りて世羅あたりの一般道を走っていると、少し離れた場所で2台続けて路肩に突っ込んでおり、いずれもパトカーが来て対応していた。
2台目の方は少し離れた場所だったのだが、車がひっくり返っているようで、救急車や消防車も来ており、通行止になっていた。
仕方なく引き返し、ナビを頼りに初めての道を走って375号線まで戻ってきた。

『いやあ、冬の雪道は本当に慎重な運転をしないといけないなあ』と改めて認識。

***

今回は、廃線間近の三江線の旅も楽しむことができ、非日常的な雪景色の中をドライブし、ゆっくり温泉も楽しんでリフレッシュすることができた。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPのステップ交換

2018年02月03日 | 旅するシーカヤック
2018年2月3日(土) この冬は、本当に天候が不順である。
広島で、こんなに寒い日が続き、呉でも頻繁に雪がちらつく冬は初めてである。

地球は寒冷化に近づいているのではないだろうか。

***

今日はキャンプにもシーカヤックにも出かける気がしないので、朝からバイクのメンテナンス。
先週末に、YB125SPのステップのラバーが劣化しているのを見つけたので、ネットで部品を注文していたのである。

そのステップは、応急処置として割れたラバーをインシュロックで仮止めしていた。

インシュロックを外すと、こんな感じ。

薄皮一枚で、ようやく繋がっていた模様。

***

道具箱から工具を取り出し、交換準備。

インシュロックを切断し、ステップラバーを取り外す。

剥き出しになったステップを、初めて見た。


***

新品のステップの穴に、洗剤を混ぜた水を付け、ハンマーで叩いて押し込んでいく。

完成!

これで、またツーリングが楽しめそうである。

***

その後はウオーキングで汗を流し、10万キロを超えたアテンザワゴンのオイル交換に行き、妻と一緒に買い物を済ませ、夕方からは銭湯に行ってたっぷりとサウナで汗を流してスッキリ・サッパリ!

それにしても、早く穏やかな春が来ないかなあ。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、明日はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 炭焼_鳥平

2018年01月28日 | 旅するシーカヤック
2018年1月27日(土) 夕方、呉の町へ出る。

今日仕事になった妻と、久しぶりの町中での待ち合わせ。

***

予約しておいた焼き鳥屋さんへと歩いていく。

人通りの少ない土曜の呉の夜だが、それはそれで好もしい雰囲気。
今日のお店は、前から気になっていた焼き鳥屋、『鳥平』さん。

数日前に予約しておいたのである。

***

カウンターに座り、まずはビールと焼酎で乾杯!

お客さんが多いようで、基本的に予約で一杯のようである。

事前にお願いしておいてよかったなあ。

***

つくねから始まり、

生ビールの飲み終えると日本酒へ。

地元の千福の熱燗である。

***

箸休めには、美味しい漬物が嬉しい限り。

今日は、鳥平コースをお願いしたので、焼きたてで供される美味しい焼き鳥を順番に頂いていく。

一本一本、焼きたての熱々をいただくのが、なんとも美味しいことよ。


***

日本酒の利き酒セットがあるのを見つけ、お願いしてみた。

これはその時々でセット内容が変わるようだが、今日はなんと地元のお酒がズラリ。
『雨後の月』、『華鳩』、そして『宝剣』
これは最高に嬉しいな。
妻とシェアして美味しくいただいた。

妻によると、今日の新聞で、この3本の日本酒が地元で供されるという記事を読んでいたのだとか。

これはラッキーだったなあ。

***

『ごちそうさまでした』

妻と二人、美味しい焼き鳥とお酒をゆっくり楽しみ、家路についた。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 2018年初キャンプ_日帰りツーリング&真道山キャンプ場

2018年01月21日 | 旅するシーカヤック
2018年1月20日(土) 『明日は保険の更新でバイク屋さんに行かないといけないから、今日は近場で漕いでどっかでキャンプしてくるよ』

しまなみ海道方面へ行くことも考えていたのだが、この週末は久し振りに地元でのキャンプにトライしてみることにした。
最近は、焚き火禁止の浜も多く、営業していたキャンプ場が閉鎖になったりなど、シーカヤック漕いでテント泊するのもなかなか大変なので、地元のキャンプ場を試してみようというプラン。

***

いつもの浜に到着。

今日は気温もそれほど低くなく、風もなくて絶好のツーリング日和。

近くのキャンプ場に電話をしてみる。
『すみません、当日の予約ってできますか』 『はい、今日は大丈夫ですよ』
と言うことで、無事にキャンプ場も予約できた。

***

薄手の化繊アンダーウエアの上に直接ドライスーツを着て、ネックウオーマーとワッチキャップを被って、海へと漕ぎ出す。

今回は北上ルート。

まるで春を思わせるような快適なパドリング。
洞窟を潜り、

ヨットを眺め、

牡蠣筏を抜けて、まだまだ北上していく。


***

いつもなら、バウを左に向けて、この島を一周するルートなのだが、今回はこれまで足を伸ばしたことがなかったエリアを開拓。
海沿いに、牡蠣殻が山積みになっている場所を発見。

牡蠣殻の浄化作用であろうか、ここは海水の透明度がとても高い。

また、プランクトンも多いのだろうか、大量のクサフグに加え、大きなチヌも沢山見かけることができた。


***

さらに北上。

小さな砂浜に上陸してみる。

看板を見ると、ここは夏には海水浴場になるようだ。


***

ここからはUターン。

対岸に見えるタンク群。

沖野島に到着。

ここは、子供達が小さかった頃、時々訪れて遊具で遊んだり、卓球をしたりした想い出の場所。
少し手を止め、おやつの時間。

ポットの熱い紅茶を飲み、どら焼きを食べる。
この餡の美味しいこと!

しばし休憩し、再び漕ぎ出す。

出発した浜に到着し、道具を潮抜きして着替える。

***

キャンプ場に行き、手続きを済ませるとオートキャンプサイトにテントを張る。

割引券をもらい、温泉へ。

風呂から出ると、近くのスーパー、藤三でお昼ご飯と晩御飯、明日の朝ごはんを買い出してキャンプ場へ戻る。

***

2時過ぎに、少し遅めのお昼ご飯。

テーブルにキッチンをセットし、お湯を沸かしてカップ焼きそば。

まずはビールで独り乾杯!
『グビ、グビ、グビり。 プハーッ、美味い!!!』

***

食事を終えると、少し涼しくなってきたので、管理事務所で薪を買い、火を熾す。

マクラーレンのガタバウトチェアを引っ張り出し、火の前に座ってkindleを開く。

三国志。
これがなかなか面白くなってきたのである。


***

5時を過ぎると、夕食の準備。

藤三で、値引きされた食材をいろいろと仕入れてきた。

キャンプで独り食べるのなら、割引食材で十分である。

今日は、ニラと豆腐、様々な団子を使った簡単鍋。

***

食事を終えると、火の前に陣取り、日本酒をちびりちびりと飲りながら、メラメラと揺らめく炎を眺める至福の時間を楽しむ。

しばらくすると、近くのサイトでソロキャンプをされていた方が訪ねて来られた。
夕方話しかけられ、ちょっとだけお話させていただいていたのだが、以前は私のブログを読んでくださっていたとのこと。

その方が持参された美味しい焼酎をいただきながら、しばしの歓談。
ソロキャンプが基本の俺なので、キャンプの夜に人と一緒に飲んだり話をすることはほとんどないのだが、様々な話に花が咲き、久しぶりに楽しい時間を過ごさせていただいた。
『ありがとうございました』

