みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

今月の斜め読み

2015年12月31日 | 趣味
「すごい実験」(高エネルギー加速器研究機構 多田将)
素粒子物理の最前線、ニュートリノ研究が分かる!という
帯文に惹かれて購入。
著者は京大で博士を取っているにも関わらず、これまで
出ていた物理の本は難しすぎる(イメージで理解できない)と
いう問題意識にたち、とにかく分かりやすい内容で執筆。
高校生くらいの時に、こういう物理の本があったらなぁ。
もちろん、後半は難しくなるのですけど、でもなんとか
最後までくいついて読もうと言う気になる本。

「劇画 ヒットラー」(水木しげる)
読まず嫌いしないで早く読んでおけばよかった。

「ラバウル従軍後記 トペトロとの50年」、
水木しげるのスケッチがあまりにも秀逸で驚いた。
新刊「ゲゲゲのゲーテ」、これはまぁまぁ。
みかどん向けに購入した「鬼太郎百科」?はやはり良かった。
子供時代、あれを読んでどんなに妖怪の世界に思いを巡らせたか。

「沢田マンションの冒険」(加賀谷哲郎)
これも上と同じくちくま文庫。そしてトマソンの延長線。
私も年を取って保守的になってきたのか、素人による
違法建築にちょっと引いてしまった。
20代だったら面白い!と思って突撃したかもしれないけど。

「自分のついた嘘を真実だと思い込む人」(片田珠美)
なぜ嘘つきが増えたのか。肥大するばかりの自己愛を抱えて、
あきらめきれない人が増えていることが一因だと。


仕事ではBilal、Poor Numbers, Terrorism and political violenceを
斜め読み中。terrorism researchの方法で、フィールドワークのやり方
なんて章があって、さすがイギリスの出版社だと感心。


映画「杉原千畝」を見る

2015年12月31日 | みかどん
すっかり忘れてましたが、
先日三人で封切られたばかりの「杉原千畝」を見てきました。

みかどんは漫画を結構読みこんでいたので、
まぁなんとかなるかと思いきや、
のっけから英語(字幕あり)で、分かっているのかいないのか。

満州国や関東軍やら漫画にはあまり載っていないエピソードに、
銃で人を撃つシーン(満州国+ナチスがユダヤ人の集団を何度にも
わたり処刑していくところ)が結構きつい。
特にナチスのシーンは、大人でもちょっときついと言う気がしました。

みかどんにはやや可哀そうな感じでしたが、
まぁ戦争の悲惨さを感じ取ってくれればいいです。

それにしても、あまりにもユダヤ人の悲劇を前面に出し過ぎた
感じで、途中からユダヤ系のロビイ映画を見ているような気に
なりました…。そっちが制作資金も負担したのかなぁ。

最近何故か涙もろくて、冒頭から最後までハンカチが手放せず
ダンナから呆れられました。
自分でも何故そうなったのかよく分からない。

「諜報の神様と呼ばれた男」(情報士官小野寺信)を読むと、
杉原千畝は、小野寺武官の配下にあったことが分かります。
私が子供時代に親しんだムーミン童話の翻訳者、小野寺百合子は
小野寺武官の妻で、赴任地で暗号を打っていたとは。




子供のうちから検定漬け

2015年12月31日 | みかどん
今年はひときわ忙しい一年でした。
特にみかどんは、海外から日本の生活に
戻るという大きな変化があり、大変なことも
多かったけれど、そのぶん成長もしたように
思います。

それにしても、日本に戻ってくると、
やたら○○検定というのがあり、
この9カ月で、算数検定、英検5級、
仏検3級(これのみ我が家の都合)、スキー検定を
こなし、年明けには漢検7級も控えています。

学校からは、卒業までに
英検4級、スキージュニア検定上位(2-3級くらい)を
取るよう【暗に】勧められています。
【暗に】というのは、学校のカリキュラムをこなせば
自然に取れるのではなく、家庭でプラスアルファをやりなさい
という意味…。

