シーガルアイ公式ブログ 『カモメの目』

気になったニュースを日記風に書いていきます。

気になる記事から (2008.2.1)

2008-02-01 | Weblog
中国製ギョーザで「健康被害」、33都道府県511人に

中国製の冷凍ギョーザなどを食べた後、保健所に具合が悪くなったと届け出た人の数は、1日の時点で33都道府県、511人に上っていることが、読売新聞の全国調査でわかった。被害を訴えた人たちは首都圏や近畿、東海地方に集中している。食べた商品は、天洋食品が製造し、千葉と兵庫で有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出された「中華deごちそう ひとくち餃子」「CO・OP手作り餃子」の2商品が多かった。(yomiuri on-line)

中国製冷凍ギョーザ、全国で1069人が体調不良訴え

中国製の冷凍ギョーザなどを食べた後、保健所に具合が悪くなったと届け出た人の数は、1日午後11時時点で35都道府県、1069人に上っていることが読売新聞社の全国調査でわかった。届け出た人たちは、いずれも、天洋食品が製造し、千葉と兵庫県で有機リン系殺虫剤「メタミドホス」の検出された「中華deごちそう ひとくち餃子」「CO・OP手作り餃子」の2商品など同社製品を食べ、下痢や腹痛などの体調不良を訴えていた。相談を受けた自治体が、「中毒とは関係ない」「食品との因果関係は認められない」と判断するケースも出始めている。(yomiuri on-line)

千葉のギョーザ、許容量9倍超のメタミドホス検出

「コープネット事業連合」(さいたま市南区)は1日、千葉市稲毛区の主婦(36)がちばコープの「コープ花見川店」(千葉市花見川区)で購入したギョーザから国が定めるニラの残留基準値(0・3ppm)の400倍超にあたる濃度130ppmの有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出したと発表した。千葉県警の鑑定でも、ギョーザの皮と具の両方からメタミドホスが検出された。主婦の吐しゃ物からも検出されている。いずれも未調理の物を調べた。事業連合の検査では、ギョーザ1個(14グラム)当たり1・82ミリ・グラムに相当する濃度だった。体重50キロの人だと1日許容摂取量の9・3倍にあたり、事業連合は「残留農薬としては、通常考えられない濃度だ」という。(yomiuri on-line)


気になる記事から (2008.1.31)

2008-01-31 | Weblog
年金記録転記で大量のミス、中国人アルバイトが誤記

社会保険庁のコンピューターに未入力の「旧台帳」と呼ばれる年金記録計1466万件の入力作業で、社保庁が昨年12月、人材派遣会社から派遣された中国人のアルバイト約60人を採用し、氏名を書き写す作業で大量のミスが発生していたことが30日、わかった。社保庁は、中国人アルバイトが担当した部分をすべてやり直したが、管理体制などが問われそうだ。同日に開かれた民主党の厚生労働・総務部門合同会議で社保庁が説明した。旧台帳はマイクロフィルムで保管され、コンピューター入力するため、フィルムの文字を読み取り、記録用紙に転記する必要がある。この転記の作業は、現在約1600人の派遣アルバイトが行っている。中国人アルバイトらは、先月10日から約9日間作業を行ったが、日本人の姓と名を区別できなかったり、旧字体やひらがなを正確に読み取れず、大量のミスにつながったという。ミスに気付いた社保庁は派遣受け入れを打ち切ったが、すでに約25万件の転記が終わっており、すべてやり直した。社保庁によると、人材派遣会社からは、中国人アルバイトについて「日本語を話せ、漢字も書ける」と説明を受けていたという。社保庁は中国人アルバイトの派遣にかかった費用は支払わない方向で検討している。(yomiuri on-line)


気になる記事から (2008.1.30)

2008-01-30 | Weblog
無警戒の石綿、民間建物から検出

濃度最大60%、強い発がん性
国内で使われていないとされ、アスベスト(石綿)の中でも発がん性が強いトレモライトが、私立保育園やマンションなど都内3か所の民間の建物から、最高60%という高濃度で検出されていたことが分かった。公共施設での検出例に続くもので、建材として広く使われていた可能性が高まった。建物の解体・改修時には、アスベストの有無を調べることになっているが、検査会社の多くはトレモライトを分析対象としていない。見逃されたまま建物が使われ続けたり、飛散防止策が取られずに解体されたりして健康被害を引き起こす恐れがあり、検査体制の見直しが急がれる。検出されたトレモライトは、2006年12月に私立保育園のボイラー室天井から60%、07年5月にマンションのポンプ室天井から20%、同年8月に事務所ビルの天井とはりから7~10%。いずれも飛散する恐れの高い吹きつけ材で、解体・内装工事前の調査で見つかった。国内では、6種類あるアスベストのうち、トレモライトなど3種類は使用されていないとされていた。このため、解体前の調査などで分析対象としない検査会社は多いが、今回は、検査した外資系の2社が6種類すべてを対象とする米国の基準で調べたため見つかった。3例では、いずれもほかのアスベストは検出されず、単独で使用されており、6種類の検査をしないと、見逃されて対策も取られなかったとみられる。トレモライトなど3種類のアスベストは、自治体の昨年までの調査で都内など8か所の公共施設でも最高53%の濃度で見つかっている。トレモライトの発がん性は、アスベストの中で最も強い青石綿と同程度とされ、飛散防止策が取られないまま建物が解体されると、作業員や周辺住民に健康被害が出る恐れがある。アスベストを含む建築物の老朽化による解体・改修工事は増え続けており、環境省は2020~40年ごろがピークとみている。検査会社が加盟する日本作業環境測定協会は「鉱物に不純物として入っている事例は把握していたが、これほど高濃度で検出されたと聞くのは初めてだ。今後は6種類すべてを対象に検査していくように体制を整えたい」と話している。