***

翌朝は、晴れて放射冷却で冷え込んだ。

テントの表面にはうっすらと氷が張り、ベンチは霜で白くなっていた。
ヒーターで暖をとりながら、お湯を沸かし、冬のキャンプの朝食の定番、うどんを作る。

ネギと一味を入れ、あつあつのうどんを食べて体を温める。
『ごちそうさまでした』

***

今回は、ほぼ20年振りくらいに訪れた、懐かしい真道山キャンプ場でのテント泊も楽しむことができ、久々の焚き火も堪能した。
いやあ、またまた地元の遊びでの選択肢が増えたなあ。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 情島、小情島、鈴鹿島を巡る朝のお散歩ツーリング&『古澤巌 サン・ロレンツォを弾く』

2018年01月14日 | 旅するシーカヤック
2018年1月14日(日) 朝起きて朝食を摂ると、今日は少し早めに家を出る。
東に日が昇り始める中、海沿いの道を音戸へと向かう。

***

今日の午後には予定が入っているので、朝のお散歩ツーリングを楽しむ予定。

海辺の景色は好きなのだが、中でも朝や夕方の光を受ける芸予諸島の景色は特にお気に入り。

今朝も、気温は1°Cほど。

担いで運ぶシーカヤックの船底には、薄っすらと氷が張っていた。

***

準備ができると出発である。
今日は手袋を変えてみた。

前回坂の海を漕いだ時、やはり寒い朝で指先が痺れるように冷たかったので、家にあったスキー用の手袋を持ってきたのである。

これは、冬のバイクツーリング用に購入したのだが、結構厚みがありウインカー操作などが難しいのであまり使わなかったもの。
今回パドリングで使ってみると、スキーのストックを握るように形が作られていることもあり、パドルとの相性が良い。
指先も冷たくなく、これは有効活用できそうである。

***

他に誰もシーカヤッカーが居ない、静かな冬の朝の海を、静かにパドリング。

風もなく、海は穏やかで、お散歩にはぴったりのコンディション。

妻からもらった冬用のあったか下着の上にドライスーツなので、全く寒さもなく快適なパドリング。


***

漁船に気をつけながら、小情島へと向かう。

小情島から鈴鹿島へ。

鈴鹿島でUターンし、再び小情島へ。

今日は潮も大きくなく、まだ動き始めたばかりなので、あまり潮流の影響は感じられない。

今日は珍しくほとんど休憩もすることなく、冬の朝の爽快な空気の中、気持ち良く漕ぎを楽しんだ。

***

さて、午後は三原へ。
今日は、三原のポポロでコンサート。 『古澤巌 サン・ロレンツォを弾く』

***

昼前から、再びアテンザワゴンで妻と一緒に三原へ向かう。
『今日の昼ご飯は、新しい店を開拓したいなあ』
ということで、いろいろ探して決めたのがこのお店。

鳥そば なんきち

***

今回初めて訪問するお店である。

妻も俺も、白濁鳥そばを注文。

これまで見たことのないインパクトのあるラーメン。 『いただきます』
濃厚で深い味わいのあるスープ。
見た目ほどコッテリではなく、最後まで美味しくいただいた。
『ごちそうさまでした』
これは、いろいろな味を試してみたいお店だなあ。

***

少し時間があるので、海沿いに公園に立ち寄り、ちょっとだけ散策を楽しむ。

快晴ではないが、人気も少ない静かな海辺の公園でウオーキング。


***

そしてポポロへ。

『古澤巌 サン・ロレンツォを弾く』

今日の第1部は、
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003

休憩の後の第2部は、
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
俺の好きな曲である。

***

今回のコンサートでは、曲が始まる前に古澤さんが、学生時代の思い出や最近の話題、このバッハの曲についてなどなど、様々なお話をされていた。
指揮者や演奏家によって、全く喋らない人もあれば、今回のようにお話を伺うことができるコンサートもある。
俺は、お話が伺えるとその演奏のバックグラウンドにある経験や考え方などを知ることができるので、とても興味ふかくまた楽しみも一入である。

古澤さんは、今回のコンサートについて、『ヴァイオリン人生の中で、改めてバッハに向き合う良い機会となった』と話されていた。
またその直後には、『でも、本当なら普段から向き合っておけよってことだよね(笑)。 そうは言っても、追い詰められないとできないんだ(再び笑)』とも言われていた。

今回は、庄司紗矢香とも、前回ポポロで聴いた堀米ゆず子さんとも違う、古澤さん解釈のバッハを楽しませていただいた。

***

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: ロードスターで雪道ドライブ_たかみや湯の森&物産館みわ375

2018年01月13日 | 旅するシーカヤック
2018年1月13日(土) 朝起きるとマックで道路情報をチェック。
呉では降雪も積雪もないのだが、県北では雪が降り道路にも積雪がある状態。
どうせ海に出ることができないのなら、昨年末にロードスター用に初めて購入したスタッドレスタイヤの試走も兼ねてドライブに行ってみることにしようかな。

***

朝食を食べ、コーヒーを飲んで一息入れたら、妻とロードスターへ。
さすがにフロントガラスは凍っていたので、ペットボトルで持参した常温の水で氷を解かす。

しばらく暖機運転して、出発。

***

北上すると気温も-4°Cまで下がり、雪がちらつき始める。
三和のあたりまでくると、路面にも積雪が残っている。

ロードスターは軽量でかつFRなので、雪道では不利と言われるが、この新しいスタッドレスタイヤがどのような走りを見せてくれるのか、楽しみである。
路面はこんな感じ。


***

三和から峠を超えて甲立の高林坊へ。

ここまでの道で、結構な積雪路面が続いていたのだが、普通の速度で走っている分には全く不安を感じない。
タイヤが滑る感触もなく、ドライ路面と変わらない安心感と安定感。

さすがブリザックの最新VRX2である。

***

雪の高林坊は、とても良い雰囲気。

さすがにひと気もなく、雪の朝の静けさが沁み渡る。

春の桜、秋の紅葉も良いが、雪の高林坊も一入である。


***

再び雪道を走り、心配していた登りも難なくこなし、たかみや湯の森に到着。

さすがに人はいないのではと思っていたが、すでに数台の車が駐車していたのには驚いた。
JAF割引の料金を支払い、温泉へ。
『じゃあ、1時間くらいしたらここで待ち合わそうか』と、俺は男湯へ。

雪を眺めながらの露天風呂を楽しみ、サウナでたっぷりと汗を流し、休憩場で横になり一休み。
これを何度か繰り返す。

日頃の疲れがお湯に溶け出し、すっきりさっぱり!

