韓国通

韓国ビジネスやNPO団体の交流などに役に立てればと思っています。

企業進出_日本木造住宅

2013-08-17 | 韓国事情
日本の木造住宅のアイテムを持って韓国進出を図ろうとする企業の記事がありましたので、ご紹介しようと思います。

しかし、タイミングがどうかなって思われるような環境を踏まえながらも、木造住宅のアイテムが特定分野のアイテムとして、また、ターゲットを絞ったユーザには今から地道に進める必要があるとも思いました。それで、紹介します。以下で引用するのはアジア経済新聞社のKWON,YongMin(권용민)記者から2013年8月6日づけで報道されたものです。

日本木造住宅専門ブランド'ステキホーム'韓国へロンティング
SUJI地域で13世帯を分譲する予定




"子供たちは土を踏みながら生きなければいけない。マンションに集まって生活することを子供たちが望んでいるのだろうか?"

'ステキホーム'をロンティングするために韓国を訪問しているヒラダ コウイチロウ日本ナイスグループの代表は6日ソウルの奨忠洞の新羅ホテルで開かれた記者懇談会でこのような質問を投げ出した。

'ステキホーム'は日本の代表的な高性能の木造住宅ブランドとして1950年に設立されたナイスグループの系列社だ。現在、日本全国で16箇所の木材マーケットと8ヶ所の建築用木材加工工場、14箇所の物流センタを結ぶネットワークを構築している。

ヒラダ代表は"育児に悩んでいる全世界の保護者たちがわが社の木造住宅に住ませるのが夢"だと言いながら、"韓国は一番近くて、文化的にも似ている部分が多いのでこの商品を最初に披露する事にした"と韓国への進出に対する理由を明らかにした。続いて、"子供の健康的な側面からでも環境にやさしい木造住宅に住んだ方が良い"と言いながら、"日本では既に小学校などは木材へとシフトしようという動きがある"と付け加えた。

'ステキホーム'が韓国でデビューさせようとする木造住宅は着工から完成まで39日間しかかからない。また、地震に敏感な日本の建築基準法に適用させて品質に対する信頼度を高めた。

木造住宅がこのように短い期間で完成できるわけは設計・加工段階から資材をすべてモジュール化したからだ。コンピュータと機械を利用し、工事に入るすべての資材を予めパッケージ化して現場では設置するだけの工程になる。このために建築する途中で発生される工程と建築資材のロスを無くしたと関係者は説明している。

ライフスタイルの変化と子供たちの成長に伴い、お家の構造の変更も可能になったのも大きな利点になっている。ステキホームの関係者は"外部の構造強度を高め、内部の隔てている部屋の柱を1個だけで構成した"と言いながら、"床と天井を先行施行する工法で部屋の構造を変える事もできる"と話した。

ナイスグループは釜山を物流の拠点として利用する計画だ。現在は日本で資材を調達しているが、釜山の新港内に資材工場と関連施設を構築する計画を持っている。会社の関係者は"釜山は物流費用や免税の側面を持っているので、競争力のある都市だ"と言いながら、"釜山を中心にした韓・日・中などそれぞれの地域から資材を調達する計画だ"と説明した。このプロジェクトのためにナイスグループは約15億円(約170億ウォン)を投資する計画だ。

ナイスグループが最初に事業対象とした地域は京畿道竜仁市一帯だ総計13世帯が建築される予定だ。3回に分けて分譲される予定の中で1回目は4世帯だけが分譲される。来る9~11日まで現場でモデルハウスを運営している。問合せ(031)718 4078

以上までが、レポートの内容でした。
少々早いという感じがしないわけでもないが、将来を考えて今から展開規模は小さくしてからだと良いのかも知れません。

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