アスベスト(石綿) 断熱性、防音性に優れ、建材などに幅広く使われたが、発がん性がわかり、2006年に製造・使用が全面禁止された。法令で使用の有無の調査が義務付けられているのは、建物の解体・改修工事前のみだが、国や各自治体は05、06年度に公共施設について使用実態を一斉調査した。ただ、民間については大規模な建物しか行われなかった。(yomiuri on-line)



気になる記事から (2008.1.29)

2008-01-29 | Weblog
ソフトBがパウエル獲得 巨人などで67勝の右腕

ソフトバンクは29日、昨季まで巨人に在籍していたジェレミー・パウエル投手(31)=196センチ、104キロ、右投げ右打ち=との契約が合意に達したと発表した。パウエルは2001年に近鉄に加入し、02年は17勝を挙げ、最多勝利などのタイトルを獲得。日本で通算7年間プレーし、67勝(59敗)を挙げている。右ひざの故障で巨人を退団したパウエルは、05年に在籍したオリックスが、今月11日に獲得を発表していた。(sportsnavi.com)

パウエル一転ソフトB入り 契約は正当、と球団幹部

ソフトバンクは29日、昨季まで巨人に在籍していたジェレミー・パウエル投手(31)=196センチ、104キロ、右投げ右打ち=との契約が合意に達したと発表した。既に正式契約を交わしているという。同投手に関しては、2005年に在籍したオリックスが、今月11日に獲得を発表していた。ソフトバンクの竹内孝規球団最高執行責任者(COO)は、調査した結果、まだ自由契約選手だったため、交渉を持ったとした上で「統一契約書への署名、押印を済ませている。日本で正式に支配下選手登録するためには、統一契約書(のサイン)が唯一無二」と、正当な契約であることを説明した。パウエルは01年に近鉄に入団し、02年は17勝を挙げ、最多勝などのタイトルを獲得。昨年は3月に右ひざの手術を受けたこともあり、0勝(2敗)に終わった。日本では通算7年間プレーし、67勝(59敗)。(sportsnavi.com)

オリックス、連盟に異議申し立て=パウエル問題で-ソフトバンク側は正当性主張

オリックスは29日、交渉の中で入団合意に達し、契約の細部を詰めていた前巨人のジェレミー・パウエル投手(31)が急転ソフトバンク入りしたことについて、「問題がある」としてパ・リーグ連盟に異議申し立てを行ったことを明らかにした。記者会見した中村勝広球団本部長は、「球界のマナーの根幹を揺るがす事態。悪例を残さないよう、(ソフトバンクに)自重を呼び掛ける」と話した。30日に両球団の代表者がパ・リーグ連盟に赴き、小池唯夫会長に事情を説明する。オリックスの説明によると、球団はパウエルのサイン入りの統一契約書を、22日にファクスで受信。英文による契約書などは、現在進行中の身体検査を終えてから結ぶ予定だった。同本部長は「(統一契約書は)写しであり、正式な契約には至っていないという認識だが、その間隙(かんげき)を突かれた。まさに前代未聞」と語った。一方、ソフトバンクの竹内孝規球団常務取締役は、「うちは統一契約書まで署名となつ印はすませている」とし、契約手続きに問題はないとの考えを示した。(sportsnavi.com)

ソフトB、パウエルと契約 事情聴取へ

ソフトバンクは29日、昨季まで巨人に在籍していたジェレミー・パウエル投手(31)=196センチ、104キロ、右投げ右打ち=との契約が合意に達し、正式契約を交わしたと発表した。しかし、既に獲得を発表していたオリックスがパ・リーグに異議申し立てをしたため、30日にリーグ側が両球団幹部を事情聴取することになった。二重契約と取られかねない事態に、パの村田繁事務局長は「大変な問題になると予想されるので、解決に向けてやっていこう、ということ」と話した。オリックスの獲得発表を知りながら、パウエルと交渉を持ったソフトバンクの竹内孝規球団最高執行責任者(COO)は調査した結果、まだ自由契約選手だったとした上で「(ソフトバンクは)統一契約書への署名、押印を済ませている。日本で正式に支配下選手登録するためには、統一契約書(のサイン)が唯一無二」と説明した。パウエルは2001年に近鉄に入団し、02年は17勝を挙げ、最多勝などのタイトルを獲得。日本では通算7年間プレーし、67勝(59敗)を挙げている。(sportsnavi.com)

どうなってるの?


