銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【東京銭湯】北千住 大和湯

2017-02-19 06:26:01 | 銭湯レポート
〜硫黄のしあわせ〜
ハップ。硫黄臭。社会人くらいの年齢になった人ならば、
この香りで 何か思い出がよみがえる人も少なくはないでしょう。
もし、思い出す事が有る人は 今すぐ大和湯に行くしか無いです!



〜ハップのしあわせ〜
大和湯さんは「草津温泉ハップ」と看板に書いてあり、
浴場の近くを歩いているだけでも 硫黄の香りがふんわり。
お湯は加温のみなので、比較的ぬるめですが、
ジワジワとあたたまる感じが肌でわかります。
いい香りです。

個人的にハップの思い出と言えば、熊本の廃業されてしまった「くすり湯」さん。
くすり湯さんもハップの湯で、というかハップしかない銭湯で、
本当にいいお湯でした。効能に関しても手書きの渋い看板がありましたが。

大和湯さんは昔ながらの破風に格天井、そして凸湯気抜きのという
ばっちりな東京らしいレトロ銭湯。

ここにもこんなありがたいお湯があるのだと思うと、うれしいです。

ちなみに「銭湯といえば足立」で風呂わく三さんが大和湯を紹介された際の誌面が
脱衣所内に貼ってあり、「ビートたけしさんも幼少期通った銭湯」と記載されていました。


〜眺めるはリアル溶岩の山〜
大和湯さんはペンキ絵は無く、浴槽に験した壁面にはちょっとしたくぼみが有り、
そこに富士山の溶岩がどどどーんと全面的に積まれています。
溶岩には観葉植物(ツタ)が這われていまして、溶岩の動きがよりダイナミックに観えます。
石庭に置く様な石の置物もあったりして、「ぼーっ」とする時の形式には最適です。
ハップの湯にすごく相性がいいんだと思います。


〜側面の和み〜
男湯女湯の境の側面は、ペンキ絵タッチの壁画がありました。山脈の中、小さな赤い屋根の家が2つ。

正面の富士山溶岩はやはり険しいし、厳つい景色ですが、このような淡い筆使いの絵もまた印象が違って良いですね。

また個人的に床面のタイルの丸形がお気に入りです。丸形のタイルの場合、小石くらいの粒タイルが多いけど、大和湯さんの床の丸形タイルは大判。
こちらも視覚的な印象は抜群でした。


〜さりげないけど、すごい水槽〜
浴槽の素晴らしさもありながら、脱衣所もさりげなくすごいです。
というのは、脱衣所のロッカー上にさりなげなくある水槽。
何気なく眺めているとびっくり!
立派な金魚が尾を優雅にヒラヒラとさせ、泳いでいるではありませんか。

属性で評価するワケじゃないけど、金魚すくいでは絶対入手できない金魚たちではないか。
それを女湯のロッカー上に置いておもてなしをする、そんな大和湯さんはさりげなくすごい。


***店主さんはとっても気さくで、銭湯お遍路の方もそうでない方も、
銭湯話、世間話で盛り上がる事ができて とっても素敵な方でした。
このハップ湯は、もっと話題になってもいいのになとしみじみ思いました。


*番台は脱衣所が見えない設計
*ビール2銘柄あり
*リンスインシャンプー&ボディソープあり


やすこ。
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【掲載紹介】ananweb銭湯特集「今、お一人様銭湯がアツい」

2017-02-18 10:26:57 | メディア・イベント等
ananwebさんに「今、お一人様銭湯がアツい」の記事を掲載して頂きました。
4つの浴場さん(銭湯)を紹介しております。
http://ananweb.jp/anan/93028/

<紹介した銭湯(紹介順番)>
① 桜台 天然温泉久松湯さん 
② 八丁堀 湊湯さん
③ 上野 寿湯さん
④ 蒲田 改正湯さん

もちろん上記以外もオススメの銭湯は沢山あるのと、
何よりご近所銭湯を見つけて頂きたいので以下でも検索してみてください!
【東京浴場組合】http://www.1010.or.jp/map/

実は 今回は、ライターさんと昔からの縁がある方で、
前々から一緒に何かしたいと思っていたのです。
彼女も銭湯が好きで、もちろん流行にも敏感な美女。
そういう子が、生活の中に銭湯を取り入れてくれたら。
そのきっかけの小さな1つになるならば。そうだといいなと思っています。

