銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【北海道銭湯】札幌菊水 菊水湯

2015-06-13 12:26:37 | 銭湯レポート
~札幌の富士山見るなら~


小樽の銭湯に感動した流れで、
札幌の銭湯にも。


札幌市菊水駅の近くにある銭湯です。
ビル銭湯で上にはマンションがあったよう。



~再来!北海道富士~
浴室に入って、タイル絵を二度見。

小樽の湯と同じ北海道富士です。
そう、白樺の木がある富士山湖畔ですよ。
もう2回目だと、富士湖畔には白樺が絶対生えている気がしてきます。

店主さんに壁画に関して聞いたところ、
銭湯と言えば富士山 といったイメージが強いので
道内で手配できうる富士山を飾らせてもらったとの事。
タイルの画と、浴槽タイルの色が小樽の柳川湯さんと似ているので
ご親戚ですか??と聞いたところ、
初めて言われました とびっくりさせてしまいました。
東京だったら銭湯マニアが多いから、
このようなケースだったら とっくに言われているでしょう。

~設計的にしびれる~
私は建築にはド素人ですが、血が騒ぐ造りがいっぱいでした。
まず、配水管が洗い場の支柱になっているもの。

配水管に鏡等が留められている。この造りは一カ所だけです。
柱であり、配水管である・・・しびれませんか。

次に入り方に戸惑う、互い違いの浴槽。

まあ、考えれば入れるのですが、
それにサウナ上がりの人は水風呂に、
それ以外の人は・・・という造りなのですが、これが正面にどーんと構えていると戸惑いました。

そして極めつけは男湯女湯の境目にある棚!
そこにガラス窓がついて、中に造花がいるんですよ。
天井に造花。それも、ガラスの奥に!

こんな細かい話ですけど、この設計しびれました。
飽きないです。


~おもてなししたい~
奥様から変遷を聞きました。
まず、先ほどのガラス窓奥に最初は生花を入れていたそうな。
お客様におもてなしをするための一番の趣向が生花だったそうです。
でも浴室の温度には負ける・・って事で、仕方ないから造花にしたと。
最初に生花を検討するあたり、素敵じゃありませんか。
銭湯で様々な壁アレンジを見てきましたが、この発想、大好きです。


~札幌の銭湯スタンプラリーとは~
かねてから聞いていた憧れの札幌銭湯スタンプ用紙をゲット。
嬉しい!札幌の銭湯を探るための宝地図的アイテムです。

ただ無料なだけあって、スタンプカードエリアが小さかったり、
マップには銭湯の住所と電話だけ。ちょっと簡素です。
関東のようにはいかないのかなーと思いながらも、
銭湯巡るならマップのハードルなんて厭わないよって思いました。
でも寒い冬がある北海道は、気軽に巡れないのですよね。
そこをどうにかしたいなと思いました。
北海道の銭湯に対して、私ができることはある気がしています。

そして2軒ではありますが、北海道の銭湯に入り、
たまたま同じ富士山の壁画の銭湯で・・・
点と点を結ぶ事がささやかながらできて 嬉しいです。


やすこ。

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