気になる記事から (2008.1.28)

2008-01-28 | Weblog
大阪府知事選、タレントの弁護士・橋下氏が初当選

大阪府知事選は27日、投開票され、自民党府連の推薦、公明党府本部の支持を受けた無所属新人の弁護士でタレントの橋下徹(はしもととおる)氏(38)が、民主、社民、国民新推薦で元大阪大教授の熊谷貞俊(くまがいさだとし)氏(63)、共産推薦で弁護士の梅田章二(うめだしょうじ)氏(57)ら無所属新人4人を大差で破り、初当選を決めた。2月6日に38歳8か月で知事に就任する橋下氏は、現職では全国最年少で、戦後3番目の若さ。投票率は48・95%で、過去最低だった前回(40・49%)を8・46ポイント上回った。大阪再生を最大の争点にした選挙戦は、33年ぶりに与野党が3極に分かれて激突。自民、公明両党は昨年11月の大阪市長選に続く大阪対決での連敗は避けられて安堵(あんど)する一方、衆院選の前哨戦と位置付けて総力戦で臨んだ民主党は気勢をそがれる形となった。橋下氏は、茶髪や色付きメガネのスタイルをやめて「誠実さ」を売り込む一方、無党派層への支持拡大をにらんで「政党色」を消す戦術を選択した。「(出馬しない可能性は)2万%でもいい」とした態度を一転させたことや、核武装容認発言などへの批判を受けたが、圧倒的な知名度で、20~30歳代の若年層や女性を中心に浸透。自民、公明両党の組織力にも支えられて票を積み上げた。一方、熊谷氏は、民主党から全面的に支援を受け、連合大阪や解放同盟などとともに組織戦を展開したが、最後まで知名度不足を克服できなかった。前回選に続いての出馬となった梅田氏は、2大政党制が進む中で共産推薦候補としての存在感を示すことができなかった。同知事選を巡っては、太田房江知事(56)が講師謝礼金を受け取るなど「政治とカネ」を巡る問題で批判を浴び、3選出馬を断念。長年続いてきた「共産VS非共産」の相乗りが崩れた。橋下氏は東京都出身。府立北野高、早大政経学部と進み、94年に司法試験に合格。98年に大阪市内に法律事務所を開設した後、日本テレビの「行列のできる法律相談所」などに出演して人気タレントとなった。

◆大阪知事選確定得票
 当1,832,857橋下  徹 無新
    999,082熊谷 貞俊 無新
    518,563梅田 章二 無新
     22,154高橋 正明 無新
     20,161杉浦 清一 無新

(yomiuri on-line)




気になる記事から (2008.1.21)

2008-01-21 | Weblog
加藤博一氏が死去 プロ野球阪神、大洋で活躍

俊足巧打でプロ野球の阪神、大洋(現横浜)などで活躍した加藤博一(かとう・ひろかず)氏が21日午後零時54分、肺がんのため神奈川県横須賀市内の病院で死去した。56歳。佐賀県出身。葬儀・告別式は24日午後1時から神奈川県逗子市逗子3ノ1ノ17、延命寺で。喪主は妻晴代(はるよ)さん。1970年に佐賀・多久工高(現多久高)からドラフト外で西鉄(現西武)に入団。76年に阪神へ移籍し、80年にはリーグ5位の打率3割1分4厘をマークした。83年に大洋に移ると、快足の高木豊選手、屋鋪要選手とともに「スーパーカートリオ」を結成。86年にはプロ17年目で初めてオールスターゲーム出場を果たした。90年に現役引退後は野球評論家として活躍した。(sportsnavi.com)

野球解説者の加藤博一氏死去=阪神、大洋で活躍、56歳

プロ野球の阪神、大洋(現横浜)などで俊足巧打の外野手として活躍した野球解説者の加藤博一(かとう・ひろかず)さんが21日午後12時54分、肺がんのため神奈川県逗子市内の病院で死去した。56歳だった。佐賀県出身。告別式は24日午後1時から逗子市逗子3の1の17の延命寺で。喪主は妻の晴代(はるよ)さん。2年前に肺がんと診断され、昨年に左肺を摘出。その後一時は仕事に復帰していたが、複数個所に転移が判明し、入退院を繰り返していた。1970年に佐賀・多久工高からドラフト外で西鉄入り。76年に阪神に移籍し、80年には112試合に出場してリーグ5位の打率3割1分4厘をマークした。83年に大洋に移ると、高木豊、屋鋪要とともに俊足「スーパーカートリオ」の一角として活躍。85年には48盗塁を記録し、90年で引退した。通算では1063試合に出場し、628安打。引退後は明るい性格と軽妙な語り口を生かし、野球解説者として親しまれていた。(sportsnavi.com)

