698 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2007/05/20(日) 01:38:05 ID:/0ih6cqD
続きがくる間を繋ごうかな。
最近娘が明るい。
おっと、別に娘の性格が暗かったわけではない。まあ、性格に関しては少々難があると言わざるをえない。
せっかく人の目見引く容姿を持っているのに口を開けば小難しいことばかり。
これではなかなか気の許せる友人を作ることはできないだろう。
唯一娘が家に連れてきた友達も中学三年の頃に男の子一人だけだ。
娘と彼はよく二人でいるらしく、一度付き合っているのか確認してみたら、あっさり否定された。
娘曰く『恋愛感情は精神病』だとか。
何でも私の普段の態度と私が夫に対する態度が違いすぎるらしい。目の毒とまで言われた。
私のことはともかく。結局、その子とも進学先が別々だったのでそれっきり。
高校に上がってからは溜息ばかりついていた。なんだかんだ言っていたものの、彼に好意を抱いていたのだ
ろう。
さらに言うと娘のモチベーションが下がっていた。深刻的ではないが中学三年の頃とは比べる迄もない。
もっとも、学力そのものは上がっているので問題ではなかった。
そんな一年が過ぎた頃、娘の雰囲気が変わった。
それとなく聞き出したら（娘は隠そうとしたが私の前では無駄）なんど件の彼とちょくちょく会っていたら
しい。可愛らしいものだ。
それに伴い、娘のモチベーションも上昇。なんと分かりやすい。
私は娘の学力上昇の為の効率のいい方法を思い付く。
我が娘に関しては、進学校や塾に入れるよりもっと有効な手段がある。
しかし、これも実はただの方便。
これぐらいしないと娘はなかなか自ら動こうとしない。
来月、娘の通学先は北高にする。
さて、今日は休日だ。
寝坊助な夫を起こしてデートと洒落こもう。
「キョン、いい加減起きたまえ」
どっかで見たSSを真似してみた