みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

ユーリ・ノルシュテイン(霧の中のはりねずみ)

2007年05月02日 | みかどん
今日は変な天気でしたが、ママ友宅に遊びに行って
親子ともども楽しい時間を過ごしてきました!

彼女にはみかどんの同級生になる赤ちゃんがいて、
ママ同士がご飯を食べたりおしゃべりしている間、
ベビーたちはおもちゃで遊んだり、転がったり
して楽しそうでした。

ママ友宅に、最近のお気に入りDVDのひとつ
(ズデネック・ミレル作品集)を持っていった
ところ、彼女からそれに匹敵する素晴らしいDVDを
見せてもらい、早速貸してもらいました。

以前、母が「霧の中のはりねずみ」という絵本を
買ってきて、その独特の世界観に姉と頭をすっかり
やられてしまったのですが、今回は絵本の元となった
アニメーションや、彼の代表作である「話の話」
という作品を見て、ますますその魅力に取り付かれて
しまいました。

最近はみかどんの大好きな「カーズ」に付き合わされた
お陰で、CGをフルに活用したアニメも凄いものだと
思っていましたが、1960-70年代にこのような
傑作ができていたとは驚きです。

特に、「話の話」は
一見すると暗い色調の中に様々な色彩や素材が織り込まれ、
会話や字幕が一切ないまま話が展開しても、画面から
非常に強いメッセージが伝わってきます。

説明によると、作者は手塚治虫等の著名人から熱烈に愛され、
日本で知られている海外のアニメーション作家の中で
最も愛されている存在だそうです。

ダンナともこの感動を分かち合いたいと思い
(ダンナは実際のところこういう類には全然興味ないけれど
つきあってくれる)、みかどんが寝てからDVDをセットした
ところ、なんとリモコンが見つかりません。
20分ほど大人二人で捜索しても出てこず、仕方がないので
諦めました・・・