音楽談義(保坂和志)

2016年07月09日 | 音楽本
音楽談義 Music Conversations (ele-king books)
保坂和志,湯浅学
Pヴァイン
 2014.12 

”同級生”保坂和志とそのまた同級生湯浅学の音楽対談。2013年5月から2014年9月にわたり7回。

洋楽が主なのだが、保坂さんが「どうして我々の学年にアイドルが少ないのか」と嘆く場面がまったく同感。1年上に郷ひろみとか御三家がいて、アン・ルイスが同学年でいるものの、すーっと2学年下の百恵ちゃんまでいってしまった、と。

発売元がPヴァインだ。
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ア ハード・デイズ・ナイト(ビートルズ)

2016年06月18日 | ロック
A HARD DAY'S NIGHT(初回限定版) [Blu-ray]
バップ
 


BSで。初めてみたのは1974年夏。地方の小さな映画館でヘルプと2本立てだった。夏休みの映画館は観客もまばらだった。前年に出た赤盤・青盤で遅ればせながらビートルズの虜になってしまっていた。観るのは40年ぶりである。

この映画で一番印象に残っていたのが、ポールのおじいちゃん。列車の座席で「ボクにはおじいちゃんが2人いるんだ」というセリフと、老人が「わしらはあんなやつらのために戦ったのかい」というセリフで、60年代初頭は戦争がすぐ近くにあったんだなあ、と思ったのだが、その場面がなんか覚えていたのとちょっと違っていた。「わしらは~」のセリフは、騒いでいた4人が去ったあと、老人2人が顔を見合わせて言った、と思っていたのだが、昨日のは4人の中に座った中年の紳士が4人に向かって言っていた。

TVに映る4人はとても若々しく初々しくて、なによりとても仲がよさそう。わずか数年で溝ができるんだよなあ、ジョンとジョージはもういないんだ、などと若い顔を見ながら思う。そしてなんと、この映画のあとの番組がロン・ウッドがミュージシャンと対談をするもので、相手がポールだった。最近の収録らしく、長生きしたポールがいた。
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秋吉敏子&ルー・タバキンコンサート

2016年05月06日 | ジャズ
近場だから行こうか、と軽い気持ちで行きましたが、御年86歳の偉大なピアニストに感服しました。また、直後にBSでタイミングよく番組を見てより興味がわいてきました。水俣を題材にしたものがあり、ナベサダとも交流がある、という情報はジャズを聴き始めた昭和50年頃、自然に耳に入ってくる状況ではありましたが、曲はあまり聴いてませんでした。

会場は9割の入り。60代後半の方が多かったように思います。始まる前、配られたブロフィールをみて、86歳! 夫のルー氏は10歳下なのか、などと思っていると、登場、黒に全身にスパンコールが星のように入った衣装がまたよく似あっている。 おおー、若い、背筋がぴんとしている。軽やかな音。デュオなので左手のリズムとベースラインがこれまた力強い。うーん、自分の母は90歳でわずか4歳しか違わないのに、このジャズ感覚はなんだ。ちょっと右手は音を省いたかと感じる箇所もあったが、この生命力はなんだ。

満州からの引き上げ、別府でのダンスホールでのジャズピアニストとしての採用、アメリカ留学、そして独自の音楽の創造と随所に言葉をはさんでの進行でした。また、ルーさんのフルートも尺八を思わせるものもあり、息もぴったりでした。5.1那須野が原ハーモニーホール

そして、なんと3日にNHKBSで、秋吉氏の半生を自身の曲のスタジオ演奏と、娘さんのマンデイ満ちるさんのナレーションで綴るものがありました。この番組でより一層理解が深まりました。水俣や小野田さんを題材にした「孤軍」など、ジャーナリストだったら文を書いたを思うが、自身はジャズピアニストなので、ジャズ語で書いた、と語ってました。鼓の入った孤軍、これがよかった。番組を見るとこれが74年発表で、きっとここら辺が当時耳に入っていたのだろうが、当時は受け入れる素地ができてなかったのかも。

「ジャズと生きる」という著書もあるようで、ぜひ聴いて読んでみたい。
孤軍
秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド
SMJ


ジャズと生きる (岩波新書)
穐吉 敏子
岩波書店
 

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デビッド・ボウイ

2016年01月11日 | ロック
デビッド・ボウイが亡くなった。NHKでニュースと9時の冒頭で流れた。大きな扱いに驚く。キャメロン首相のコメントも2回見た。初めて知ったのは73年の来日の新聞記事だ。歌舞伎の隈どりに興味を持った、というのが小さく載っていた。顔的には眉毛の無いあの時代のが一番好き。78年頃に紀伊国屋ホールで「地球に落ちてきた男」を見た。内容はほとんど覚えてないが、目を剥がす、ように見える場面があって、それがたぶんソフトコンタクトレンズを単に取っただけだと分かったのは自分でソフトコンタクトレンズを使ってからだ。曲では「ジーン・ジニー」を同時代的に聴いてる気がするが、一番好きなのは「世界を売った男」。これは実はニルバーナのアンプラグドで知ったものなのだ。っていうことはあまり熱心な聴き手ではなかったかな。LPはもちろんCD買ってないかも、ベスト盤はあったか。エアチェックのテープは2,3本ある。でもそんな聴き手でもポッカリと寂しい。



