周防教会・牧会ジャーナル

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4月14―20日

2013年04月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 翁という敬称が最もふさわしい森田恒一牧師。僕が高2の時、この牧師から洗礼を受けた。十数年ぶりの再会。会ってまず聴いた話しが「私はね、人生で車が一台買えるくらいの罰金を払いましたよ」という武勇伝。そして前回の高齢者免許更新で初めて自らの衰えに気が付き、以来安全運転を心掛けているという。ちゅうか、まだ運転してんのかい!

4/14(日) 昨夜食べたホタルイカの目玉が左上の歯にガキッと衝撃を与えたと同時に激しい歯痛が起こった。市販の鎮痛剤を飲んだが全く効かない。いよいよ年貢の納め時、歯医者行きやな・・と観念したが僕には奥の手がある。最後の望みをかけてマグナム弾を黄門様の御紋めがけて一発装填。待つこと30分。やっぱ効くわあ。

15(月) うちで牧師会。昨年に続いて武士道「侍はつらいよ」と題して研究発表。馬鹿げた愛国心を刺激するかのように、世に蔓延している右翼的に歪められたサムライ意識に異を唱えるのが目的やったが、元来時代劇が大好きな僕の話は、批判よりも楽しむ時代劇鑑賞方法となってしまった。これにて一件も落着せずじまい。

16(火) 昨夜来山したK島県のS布志教会のY山牧師と一緒に桝田ボスのお見舞いへ。しかし病院に着くなり「ちょっとトイレに行ってきます」と言ったままY山牧師が戻って来ない。どうやら院内で迷子になったようや。やっと見つけたと思ったらボスのリハビリ時間となり、あえなく面会終了。わざわざ広島まで小便をしに来たんかよ。

17(水) 今年度も引き続き保育園での礼拝。新しい年少さんが加わった。まるでヒヨコみたいやな。僕のことをお兄さんと呼んでくれる子は今年で年長さんか。子供たちの顔はけっこう覚えたけれど、なぜか先生たちの顔が全然覚えられん。僕のことを「ちょいと、お兄さん」とでも呼んでくれたら、すぐさま覚えるんやけどなあ。

18(木) まだ滞在中のY山牧師に付き合ってもらい、日本海は益田市へ。先週「ねむの家」に入居された森田恒一牧師を訪ねる。到着するなり職員のSさんから「どうか、やめるよう説得して下さい」と頼まれた。明日千葉まで車を取りに行き、日曜に戻るという森田牧師は、元飛ばし屋の95歳。ギネス級の高齢者免停を期待しております。

19(金) まだ居座ってやがるY山牧師に付き合ってもらって、亀の里元入居者の北川氏宅へ。椅子のメンテナンスをしてほしいと言われたのが去年の暮れ。すっかり忘れていて今日の訪問とあいなった。久しぶりに会う北川氏はいつも驚きを与えてくれるが、今回の驚きは「毎晩椅子で寝る」という荒業。諸事情により、もはやベッドの上

20(土) では寝れなくなったという。しかもその椅子はリクライニング式とか、ソファーとかいう楽な代物ではなく、ごく普通の椅子。「横に転げ落ちんように手すりを長くして」というのが今回の依頼やが、「こ、こんな椅子で人間が眠れるというのか!」。エコノミー症候群になるぞ。おそろしき亀の里OB。こうなりゃ目指せ、即身仏!


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1 コメント

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ご無沙汰。 (うめのはな・ご)
2013-04-21 01:16:20
ご無沙汰。
森田センセイ、まだご存命だったとは。
むかし、けいさつの無線機がほしいって言ったら、
森田サン、「そんなのわけはない」なんて言ってた。
95歳!!
義父は完璧認知症だぜ。

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