お風呂から出ると、妻が買った川根の柚子しずくで喉を潤す。


***

再びロードスターに乗り込み、お昼ご飯を食べるために移動。

途中、普段あまり見ることのない雪景色を、クルマを停めて楽しんだ。

このモノクロームのなんとも言えない良い雰囲気を、スケッチできたらいいのになあ。

緩やかな流れの川面、雪の積もった川岸、雪化粧した森の木々。

いつもと違う雰囲気のドライブは楽しいなあ。

***

お昼ご飯は、物産館みわ375で。
妻は蕎麦を、俺はスタミナ豆腐ステーキ定食を注文。
この豆腐ステーキがお美味しいのである。

いつものように、妻とシェアして両方の味を楽しんだ。

『ごちそうさまでした!』

***

ロードスターでのスタッドレスタイヤは、俺にとって初めての経験であったが、その安心感と安定感には舌を巻いた。
もちろん、状況に応じた安全速度と急のつかない操作が基本ではあるが、FRのライトウエイトスポーツでも雪道ドライブも楽しいものだということを改めて実感。
これなら、冬の山陰ドライブも大丈夫そうだなあ。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、明日はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 2018年の初漕ぎは、懐かしい坂町の海をお散歩漕ぎ

2018年01月07日 | 旅するシーカヤック
2018年1月7日(日) 今日は晴れて風もない穏やかな予報であり、今年の初漕ぎの日に決定。
朝ごはんを食べ、コーヒーを飲みながらGoogleマップを見て、今朝はどこを漕ごうかと考えるのも楽しい時間である。

『うん、今回は普段あまり漕がないあそこに行ってみようか』

家を出るときに車の車外温度計をみると、0°Cであった。

これは、冬らしい朝のお散歩ツーリングが楽しめそうである。

***

車を走らせ、坂町の水尻海水浴場に到着。

外気温は、まだ1°Cである。
もちろん今日のウエアは、コーカタットのドライスーツ。

冬のツーリングといえば、これしかない定番である。
そしてパドルは、エルコヨーテさんのワークショップで自分で仕上げたウッドのナローブレード。

木のパドルでしか味わえない、なんとも絶妙なしなりのある柔らかい漕ぎ心地が手放せない一品。

***

準備をしていると、やはり体が芯から冷えるので、キャンプ道具の中にセットしておいた使い捨てカイロを取り出して装着。
ドライスーツの下には、これまた冬のキャンプ用に車内に常備してある、ゴアテックスアウターのダウンジャケットを着ることにした。
このウエアは25年位前に購入したもので、さすがに外観は草臥れているので街では着ることはできないのだが、まだまだ冬のキャンプの夜を過ごす時間には活躍している。
良いものを買うと、長く使えるものである!

***

防寒にバラクラバも装着し、準備完了。

グローブもはめて、冬の芸予諸島の海へと漕ぎだした。

北上していると、ようやく日が昇ってくる。

これで、少しは暖かくなるだろうか?

***

今日は坂町の海をお散歩。

この辺りには牡蠣屋さんも多く、牡蠣筏も点在している。

約30年前に結婚した直後は、この坂町にアパートを借りて住んでいたので、思い出の地。

そのアパートは、牡蠣屋さん(牡蠣を養殖し、牡蠣打ちして出荷される仕事)の2階にあったので、冬になると500円玉を握って1階に降り、打ち立て新鮮な牡蠣を格安で購入させていただいていたことを、懐かしく思い出す。

またその頃の坂町は、ショッピングセンターもコンビニもない、静かな漁村の雰囲気で、それが気に入って住むことを決めたのであった。
買い物は地元の農協のスーパーや路地裏にある小さな魚屋さんで済ませ、夏の夜には釣竿を持ってサンダル履きで近くの波止場に行き、夜釣りでメバルを釣っていたことも懐かしい。

瀬戸内の島の漁村によくあるように、その町並みは狭い路地が網の目のように張り巡らされたまるで迷路のような雰囲気。
そこを小さな子供が探検するように、休みの日には散策していたのも懐かしい思い出である。

今では埋立地に企業や様々な機関の建物が建ったり、コンビニやショッピングセンターなどができて、その町並みは一変している。
あの頃の静かな坂町に住んでいた想い出があることは、私にとってはとても貴重な財産の一つだと感じる。

***

穏やかな海を、行き交う漁船に気をつけながら、北上していく。

広島-呉道路のの坂大橋を超え、

今度は海田大橋方向へと漕ぎ進む。

今は上げ潮のはずだが、広島湾の奥だからか、それほど潮流は感じない。

少し奥まで進むと、公園の展望デッキがある。

釣りをしている人の邪魔にならないよう漕ぎ進み、

デッキのしたで、家から持参した熱い紅茶でしばし休憩タイム。

***

ここからUターンして、漕ぎ戻る。

すっきりとした晴れ間ではないが、それでも芸予ブルーの片鱗を覗かせる冬の海は、空気が澄んで漕いでいても心地よい。
着込んだダウンジャケットと冠ったバラクラバのおかげで、寒いどころか汗ばむパドリング。


***

金輪島が目の前に見える浜にシーカヤックを引き揚げ、しばし休憩することとした。

後ろにある牡蠣棚は、古そうなのでもう使われていないのかもしれないが、このように干潮時に棚が干あがる場所で養殖することで、環境変化に強い稚貝だけを選抜するのだと聞いたことがある。
今日のおやつは、呉名物の一つである『蜜饅頭』

温かいジャスミンティーとお饅頭で、ホッとするひととき。

***


再びシーカヤックに乗り込み、南下して出発した浜を目指す。

今日はほぼ2時間ほどの、朝のお散歩ツーリングを楽しんだ。

***

片付けていると、シーカヤックを積んだ車がやってきた。
見ると、カヤック仲間のUさんである。
これから島に漕ぎに行くところなのだが、国道を走っていると俺の車が見えたので寄って下さったとのこと。 嬉しい限り!

新年の挨拶を交わし、年末年始の連休のお互いの家族の過ごし方について四方山話。

『じゃあ、気をつけて初漕ぎを楽しんできてください』 『また、一緒にキャンプツーリングに行きましょう』

***

2018年の初漕ぎは、昔住んでいた懐かしい坂町の海を楽しむお散歩ツーリングとなった。
はてさて、今年はいったいどんな旅が待っているのだろうか? 楽しみだ!

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 2018年の旅の始まりは、青春18切符で奈良の寺と仏像で日本の歴史と仏教美術を堪能

2018年01月04日 | 旅するシーカヤック
2018年1月2日(火) 帰省してきた長男を含め、家族と元日を過ごした翌日の朝は、2018年最初の旅となる奈良へと出発。
とはいえ、今回は青春18切符を使った鈍行列車の独り旅である。
『じゃあ行ってくるよ』 『気を付けて』

今回も俺の好きな一人旅であるが、毎回気持ち良く送り出してくれる妻に感謝。
『俺が奈良をしっかり下見しておくから、次に一緒に行く時は、充実プランでガイドするよ』と、毎回心の中で手を合わせて呟いてはいるのである。

***

まだ外は暗い中、月の光に照らされながら、最寄りの駅へと歩いていく。

今回は、2泊3日の旅であるが、旅装はこんな感じ。

銀マットは、寒いJR駅のベンチ用。
寒い冬の朝に、ベンチにそのまま座るとお尻が冷たいのだが、このマット1枚あるだけで天国と地獄のような違いが生まれるのである。
何度も旅をした中で学んだ、ちょっとした工夫。

***

やってきた列車に乗って、東へと向かう長い旅が始まる。

今回の旅のお供はこの本。

奈良では、歴史のある寺を巡り、仏像を観察しようという今回の旅のテーマ。

***

糸崎駅で乗り換え、

待ち時間に、近くのコンビニで買ったあん饅と肉まんで朝食を済ませる。

芸予諸島の朝の景色を楽しみながらの列車旅。


***

何度も列車を乗り継いで、ようやく奈良駅に到着した。

駅を降りると徒歩で興福寺へと向かう。
猿沢池で、しばし休憩。

興福寺にお参りし、

俺の好きな国宝館へ。

この国宝館では、様々な仏像を拝見することができ、まさに至福のひと時を過ごす。
もちろん、阿修羅像は素晴らしいのだが、俺はそれ以外に好きな仏像がここには沢山あるので見処満載なのだ。

