バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

5年前の台風

2009-06-29 11:01:10 | トンボのお家
6月29日
昨日で沖縄は梅雨が明けたとか・・・
ここでは雨も少なく何となく、不安な気持ちになる。

毎日の天気予報を気にしながら、空ばかり気にする毎日だったが、昨夜から断続的に雨が降って昼過ぎには大変な降りになった。

5年前の集中豪雨を思いだした。
      
ここに住まいを移して初めての台風だった。
風速60メートルの雨風で、窓ガラスは割れるのではないか・・と恐ろしい思いをしたが、幸い昼間の台風であったので狭い家中をオロオロしてテレビにしがみついていた記憶がある。
          
映像の中に平和公園の楠の大木が根こそぎなぎ倒されるのをみた。

台風一過、真っ青に塗り替えられた空をみて、、自然の威力に目を見張った。
そして、何と自然はドラマチックなことか!!と感服した。

あれ以後あんな台風はやってこないが・・・

あの時のマンションは、襲いかかってくる台風との力比べだったようだ。
 風雨の威圧的な叫び声に堪えて低いうなり声で応酬していた数時間・・・住民も一丸になっていたと思う。  みんななりを潜めて・・うなり声に会わせ・・息を・・吸って・はいての大合唱だった。

過ぎてみると、近代建築の勝ち・・雨風に洗い清められて、美しくスックと立っていた。

\(^_^)/万歳であった。


お一人様パーティー

2009-06-28 10:14:48 | トンボの徒然ダイアリー
6月28日
今日も晴れ  暑くなりソー (-.-;)y-゜゜゜

昨夜はこのマンションの住人、お一人様に声を掛けて一寸した食事会をやった。
幸い皆さん、快く同意してくれ、何となく9人分の支度をする事になった。

メニューは手間いらずの手巻き寿司にした。

未完成・・??まだキチットテーブルにセットできないまま来客・・

私の得意技である・・「マー、いいか・・ありのままを披露した方がいいのだ・・」と悩むことなく、それぞれ 席について貰った。 (うち4人は不参加なので、お弁当をことづけ) あと、5名の集まりだ

マンションでは、顔は知っていても何処の誰べーと知らないママなので、簡単に自己紹介・・
我がマンションは、築後30年あまりなので、それなりに顔見知り程度だったがこれで、この何人かはハッキリと判ることが出来た。

話題も色々な世間話や、今やっている趣味の話・・等々で、フルーツが出て、最後のデザートがすんでも幾らでもお喋りが続く。
初めての顔合わせなのに、初対面の意識はなく、前からの顔も知りで話も何の拘りもなかった、  このマンションは五四世帯、丁度いい世帯数なのだろう。1つの枠に括られているのだから、私は常々、ここは一軒の家なのだと認識したいと思っている。
それで、この、手巻きパーティーをしようと思い立った。  一人でも顔見知りになりたいと、おもう。
私は、マンション内でも誰彼なく話しかける。
きっと、変なバーさんと思われていることだろう。

何か事が起きたとき、出来るだけ皆で力を合わせたいと思っている。

有事が起きたときこそ、自然に動くことの出来るのが、人の本質だと、
あの原爆のあとの人の動き、阪神大震災の時の人の動き・・無一物になったときの出てくる感情は、美しいと思う。 私自身、そのまっただ中に居合わせて、自分も含め総ての人が、損得なくたすけあったり、1つの物を分け合ったりしたのを経験した。

傷ついた人を助けようと、自然に行動の出来る魂を、人間は持っていると信じている。

6時過ぎから始めたが、解散は9時過ぎになった。


参加も普段着で、帰宅時間も気にしなくて、気儘なシングルライフ・今からももっともっと人との関わりを持ちたいと思う。
変なオバーで行きたい。、
、、

今時のアラセブン・・??

2009-06-22 13:04:07 | トンボの徒然ダイアリー
6月22日
入梅以後初めて纏まった雨が降る・・と予報にでていたのにその気配も感じられないまま、午後になった・・と思っていたらたった今、ざーっと驟雨がきた・・・
これで、我がささやかな庭木??も生き返るぞーと全室の窓を閉め切った。
と、喜んだのはつかの間・・日が射し込んできた。

こんどは、ムンムンと蒸し暑くなる・・・
マッタクこの老体には堪える。

昨夜テレビのチャンネルをいじくっていると、「離かつ、婚かつ、 アラフォー」とゆう番組がでた。

何だろう・・とボンヤリ観ていて・・面白かった。
今時の40代の女性・・の有りようだが、その一端を完結にに描き出している。

女性は何時の歳でも、それなりの問題を抱えているものだ。
我が70代の女性はどんなことに執念を燃やしているのだろうか??