地球に落ちて来た男 [Blu-ray]
 1976制作。ボウイが出ているから、という理由だけで見に行った。「ラスト・ショー」との2本立てだったように思う。



世界を売った男
 1971 



アラジン・セイン
 1973  やはりこの顔。



nasumayoさんの「Diskジャンキーズ」 デビッド・ボウイ関連記事。アーティストの好みが重なってます。



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テイラー・スウィフト

2015年11月05日 | ロック
1989
テイラー・スウィフト


2015.4.29購入。TVで姿をみて一目ぼれ。顔もかわいいし、何より背が高いところが好き。ポップミュージックは若さの発露なのか。キャッチーなメロディ。
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ペレアスとメリザンド(Eテレ)

2015年02月09日 | クラシック
EテレN響、9時半位から見る。日曜、何も見たいものがないとBGMがわりにつける時がある。オーケストラを前に男性、女性が譜面を見ながら歌っている。男性は荒々しくいらついた感じで声高に、女性はとても通る高い声。字幕が出ているので読むと、父親が妻の逢引の場をなんと窓越しに子供に見させ、二人は見つめあっているのか~♪ そうだよ~♪ 子供役はふくよかで丸顔の女性。オペラではないが手の動きや体のちょっとした動きで7,8歳の男の子なのかな?と想像する ・・・服装は現代のものだが、どうも王様らしい。場面が変わると、また新たな人物、当の妻とあれ、王様の父? というわけで、またぐぐりながらみると、題名は「ペアレスとメリザンド」、なんとあの青い鳥のメーテルリンク原作の戯曲。筋書きだけ追うと、とある王国で、兄王子はメリザンドという娘(王女)を見染め妻にするが、妻は異父弟と恋仲になり死が訪れる、という話。字幕を読んでいても筋の展開はすぐ想像がつく。だがこれに当時の作曲家たちはそそられたらしい。ドビューシー、フォーレ、シェーンベルク、シベリウス、ウォレスと5人も作曲している。やっていたのは、ドビュッシーので、指揮者はデュトワ。最近、感性が鈍っているらしく、なんと陳腐な筋書きよ、と思うのだが、しかし5人も作曲してる。そして検索から「象徴主義」の作品、と出てきて、これまたそれがわからず検索すると、外面の写実より内面を描く・・ 絵だとルドン、モロー、クリムト、・・おおそうか。舞台となる森の王国、死は何かを象徴しているらしい。同じ象徴主義でも文学、音楽より絵の方がとりあえず表面だけ視界に入る分分かりやすいかな。

となにかよくわからないのだが、とうとう最後まで観た?聴いた?のだった。男の子役の人がよかったからかも。そしてオペラのような劇でなく、登場人物が場ごとに入れ替わり、立って歌うだけ、というのがよかった。

N響2014.12.5の演奏会でした。 配役あり。
男の子イニョルド役はカトゥーナ・ガデリアという方でした。

なんと、1枚のCDに4人の作曲家のバージョンが入ってる。しかもジャケットはバーン・ジョーンズじゃないですか。
ペレアスとメリザンド
シベリウス,ドビュッシー,シェーンベルク,フォーレ,ボド(セルジュ),コンスタント,チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
日本コロムビア



原作は
対訳 ペレアスとメリザンド (岩波文庫)
杉本秀太郎訳
岩波書店
 1892年の作

N響のページに「メリザンドの正体」と題するフランス文学者↑岩波文庫の訳者、杉本秀太郎氏の文が載っています。水の神に仕える巫女ではないかというのだが。
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パリの散歩道/哀愁のヨーロッパ

2014年02月14日 | ロック
ここ数日「哀愁のヨーロッパ」が頭に響きます。目には麗しい羽生選手のスケート。そうです、スマートななかにもキリッとしたあの若者の華麗にして緊張感のある踊る姿の裏に流れる湿ったギターのなつかしい響き。郷愁をそそる音色、あれ、そうかな? そうなような違うような。調べてみるとそれは、ゲイリー・ムーアの「パリの散歩道」という曲でした。「羽生」「サンタナ」で検索すると簡単に行き着きました。

 1978.9発売 
「Back on the Streets」に入っている「パリの散歩道(Parisenne Walkways )」が羽生選手のバックの曲。

それにしても似てますよね。よく聴くと違うのですが、情感に訴えるゆっくりとした曲調と音色。パリ~は1978で哀愁の~は1976発売。発売当時、哀愁のヨーロッパに似ているという声もあったようです。「哀愁のヨーロッパ」が出た時はジェフ・ベックの「哀しみの恋人たち」の系譜だなあと思ったものでした。ん~ でも、パリ~ は当時記憶にないんですよね。ゲイリー・ムーアだったのかと分かってなぜか白塗りの顔のあの人だ、と思いましたが、ゲイリー違いで白塗りの方はゲイリー・ニューマンでした。