***

一度ホテルにチェックインしてから、今度は東大寺へ。

今回は、これまで行ったことがない二月堂を訪問するのが目的の一つ。
いよいよ二月堂へ。

床を見て驚いた。

長年多くの人が歩いた結果、硬い節目の部分はそのまま残り、柔らかい部分は削れて凸凹ができているのである。
『一体、何人の人がここを歩いて行ったのだろうか?』


***

二月堂を出て、路地裏散策。
沖縄でよく見るシーサーのような屋根の飾りを発見。

これも、魔除けの一つだろうか?
塀も、瓦が練りこんである珍しい構造。

門の隙間から差し込む夕日がなんとも妖しい光。


***

夕景の東大寺。

観光客の数も減り、若干静けさを取り戻して良い感じである。

そして、俺の大好きな金剛力士像。
開口の阿形像と、

口を結んだ吽形像。

俺はこれらの金剛力士像が好きなので、会社のデスクのモニター左右に小さなフィギィアを飾っているほどである。

ついでに書くと、ここ2ヶ月ほど前からは、会社のデスクの片隅に一輪挿しを活けている。
これが、ほぼ一週間周期で生け換えるのだが、この花を眺める時間が仕事中のひと時の癒し/気分転換になるので、本当に最近の俺のサラリーマン生活にとって大切な習慣になっているのである。

***

晩御飯は、偶然見つけた豆腐料理のお店へ。

セットがあるので注文してみた。

豆腐は好きな食材のひとつなので、これを食しながら飲むビールや日本酒も楽しみである。

『ごちそうさまでした』

***

暗くなったので、散歩がてら猿沢池のほとりを散策。

満月が東の山から昇り、良い雰囲気。
興福寺の五重塔も、ライトアップされていい感じである。

こんな夜景が楽しめるのも、奈良に泊っての旅の楽しみのひとつ。


***

翌朝は、少し早めにホテルを出て、JRと徒歩で法隆寺を目指す。
ホテルを出た時は雨が降っていたのだが、法隆寺に着く頃には雨も上がってきた。

ありがたいことである。

参拝の注意書きをみると、スケッチ禁止だとか。

水彩スケッチを始めて奈良でも描いてみたいと思っていたが、残念だが今回は諦めるしかないなあ。

***


それでも、拝観開始の8時にお寺に入ると、人の少なさもあり、その独特の雰囲気は朝の澄んだ空気の切れの良さもあってか至福のひと時。

雨で、空気が研ぎ澄まされたこともその要因のひとつだと思えば、少し濡れた早朝の出発も意味があったと思えるものだ。

様々な仏像を拝見し、

清らかで荘厳さすら感じる寺内を歩いて廻らせて頂く。
そして夢殿へ。


***

そしていよいよ、今回楽しみにしていた『中宮寺』さんへ。

ここでは半跏思惟の『菩薩半跏像』を拝見した。
今回の二泊三日の旅で多くの仏像を拝見したが、自分の中ではこの菩薩半跏像が最も印象に残ったのである。
そのなんとも言えない、アルカイックスマイルとも呼ばれる『微笑み』の姿にはなんとも言えず心が引き込まれ、いつまでも見ていたいと思わせる魅力的なものなのだ。

『うん、これは奈良まで来た甲斐があるというものだ』

***

その後は法隆寺の周りを散策し、

マンホールの蓋にも、斑鳩らしさを感じながらの歩き旅を楽しんだ。


***

バスと列車を乗り継いで、薬師寺へ。

法隆寺とは異なる雰囲気が、また面白い。

ここでは、せっかくなので30分法話を聴かせていただくことにした。

俺は知らなかったのだが、今回お話をしていただく大谷徹奘さんは、かの有名な高田好胤さんの弟子であり現在の薬師寺のトップで普段は日本中を説法して回っておられるとのこと。

***

伺ったお話はどれも大変心に残るものであった。

薬師寺は、墓を持たずお葬式にも関わらない寺である事、仏教を勉強する事が中心の寺であり中でも人間観察が重要な学びにつながるのだという事、などなど恥ずかしながらこれまで知らなかった事が多かった事を改めて認識させていただいた。
また特に般若心経の『観自在』とは、一般に解釈されているような『どのようなものでも自由自在に見ることができる』という意味ではなく、『自分の在り方を観る』と解すべきとの言葉は心に沁みた。

さらには、高田好胤さんが般若心経を分かり易く訳された、『かたよらない心。こだわらない心。とらわれない心。広く広く、もっと広く。これ般若心経、空の心なり』というお話も初めて伺うことができた。
これまでも会社での様々な研修を通じて、『人の心を変える事は出来ない。 変えられるのは自分だけ』という事は学び、可能な限り実践してきたつもりではあるが、改めて仏教でも同じ事が教えられている事を知る事ができた。

ただ俺の中では、『信念を持って物事に取り組むという事』と、今回教わった、『かたよらない心。こだわらない心。とらわれない心。』というものとの解釈とのギャップがもやもやしているのではあるのだが、これは誰かに聞いて教えていただくようなものではなく、今後生きていく中で、俺なりの答えを探していきたいと心底感じたのも事実。

それにしても、新年から良い説法を聴かせていただく機会をいただいたことに、ただただ感謝である。

***

再び徒歩で唐招提寺へ。

ここも空気感が違うとても気持ちの引き締まる寺院であった。

庭が美しく、

緑の苔が美しい参道に心を奪われる。

これまであまりゆっくりと巡ったことがなかった奈良であるが、今回の旅で見直した。

***

2018年1月4日(木) 朝起きると、まだ暗い中奈良駅へと向かう。

『ありがとう奈良。 初めてゆっくり回ったけど、本当に至福の旅だった。 また是非、今度は妻と一緒に散策しに来るよ!』

帰りのJRでは、スケッチブックを開いて、猿沢池のほとりで描いた想い出の水彩スケッチを見直した。

水彩スケッチをするには、1時間弱の時間を同じ景色をじっくり観察しながら、邪念もなく眺めた景色を描いていく時間が必要である。
こんな長い時間を、同じ場所で同じ景色を眺めながら過ごす機会はそんなにないので、とても良い旅の思い出にもなるし、ある意味では俺にとっての写経に変わる観自在の時間なのかもしれないなと感じている。

***

2018年の最初の旅は、日本の歴史を学び仏教美術を堪能する、とても有意義な旅となった。
俺にとっての人生の楽しみの一つは旅である。 そして、シーカヤックは目的ではなく旅の手段の一つ。
仕事でも、目的と手段を間違えるなというのは基本であるし、やっているうちに目的を忘れ、手段が目的化するということは往々にしてあるものだ。

今年も、シーカヤックでの海旅はもちろん、JRでの旅、バス旅、自転車旅、ロードスターでのオープンドライブの旅などなど、様々な旅をそれぞれ一生懸命楽しんでいきたいと思っている。
そして縁をいただけるのであれば、引き続きライフワークと思っている夏のシーカヤック教室も継続させていただけると、それはそれは嬉しいことである。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、この週末はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: ロードスターでオープンドライブ_初詣&御手洗で描き初め?

2018年01月01日 | 旅するシーカヤック
2018年1月1日(月) 年明け初日は晴れのドライブ日和。
朝食におせちと雑煮をいただき、コーヒーを飲んでゆっくりしてから、妻と二人でオープンドライブへ出発。

まずは地元の神社に行き、初詣。

今年1年の安全を祈願する。


***

安芸灘大橋を渡り、とびしま海道を快適なオープンドライブ。

大崎下島から岡村島に向かう途中で、こんな風景が。

これは、桜ではないだろうか?