ご冥福をお祈りします。


気になる記事から (2008.1.17)

2008-01-17 | Weblog
阪神大震災から13年、「教訓と経験」生かす使命誓う

6434人が犠牲になった阪神大震災の被災地は17日、13回目の鎮魂の朝を迎えた。遺族や被災者は発生時刻の午前5時46分、静かに手を合わせ、亡き人に思いをはせた。被災各市の多くで復興が着実に進むが、昨年3月に能登半島地震、7月には新潟県中越沖地震が起き、新たな犠牲者が出た。記憶の風化を防ぎ、阪神の教訓をいかに語り継ぐか。被災地に立った人々は改めて、その課題を心に刻んだ。神戸市の午前5時の気温は3・4度。小雪交じりのなか、中央区の東遊園地で追悼行事「1・17のつどい」が営まれ、約4500人が参列した。犠牲者の名前が刻まれた「慰霊と復興のモニュメント」前では、多くの遺族が故人をしのび、並べられた竹灯籠(とうろう)に火をともした。式典では、5歳で父を亡くした市立神港高3年の竹中基治(もとはる)さん(18)が遺族を代表して「これからは支える側に回りたい」と決意を表明。矢田立郎市長は「教訓と経験を他の被災地支援に生かすのが使命」と述べた。区画整理事業がほぼ完了した同市須磨区の千歳公園、震源地に近い兵庫県淡路市の北淡震災記念公園などでも、遺族らが祈りをささげた。午前11時50分からは、復興住宅が立ち並ぶ神戸市中央区の「HAT神戸」で「ひょうご安全の日 1・17のつどい」が行われ、井戸敏三知事が「世界の防災拠点として、各機関と連携しながら災害被害の軽減に貢献していく」とあいさつ。淡路市の新成人2人が誓いの言葉を読み上げた。(yomiuri on-line)

阪神大震災13年、「中越」被災者ら追悼行事で交流

被災地にまた鎮魂の朝が巡って来た。阪神大震災から丸13年を迎えた17日、昨年3月の能登半島地震や2004年10月の新潟県中越地震などの被災者らも、神戸市や西宮市で行われた追悼行事などに参加し、復興に向け、絆(きずな)を深め合った。石川県輪島市の「山岸町仮設住宅」の藤本幸雄区長(53)は、神戸市中央区の東遊園地で竹灯籠(とうろう)に火をともした後、発生時刻の午前5時46分に黙とうをささげた。48世帯91人が暮らす同仮設住宅では、神戸大の学生ボランティアが、足湯のサービスをしながら被災者の悩み事などを聞く活動を続けている。藤本さんは「大勢の人の温かい支援で、仮設のみんなが励まされてきた。私たちの生活再建はこれからだが、今日、この場で感じた『災害に負けない』という思いを、能登に持ち帰りたい」と話した。新潟県中越地震で約60戸の大半が全壊し、女性1人が死亡した同県川口町木沢地区の住民ら約20人は、兵庫県西宮市の被災者復興住宅を訪問、住民ら約40人と交流した。木沢地区では家屋の修復や再建はほぼ終えたが、約20戸が移転するなど、活力を取り戻すことが課題だ。同地区の無職、阿部義夫さん(64)は「西宮の皆さんの笑顔はすごくいい。木沢もいい笑顔の集落を目指したい」と話した。阪神大震災で家屋の下敷きになり、車いす生活を余儀なくされている西宮市の飯干初子さん(61)は「今の生活を受け入れるまで、言い表せない葛藤(かっとう)があったけれど、前向きに生きています。皆さん、頑張りましょう」と呼びかけた。ボランティア活動で能登半島地震や新潟県中越沖地震(昨年7月)の被災地を支援してきた兵庫県立舞子高校(神戸市垂水区)で行われた「1・17震災メモリアル行事」には、石川県立門前高と新潟県立柏崎総合高から生徒2人ずつが参加した。柏崎総合高3年の西巻奈津恵さん(18)と2年山崎聖来(せいら)さん(17)は、神戸のNPOのアドバイスを受け、被災者に必要な食器を集めた。約1か月で段ボール約1000箱分が寄せられたといい、「食器の大半が割れていた被災者にはとても喜ばれた。今後の災害に生かしたい」と話した。(yomiuri on-line)

神戸で自主トレ イチロー

米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が17日、神戸市内の室内練習場でオリックスの岡田貴弘外野手と合同トレーニングをした。約2時間、フリー打撃などをこなし、将来の4番候補と期待される岡田に大きな刺激を与えた。プロ3年目の岡田は「キャッチボールでも球が落ちない。動きにも無駄がない」と衝撃を受けた様子。イチローも「投手の球を打つのは(今年)初めてらしいけれど、対応していた。センスがある」と評価した。またイチローは阪神大震災から13年となるこの日、神戸市内で黙とうし、犠牲者の冥福を祈ったという。(sportsnavi.com)

