85 :小ネタ 休み時間の雑談:2007/04/24(火) 22:28:36 ID:lqTvLrh+
「なあ佐々木よ」
「何か?」
「二次方程式の判別式ってあるよな」
「ああ、b^2-4acの事だね」
「そうそう。で、それが0より小さい時だっけ? 二次方程式には解が無いとか言ってたじゃねえか、さっきの授業で。あれって本当なのか?」
「まあ、中等教育の範囲ではイエスだね。解なしと言うのが出題者の意図した回答だろう。ただし――」
「お前のその言い方だと、何かあるんだな?」
「高等教育になると虚数単位という概念が出てきてね。二乗すると-1になるという変わり者だ」
「何だそりゃ? そんな数字存在しねえだろ」
「そう、存在しないのさ。だから虚数。イマジナリーユニット――概念上でしか存在しない数。数学的な定義はi^2=-1とされているね」
「へえ、i=√-1じゃないのか? 同じ事だろ?」
「定義の変形ではそうなるね、そのように覚えていればいいさ。まあ中等数学じゃ概念上ですら存在しない数だから、このiがなくても別に困る事は無いけどね」
「そういうもんかね――」
同級生(……さっきからあいつら甲斐なしとか愛が無くても困らないとか何の話をしてるんだ?)
108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 23:55:59 ID:Tn5wFCNL
>>85の才能に嫉妬!!!
上手いにも程があるだろ…でもこんな会話は絶対してる!多分、この2人の会話についてこれるのは国木田だけかな?中河とかは思い切り勘違いしてるな!
佐々木「ドイツの経済学者のアドルフ・ワーグナーについて説明しようか?」
キョン「ワーグナー?宰相ビスマルク時代のやつか?」
佐々木「そうワーグナーだ。彼の功績の一つに…」
他の人「ちょwww女性器連呼してんじゃねえよwww」
こうですか?わかりません
>>89
佐々木を待ち受けにしましたが文句は受け付けません。見た瞬間に自分の中の何かが弾け飛びました。せ、責任取ってよね!
117 :85:2007/04/25(水) 00:10:46 ID:pLDyg6bx
なんとなく>>85の2年後
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「まったく、勉強を教えてくれなどと言うから貴重な休日をキミの為に浪費していると言うのに
「キョン、僕から見てもこの数Bの小テストは酷過ぎるね。キミはiの存在を忘れ過ぎだ
「それに何だこの解答は。D=0なら重根だろう? 実根にiは要らないだろう
「だからD<0なら虚根なのだからiを付けろと何度言ったら判るんだ?
「……佐々木」
「何か?」
「ここ、一応図書館なんだけど」
「あ――ああ、すまない。ちょっと声が大きかったかな……」
(これは言わぬが花と言うやつだろうか――やれやれ)
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ちょっとオイラー先生に土下座してきますorz
図書館の人たち (……さっきからあいつら「愛の存在」とか「巨根なんだから付けろ」とか、何の話をしてるんだ?)