こんなに級ばかりで評価されるのが、子供にとっては
いいのか悪いのか…。
もちろん、上を目指し努力するという姿勢がつくのは
いいことなのだけど。

といいつつ、来年前半には
英検4級、そして仏検準2級を取ることができれば、
当面は語学は放置しておけるかなぁと思ったり。

スケートも再開したいというみかどんですが、
初級を取ってから約3年、きちんとしたレッスンを
受けていないので、うーん、どうかなぁ…。
前のリンクは、あまりにも本気の親子達が集っているので
怖くて戻れない。


スキー教室に行ってきた

2015年12月31日 | みかどん
お友達数名と一緒に、スキーのライセンスが取得できる
教室に数日行ってきました。

お友達は既に何年も参加しているので、ジュニア3級を
持っている子も。みかどんは生まれて初めてのスキーで、
どうなることかと思っていたけれど、とりあえず
ボーゲンくらいはできるようになり、5級を取って
うれし涙で帰ってきました。
最後はなんとかナイターまで参加できたようです。

小学校では来年からスキー教室が始まるので、
その前までにある程度うまくなっている必要があるのだとか。
さすが私立。

春休みにも同じ教室があるとかで、
お友達と行きたいねと言っているようです。
結構いい値段だけど、自立心も養えるし、
できることが増えるのはいいことなので、
また行かせようかなぁ
(そしてその隙に私はパリに本の買い出しに脱出)。


クリスマスプレゼント

2015年12月30日 | みかどん
昨年まではサンタさんに手紙を書いていたけれど、
今年は何も準備していなかったので、ませた友達に
囲まれて、いよいよ現実を知ったのだと思っていたら、
24日当日になって、サンタさんはパリにプレゼントを
持って行ってしまうかもしれないと慌てて手紙を書き、
私が帰宅した時は窓に張り付けていました。


読みにくいけどサンタさんへの手紙やホッカイロ、
ハンドクリーム等。この他あたたかいカフェオレと
クッキーも準備。

リアルサンタはドタバタしていて、24日の昼に職場近くの
文房具屋に駆け込み、好きそうなものをとりあえず購入。


みかどんがパリで大好きだったHARIBO(お菓子)のクマの
三色ボールペンや、最近彫刻刀を習っているので、
はんけしセット等苦肉の策。

夜は、NORADのサンタ・トラッカーを見せて、
いかにもサンタが近づいているという芝居を打って
寝かしつけ、テーブルの上に置いておきました。

朝起きてきたみかどん、プレゼントを見るなり、
「これママのプレゼントでしょう!
もふもふ犬のカードに、リラックマの袋だから
ママに決まってる」と畳みかけられ、
ごまかせず。。。涙

あとでママ友から、誤魔化すのよ!と言われましたが…。

結局、みかどんがお友達とスキーに行っている間に、
本屋で別のプレゼントを買う羽目に。


私の趣味が前面に出て再度ばれないよう、
鬼太郎の本と「トットちゃんとトットちゃんたち」
(黒柳徹子さんのユニセフ親善大使時代のお話)は省きました…。

サンタは、パパの書斎部屋に置いていったということで
ダンナに口裏を合わせてもらい、
先程スキーから帰宅したみかどん、
「お金があれば幸せなの?」は喜んで読み、
「恋」の本は照れくさそうに読んでます
(「恋」は全部は分からなかったと。それはそうでしょう。
「ちゃお」とかのおかしな少女漫画に頭を毒されては困る)。

仏検3級合格

2015年12月15日 | みかどん
みかどん がんばりました。
8割ちょっとの得点で合格(合格基準点は60点)。

良かったよかった。
これでしばらく(これまでも何もやってないけど)
フランス語を忘れていられます。

発音は意外に衰えていないのが驚き。

まぁこんなに毎日テレビでおフランスのニュースやっていれば、
嫌でも耳に付きますかね。変な言葉ばかり。
かつて、国民戦線のル・ペン党首を、
美人だと褒めたこともあったっけ。

はじめて選んだ格言(?)

