地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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お寺の町・カーンチプラム

2023年03月30日 11時58分04秒 | インド

みなさんこんにちは、高野です。

今回も南インドの旅行から、お寺の町・カーンチプラムについてです。カーンチプラムは、南インド1番の都市・チェンナイの近郊にある町で、ヒンドゥー教の12の聖地の一つに数えられています。また、サリーに使われるシルクやコットンでも有名な町で、一流のサリーをつくりたければカーンチプラムシルクを使えと言われています。

そんなカーンチプラムの中で紹介したいのが、「カイラーサナータ寺院」です。こちらのお寺はそんなに大きなお寺ではありません。見た目も豪華絢爛というわけではありません。このお寺の特徴は、建てられた当初から残る壁画「モザイク画」を間近で見ることが出来、またその保存状態が良いことです。

シヴァ神とその妻パールヴァティ女神のモザイク画です。紀元後八世紀頃建てられた時のそのままのモザイクが残されています。赤、黄色、青など様々な色が使われており、当時はすごく華やかなお寺だったことが想像できます。

シヴァ神を祀るお寺なので、シヴァの乗り物・牝牛のナンディ象があらゆるところに彫刻されています。因みに柱に彫られた生き物は、ヒンドゥー教の架空の動物「ヤーリー」です。ライオン、猿、象、ワニ、牛などの動物が組み合わせられた形をしています。可愛らしいヤーリーが間近で沢山見られるのもこのお寺の特徴です。

 

それでは

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