「ミザリー」大阪公演を観て参りました。
あらすじは…雪山で車事故によって、意識不明に陥った人気作家ポール。彼を助け出したのは、偶然にも彼の小説「ミザリー」の大ファンだった元看護婦、アニーだった。自宅に連れ帰り、献身的に看護し、ポールは意識回復。ただ、アニーは外界との連絡を取ってくれず、小説「ミザリー」に固執し、次第に狂気に満ちた言動を…監禁状態のポールが脱出するまでの恐怖を描いています。
映画「ミザリー」は1990年作品で、こわ~と思いながら見ていたのは、15年前の、まだうら若き時だったのですわ。この頃っていうのは、スティーブン・キング原作っていうだけで、何か期待していたような気がします。配役もジェームズ・カーン&キャシー・ベイツという、個性派俳優の最たる2人の共演で、怖さも倍増。私は、この映画でキャシー・ベイツのファンになったほどです。太っちょの中年のおばさんなんですが、よく見ると知性派美人です。この2人が日本版舞台になると、小日向文世&渡辺えり子になった訳ですね。渡辺さんはわかりますわ。もう、渡辺さん以外にはいないでしょ?まあ、将来は大竹しのぶさんでもいいかもしれませんね。大竹さん出演の「黒い家」は震えましたから…話戻りまして、小日向さん、このキャスティングは、映画を見ている私には違和感ありましたね。カーンと比べると、ちょっと軽め?実際、舞台を見ても、ちょっと作家って感じしませんでしたね。
どれくらい、コワ面白いのかと思っていたんですが、以外や普通のテンションの芝居でしたね。何だろ、小細工無し、渡辺さんの存在感と演技だけで、恐怖と笑いを醸し出すという感じ。ある意味、地味過ぎて期待外れな感もあり。ただ、直接的にグロテスクな場面は、映画はぼやかしていましたが、舞台は見せていて、それはそれで、ちょっとイヤ。そういう直接的な怖さじゃなくて、狂った心の、ざわざわっと鳥肌が立つような怖さに徹して欲しかったです。監禁されているっていう、ポール=小日向さんの恐怖がイマイチ、伝わって来なかったですね。後半、ポールが、狂気に近くなってくる辺りは、いい感じでした。
1番怖かったりは幕の下りる直前。アニー=渡辺さんが看護婦姿で、微笑みながら車イスを押してくるっていう演出。おお、ぞわぞわっとしたぞ~。
めっちゃ良かった!とは言えないが、全然アカン!とも言えない舞台でしたね。何か、一味足らない薄味な感じでした。とはいえ、渡辺さんを舞台で初めて見ることが出来たことが、大きな収穫です。
あらすじは…雪山で車事故によって、意識不明に陥った人気作家ポール。彼を助け出したのは、偶然にも彼の小説「ミザリー」の大ファンだった元看護婦、アニーだった。自宅に連れ帰り、献身的に看護し、ポールは意識回復。ただ、アニーは外界との連絡を取ってくれず、小説「ミザリー」に固執し、次第に狂気に満ちた言動を…監禁状態のポールが脱出するまでの恐怖を描いています。
映画「ミザリー」は1990年作品で、こわ~と思いながら見ていたのは、15年前の、まだうら若き時だったのですわ。この頃っていうのは、スティーブン・キング原作っていうだけで、何か期待していたような気がします。配役もジェームズ・カーン&キャシー・ベイツという、個性派俳優の最たる2人の共演で、怖さも倍増。私は、この映画でキャシー・ベイツのファンになったほどです。太っちょの中年のおばさんなんですが、よく見ると知性派美人です。この2人が日本版舞台になると、小日向文世&渡辺えり子になった訳ですね。渡辺さんはわかりますわ。もう、渡辺さん以外にはいないでしょ?まあ、将来は大竹しのぶさんでもいいかもしれませんね。大竹さん出演の「黒い家」は震えましたから…話戻りまして、小日向さん、このキャスティングは、映画を見ている私には違和感ありましたね。カーンと比べると、ちょっと軽め?実際、舞台を見ても、ちょっと作家って感じしませんでしたね。
どれくらい、コワ面白いのかと思っていたんですが、以外や普通のテンションの芝居でしたね。何だろ、小細工無し、渡辺さんの存在感と演技だけで、恐怖と笑いを醸し出すという感じ。ある意味、地味過ぎて期待外れな感もあり。ただ、直接的にグロテスクな場面は、映画はぼやかしていましたが、舞台は見せていて、それはそれで、ちょっとイヤ。そういう直接的な怖さじゃなくて、狂った心の、ざわざわっと鳥肌が立つような怖さに徹して欲しかったです。監禁されているっていう、ポール=小日向さんの恐怖がイマイチ、伝わって来なかったですね。後半、ポールが、狂気に近くなってくる辺りは、いい感じでした。
1番怖かったりは幕の下りる直前。アニー=渡辺さんが看護婦姿で、微笑みながら車イスを押してくるっていう演出。おお、ぞわぞわっとしたぞ~。
めっちゃ良かった!とは言えないが、全然アカン!とも言えない舞台でしたね。何か、一味足らない薄味な感じでした。とはいえ、渡辺さんを舞台で初めて見ることが出来たことが、大きな収穫です。