自分・・? アハハハ・・・内緒・ナイショ・・



絶景かな・・絶景かな・・

2009-06-17 10:17:49 | トンボの旅日記
6月17日
今日も晴れ
暑い一日と予報が出ていた。

Sの状態がこの一週間で驚くほど回復してきた。

その合間に新緑の京都をあるいてみた。
          

あの石川五右衛門の「絶景かな!絶景かな!」の山門を(三門が正しいらしいが・・) 支えている大きな柱と新緑との対象・・
この美しさは日本人ならではと・・  感慨無量・・
          
500円の観覧料を払って物見高く上がってみた。
まさに、「絶景かな・・・」
新緑に映えた樹木、神社仏閣の大屋根を眼下にして、「ああ・・絶景かな・・」であった。

今年はインフルエンザの影響で何処も閑散としていた。
京都の人達には申し訳ないが・・お陰で何処もユックリ鑑賞できた。

この後近くの野村美術館で「春の取り合わせと赤膚焼き展」を時間を掛けて鑑賞した。

最近の慌ただしさのなか、一時の憩い・・
ずっとお世話くださっているOさんご一家には申し訳ないけど、・・ほんとに幸せを感じた一時であった。
感謝の一語にすぎる。

暫く休んでいた我が家での夕食会・・久しぶりで再開する予定だ
さー何にしようかな・・・大変だけど楽しみだ。

在宅看護・介護・・

2009-06-14 09:35:59 | 原爆孤老のつぶやき・・
6月14日
梅雨の晴れ間??  今年も梅雨入りになって一日だけ降っただけだ。
今日はまさに真夏日和・・朝から、ジワーと汗がにじみ出る感じだ・
私は一昨日京都から帰った。

弟Sが10日に退院してきて、目まぐるしく時間が経過する。

在宅介護・・病人にとっても、家族にとっても最大限に不安だ。
ALS・・難病・・それを認識しなければならない本人の心中は如何ばかりかと、心が痛む。

退院したその日から、素晴らしい連携プレーだ。この状態に持っていってくださった人達があってのことと深く感謝する。

立ち替わり入れ替わり、来てくださる看護師さん介護士さんのプロ魂、・・今まで私が想像していた在宅介護とはまるで違った・・
それぞれのプロとはこうゆうものだと・・目を見張る思いだった。

心の通った看護であり介護であると・・・Sはどう認識したか・・

私が居た三日間、S の顔色、体力は驚くほどの変化だった

病院は病を治すところ・・やっぱり日常の中に有ってこそ 生きるとゆうことなのだ思った。

在宅介護が総てこうだとは思わない、
色々な形でそのように努力してくださった方々があってのことだ。

心を込めて運んでくださっている、Oさんご一家、マネージャーの方々心から、感謝したい。



人とは・・自分の一生とは・・・

2009-06-05 15:20:43 | 原爆孤老のつぶやき・・
6月6日
本格的に梅雨になったのか・・今朝から鬱陶しい天気だ。

一昨日京都から帰宅。色々考えさせられる・・
この世から抜け出す事は甘くないのだと思う。
ましてや、「ALS」とゆう病は頭脳だけ残して他機関は徐々に機能を失っていくらしい。  私の把握している知識はそれだけだ。

弟は入院した時から半月ほどたった時点でマッタク両手も消化器官、呼吸器官などもそれぞれの機能を失い掛けている。

傍で見ている私たちも辛いが、本人はそれを認識せざるをえない状態だ。
彼は、この世でキチット決着を付けたいと・・・付けなければ・・とゆう思いだけで、生命を維持している様に思われる。

希望とは?・・何になのだろう?・・
人間に科せられた業なのだろうか・・業とはなんだろう・・

人は、神でも悪魔でもない、その真ん中に存在しているものだ・・と亡き兄が思春期の私に答えてくれたことがあった。

幸せだと思っているときですら、ソーっと悪魔が囁く・・
人が人であるためにはどう生きたら良いのだろうか。・・

自分で自分に決着を付けなければいけないのだろう。・・

人の力でどうすることも出来ない今・・
「どうか、神様仏様、あの苦しみを、どうか、取り去ってやってください・・」と
勝手でも神仏に祈り、お願いするしかない自分が悲しい。・・




今日から6月

2009-06-01 09:31:55 | 原爆孤老のつぶやき・・
6月1日
今年も梅雨の季節に入った。
人にとっては鬱陶しいが自然に取っては無ければいけない物だ。

やっぱり気に掛かるので京都に行くことにした。
だんだん体内の諸器官が働かなくなっていく恐ろしい病気・・・
明日・胃ろうの手術をして、少しでも体力を付けるとのことだ・・・

いずれにしても、傍にいて上げたい、弟のためばかりではない、自分自身にとっても、・・・

加齢に加えて色々な事が起こる。・・・しんどいことだと思う。
他の人に肩代わりして貰うことの出来ない・してあげることの出来ない・・

自分を納得させる以外無いのだろう・・・  

頑張ってほしい、「僕、しっかり頑張っているよ・・」何時もかえってくる言葉・・
涙を見せてはいけないと・・

やっぱり早く傍え行こう・・・