***

岡村島では、『まるせきカフェ』さんが正月も営業しているという情報であったので、ランチに行ってみた。

しまのわスイーツプレートとパウンドケーキセットを、それぞれホットコーヒーとセットで注文。
まずは美味しそうなコーヒーが運ばれてきた。

やはり、家で飲むコーヒーとは全く違うなあ。 『うん、美味い』

そして、しまのわスイーツプレートとパウンドケーキセット。

地元の食材を使っているというパウンドケーキをいただき、アイスクリームを楽しみ、プリンはシェアしていただいた。
『ごちそうさまでした』

帰りには、お土産用のパンも購入して店を辞す。

***

再び大崎下島へと戻り、途中で『いしじ蜜柑』とレモンを購入。

ここの蜜柑が美味しいんだよなあ。


***

御手洗の丘の上にある公園へ。

ここからの眺めは、俺のお気に入りのスポットの一つ。

今日は、北側の景色をスケッチすることにした。

妻に待ってもらっている間、コンパクトにまとめた水彩スケッチセットで、お気に入りの風景を描いてみる。

相変わらず下手ではあるが、じっくりと景色を眺めながらスケッチする時間の、なんとも楽しいことよ。

あまりの下手さに恥ずかしいので、スケッチ中は妻には離れたところで待ってもらっていたが、『うん、完成したよ。 日が陰ると寒かったねえ。 じゃあ、そろそろ戻ろうか』
これが今年の俺の描き初めである。

帰りもロードスターの幌を開けて、冬のとびしま海道オープンドライブを堪能した。

***

夜は、帰省している長男も含め、家族四人で晩御飯と利き酒大会を楽しむ予定。

宝剣に獺祭、龍の尾、男自慢の原酒、獺祭、そして地元の『MIKADO LEMON』
『楽しみだなあ!』

***

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、明日はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: ウィルダネスシステムズ『ケープホーン』で今年最後のお散歩ツーリング&YB125SPで牡蠣買い出し

2017年12月30日 | 旅するシーカヤック
2017年12月30日(土) 昨日はどんよりと曇っていたのだが、今日は晴れて風は弱い予報。
昼からは、牡蠣を買い出しに行くというお使いがあるのだが、午前中は空いているので今年最後のお散歩ツーリングに出かけることにした。

***

クルマを走らせ、最初の候補地に行ってみると、少し風があってあまり楽しくなさそうな雰囲気。
『じゃあ』ということで、別のお気に入りの出艇地へと向かう。

今日のお供も、最近はいつも積みっぱなしにしている『ウィルダネスシステム』の『ケープホーン』
すごい特徴があるというシーカヤックではないのだが、ここ数年のお気に入り。

***

マルチチャインの船底を持ち、5mを切る扱い易いサイズのポリ艇である。
ラダーがあまり好きではない俺は取り外しているが、キールが効いているように見えるスタイルから受ける印象に比べて操作性が良いので、全く問題なく快適にツーリングを楽しめている。

ポリ艇なので重量は重いのだが、FRP艇と違ってあまりハンドリングに気を使わなくて良いので、荒れた浜からの出艇や上陸も心配ない。
またその重量もあって、空荷の日帰りツーリングでも船が沈むので安定性が高く、多少荒れてきても安心して漕ぎ進むことができるのもメリットの一つ。

20数年前に使っていた、ポリ艇のスペクトラムなどは剛性が低く、夏になると高い気温で艇がグニャリと曲がってしまっていたものだが、この艇ではそんなこともないのである。
多少スピードは遅いかもしれないが、レースに出る訳でも、人と競ってツーリングする訳でもない、ソロツーリングが基本の俺にはぴったりの艇なのだ。

***

今日は晴れの予報だが、朝はまだまだ雲も広がっており、少し暗めの冬のツーリングの雰囲気である。

それでも風もほとんどなく、今年最後のお散歩ツーリングは楽しめそうである。
パドルはお気に入りのアークティックウインド。

さすがに冬なので、グローブも準備する。
ウエアは、コーカタットのドライスーツ。

運転してきた服の上からドライスーツを着れば、冬の海に漕ぎ出せるのだから、こんなに便利で楽な装備はない。
少々費用はかさむが、その利便性と快適性を考えれば、リーズナブルなコストパフォーマンス。

***

お気に入りの海に漕ぎだす。

浜には他に誰もおらず、静かな芸予諸島の海を独り占め。
冬のツーリングのお供として、ポットにつめた熱いお茶は欠かせない。

俺は、象印のポットがお気に入り。
保温性が高く、かなり長時間温かいお茶が楽しめるのが最高である。

***

透明度の高い冬の海を、アークティックウインドで、のんびりまったり漕ぎ進む。

これで青空が広がれば最高なのだが、まあ文句は言うまい。
海鳥が集団で飛んでいく。

ロックガーデンぽいエリアも、良い雰囲気。

たっぷりと自然海岸が残るこの場所は、貴重なツーリングエリア。

海蝕洞も存在するのだ。

***

横島を眺めながら、南下していく。

いつものお気に入りの浜に上陸。

無人の静かな浜は、眺めも良くてお気に入り。

***

落ちている発泡スチロールに座り、ポットのお茶を飲み、持ってきたお菓子を食べる。

今年最後のシーカヤックツーリングも、またまた至福の一時である。

少し風が出はじめたので、そろそろ戻ることにしようか。


***

家に戻り、お昼ご飯を食べると、YB125SPでお使いに。

今日は、安芸津まで牡蠣を買い出しに行くのである。

大粒の剝き身が1kgで2,600円也。
『今日と明日の晩御飯が楽しみだなあ!』

***

2017年の漕ぎ納めも無事に済んだ。
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。 さて、来年はどんな旅をしようかな。
楽しみだ!

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瀬戸内シーカヤック日記: 青春18切符の旅で馬刺しとフク料理_熊本『黒亭』&『菅乃屋ホルモン』、下関『春帆楼茶寮』

2017年12月24日 | 旅するシーカヤック
この週末は、青春18切符を使ったJRでの独り旅。

朝起きると、着替えて荷物の最終チェックをしている間に妻がコーヒーをポットに詰めてくれる。
まだ5時前なのに、旅の準備を手伝ってくれる。 ありがたい事である。

『じゃあ、行ってくるよ』 『はい、気をつけて』

***

まだバスがない時間なので、駅まで歩く。

この暗くて閑散とした感じが、なんとも列車旅の気分を掻立てる。
青春18切符での旅のお供の一つが、この小さなバッグ。

妻が、尾道帆布で買ってプレゼントしてくれたものだが、自転車旅にも便利な事に加え、前の透明なビニールの部分に切符を入れると、改札通過時にそのまま駅員さんに見せる事ができるという優れもの。
これは携帯やスマホ利用を想定された構造だと思うのだが、そのサイズが青春18切符になんともピッタリなのである。
以前の旅で、これを発見した時には大喜びしたものだ。
こんなちょっとした工夫が、旅の準備の楽しみの一つ。

***

呉線から山陽本線経由で岩国まで。
ここは何度も乗っているので、Kindleで本を読む。 まだ残っている、『宮本武蔵』
今回読んでいると、ちょうど面白い記載を見つけた。

以下、引用。
『子どもの頃は誰でも画を描く。 画を描くのは、歌を歌うも同じだ。 それが大人になると極ってみな描けなくなる。 生半可な知恵や目が邪げるからである。』
引用終わり。
偶然訪れたヴラマンク展で心に火を点けられ、なんちゃって水彩スケッチを始めたばかりの俺には、絶好のタイミングでの頷くだけの文章であった。

***

海沿いを走る列車の中で、朝日を観る。

岩国で乗り換えて、下関へ。

ここからも長い行程。

景色を眺め、本を読み、家から持参したコーヒーを飲んでパンを食べながらの、のんびりまったり旅。

***

下関から門司へ。

門司からは鹿児島本線で大牟田まで。

大牟田で乗り換え、

2時半過ぎに、熊本に到着した!

