さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ベニマシコ(紅猿子)2018

2018年03月11日 | 野鳥
このところ、冬鳥の数が少しずつ少なくなってるように感じているのは、私だけではないようです。
種類が減ってるのではなく、絶対数が少なくなってるような????
そんな中で、比較的元気な顔を見せてくれてるのが、今回登場のベニマシコ。
先日載せたアリスイがいた公園でも人気者です。
載せるのが遅れてしまいましたが、冬の赤い鳥の代表選手です。


珍しく地面に降りたベニ男君。地面に落ちたイノコヅチの実が食べたいのか??


このポイントには、5~6羽くらいの雄がいて、大好きなイノコヅチの実を食べに、時々こうして表に出てきて、みんなを楽しませてくれます。





これだけたくさんの実があると、長く滞在できるわけですよね。ときたま飛び立っては、少し離れた場所に移動。水でも飲みに行くみたいですね。


このベニマシコが大好きなイノコヅチ(猪子槌)、漢字では「牛膝」とも書き、別名をヒカゲイノコヅチといいます。
近縁種にはヒナタイノコヅチがありますが、見分けは難しそうです。
和名の由来は、茎の節のふくらんだところが猪の膝頭に似てるところから来たそうですが、たくさんある「引っ付き虫」の一つですね。
ワンちゃんなどが、この群生に入り込むと、毛にいっぱいくっついてくるから要注意です。


このポイントにはお嬢さんもいたのですが、撮ったのは男の子ばっかり!
女の子の写真も載せておきますね。同じ公園内の別のポイントで撮ったものです。地味ですが、雄には無い可愛さがあります。
*kogamoさんのコメントで「若い雄」という言葉があったので、もしやと思い・・・・・・・
改めて元写真を確認したところ、どうも若い雄のようにも思われます。思い込みで雌と思っていたのですが・・・・(もし間違ってたら、改めてご指摘くださいね)
念のため、元写真を拡大した写真と、在庫の雌の写真を比較のため載せてみました。どうでしょうか??


こちらが、元写真を拡大したものですが、嘴の根元にわずかですが紅色が出てるようです。(2枚目は在庫写真の雌を拡大したもの)







今シーズン、ここではいろんな珍しい野鳥がやってきました。
トラフズク・アリスイ・ベニマシコ・アオバト・オオハヤブサなど・・・・残念ながらオオハヤブサはついに見ることができませんでした。





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