望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

春野山の消滅

2017-04-21 17:30:04 | 思いダイヤル
高知県室戸市 室津の湊

「春野山」

冬枯れあとから野草はあおあお
山田の奥からチョロチョロと水の流れ
ちゃんと春は来ている

冬をしのいだ生物は目覚めて
春を最大で見せてくれる
野山が春の中に確かにある

春を難解に著す
難解にして解釈できず独り歩きする
それを論じられても感銘もしない

春景色を描いた絵画
そこに春は見えて感動が生まれる

春を唯我独尊にしてしまえば
春は遠ざかり現実に限界はすすむ
春は消滅してしまう
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