『ああ、長かったなあ』

***

まず最初は、熊本ラーメン。
前から気になっていた、『黒亭』さんへと向かう。

駅から歩いて10分はかからない。
午後3時前ということで、行列もできておらず、店内にもお客さんは数名程度。

メニューを開き、定番らしい『玉子入りラーメン』をお願いした。

生玉子の黄身が二つ載っているのが、良いアクセント。
『いただきます!』 お昼は列車内でパンを齧って軽くに済ませておいたので、少し遅めのお昼ご飯である。
へえ、これが噂の熊本ラーメンか。 ズルズル、ゴクリ。 『ご馳走様でした』

***

今日の宿は、旅の定番『東横INN』

駅前で、至極便利なロケーション。 眺めも良い。

***

夕食までしばし時間があるので、熊本城を散策してみることに。
まずは加藤清正像。

熊本といえば加藤清正というのは、以前読んだ野田知佑さんの著書で何度か読んでいた。
今日は晴れて、青空にお城が映える。

が、少し横を見ると。。。

石垣が大きく崩れており、言葉を失う。

『こんな風になっていたのか。。。』
テレビのニュースでは知っていたが、現地で自分の目で見ると、そのインパクトは全く違うことに改めて驚いた。

***

城内には入れないので、周りを一周。

今でこそ大型クレーンや金属製の足場もあるが、昔はどうやって城を築いていたのだろうか。

加藤清正神社へも参拝。

旅の安全を祈願した。


***

石垣復旧工事の手順も書いてある。

解体する前に、それぞれの石の配置を記録し、番号も付けておくのだそうである。
それをまた同じ場所に戻すのだとか。。。
気が遠くなるような、緻密で粘り強い作業が求められるのだなあ。

***

今回の旅の目的は、熊本の馬刺し料理を楽しむこと。
お店は、『菅乃屋ホルモン』

18時の開店と同時にお店に入り、カウンターへ。

まずは熊本ビールで、独り乾杯!

『グビ、グビ、グビリ』 『プハーッ、美味い』
飲んでいると、列車での長旅で体が少し揺れているようだ。

***

レバー刺し、

上馬刺し、

辛子レンコン。

『うん、やっぱり馬刺しは美味しいな。 レバーも最高!』
ビールを飲み、焼酎を飲み、馬刺しを食べる。
上馬刺しを食べ終えると、地元では定番という『赤身刺し』もいただいた。
『ごちそうさまでした』 満足、満足。

***

翌朝は、6時半前の列車で熊本を出る。

北上していると、徐々に外は明るくなってきた。

今日も、列車内で朝日を拝む。

『うん、良い休日じゃあないか』

***

11時前には下関に到着。
今日のお昼ご飯は、春帆楼茶寮。

広島の春帆楼が閉店したので、今回途中で立ち寄ってみることにしたのである。
ここは、大丸の上階にあるので、駅からのアクセスも最高に便利。
注文はもちろん、『茶寮ふく御膳』

ふく刺しをいただきながら、

珍しい『冷ひれ酒』をいただいた。
ひれ酒といえば、お燗をイメージするが、この冷ひれ酒もしっかりと香ばしい香りがあり、驚きの飲み口。
『うん、これは旨い』

旨い酒を飲みながら、美味しいふく料理をいただき、至福の一時。

冷ひれ酒のあとは、定番のひれ酒もいただいた。
『ごちそうさまでした!』

***

熊本ラーメンに始まり、馬刺しを堪能し、下関ではふく料理をいただいた。
満足満足。

今回のチケット代だけで、青春18切符の費用は十分ペイできたなあ。
残り3回分をどう使うか、考えるだけでも楽しいものである。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: ロードスターでオープンドライブ、一泊二日の温泉宿でのんびりまったり旅_俵山温泉

2017年12月17日 | 旅するシーカヤック
2017年12月16日(土) この週末は、お気に入りの温泉宿、俵山温泉の『たまや旅館』さんに泊まりに行く予定。
出発直前まで、青春18切符を使ってJRとバスで行くか、スタッドレスを履いたロードスターで行くか考えていたのだが、今回はロードスターで行くことに決定。

ニットのワッチ帽をかぶり、指先が出る手袋をはめてドライバーズシートに座る。
クラッチを切ったままスタータースイッチをONにしてエンジンを始動。
ロードスターの幌を開け、しばらく暖気した後に、朝5時には家を出た。

***

まだ外は真っ暗であるが、ヒーターが効き始めると、開放的かつ寒さとは無縁のホカホカ快適なドライブ空間になるのである。


***

山口に入ると、いつものお店に立ち寄り、お気に入りのお酒を買い込む。

今回は、年末年始用の日本酒の買い出しも兼ねた旅なのである。
途中の道の駅では、家から持参した高級みかん『いしじみかん』を食べ、しばし休憩。

また、別の日本酒も購入。

これは、日々の晩酌が楽しみになるなあ!

***

雨が降り始めたので幌を閉め、俵山温泉へと向かう。
残念ながら、この雨ではスケッチができないなあ。

でも走っていると、気になるスポットを発見。

安徳天皇西市御陵墓、だそうである。
独特の空気感のある景色に心が惹かれ、今回はここを水彩スケッチの素材とさせていただくことに。
雨なのでここではかけないため、初めてとなる写真でのスケッチにトライすることにした。

ということで、何枚か写真と撮らせていただき、また何度も眺めて目に焼き付ける。
はてさて、ド素人が写真でスケッチとは。 どうなることやら?

***

12時に『たまや』さんに到着。
荷物を預け、宿泊者用の入浴チケットを購入し、温泉へ。
『じゃあ、また2時頃戻ってきます』

俺は白猿の湯が好きなので、まずはそちらへ。

ゆっくりと温泉につかり、日頃の疲れをヌルヌルの肌触りの良いお湯に溶かしていく。
お風呂から上がると、少し遅めのお昼ご飯。

もちろんビールも頂いた。

『グビリ、グビグビ』 『プハーッ、美味い!』

***

宿に戻ると、水彩セットを取り出し、カメラとiPhoneを取り出し、スケッチ開始。

雨の降る休日に、静かな温泉宿で、さっき見てきた印象的な風景を水彩スケッチすることの楽しさとは、なんという贅沢な時間であろうか。
ペンでスケッチした後は、透明水彩絵の具を使って彩色していく。

今回は、これまでとは違うトーンにトライしてみた。

『いやあ、これは本当に楽しいな』

***

俺は写真の基本も知らないし、使っているのは普通の防水デジカメ。
ましてや水彩画なんて習ったこともなく、ヴラマンク展を観て俺も描いてみたいと思い、なんの知識もなく心がムズムズするのに素直に従って恥ずかしながら描き始めたのだが、ここ3回ほど実際に水彩スケッチしてみて感じたことがある
写真は、『お気に入りの瞬間を切り取って記録に残す手段』 そして水彩スケッチは、『お気に入りの空間や景色を、心で思い描いているイメージで記録する手段』

景色をカメラで撮る場合、いくらお気に入りの場所でも、光の状態や明るさなどの条件によって全く撮影する気にならない場合も多い、まさに瞬間瞬間が勝負の微分的作業である。
対して水彩スケッチの場合は、自分が包まれている空間の雰囲気を、下手なら下手なりの自分のフィルターを通して見て、その上で心が描いてみたいようにそのままを描く、時間軸はあまり重要ではない積分的な作業のような気がしている。

