真野恵里菜「春の嵐」発売記念イベント ～お台場＆後楽園レポート～

　モーニング娘。のイベントを見終えた私は、有明からりんかい線で一駅、ゆりかもめで二駅の場所にある「お台場ヴィーナスフォート」に向かいます。勿論デートの待ち合わせなどではなく(涙)、これから向かうのは「真野恵里菜イベント」。まあ、これも「アイドルヲタ的にはデート」みたいな気分なのです(苦笑)。
　微妙に時間があるので歩いて行く事にしました。幸い、雨は止んできました。（雨女返上か？）

　徒歩15分ほどでヴィーナスフォートに到着。会場がよくわからないので2Fの館内に入っていきます。ほどなく案内の立て看板を発見。イベント会場は「教会広場」という一番奥のスペースでした。「ヲタは奥に閉じ込めておけ」と言わんばかりの場所ですが(苦笑)、実際ヴィーナスフォートはカップルだらけ。男のグループでさえ少なく、たまに見かけても、そういう人達がみんな「ヲタに見える」。そのくらいカップルだらけです。
　私はこういう時はかなりの早足に変身するので、スタスタと居心地悪い空間を抜けて(一人客だと雰囲気から浮いてるように思えた)、奥の教会広場に到着しました。大勢の同志(笑)、いやマノフレンズが見えて妙な安心感。

　18:00の開演まであと少し。この、週末のイベントにしては遅いスタート時間は、私のようなハシゴをするヲタに配慮した時間設定でしょうか。
　館内は既に熱気が充満していて暑い。始まるともっと暑くなる訳ですが、寒い道を歩いてきた身には嬉しいです。
　定刻通り、真野ちゃん登場。歓声を上げるマノフレンズ。続いてバックダンサーとして華を添えるハロプロエッグ選抜チーム登場。更に歓声。おまえらマノフレじゃなく「エッグフレンズ」やん(爆)。
　今回のエッグは右から、譜久村聖ふくむらみずき)、岡井明日菜、関根梓、宮本桂林の四名が並びました。しゅごキャラエッグ！で二代目アミュレットハートを務めるフクちゃん、℃-uteの岡井千聖ちゃんの妹あっすー、長野県在住のいつも笑顔なせっきー、小さな小学生ながら元気いっぱいカリン様、そして癒し系コアラアイドル真野恵里菜ちゃんが本日のメンバーです。

　みんなの衣装は「春の嵐」のPVでの衣装と同じです。可愛いですね。
(PV)春の嵐　真野恵里菜

　一曲目は「春の嵐」をショートバージョンにしたもの。ヲタの声が高い天井に響きます。開演前は青空が描かれていた天井が、いつしか夕焼けのオレンジになっていました。
　娘。イベントではフリコピをする人が多くて、あまり声が出ていなかった印象でしたが、こちらはコールが大きい。でもAメロで「L・O・V・E ラブリーえりな！」とやるのは、なんか曲に合っていない気が(苦笑)。

　一曲目が終わり挨拶。真野ちゃんの提案で今日のテーマが決まります。「飼ってみたいペット」でした。
　天井が高いためか、マイクからの声がこもってしまいトークが聞き取りにくかったです。フクちゃんは犬を飼いたいと言っていた記憶。フクちゃん、中１とは思えない大人びた顔つきと身長です。そして、あっすーの声と喋り方がお姉ちゃんそっくりでした。髪も短くなって、ますます似てきた印象。

　一旦エッグは下がって、ステージにはマノピアノが運ばれてきて、二曲目は「乙女の祈り」を弾き語り。盛り上がりたい人は物足りなく感じると思いますが、弾き語りをしている時の真野ちゃんは絵になるので私は好きです。

　三曲目は「OSOZAKI娘」。会場再びヒートアップ。イントロや間奏で真野ちゃんが頭上ハンドクラップを要求。天井にハンドクラップの音が響きます。

　続いては真野ちゃんフリートーク。始めに、今日は雨が降らずにと真野ちゃんが言うと、ヲタから「今、降っているよ～」とツッコミ（笑）。真野ちゃん残念。雨女返上ならず。
　携帯が壊れた真野ちゃん。今借りている携帯がワンセグが観られるので、仕事の合間にバンクーバーオリンピックの女子フィギュアスケートを観ていたそうです。そして、浅田真央選手に元気をもらったと真野ちゃん。真野ちゃんと年が近い真央ちゃんの活躍に勇気づけられたようです。
　真野ちゃんから今後の予定(スマイレージとの合同コンサート、夏の舞台など)の告知があった後は、再びエッグ登場で「春の嵐」をフルバージョンで披露。会場はとても良い雰囲気に包まれて無事ミニコンサート終了。
　真野ちゃんもエッグの四人も笑顔を絶やさず。その真摯な姿に心が洗われたのでした。
　お客さんもノリが良く、真野ちゃんのトークには、笑うところではみんなで笑い、真野ちゃんもやりやすい雰囲気が出来上がっていました。勿論、エッグにも声援は欠かしません。ヴィーナスフォートの非ヲタな人々は異様に感じていたかどうかはともかく、とても楽しく明るいイベントでした。
　でも、やっぱり非ヲタには異様かな(笑)。「L・O・V・E ラブリーえりな！」ですからね(苦笑)。
 