この日は絶対に忘れてはいけません。


気になる記事から (2008.1.16)

2008-01-16 | Weblog
「船場吉兆」が再生法を申請、女将・佐知子氏が社長就任

高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)の食品偽装表示問題で、同社は16日午前、民事再生法の適用を大阪地裁に申請した。負債総額は約8億円で、同地裁は保全命令を出した。同社はこの日、女将(おかみ)で取締役の湯木佐知子氏(70)が社長に就任し、その他の湯木家の役員が全員辞任する新体制を発表した。22日に本店(同)の営業を再開する方針で、博多店(福岡市)も同時再開を目指して店舗オーナーと協議中。現在、70人残っている従業員の雇用は継続する。申請は当初15日を予定していたが、16日午前の全従業員を対象とした説明会の後にした。大阪府庁で記者会見した代理人の米田秀実弁護士らによると、負債のうち6億円は金融機関からの借り入れで、2億円は取引先のデパートなどから損害として請求されている賠償金。(yomiuri on-line)


気になる記事から (2008.1.15)

2008-01-15 | Weblog
薬害肝炎訴訟、原告と厚労相が基本合意書に調印

薬害C型肝炎集団訴訟の原告団と弁護団は15日午後、国との和解内容について取り決めた基本合意書に調印した。合意書には、国がこの問題についての検証を第三者機関を設けて行うほか、肝炎の恒久対策や薬害再発防止策について国と原告側が継続的に協議する場を設けることが盛り込まれた。調印後、原告らは福田首相と2度目の面会を果たし、改めて謝罪を受けた。これにより、2002年10月以来、全国5地裁・5高裁で国と製薬会社を相手に係争中の訴訟は順次、国との和解手続きに入る。製薬会社は態度を明確にしていないため、原告側は、謝罪などを求める要求書を提出、回答を求めている。この日、厚生労働省で行われた調印式には、原告約60人と弁護士ら計約100人が出席。全国原告団代表の山口美智子さん(51)、全国弁護団代表の鈴木利広弁護士、舛添厚労相が、基本合意書に署名・なつ印した。舛添厚労相は「改めて、薬害感染者の被害を拡大させたことに対し、率直に国の責任を認め、被害者、ご家族に心からおわび申し上げます」と頭を下げ、「薬害を起こさない体制づくりに全力を挙げて取り組みたい」と述べた。山口さんは「私たちはやっと頂上に登ることができたが、救済されない患者全員が登るために、しっかりした確実な道を作って頂きたい」とあいさつし、舛添厚労相と握手。舛添厚労相は、後ろに座っていた原告のそばに行き、その一人ひとりと握手を交わした。その後、原告らは首相官邸で福田首相と面会。福田首相は、原告ら約100人を前に「皆さんの立場に立って考えてこなかったことを大変反省している。行政の代表としておわび申し上げます」と謝罪し、「薬害の発生を防がなくてはいけないという思いを強くした。肝炎患者に対する総合的な医療をしっかりやっていく」と約束した。山口さんは「病気を抱えながら、自ら動かないと国は動いてくれないというのは、私たちで終わりにしてください」と訴えた。(yomiuri on-line)


気になる記事から (2008.1.8)