同じ風景を切り取る手段ではあるのだが、俺には正反対の手段のように感じられ、それがまた面白いのである。
そして最近は、景色を眺めるときに『この眺めをスケッチするとしたら、どんな風に描くだろうか?』と思いながら景色を観ている自分があるのである。

50代も半ばになろうとする自分の中で、何かが変わりつつあることを感じるひと時。

***

スケッチを終えると、しばし休憩して再びお風呂へ。
今回は町の湯。

風呂から戻り、しばし布団で横になってのんびりした後は、Kindleで本を読む。
ここのところはまっている、『宮本武蔵』
これが後半の佳境に入ってきて、なんとも面白いのである。

***

午後6時からは夕食。
これが、たまや旅館さんの楽しみの一つ。

もちろん、生ビールもお願いしておいた。
『いただきます!』

刺身も美味いし、煮物も旨い。
ビールをグビリ、美味しい料理をパクリ。
『すみません。 日本酒もお願いします。 お燗で』

お酒には、魚のヒレを入れて楽しんでみた。
鍋は、クタクタになった白菜のなんとも美味しいことよ!

『ごちそうさまでした』

少し休憩し、再びお風呂へ。

夜の鄙びた温泉街は、なんとも言えない風情がある。

年末も近いので、イルミネーションも。

風呂から戻ると、今夜のお供は『東洋美人』 夜のお供には、最高のネーミングのお酒である。

酔うほどの美人を、独り手酌でチビリチビリといただいた。

温泉に入って日頃の疲れを癒し、通い慣れたお気に入りの温泉宿で水彩スケッチを楽しみ、本を読み、音楽を聴き、そして美味しい料理と酒を楽しむ。
人生において、これ以上の贅沢があるだろうか?
『至福のひと時』

***

朝起きると、外は雪。

今年初めてスタッドレスタイヤを買ったのだが、準備しておいてよかったなあ。
まずは朝風呂。

白猿の湯で、雪景色を眺めながら、朝風呂を楽しんだ。

***


8時からは朝ごはん。

『たまや』さんの朝ごはんが、これまた充実しており、美味しいのである。
普段はあまりごはんを食べない俺も、ここではさすがにおかわりをいただいた。


***

昨日写真を撮った、安徳天皇西市御陵墓も雪景色。

スタッドレスタイヤを履いたロードスターで、注意しながらの帰路である。


***

今年も残りはあと僅か。
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPでのんびり地元を楽しむお散歩ツーリング

2017年12月10日 | 旅するシーカヤック
2017年12月10日(日) 今日は久しぶりに愛車、YB125SPを引っ張り出してきて、地元をトコトコとお散歩ツーリング。

バッテリーは時々充電しているので、久しぶりのエンジン始動だが、一発でバッチリかかった。
防寒対策をしっかりとし、始業点検してしばし暖機運転してからの出発である。

***

風が強く白波も立ち始めている海沿いの道を走り、今日は音戸へ。

音戸大橋が見える高台にバイクを停め、荷物を引っ張り出して少し離れた場所に移動。
『うん、このあたりでいいかな?』
地面に直接座ると冷たいので、バイクのリアボックスにいつも載せているマットを敷く。
そして荷物を取り出した。

今日は曇り空で少し寒いため、あまりバイクで遠出はせず、地元の景色の良い場所で水彩スケッチという趣向。
帽子をかぶり、指先が出る手袋をはめて、まずはポットに淹れてきた熱いコーヒーで体を温める。

***

コンパクトな水彩セットを取り出し、まずは大まかなスケッチ。
再びコーヒーを飲んでから、水筆で絵の具を溶いて塗り始める。

数十年ぶりにトライしてみた前回のL&Lから、構図や塗り方を工夫しながら塗り進める。
誰も来ない静かで長めの良い場所で、独り静かに水彩スケッチ。

***

時折筆を止め、乾くのを待つ間、持参したお菓子を取り出し、コーヒーを飲んでしばし休憩。

さて、そろそろ音戸大橋を書いてみようかな。
背景から書き始め、ようやくメインの赤が印象的な橋を描く。

『うん、今日はこれで完成にしようか』

絵なんて習ったこともなく、完全自己流で下手下手なのだが、シーカヤックツーリングや自転車旅などと同様、自分が充実した時間を過ごすための手段の一つなので、楽しければそれで良いのである。

『いやあ、昨日はたこつぼさんで美味しいひつむしをいただいたし、家の洗面所とトイレの床と壁のプチリフォームも自分達でおこなって住環境をリフレッシュした。
今日は今日で、バイクに乗り、お気に入りの風景を水彩スケッチ。
シーカヤックを漕ぎ出さない週末にしては、なかなか楽しく充実した時間であったなあ』

***

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 広島の『たこつぼ』で『あなごとうなぎのひつむし』&毎年恒例となった『宝剣』

2017年12月09日 | 旅するシーカヤック
2017年12月9日(土) 今日は広島に妻と買い物に出掛けた。
楽しみは、お昼ご飯。 前から気になっていたお店、『たこつぼ』さんを初訪問なのである。

***

ロードスターの幌を開け、海沿いの道を快適なドライブ。
デパートや服屋さんをめぐり、リーズナブルな買い物を楽しむ。

12時になると、いよいよ『たこつぼ』さんへ。

引き戸を開け、お店に入ると、俺たちが今日最初の客のようである。

カウンターに座り、『うなぎとあなごのひつむしを一つづつお願いします』

***

お店の中は、隅々まで磨き上げられており、とても気持ちが良い。

『これは期待できそうだなあ』
お茶を出された時に、『おでんもありますよ』と声をかけていただいた。

みると、お店の隅の方から、ほかほかと湯気が上がっている。
『じゃあ、えびだんごと肉入りがんも、そして豆腐をいただけますか』

***

そして出てきたのが、これ!

『おお、これは美味そうだ』
クルマで来たのでお酒が飲めないのは残念だが、それでも次回の楽しみができたと思えば良いのである。
妻とシェアし、カラシを付けていただいた。
『うん、これは旨いねえ』

***

そしていよいよ、ひつむし。

刻み海苔がたっぷりと掛けられ、美味しそうな香りが漂う。
『いただきます』

これまた妻とシェアして、うなぎとあなごの違いを楽しむ。
アサリの赤出汁もたっぷりで食べ応えがある。
見た目も美しい煮物も、これまた絶品。

聞いてみると、夜のコースは1万5千円からだそうだ。
これは是非、お酒を飲みながらゆっくりと食事を楽しみたいものである。

『ごちそうさまでした。 美味しかったです』

***

呉に戻ると、仁方に立ち寄り、毎年恒例となった宝剣のお酒を受け取った。

今年は、酒粕も買ってみたので、今日の夜の粕鍋が楽しみである。

***

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、明日はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 初冬の周防大島で カヤック&ペインティング? のキャンプツーリング & 矢沢永吉コンサート

2017年12月03日 | 旅するシーカヤック
2017年12月2日(土) この週末は、久しぶりに高気圧に覆われて晴天の予報。
土曜の朝は5時には目を覚まし、コーヒーを飲みながら天気予報をチェックして、最終的な目的地を決める。

島根半島もプランには入れていたのだが、残念ながら風がある予報なので諦め、当分訪れていなかった周防大島に決定!