2015年12月07日 | みかどん
我が家の癒しの元リラックマ。

パリに脱出する時のてんやわんやで
疲れ果てた時、コンビニで目に入った
「動けないなら 運んでもらおう」が心に沁み入り、
「リラックマ生活9」を購入。

購入時は漢字があまり読めなかったみかどんも、
早10歳、色々分かるようになり、
今日、寝ころんでいる私のところに、好きな言葉はこれだと
言って持ってきました。

「歩き出すタイミングなんて 自分で決めたらいいんです」と

「前ばっかり向いてても 後ろばっかり向いてても見えない
横にいる人」

随分大人になったんだなぁと驚きました。


私は今でも「運んでもらおう」と
「立てないなら 立てるまで 休みましょう」
「まずは 中から あたためるんです(お茶を飲む図)」

もう「猪突猛進」は返上かもしれません・・・

地中海難民のルポルタージュ「ビラル」

2015年12月06日 | 仕事
9月のチュニス行き後に立ち寄ったパリの古本屋で、
サハラ砂漠から地中海をわたる難民のルポルタージュを発見。



既に2007年、イタリア人ジャーナリストFabrizio Gattiが、
自ら難民に扮して、セネガルを起点に、マリ、ニジェール、
過酷なサハラ超えをしてリビア、そこからランプデーサ島、
マルタ、ローマへと渡って行く過程を書いていました
(これまでも研究論文ではあったけれど、自ら経験するという
すさまじいものはなかったかと)。

まだ読み始めたばかりで、ダカールから陸路でマリ国境に
入るところですが、それまでも波乱だらけ。
詳しい地図を見ながら読み進めていますが、
分厚い(480頁)のでいつ読み終わるか(今やっと40頁)。

面白い本なので、しばらくブログ上で続けるかもしれません。

冬の遊びの予定

2015年12月06日 | みかどん
この冬はお友達とスキー教室デビュー。
お友達は既にパラレルまでできるそうなので、
初心者のみかどんをスキーにならすために、
日帰りでどこかに連れていくかダンナと相談中。
ちなみに寒いのが嫌いなダンナは温泉で待つと言い、
スキーは20年近くしていない私も到底教えられないので、
教室に入れてどこかで本でも読んで待っているつもりですが…。

大晦日は、従兄弟たちとキッザニア。
なんて贅沢な年末でしょうか。

あとは、年明けの連休に、期限の迫っていた
マイレージを活用して、みかどんをUSJに連れていくことに。
とはいえUSJだけではあまりにも私が楽しくないので、
関西(特に神戸)観光もしたいと思っています。

しかし勉強もだんだん難しくなってきたので、
本当は冬期講習にでも入れたいところですが…

仏検の結果はいつくるのかなぁ。



ようやく船便をあけられた

2015年12月06日 | 仕事
5月下旬に船便は到着してましたが、
冬物はついつい後回しに。
急激に寒くなり、私もみかどんも
洋服が必要になってきたので、ようやく
みかどんのベッドの下に潜り込んでいた
残りの箱を解きました。

昨年大変な思いをして探し回った
みかどんのミシン(クリスマスプレゼント)、
スケート靴、結局使わなかったトランス、
父に買ってもらったダイソンの高い扇風機
(電圧が違うのでトランスが必要)、
見つからずおかしいと思っていた私の本、
あと大量の衣服。

これから年末までに部屋の整理をします。



パパがいないと寂しい

2015年12月01日 | みかどん
少しずつ体調も戻ってきたみかどん。
今は学校で詩を習っています。

昨晩は自由な題で詩を作る宿題が出て、
日曜の夜は寂しいという、勤め人のような
テーマを言いだしました。

そのまま放っておくと、
単にお休みが終わるのがつまらないという
作文になってしまいそうだったので、
こちらがゴーストライターとなり
日曜夜のダンナとの別れ@駅のホーム、
を韻を踏んで書かせました。

電話でダンナに読み聞かせたところ、
みかどんはその時の気持ちを思い出して
泣き出してしまい(-_-;)
授業で発表する時にも泣いてしまったら
どうしようと不安な顔をして行きました。

日曜夜、私は長く一緒にいたような気がするのですが、
みかどんに言わせると夕食+@で1時間少しとのこと。
まぁ確かに会うまでの時間長く待ったけどね。