 「哀愁のヨーロッパ」が入っているサンタナ「アミーゴ」

まちがえてしまったゲイリー・ニューマン


(続)我流・天声・を・書くさんのblogに詳しく載っています。
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タイガース

2014年01月24日 | 日本のロック
BSでタイガース 復活?公演を見てます。一瞬宮崎駿が出てきたのかと思ったけど、いやー、みんないい年のとりかたしてるなー。久しぶりに楽器をもったという、ピーとサリーが信じられない。岸辺シローはまさかの車いすで出演。「今日まで生きてきました、明日からも生きていきます。」っていうジュリーの語りが、観客席も含めて実に身に入ります。ああ、昭和の音楽。しかも40年代だよねー。コタツに入って見る、聴く音楽。これが私のローティーンを彩る音楽なんだなあ。
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サッポロビールのCM~Wild Thing

2014年01月04日 | ロック
昨日、TVから流れてきたCM曲、久しぶりにおっいいじゃない、誰が演ってるんだろう? しかしどこか既視感ならぬ既聴感、バックのギターが、いつかどこかで、オアシスじゃないし、何だろう? CMの曲は奥田民生の「挙を天につき上げろ」だと分かった。でもあのバックギター というわけでこのblogのもくじをつらつらみてると、もしかしてCMの曲トロッグス のこれだ似てるなあ。(このblogで2006年5月)

拳を天につき上げろ(初回生産限定盤)(DVD付)
奥田民生
KRE


奥田民生の拳を天につき上げろ you tube

トロッグスの wild thing you tube

wild thingについてまとめてみました。
映画メジャー・リーグでのwild thing you tube こういう風に使われてるのですね。CMの大群衆との一体感と通じるものがあります。X(ロサンゼルスのバンド)というグループのカバー すっきりしてなかなかいいです。

ジミ・ヘンドリックスのwild thing you tube クラーク大学で1968
ジミ・ヘンドリックスのwild thing モンタレー 1分17秒あたりで始まる このあとギター炎上

もともとは、チップ・テイラー(Chip Taylor/1940-)作曲の曲をワイルド・ワンズというアメリカのグループが1965年にヒットさせた。2006年に三菱地所のCMでも使われていた。


カヴァー意欲を掻き立てる曲なのか。ジェフ・ベックとチャーもやっていた。どちらもジミヘンが下敷きのよう。
ジェフ・ベックのwild thing  

charのwild thing

the pinupsという女性グループのwild thing  youtube

カヴァーソングコレクションというblogでも取り上げられてました。
ジェフ・ベックのwild thingについてのblog記事LAZY SMOKeY DAMN 1986年に軽井沢でのライブでwild thingを演奏。シングルCD LP?を出したらしいが品切れ。

ワイルド・シング~ソングス・オブ・チップ・テイラー
ミュージック・シーン
 チップ・テイラー曲集。自身の演奏ではなく提供した人の演奏。トロッグスのwild thingが入っている。

Hit Single Anthology
Polygram UK


TRADROCK ”Jimi” by Char
インディペンデントレーベル
 2010年初台でのライブCDとDVD 

Major League
James Newton Howard
Curb Records
 映画メジャー・リーグのサントラ。Xのwild thingが1曲目に。
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ミロシュのギター

2013年09月29日 | ギター
ミロシュ・デビュー!~地中海の情熱(初回限定盤)(DVD付)
ミロシュ,ドメニコーニ,テオドラキス,タルレガ,リョベート,グラナドス,アルベニス,ワトキンス(ポール),ルーウィン,ヘイゼル,イギリス室内管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック


7月、ミロシュのコンサートに行ってきました。クラシックギターの新星を見つけました。偶然目にしたコンサートの記事。チラシのそれは、ふーんといったものでしたが舞台から出てきたとたん、おおーカッコいい! 回りからもざわざわと声にならない驚きの声があがります。背が高く足も長い。そして細面の顔は端正できまじめ。そしてたったひとりイスに座りギターの音が出たとたん! なんという優しい音色。しかし芯がある。もう第1音で魅了されてしまいました。テクニックはもちろんですが、なんといってもその音色がいいです。福田進一のようなかちっとした音ではなく、ジョン・ウィリアムスのようなやさしい音色ですが、ジョン・ウィリアムスが暖色系の単色だとすると、それに緑とかの色が点々と混ざってるといったような感じです。演奏では曲のイメージ世界の中に自分をとりこみながら演奏するようで、しばし曲の前と後に目をつぶってました。
(栃木県総合文化センター小ホール)

コンサートに行くまでまったく何も聴いてなかったので、デビューCDとラテンの2枚を買いました。・・CDはコンサートの音色が出ていない気もします。しかし、ミロシュさんの手にかかったいろんな曲が聴きたい。今のところCDは、色んなジャケットがありますがこの2種類? ミロシュさんまた来て生の音を聴かせて下さーい。

Pasion
Deutsche Grammophon
 ラテン曲のです

6月に上のラテンのアルバム発売に合わせ来日していたようです タワレコで寺井尚子と

youtube 2012.7王子ホール  
     何かの番組?     
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