2008-01-08 | Weblog
福岡の3児死亡飲酒運転、元市職員に懲役7年6月

2006年8月、幼児3人が犠牲になった福岡市の飲酒運転追突事故で、危険運転致死傷罪と道交法違反(ひき逃げ)に問われた元市職員今林大(ふとし)被告(23)の判決が8日、福岡地裁であった。川口宰護(しょうご)裁判長は「酒酔いの程度が相当大きかったと認定することはできない」と述べ、危険運転致死傷罪(最高刑懲役20年)の成立を認めず、予備的訴因として追加された業務上過失致死傷罪(同5年)を適用、道交法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)と合わせて法定刑上限の懲役7年6月(求刑・懲役25年)を言い渡した。量刑理由について、川口裁判長は「結果の重大性、事件の悪質性にかんがみると、刑の上限をもって臨むのが相当」と述べた。今林被告は危険運転致死傷罪で起訴され、公判で、同罪の適用要件である「アルコールの影響により正常な運転が困難な状態」だったかどうかが争点となった。川口裁判長は、今林被告が運転を始めた時、「酒に酔った状態にあったことは明らか」としながらも、〈1〉スナックから事故現場まで蛇行運転や居眠り運転をせず、衝突事故も起こさなかった〈2〉事故直前、被害者の車を発見して急ブレーキをかけ、ハンドルを切った――ことなどを重視し、「アルコールの影響により、正常な運転が困難な状態にあったと認めることはできない」と判断した。その上で、「景色を眺める感じで脇見をしていた」とする今林被告の供述の信用性を認め、事故の原因については「漫然と進行方向の右側を脇見したことにあった」と結論づけた。弁護側は、業務上過失致死傷罪を適用した上で、執行猶予を求めていたが、川口裁判長は「前方を注視し、進路の安全を確認するという最も基本的かつ重要な業務上の注意を怠った。酒気を帯びた状態にもかかわらず、時速約100キロの高速度で運転し、危険極まりなく悪質」として退けた。ひき逃げについても「市職員の身分を失いたくないなどと自己保身に汲々(きゅうきゅう)としていた。交通規範意識は著しく鈍麻していた」と指摘。さらに飲酒運転による悲惨な事故が後を絶たないことに触れ、「家族の幸せを一瞬にして破壊し、葬り去った本件のような事故が繰り返されないよう願わずにはいられない」と述べた。検察側は、今林被告の言動や警察官による飲酒の再現実験などから「被告は相当酩酊(めいてい)し、運転操作が極めて困難な状態だった」と主張。危険運転致死傷罪と道交法違反の併合罪で法定刑上限の懲役25年を求刑した。同地裁は結審後の昨年12月18日、福岡地検に対し、業務上過失致死傷罪と道交法違反(酒気帯び運転)を訴因に追加するよう命令。同地検は「命令に応じなければ、3児死亡の重大事故でありながら、危険運転致死傷罪について無罪になる可能性がある」と判断。判決言い渡し前に再開された弁論で、業務上過失致死傷罪を予備的訴因として追加する変更手続きを行った。
◆福岡市の飲酒運転追突事故
今林被告は06年8月25日、飲酒後に車を運転し、福岡市東区奈多、海の中道大橋で、同市の会社員大上哲央(あきお)さん(34)の一家5人が乗ったレジャー用多目的車(RV)に追突して海に転落させて逃走。大上さんの長男紘彬(ひろあき)ちゃん(当時4歳)、二男倫彬(ともあき)ちゃん(同3歳)、長女紗彬(さあや)ちゃん(同1歳)を水死させ、大上さんと妻かおりさん(31)に軽傷を負わせた。(yomiuri on-line)


どうしても子供の父親の立場として見てしまいます。
これじゃあ「ザル法」と言われても仕方がありませんね。
本当にこんなことでいいんでしょうか?


気になる記事から (2008.1.7)

2008-01-07 | Weblog
胎盤働かす遺伝子発見

哺乳類の進化解明へ一歩
母体と胎児との間で栄養などのやり取りを行う胎盤がうまく働くために重要な遺伝子を、東京医科歯科大や国立成育医療センター研究所のチームが発見した。この遺伝子は、細胞に感染するウイルスのように外来の遺伝子が起源であることがわかっており、哺乳(ほにゅう)類の進化の過程を明らかにする一歩になるという。研究成果は6日付の科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に掲載される。研究チームが発見した遺伝子はPeg11/Rtl1。マウスの実験で、この遺伝子を失わせると、胎児が母体から栄養や酸素を得る胎盤の毛細血管の形が異常になり、胎児は出産前後に死んでしまったという。また、この遺伝子の働きが強くなったり弱くなったりしている人では、胎児期や生後に発育障害などを起こしていることも確認した。
胎盤 妊娠すると、子宮内にできる哺乳類に共通の器官。胎児は、そこから伸びる臍帯(さいたい=へその緒)を介して、母体から栄養分をもらったり、酸素を取り込む。また、分泌されるホルモンは、妊娠状態の維持に重要な役割を果たす。出産後には自然に脱落する。(yomiuri on-line)



気になる記事から (2008.1.4)

2008-01-04 | Weblog
年金「全額税方式」 経団連正式提言へ

日本経団連の御手洗冨士夫会長は、読売新聞のインタビューで、経団連の年金制度改革案として、基礎年金の財源のすべてを税金でまかなう「全額税方式」を提言する考えを示した。御手洗会長は昨年9月、「全額税方式は選択肢の一つ」との認識を示しており、経団連として正式に、与党や民主党などに全額税方式の検討を求めることにした。経団連は、政府が1月に設置する「社会保障に関する国民会議」の議論も見ながら、提言を発表する。政府は2004年の年金改革で、現行の保険料方式を前提に、基礎年金の国庫負担を09年度までに3分の1から2分の1に引き上げることを決めている。御手洗会長は「2分の2(全額税方式)もその延長線上にあるのではないか」と指摘した。現行の年金制度については、「(国民年金保険料の納付対象者の)40%近くも払っていないうえ、社会保険庁の(年金記録問題などの)不始末で混乱し、制度としての体をなしていない」と改革の必要性を強調。「わかりやすく、財源がしっかりしている制度にすべきだ」と求めた。年金財源としては「消費税が最有力候補だ。08年は大きなヤマ場になる」と、08年中に消費税率の引き上げの結論を出すべきだとの考えを示した。また、「国民にいつでも見えるようにすることが必要だ」とも述べ、国民がインターネットなどを通じて給付と負担の関係がわかるようにするため、社会保障番号制度を確立することなどを求めた。(yomiuri on-line)