***

『じゃあ行ってくるよ。 今日は周防大島に決めた』
昨日の夜にほぼ準備は終わっていたので、すぐに車に乗って西へと向かう。

いつもの浜に到着すると、まずはテントを張り、着替えて出発準備は完了である。

高気圧が近づく過程でいつも吹く風のような東風が少しあるが、コースタルツーリングは楽しめそうである。

まずは、西に向かって岸沿いを漕ぎ進む。

12月に入ったということで、今日はこのシーズン初となるドライスーツを引っ張り出してきた。
運転してきたジャージの上に着るだけなので、準備も簡単で快適である。

***

久しぶりとなる周防大島の海を、手に馴染んだアークティックウインドで、朝のお散歩ツーリング。

岬を回り込むと、洞窟のある岩が見えてきた。

満潮の高潮なら、洞窟をシーカヤックで潜り抜けられるのだが、今日は無理なようである。


***

その後も、久しぶりのパドリングの感触を楽しみながら、湾内をグルリと漕ぎ進む。

『空は青いし、海は澄んで、やっぱシーカヤックは気持ちええなあ!』

しばらく漕ぐと、Uターンして今度は立岩へ。

岩の途中に、綺麗な紅葉が!

なんだか幻想的な雰囲気すら漂う、晩秋から初冬の立岩の景観を堪能した。

***


スタート地点に戻り、シーカヤックを引き上げ、潮抜きして干す。
パドルフロートやビルジポンプ、スプレースカートなども水洗いし、日に当てて乾かすことに。

地面には、フカフカの落ち葉が敷き詰められているので、ドライスーツは拡げて干してみた。


***

コンビニで買ってきたカップラーメンでお昼ご飯を済ませると、ここからが今日のお楽しみ。

実は先日、コンパクトな水彩セットを購入したのである。

先週妻と訪れたヴラマンク展を見た時に、画に関する様々な伝統や技法を受け入れず、ほとんど独学で自由に描いたというそのダイナミックな風景画に非常に感銘を受けた。

なぜかその時、『ああ、俺もこんな風に自由な風景画を描いてみたいなあ』と思ったのである。

そして数日後、Amazonから荷物が届く。

『今度は何を買うたん?』 『うん。。。 え。。。 まあ。。。 ちょっとね』

箱を開けると、中からコンパクトな水彩セットと小さなスケッチブック。

『あんた、分かりやすいねえ』と妻は笑う。 『うん、まあええじゃん。 下手なのは分かっとるけど、人に見せるわけじゃないし、まあ描いてみたいと思うたんじゃけえ、ちょっと試してみたいんよ』と、俺も嬉し恥ずかし苦笑い。

***

という訳で、今日がそのセットのデビューの日なのである。

しかも今日の空は晴れて、キャンプ地からの芸予諸島の眺めは最高。
だから今日は、いつもの『カヤック&バイク』ならぬ、『カヤック&ペインティング』

絵を描くなんて、高校生の美術の時間以来である。
数十年ぶりなので、どうしたら良いのか戸惑いながらも、心はワクワクドキドキ。

***

初めて使う、透明水彩絵の具と水筆。

描き始めると、もちろん思ったような構図や色にはならないのだが、複数の色を混ぜてイメージに近い色を作ってみたり、筆のタッチを変えてどのようになるのか試してみたり、とても楽しい時間。
コンパクトな防水デジカメで、お気に入りの風景を一瞬で切り取るのも好きなのだが、このようにまじまじと景色を眺め、自分の手で時間をかけて描いていくことの楽しさを、ジワジワと味わっていく。

『うーん、今日はこれで完成かな』
筆を洗い、パレットを綺麗にし、絵が乾くと日付と場所を記入してみた。

『いやあ、絵を描くってこんなに楽しいものなんだなあ』
まあ、絵が描きたくなったからといって、いきなり数十年ぶりの水彩画を臆面もなく描いてみようという自分自信を笑うしかないのではあるが、それでも心のそこからジワジワと沁み出てきた衝動は抑えきれない。

もちろん人様に見せられるようなものではないけれど、シーカヤック歴25年にして、海旅の新たな楽しみを見つけることができたのは、嬉しい限りである。
『あそこの浜も描いてみたいし、あっちの海も描いてみたいものだなあ』
一人、密かに妄想を膨らませる。

***

一休みすると、ビールを飲みながら読書の時間。

とはいえ、本を開くのではなく、Kindleである。
今日は、先日から読み始めた『宮本武蔵』の続き。 これがまた面白いのである。

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夕方が近づくと、晩御飯の準備。

まずは、高森牛の焼肉。
『おお、これは美味いなあ』 そして、ビールをグビリ!

綺麗な景色を眺めながら、再びグビリ。


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日が沈む頃には、おでんと日本酒。

お酒は、雁木の『みずのわ』

黄金色に輝く芸予諸島の海と空は、なんとも言えない美しさである。


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夜はそれほど冷え込むこともなく、快適に熟睡することができた。
眼が覚めると、いつものようにお湯を沸かし、コーヒーを淹れて、まだ暗い景色を眺めながら、朝のキリリと引き締まった空気と時間を楽しむ。
ラジオをチューニングしていると、沖縄の音楽が流れてきた。

まさかと思って聞いていると、『エイト・シックス・フォー レディオ オキナワ』というジングルが!
864kHzの『ラジオ沖縄である』
まさか、周防大島で沖縄からの放送が聞こえるとは、なんとも驚きであった。

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朝食は、もはや呉名物となった『だし道楽』のアゴ出しを使ったうどん。

ギョロッケとともに、ネギもたっぷり載せてみた。
冬の寒いキャンプの朝には、うどんが最高の楽しみの一つ。

徐々に明るくなる東の空。

日の出も間も無くである。


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海を眺め、コーヒーを飲み、のんびりまったり島の朝の時間を堪能した。
『じゃあ、そろそろ帰るとするか』

今日は、夕方から予定があるので、いつもより早めの撤収である。

今回は、カヤック&ペインティングという新たな楽しみを見つけることができた、記念すべきツーリングとなった。

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帰りのクルマでは、最近お気に入りの『欅坂46』
以下、エキセントリックより。

もう、そういうのうんざりなんだよ
(中略)
世間の声に耳を塞いで
生きたいように生きるしかない
だから僕は一人で
心閉ざして交わらないんだ

I am eccentric 変わり者でいい
理解されない方が よっぽど楽だと思ったんだ

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夕方からは、妻と一緒に呉にお出かけ。
今日は、楽しみにしていた 矢沢永吉のコンサートの日。 『TRAVELING BUS 2017』

2年前に、初めて呉にやって来てくれた矢沢永吉。

再び呉にやって来たのは『縁』なのだそうである。

リハーサルが嫌いで、プラモデルを作るように一つ一つコツコツと積み上げていくのが苦手で、できることならいきなり完成品が欲しいという永ちゃん。

広島を出て関東に行った時、早く東京弁で喋れるようになりたいと努力したが、イントネーションが違うのですぐに諦め、広島弁でいくと決めた永ちゃん。

朝はスターバックスで濃いめのコーヒーを飲んで一日が始まるという永ちゃん。

そして何より声が素晴らしく、歌が上手で、聞き惚れるようなバラードが心を打つ永ちゃんのコンサートは、本当に最高であった。
帰りには妻と二人、『やっぱり来て良かったね』

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今週も、カヤック漕いで、風景画を描いて、キャンプして、矢沢永吉のプロフェッショナルな最高のコンサートを堪能させていただいた。
人生には辛いことや悲しいことがいっぱいあるけれど、楽しい頃や嬉しいことも、それと同じくらい沢山あるものだなあ。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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