また、女性媒体、しかもトレンド最先端のananという媒体から、
発信出来る機会ができて嬉しいです。
WEBだから、今と限らず、検索か何かでこの記事に触れてくれるといいな。

*最後に、写真や文章の確認にご尽力頂いた各浴場さん、
 特別に写真使用許可を下さった写真家椿さん、
 ライターの彼女に感謝です。


やすこ。
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【東京銭湯】品川区 下神明 大盛湯

2017-02-12 21:26:36 | 銭湯レポート
〜自然が最大の見せ場と語る浴室〜
大井町から一駅の下神明駅から徒歩4分。

立派な破風が連なる、荘厳な入り口。
ここから期待するのは、浴室の壁面です。
こんな立派な破風ならば、ペンキ絵があるかな、タイル絵かな等色々妄想して入ります。


〜斜め上をゆく壁面〜
でも、こんな斜め上の期待の裏切られ方は初めてでした。
なんと。
(映画で言うとここはネタバレと書いておきたいくらい。行って驚きたい人は読まない方がいいかも?)

壁面はガラス窓で・・・岩肌険しいお庭が見えるではありませんか!
しかも木が2本程あるのですが、少し競り上がり、岩肌の傾斜は凄まじい。

普通は釜のスペースが、浴室のすぐ背面にあるところを、
その間に庭を設けたという大胆さには驚きます。

また、女湯の特権ですが・・・なんと庭の右側には、
煙突がニョッキっとそびえ立っています。
煙突の上を観る事は多いけど、この下の方の図太い感じはなかなか観れないですよね。
ちょっとマニアックですが、ここは女湯万歳です。

こんな景色を観ながら入る浴槽は最強です。


〜深めな浴槽。深めな熱さ。〜
お湯の勢いも結構良くて、浴槽も一般的な関東の浴槽より高い印象。
高い分だけ、そのお湯が浴槽でいい感じに流れを作っているのが体感できました。
というのも、右手の浴槽内の段差に浸かっていると・・
腰のあたりにとっても心地よい熱が循環するのが肌でも感じれたからです。
それはジェットの勢いよりかは「熱!」という感じ。
気持ちよいですよ。冷え性の人等是非。


〜楽しい楽しい世界もある〜
壁面がなく、景観で勝負・・というと
荘厳な世界の印象があるかもしれませんが、そんな事はないです。

まず壁面に男湯女湯の境目のアーチ下には、お城のタイル絵。

また男湯女湯の境目の洗い場の壁面には、ヨーロッパの田舎風景の絵。
これが珍しくタイルではなく、まるで水彩の様なやわらかいタッチ(水彩ではないですが)の
イラストであばらや等もすっごく情緒的。

大盛湯さんのこの壁面をみて、ヨーロッパのお城や田舎風景のタイルも研究すると楽しいかもなんて思わされます。


〜立体的自然〜
こんな盛りだくさんの大盛湯さんですが、最後にうなった事があります。
洗い場で、入り口のすぐ側に座って洗っていたのですが・・・
「自然に囲まれている」感覚になりました。
それは「脱衣所から見える庭園」と、「浴槽に面した石庭」が視覚的に左右に位置しているからです。
(あんまり奥に行くと、脱衣所の庭園は見えないので 入り口が狙い目)
この計算された様で自然な配置は、まずは明るい時間に行ってみて、感じて頂きたいですね。

そんな言葉では語り尽くせない浴場です。


やすこ。
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【銭湯イベント】銭湯富士山親子展

2017-02-11 11:26:09 | 銭湯レポート
〜鳩乃湯展 作品再集結・銭湯富士山親子展〜


昨年参加させていただいた、
銭湯ペンキ絵師丸山清人様の
銭湯ペンキ絵教室

このときの受講生のペンキ絵、
計41枚が東京都国立のギャラリービブリオさんで展示されております。

まず、描いている景色も人それぞれですが、面白いのは様々な富士山の形。
まだ観に行けていませんが、今から楽しみです。普段はペンキ絵に馴染みない方も、観たら描きたくなってくるかもしれません。。
ちなみに今年も開催予定みたいなので、気になる方は是非。

また、ギャラリービブリオさんの近くには、前回展示をされた鳩乃湯さんもありますよ( ´ ▽ ` )ぜひ合わせてお立ち寄り下さい!!