気になる記事から (2007.12.25)

2007-12-25 | Weblog
下着投げ入れ男、女性殺害容疑逮捕へ…時効まで1年

大阪府茨木市内の民家に下着を投げ入れたとして、廃棄物処理法違反罪で起訴された男が、1994年1月、大阪・梅田のホテルで当時26歳の女性が殺害された事件に関与した疑いが強まり、府警は強盗殺人容疑で男の逮捕状を取った。殺人現場の遺留物から検出されたDNA型が、下着に付いていた男の型と一致、ホテルの防犯カメラには、よく似た男が、女性のバッグを持ち去る姿も映っており、25日に再逮捕し、動機や経緯を追及する。男は、会社員押谷(おしたに)和夫被告(48)。調べでは、押谷被告は94年1月16日、大阪市北区の大阪マルビル内の「大阪第一ホテル」26階の部屋で、女性の頭や顔を鈍器でめった打ちにしたうえ、首を絞めて殺害し、財布入りのバッグを奪って逃げた疑いが持たれている。府警によると、押谷被告とみられる男は16日午後2時すぎ、背広姿でホテルに現れ、偽名でチェックインした部屋から派遣型風俗店に電話をかけ、同店でアルバイトをしていた女性を呼んだ。女性は同5時20分ごろに到着し、殺害されたとみられる。防犯カメラには、同6時20分ごろ、眼鏡とコートで変装して逃げる同じ男の姿が映っていた。押谷被告は今年9~11月、茨木市彩都あさぎの自宅近くの民家38軒の庭などに、女性用下着計約120点を放置したとして、逮捕、起訴された。繰り返される下着放置事件を捜査していた府警は10月、下着の付着物のDNA型を調べ、警察庁の「DNAデータベース」で照会したところ、約14年前の女性殺害事件の現場に残されていた遺留物のものと一致、時効まで1年余りに迫って、押谷被告の逮捕状を取った。(yomiuri on-line)

犯罪者DNA情報の蓄積と、時効の見直しが必要だと思います。


気になる記事から (2007.12.21)

2007-12-21 | Weblog
薬害肝炎訴訟 和解の展望見えず

与党からも手法に批判薬害C型肝炎訴訟の和解協議は20日、政府の修正案の受け入れを原告団が拒否し、物別れの方向となった。政府は譲歩して修正案をまとめたものの、原告団は一歩も引かなかった。政府・与党内には、調整役としての舛添厚生労働相を批判する声も出ている。舛添氏は20日夕、政府の修正案について、記者団に「これが政治決断の案だ。ベストを尽くした」と強調した。この修正案は、舛添氏が19日夕、福田首相との直談判でほぼ固まっていた。「閣僚の職を賭(と)す覚悟で調整をやってきた。修正案を了承してほしい」首相官邸で舛添氏は首相にこう迫り、修正案の取りまとめの了承を取り付けた。周辺によると、首相側は、舛添氏に対し、「官邸の裏口から出入りしてほしい」と求めた。舛添氏が報道陣に「職を賭す」と明言すれば、辞任論が独り歩きしかねないと警戒していたとみられる。今回の修正案のポイントは〈1〉原告側が求めていた約150億円の和解金総額を上回る約170億円を提示〈2〉全員に和解金が支払われる事実上の全員救済――だ。原告団が主張する一律救済については、厚労省の事務方や法務省などが「大阪高裁の和解骨子案を超えている」と主張し、舛添氏も断念せざるをえなかった。ただ、和解金の大幅な積み増しについては、舛添氏が省庁の抵抗を押し切った。舛添氏は翌20日午前、修正案を発表した。だが、わずか数分後、原告団が記者会見で受け入れ拒否を表明した。受け入れに自信を見せていた舛添氏は周辺に「(原告団は)私がまとめた案を理解していないのではないか。裁判で勝ってもこれほどの内容にはならない」と不満を漏らした。政府・与党内では、今回まとまらなかった理由として、原告団の姿勢に加え、舛添氏の調整手腕を指摘する声がある。舛添氏は早い段階から「(原告団の)みんなを救う」と明言し、原告団内に「政府は譲歩する」との期待感を持たせたとみられる。さらに、与党にも「肝炎問題は私に任せてほしい」と伝えるなど、「スタンドプレーを選んだ」(自民党議員)と受け止められている。舛添氏は20日、「もっと努力を続けて、問題解決に全力を尽くしたい」と語ったが、展望は見えていない。
首相「心からおわび」
福田首相は20日夜、薬害C型肝炎集団訴訟に関し、「薬害が発生してしまったことについて、被害者の方々に本当に申し訳ないと思っている。心からおわびしたい。長い間、大変ご苦労された方々に対し、本当におわびの言葉もない思いだ」と述べ、謝罪した。原告側による国の修正案拒否については「大阪高裁でどう受け止め、原告の方々と話し合いをしてくれるかだ」と語った。高裁の判断次第で、国としても一層の譲歩を行うことを示唆したものだ。(yomiuri on-line)