（終演後の会場周辺）

　翌日曜日、後楽園ラクーアにて行われたイベントにも参加しました。メンバーはヴィーナスフォートでのイベントと同じです。
　二回目公演となる17:00の回を観るべく会場にやってきた自分は、後楽園周辺をデジカメでスナップしてからラクーアに到着しました。

　開演15分前で優先スペース入場が始まっていました。客入りは前日より少し少なめ。この日は、ハロプロエッグから数名チョイスされたメンバーによる「ノリメンLIVE」(ゲスト、スマイレージ)というのが都内で行われていたので、それの影響もあるのかもしれません。

　前日と同じ白い衣装で真野ちゃんとエッグ四人登場。少し日が暮れ始めて寒いけれど、みんな笑顔いっぱい。スタートは前日と同じです。

　今回の挨拶のテーマは「遊園地でまずする事」。
　フクちゃん「メリーゴーランドに乗る」。あっすー「お化け屋敷に入りジェットコースター」、せっきー「ファンタジー系に乗る」、カリン様「観覧車に乗って全体を眺める」、真野ちゃん「まず、ごはんを食べてパンフレットを見る」。

　各メンバーの個性が発揮される回答でした。
　この日の観客は割とバラエティに富んでいまして、優先スペースと自由観覧スペースを分ける柵のそばにいた自分の斜め前には女の子二人組、自分の前にはおじさま、その近くには学生風男子のグループと、色んな方がいます。そのせいなのかどうか、ヴィーナスフォートの時みたくトークへのリアクションが大きくなく、やや進行は空回り気味。
　これは元気なヲタがノリメンLIVEに行ってしまったからでしょうか？（苦笑）。

　しかし、二曲目が「はじめての経験」と真野ちゃんから発表があると会場が沸き、それなりにヲタいや、マノフレンズは元気になるのでした(苦笑)。

　三曲目は「OSOZAKI娘」を歌い、今日も頭上ハンドクラップ。真野ちゃんは歌詞が大好きなんです。自分と重なるところがあります。と笑顔で語ってから、トーク開始。

　(トークの要約)
　先日、キティズパラダイスの仕事(真野研究員コーナー)で大阪に行った。ミント工場を見学。衛生上の問題で白衣を着たが、髪を上げていたから男の子みたいだと番組を観たお母さんに言われた。お母さんは内緒でイベントに来る。昨日も来ていた。今日もいるかもしれないので更に言うと、工場から贈られたラムネの詰め合わせを一口も食べていないのに、母と兄が先に食べていた。　
　ほのぼのトークですね。随所で温かい笑い声が起こりますが、やはり観客は少し遠慮気味。昨日は真野ちゃんの言葉に色々盛り上がっていたのに。遊園地客のカップルや家族連れに見られての観覧だから遠慮しているのか、或いは元気ヲタはやっぱりノリメンLIVEに行ったのか。多分両方の理由ですね(苦笑)。

　最後は「春の嵐」。真野ちゃんから「今週ずっと毎日続いてきたこのイベント。次の曲がラストです」と告げられると、やっと大きな声で観客「え～っ」。
　それでも、「L・O・V・Eラブリー えりな！」は少し抑えぎみな声の大きさ。オープンスペースでも、許容範囲でなら応援は別に遠慮なくやるべしと思う自分ですが、そういう自分もヴィーナスフォートの時の半分くらいの弾け度だったから、やはり皆さん恥ずかしかったのでしょう(苦笑)。自分も反省します。

　こうして真野ちゃんイベントは無事に終了。真野ちゃんは相変わらず爽やかだし、エッグメンバーもこの機会を「与えられたチャンス」と理解しているようで、非常に明るく爽やかに、そして健気な姿を見せてくれました。
　元々私は、素朴な笑顔が可愛いせっきーに好印象を持っていましたが、この二日間で、年齢より大人に見える不思議な魅力のあるフクちゃんにも興味が沸き、あっすーがお姉ちゃんに似てきたのが気になって今後が楽しみになり、カリン様の堂々とした姿(前の観客でカリン様は頭しか見えない事が多かったけど笑)に感心するなど、エッグの四人の姿に胸を打たれました。いつまでも、その真剣さを忘れないでほしい。勿論、真野ちゃんも。

　真野ちゃん個人では連日のイベントで疲労は溜まっていた(そのせいか歌声は土曜日の方が良かった)と思いますが、笑顔を絶やさず頑張っていた姿はまさにアイドルでした。
　個人的には、真野ちゃんのエッグに対するお姉さん振る舞いがツボでした。皆さんお疲れさまでした。

　イベント記事
http://www.oricon.co.jp/news/deview/73835/

　帰りに水道橋駅に向かうと、外はすっかり黄昏になって良い感じ。スナップしてみました。