やすこ。
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【京都銭湯】京都市下京区 梅湯

2017-02-04 10:26:24 | 銭湯レポート
【京都銭湯】
〜元の資産を活かすこだわり空間〜

銭湯界では有名な「梅湯」さん。
元バイト先だった「梅湯」さんが閉店を考えた際、
思い切って現店主の湊さんは引き取る事を決意された・・という果敢なチャレンジに
銭湯関係ではない業界からも注目を集めておりメディアでもよく紹介されております。

そんな梅湯さん、京都に行ったからには立ち寄りたく(ほぼこのために大阪から移動)、
どうにか朝風呂にありつけました。

梅湯と言えば、夜のネオンがビカビカの写真でお目にかかる事が多かった私は、
案外やさしく見える外観にちょっとホッとしました。


〜ゆるやかな鏡づかいやタイルで開放感たっぷり〜
浴室はやけに広い印象を受けます。
浴室の洗い場の2辺が、大胆にもほぼ全面鏡貼りなせいかもしれません。

普通洗い場の鏡は、カラン1つに対して1つあるか、全面にあっても基本は洗髪や洗顔で見える範囲までしか鏡は無いですから。この上までアーチ形に鏡があるのはとっても広々している感じ。
また凸の湯気抜きから、陽が差し込んでいてそれも心地よいです。

そしてタイルがかわいい。
カラン手前や浴槽キワも、ピンク色のお花模のあしらい。
しかもパターン柄ではなくて、房の様になった束からお花が舞っている様な動きのあるタイル。

パターンじゃないと、貼付けも一手間増えるのではないでしょうか。
ちなみにネットで観たところ、男湯は青いお花みたいでした。素晴しい。

また浴室タイルに限らず、サウナの壁面は土壁っぽい質感が個人的には珍しく。
しかもナスカの地上絵の如く、渦巻き等があしらわれた空間です(鳥はいないけど)。
なのでサウナは少し違う印象です。この細かいデザイン性たまりません。


〜噴水のしぶきに踊らす心〜
なんといっても、かねてから噂を聞いていた「噴水」が!浴室内に!
2つの浴槽の間に位置しているのですが、案外大きく、そのしぶきがそこそこ体感できます。

大人になってからは噴水にはしゃぐのも遠慮して生きてきた訳ですが、
この躍動感には思わず嬉しくて頬もゆるみました。


〜新・梅湯らしさの工夫〜
ここまでの内容は元ある梅湯さんの資産でもあると思うのですが、
新しく梅湯さんを続けている湊様の工夫を感じるポイントも沢山ありました。

○浴室内のいろいろメッセージ
 「かわら板新聞」がメイン浴槽にあり、薬湯ののんびりする浴槽には「湯を沸かすほどの熱い愛」に関する感想と半券があればジュースをサービスするというポスター。これが湊さんが純粋に感動したんですっていう内容のポスターで、こういう情熱が伝わる掲示物が有るって粋ですよね。

○紹介メッセージ
脱衣所の木製ロッカーには、七福神さんのイラストでの紹介ナンバーもあったり、
電気風呂には「雷」マークがあって、海外の方でも視覚的にわかる様なガイドがあるのです。
この浴場を好きで好きで仕方ないのだな・・としみじみ思いました。

○入口&出口から賑やか
 番台はカウンター式だけど、まさにその前はにぎわいのカオス。
駄菓子を買えるカウンターや、キワにはサイダー等。そしてど真ん中に生花と骨董品の販売。

スーツケースが大きければ買ってゆきたい様な際物が沢山並んでいました。私はきなこ棒とサイダーを。

あとお土産に作家さんの手ぬぐいと、梅湯タオルを。

石鹸ケース等も可愛くて欲しかったなあ・・今更まだ思い出すってすごいでしょう。


***その日の朝風呂には店主さんはおらず、違うスタッフさんでしたが とっても明るく元気な方でした。湊さんイズムは全ての方に通じているのでしょうね。そして細部に細やかなこだわりを感じたので、いろいろ伝えたい事がいっぱいな浴場でした。


やすこ。
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