薬害肝炎協議 厚労相「引き続き努力」

原告は支援求め政党行脚
薬害C型肝炎集団訴訟の和解協議で、国側が20日午前に公表した修正案を原告が拒否し、和解協議決裂の可能性が出ていることについて、舛添厚生労働相は20日夕、報道陣に対し、「引き続き、この問題を早期に解決するために努力を続ける」と述べ、今後も協議を続けていく考えを示した。舛添厚労相は「大阪高裁のテーブルの上で最大限の努力をしたつもりなので、原告もそこのところを踏まえてほしい」と修正案への理解を求めた上で、「今後は大阪高裁がイニシアチブを取り、第2次和解案を出すなど色々なことをやると思うので、とりあえずはその動きを待ちたい」と話し、大阪高裁の判断をみて対応を考える姿勢を示した。一方、原告団と弁護団は20日午後、民主、公明、共産など各政党を訪ね、原告側が求める「全員一律救済」への理解と支援を求めた。民主党との会合で、全国原告団代表の山口美智子さん(51)は「私たちと同じ苦しみを受けた被害者が全員同じように救済されることを目標に戦ってきた。総理の決断が得られなくても、舛添大臣から裏切られても、全面解決を勝ち取るまでこれからも戦います」と訴えた。菅代表代行は「自分のことだけではなく、まだ提訴されていない人も含めて一律でないとだめなんだという主張には心から敬意を表したい」と述べ、今後も協力していくことを約束した。政府に「全員一律救済」の政治決断を申し入れていた公明党でも、斉藤鉄夫政調会長が「政府の考え方が皆さんの考えに近づくよう全力を挙げる」と述べ、与党内からも原告を後押ししていく姿勢を示した。大阪訴訟の弁護団によると、大阪高裁に対しては21日に、今回の和解骨子案を土台にした交渉には今後応じない考えを伝える方針。(yomiuri on-line)


「別の枠組み出れば対応」 薬害肝炎で厚労相

薬害C型肝炎集団訴訟の和解協議で国側の修正案を原告側が拒否し、協議が決裂する可能性が高まっていることについて、舛添厚生労働相は21日、閣議後の記者会見で「大阪高裁が別の枠組みを出せば、それに対応する」と述べ、現時点の枠組みにはこだわらないとする考えを示した。舛添厚労相は、「とりあえずは大阪高裁の対応を待って、きちんと対応する」としたうえで、同高裁での協議が決裂した場合について、「五つの裁判所で訴訟をやっているので、全部の裁判所で和解をする場ができる。引き続き全面的に解決するために努力を続けていく」と話した。(yomiuri on-line)


気になる記事から (2007.12.20)

2007-12-20 | Weblog
ねんきん特別便 相談電話が殺到

一部対応できず該当者がわからない約5000万件の年金記録の持ち主を捜すため、過去の加入記録を通知する「ねんきん特別便」の発送が17日に始まったことを受け、社会保険庁が同日に設置した相談電話に問い合わせが殺到している。19日までに延べ1万6298件の電話があったが、6・5%には回線がいっぱいで応答できなかった。同庁は現行の350回線から、来年3月までに1200~1400回線に増設して対応する方針。同庁は全国4か所にコールセンターを設けて対応している。「ねんきん特別便専用ダイヤル」の番号は0570・058・555(IP電話、PHSからは03・6700・1144)。これまでのところ「自分の特別便はいつ届くか」との問い合わせが多く、「特別便が届いたがどうすればいいか」「書類の記入の仕方を教えてほしい」といった質問も相次いでいる。(yomiuri on-line)

年金記録照合に1500億円

8億5000万件、社保庁試算
年金記録漏れ問題への対応策として、政府・与党が7月に発表した「コンピューター上の記録と台帳等の突き合わせ作業」について、社会保険庁が約1500億円の経費が必要と試算していることが20日、わかった。社保庁のずさんな記録管理の後始末に、膨大な費用が必要なことが判明した。社保庁はこの試算結果を、与党の厚生労働関係の国会議員に個別に説明している。政府・与党は、該当者不明の約5000万件の年金記録が発生した原因の一つに台帳からの転記ミスがあるとして、7月の合意文書に「被保険者名簿とコンピューターの記録とを突き合わせて確認する」ことを明記した。確認の期限は特に切っていない。社保庁のコンピューター上の記録は約3億件。年金記録の台帳は、市町村に約1億3500万件、社会保険事務所などに約7億1100万件保管され、一部マイクロフィルム化されている。照合は民間に委託し、台帳と食い違いがないかを手作業で調べる。費用の大半は人件費だという。(yomiuri on-line)