銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【北海道銭湯】札幌市 真駒内湯

2017-01-09 07:26:25 | 温泉関連
〜熱さ金メダル並。オリンピックゆかりの地の頼もしい存在〜


真駒内は札幌冬期オリンピックの際に選手村等が建てられた
オリンピックの街です。
用事と合わせて、お邪魔する事になったのは地名ズバリの真駒内湯さん。
真駒内駅からは10分くらいの場所。


〜その背中は勇ましい〜
一度入り口の反対側に回ってしまい、真駒内湯の外壁面が堂々と観えます。
赤茶の色に「ラドン」「家族風呂」等と記載ありますが、
今は家族風呂は実施していないそうです。二階のカラオケもお休み中。
昔銭湯に対して家族風呂の設置が推奨された時期もあったとか。



〜札幌はほぼ解放的脱衣所〜
札幌の銭湯はビル銭湯でも、カウンターが脱衣所を向いているところがそこそこあります。つまり番台式。
ただ、女湯の手前にはつい立てがあり中はほぼ見えない様になっています。


脱衣所にはロッカーは少なく(あるけどつかえない?)、
真ん中に置かれている黄色いカゴにそのまま荷物を置くスタイル。
このあたりはオリンピックで建った集合住宅が多く、
基本的には結構近い距離の人が沢山くるのかもしれないです。
そんな事もあってか、ロッカー等は今も無用なのかな。


〜センター式浴槽と、奥を固める浴槽たち〜
浴槽は真ん中と、奥の両方にある贅沢さ。

真ん中の浴槽は・・・熱。熱いです。
結構思い切り浸かってびっくりしました。。
年配の方でも、埋め湯しているお客様もおりました。
でも不思議。一度浸かるとピリピリしたりはしないしジワジワ身体が温まります。
相方(普段は銭湯いかず)は「半身浴で限界」との事。

そして奥に進めば左側に座ジェットがあります。
関東の座ジェットよりも枠が小さめ?な気がします。
ジェットは3機。このお湯はセンターの浴槽よりもぬるいので、
そこそこゆっくりは入れます。

ジェットの隣は水風呂。そして隣にミストサウナ。
ミストサウナは無料で、ミスト感は強すぎない感じです。
中はチョイ暗めで、少し秘密めいた森の様な雰囲気。
これが無料なのは良心的です。


〜美カラー〜
真駒内湯さんは全般的にか
床のタイルが美しいです。
洗い場のタイルも青や紺を混ぜたよい色合いなのですが、
床はそれよりも薄めの水色をグラデーションにした感じ。

また、男湯女湯の境目にある壁のガラスも、
色が埋め込まれていて ちょっとしたこだわりを感じます。



〜湖畔画〜
奥の壁面タイルには湖畔の絵が描かれています。

どこの景色か、店主さんに伺うも「50年くらい前だからねえ・・」とわからず。
札幌の銭湯は壁面に絵がある浴場は多くはないので、この壁面は貴重。
センターに浴槽があると、まだ慣れない私はたまにどこ向いたらいいかわからなくなります。
そんな時、こんな感じに壁面があるとずーっとほれぼれ観ていれるんです。


***当日は大雪な日で、全景を撮るには雪を分け入る必要があり、できませんでした。
幼少期 札幌で温泉や銭湯に入った後、大概は父の車に乗っていたので、
正直湯上がりに極寒の中歩く自信がありませんでしたが・・不思議と身体がポカポカ。
改めて「身体が芯からあたたまる」という事の意味を痛感したのでした。
銭湯の真意は冬の北海道にあると確信致しました。


やすこ。

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